学校生活(ブログ)

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理科・実験 3つの理科室が同時稼働

 本日(16日)の2校時、特別教室棟の2階に行くと、本校にある3つの理科室が同時稼働していました。
 奥(西側)の理科室1では中2の授業、2番目の理科室2は小6の授業、手前の理科室3は小5の授業でした。理科室2は本来中学校が使用する教室ですが、中学校の理科担当の教諭が小6の理科を兼務している関係で、このように小学生が中学校用の理科室を使用することもあります。
 順番に教室に入って理科の授業の様子を見てみると、「学年が上がるにつれて内容が専門的になっているな。」や「教科書はよく発達段階を踏まえて作ってあるな。」など、当たり前のことかもしれませんが「なるほど!!」と実感します。
 なお、中学校教諭が小学校6年の理科を兼務していることにより、小学校では3年生まで理科の専科授業を行うことが可能となっています。トータルで見れば、兼務している授業数は「中学校>小学校」で、中学校の方がより多くの教育資源を小学校に提供していることになります。しかし、私(校長)は、「提供や支援と思わず、投資と思ってくだださい。将来、必ず利子がついて返ってきます。」と中学校の先生方に言っています。

雨 雨の日の部活動

 昨日(15日)の放課後、部活動の様子です。中体連前にもかかわらず生憎の雨で、ソフトテニス部と野球部は屋外ので練習できませんでした。
 そこで、ソフトテニス部は武道場でサーキットトレーニングをしていました。男女全員が入って活動しても十分な広さがあります。
 また、野球部は廊下を走り込みしていました。本校校舎は全長130mもあり、廊下は真っ直ぐなので、十分な運動量を確保できます。
 さらに、男女バスケットボール部は、広々とした体育館を贅沢に使っていつも通りの練習をしていました。
 なお、卓球部は、校舎2階の多目的室を使って練習しています。多目的室は熱中症の心配が少なく、卓球台を4台設置できる広さが確保できる上、4面の強化ガラスに囲まれているためピンポン球が散乱しないので好評です。
 本年度に限り認められている部活動整備予算により、ようやく各部活動の備品等が購入できたところでありますが、施設そのものとしては、やっぱり恵まれているなと改めて感じています。

驚く・ビックリ プレゼンを使った不祥事防止研修

 本校では、毎月第3火曜日を「不祥事防止の日」と定め、火曜日に行う夕会において、不祥事防止の研修を行うことにしました。
 その際、月毎に設定する「今月の重点目標」についてのプレゼンテーションを担当の教師が行うこととしています。今月は、
【体罰等防止】個別の生徒指導は複数の教師で行い、行き過ぎた指導になりにくい環境の中で行おう。
というテーマで、井上教諭が担当してくれました。
 実は本年度から、合志市の学校では「プレゼン教育」に力を入れていくことになっていますが、まずはその指導を行う教師がプレゼンスキルを身に付ける必要があります。つまり、プレゼンを使ったこの研修を行うことによって、不祥事防止とプレゼン教育の「一石二鳥」を狙っているのです。
 本日のプレゼンでは、アンガーマネージメントとして「6秒ルール」という手法を提案してくれました。プレゼンを視聴した他の先生方からは、「分かりやすく、『なるほど、やってみよう!』と思った」などの感想がありました。

笑う 日が当たらない活動場所がいっぱい

 先日、熊日新聞に「楓の森小中学校のグラウンドには樹木が少ない」という記事が掲載されました。それと同じタイミングで熊日のネットニュースでは、故意に学校名を "楓の「森」学校" と掲載し、樹木が少ないことを「 」をつけて小馬鹿にした(いわゆる「ディスった」)記事も掲載されました。
 これは、合志楓の森小学校・中学校の両校に通う子どもたちの誇りを傷つける行為であると考え、小学校の角田校長先生から熊日新聞に抗議の電話を入れていただき、正しい校名に訂正を求めたところです。
 確かに本校のグラウンドには木陰がなく、テントを常設して熱中症対策をしていますが、その一方で、本校には巨大な屋内運動場(左写真)があり、合志の道(中央写真)や武道場でも雨や直射日光を気にせず活動ができます。また、ゴムチップを敷いて転んでも安全な中庭も、小学校の低学年教室とわかば学級の間にあって、日は当たりにくくなっています。さらに校舎東側の芝生広場(右写真)は、午後は日陰になり、小学校低学年児童の良い遊び場になっています。こんな広い芝生の遊び場がある学校は、あまり見かけないと思いますが‥‥。
 これは余談ですが、私(中学校長)が以前勤務した学校では、グラウンドの周囲に桜の木がたくさんあって、大きな日陰を作っていましたが、今の時期は毛虫がいっぱいいて、木の下で休憩することはできませんでしたし、消毒も大変でした。

期待・ワクワク 毎月15日は「ノーメディアデー」と 「ことば教育の日」

 近年、価値観の多様化、情報化、国際化が急速に進む中、ことばを取り巻く環境で、若者ことばや不適切な敬語、言葉遣いの乱れが起きています。その結果、円滑な人間関係が阻害されたり、いじめや差別に発展したりする深刻な事案が増加することを危惧しています。
 合志市教育委員会は、「児童生徒の人権感覚を育成し、居場所のある学校づくりを推進する」を重点取組の一つとして、合志市内の学校は「ことば教育」がめざす子ども像を掲げ、日常的な言葉の教育の取組の充実を図っています。
 学校、家庭、地域が一体となって、お互いに心をこめた言葉を用い、豊かな感性や表現力をはぐくんでいきましょう。

一  言葉をいつくしむ 
 ・心に残る文学作品と出会う。
 ・心をやわらかにして言葉を受容し、感動する。

二  忘れずにあいさつする 
 ・あいさつは心と心を結ぶ言葉。きずなを深める言葉。
 ・あいさつはしつけから。しつけは愛情、大人の責任。

三  正しい発音を心がける
 ・美しい言葉は正しい発音から。
 ・ときには「はきはき」と、ときには「しみじみとやわらかく」。

四 尊敬の気持ちを大切にする 
 ・思いやる言葉は優しく、美しく、平和に満ちている。
 ・敬語は家庭でしつけ、学校で教える。

五 明快で簡潔に表現する
 ・何をどのように話すのか。
 ・明快で簡潔な話は、相手に対する思いやりでもある。

六 伝え方を工夫する
 ・婉曲な言い方は、日本人のコミュニケーションの特性。
 ・しかし、伝達の言葉は明瞭でありたい。

七 自分の言葉に責任をもつ
 ・言葉遣いには品格が表れる。
 ・人に話をするときには、自分自身の言葉で語る。

八 書くことを大事にする
 ・書くことで考えを整理する。筋道を立てて書く。手紙を書く。
 ・心を込めて自分らしい文字や文章を書く。

九 地域の言葉を見直す
 ・地域の言葉はその土地に培われた豊かな文化。
 ・地域の人間関係を担う大切な文化。言葉の豊かな響きを知る。

十  国際語としての自覚をもつ
 ・世界の多くの人々に学ばれている日本語の使い手として、
 ・存在意義や価値を正当に認識する。

  美しい日本語について語る会編 「美しい日本語のすすめ」(文化庁)より