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学校生活(ブログ)
モグラたたきの穴?
現在、掃除の時間を使って、2年生の10人程に手伝ってもらい、苗木を植えるための穴掘りをしています。というのもこの度、熊本菊南ロータリークラブから、100本以上の苗木の提供の申し入れがあったためです。
以前の記事にも書いていましたが、合志楓の森小学校・中学校は、その校名にもかかわらず、校地内に樹木の本数が少なく(周囲は森だらけですが‥‥)、新聞社のネット記事等に心配する声もありました。そのような中、今回の有り難い申し入れを受け、校地内に本物の「楓」の森を作るプロジェクトを開始することにしました。
この度、植樹する木は、「ヤマモミジ(ムクロジ科カエデ属)」で、歴としたカエデの仲間です。植える場所は体育館の北側から東側にかけてのビオトープ造成予定地の周辺。100本も植えるので、もはや「植樹」ではなく「植林」ですね。育て方次第では、10~15mの高木になるそうです。また将来、本当に「森」へと成長した時の紅葉は、見事なものになるだろうと期待しています。
このプロジェクトの詳細は、後日改めて記事にしたいと思いますが、「植林」は開校記念と2年生の立志行事を兼ねて行おうと考えており、3月22日(火)に実施する方向で、ローターリークラブと調整中です。
これらの穴を見た小学生の「モグラたたきの穴みたい。」と言っている声が聞こえてきました。確かにそう見えないこともないですね。なお、私(中学校長)は穴掘りに専念していたので、写真は小学校の角田校長先生に撮ってもらいました。
故事成語の学習(1年国語)
本日(2日)の5校時、1年1組の国語の授業は、作文の学習をしていましたが、よく見ると前の方で作業をしている3人の男子生徒がいました。話を聞くと、作文が早く終わったので、前に学習した故事成語のカードを掲示する手伝いをしているとのことでした。
これらの作品を見ると、なかなかよくできています。表に「温故知新」「木に縁りて魚を求む」などの故事成語が書かれており、カードをめくるとその説明があります。写真を見ていただくとお分かりのように、ただ説明だけでなく、4コマ漫画で、故き出来事が言葉に成っていく過程が描かれていて、楽しい内容ばかりです。
中に「逆鱗に触れる」という故事成語を見つけました。私(校長)は、常日頃から先生方に「たとえ生徒から逆鱗に触れられたとしても、手を出したり、暴言を放ったりは絶対にしないように!!」と口を酸っぱく言っています。生徒たちにも、物事の善し悪しを自分の頭でしっかり考えて、先生方の逆鱗に触れるようなことはしないでくれたら有り難いです。
社会科地理的分野の授業(1年)
社会科は、1年生、2年生では地理的分野と歴史的分野を交互に学習し、3年生で公民的分野(一部歴史的分野が残る)を学習する、いわゆる「π(パイ)型」の年間計画で学習を進めています。
本日(2日)5校時、1年4組の授業では、「世界の諸地域」でオーストラリア州の学習をしているところでした。最近の地理的分野では、知識を広く浅く学ぶのではなく、「各州に暮らす人々の生活の様子を的確に把握できる地理的事象を取り上げ、それを基に主題を設けて、それぞれの州の地域的特色を理解させる(学習指導要領から)」ことになっており、ここでは「移民政策」や「多文化社会」等に焦点を当てた学習が行われていました。
先日、ある1年生の男子生徒に「学校生活で何が楽しい?」と尋ねると、「社会科の授業が楽しい」という返事が返ってきました。「休み時間」や「給食」、「部活動」と答えたらダメという訳ではありませんが、教科の授業が「楽しい」と答えられる生徒って素敵ですよね。
数学の少人数指導(1年)
本校では、少人数指導のための教職員の加配を受けており、1年生全てと2年生の一部の数学の授業で少人数指導を行っています。本校は習熟度別にコース分けをしており、基礎コースでは、つまずいている既習の内容を復習するなど、個別指導を重視した授業を行ってきました。一方、応用コースでは、文字通り応用・発展的な問題にもチャレンジさせながら、生徒同士の学び合いなども取り入れる授業を行ってきました。
先日、熊本県学力学習状況調査の結果が戻ってきましたが、昨年4月に実施したNRT(標準学力テスト)の結果から想定すると、1年生の数学はかなり良い結果だったと言えます(2年生は予想通り良い結果でした)。これを私(校長)は、少人数指導の効果が表れたものだと推測しています。
このように大きな効果が期待できる少人数指導ですから、来年度もぜひともと、加配教員の配置を県教育委員会に要望しているところです。ただし、本県は深刻な教職員不足の状況ですので、要望どおりの配置があるのか不安も感じてもいます。
ボックスティッシュカバーの作製(1年家庭)その2
以前、1年の家庭科で吊り下げ型のボックスティッシュカバーを製作している記事を書いていましたが、まだ完成していませんでした。というのも、期末テストがあって、その前は座学中心の学習をしていたためだそうです。そこで、期末テストが終わったところで、作品を完成させるための実習が再開したということです。
前回は、恐る恐るミシンを動かしてるように見えましたが、本日(1日)の1・2校時、1年4組の生徒を見る限り、躊躇なくミシンのペダル(?)を踏んでいる生徒が多かったように思います。「習うより慣れろ」ですね。
「100均」に行けば、Made in 〇〇の様々な小物や日用雑貨が買える便利な世の中ですが、私は生徒たちに、自分で作る楽しさ・面白さも味わってほしいと思っています。その過程を通して、「段取る力」や「工夫する力」など、人生に必要な力も育っていくのではないでしょうか。
とにかく1年生には、本年度内に自分らしい作品を完成させて、満足感・達成感を味わってほしいと思っています。
学校情報化認定校
(~ 2027年3月31日)
熊本県教育情報システム
登録機関
| 管理責任者 | 校長 髙田 幸伸 |
| 運用担当者 | 教員業務支援員 森 李佳 |
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