学校生活(ブログ)

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期待・ワクワク オンライン学習の様子(その3)

 本日(7日)も、午前の3時間は分散登校で授業のライブ配信、午後の2時間は全員一斉のオンライン学習を行いました。
 はじめは繋がりさえすればOKと思っていたのが、「より効果的な学習に」と考え出すと課題もたくさん見えてきます。また、生徒の各端末や各家庭のネットワーク環境に左右される不具合も数件上がってきており、情報担当の井上教諭は、「カスタマーサポートセンター」のような感じになっています。
 さらに本日、ご家族に風邪症状があったため、念のため出勤を控えていただいた先生がいたのですが、授業はすでに予定に入っていたので、急遽自宅からのオンライン授業を実施することにしました。こちらは結果オーライで終了し、オンライン授業のバリエーションがまた一つ増えたようにも思います。
 しかし、慣れに伴い、気になることもいくつか見え始めました。その一つが授業エスケープです。最初は授業に参加していたのにいつの間にかいなくなる(その場にいても別のことをしている)生徒がちらほら出てきています。また、Teamsにはチャット機能がありますが、そこでのコミュニケーションに「これはいかがなものか」と思われる表現が見られることも‥‥。これらは想定内のことであり、現在は新型コロナ感染防止対策のための緊急避難的な措置です。また、不可抗力のトラブルの可能性もありますし、もしオンライン学習についていけていない部分があれば、これは学校側に責任があるので、現在は様子見している状況です。ただし「先生たちは気付いていないだろう」と思っているのであれば、それは「甘い」です。とりあえず「いずれこっぴどく叱られることになる前にちゃんとしておいた方が身のため」と言っておきましょう。体験的に「情報モラル教育」を充実していくことも、今後考えていきたいと思っています。

喜ぶ・デレ オンライン学習の様子(その2)

 本日(3日)から分散登校が始まり、本校では午後の2時間の授業は、全員が自宅でオンライン学習を行いました。速報では、本日授業に参加できなった生徒は3名のみ、あとは全員出席扱いです。
 1コマ目は1年生が社会、2年生は国語。2コマ目は1年生が国語、2年生が理科でした。写真は2コマ目の様子ですが、先生が方もすいぶん慣れてきており、両学年部のスタッフ総掛かりでサポートし合っているので、「配信不能」の状況に陥った授業は一つもありませんし、むしろ思った以上に順調と言ってよいと思います。
 ただし、どうしても現状では一方向の授業にならざるを得ない面があって、50分丸々となると教師も生徒も若干つらい面があるかもしれません。その点はブレークアウトルームや画面共有等を活用していけば、幾分は解消できると思います。ただし、オンライン学習が万能であるとは全く思っていません。むしろ対面学習でしかできないこと、対面学習だからこそ効果があることが、オンライン学習をやって見えてきました。目指すは「ハイブリッド教育」です。
 少なくともまん延防止重点措置(合志市立学校の分散登校)の期間は、この対応を続けていくと思います。合志市の市長様をはじめ財政当局、合志市教育委員会事務局の皆様のご尽力により、タブレットPCやネットワーク環境の整備を急いでこられたのは、まさしく「今の状況に対応するため」と言っても過言ではないでしょう。そのような皆様のお気持ちに応え、費やされた膨大な予算の費用対効果を上げるためにも、まずは本校において先進的事例を積み重ねて参りたいと思っています。

笑う オンライン学習の様子(その1)

 昨日(30日)から、新型コロナウイルス感染症に関連してお休みしている生徒に学びを保障するため、授業のライブ配信を行っています。基本的には、普段通りの教科の授業を行い、教室のほぼ中央に設置した教師用のタブレットPCの内蔵カメラを通じ配信(一方向)しています。ただし、配慮や支援が必要な生徒に対しては、もみじ学級の担任等がサブのタブレットPCでチャットを行うなどして双方向やりとりをすることも可能です(左写真)。
 現時点の課題は、実技や実習を伴う授業にどう対応するかです。中央の写真は1年生の保健体育の授業ですが、とりあえず座学でできる学習内容を中心に行っています。
 一方、登校している生徒にとっては、教室中央にタブレットPCがあること以外、何の変わりもなく、挙手したりして普通に授業に参加しています(右写真)。そのため、オンライン学習に参加している生徒も、おそらく教室に座っているのと同じような感覚だと思います。ただし、画面は黒板を中心に固定されているので、周りの友達の様子は、教卓前の数人しか分かりません(声は聞こえます)。生徒同士が話し合ったりする学習は、むしろ全生徒が自分のタブレットPCでオンライン学習に参加し、ブレークアウト ルーム機能等を使用し、お互いの顔を見ながら行った方が効果的なのかもしれません。

期待・ワクワク 2回目のオンライン授業

 本日(27日)の午後、第2回目のオンライン授業を行いました。第1回目は学級担任による学活で、オンライン教室に着席することが目標でしたが、今回は教科担任による教科の授業を2コマ行いました。
 今回のオンライン授業については、合志市内の小中学校に実施することをお知らせしていたので、合志楓の森小学校の先生方はもちろん、近隣の小中学校からも多くの先生方が見学に来られていました。
 オンライン授業と言っても様々。見るからに「東進ハイスクールの林先生」のような授業をされる先生もいるかと思えば、オンラインとは思えないほど普通に生徒と会話をしながら授業を進める先生、デジタル教科書を提示したり、画面共有したExeclデータ等を教材としたりする先生‥‥‥。7学級×2=累計14コマ、色々な方法を試していました。また、生徒たちの方はとても順応が速く、思った以上にスムーズな流れで進行した授業が多かったように思います。とは言え、生徒によってはうまく画面が見れなかったり、音声が聞き取りにくかったりなど、トラブルがあったかもしれません。これらも今後につながる大切な知見となりますので、安心安全メールでアンケートを配信させていただいています。ご協力いただければ幸いです。
 なお本日、プリントや安全安心メールでお知らせしましたとおり、本校では、対面授業とオンライン学習の「ハイブリッド教育」を実施できる環境が整いつつあります。今後は、仮に学校にお休みすることになった場合でも、オンライン学習(授業のライブ配信)を活用することによって、登校した場合とほぼ同等の学習を保障できるものと考えております。新型コロナウイルス感染症に関連するお休みが必要となった場合は、遠慮無く学校にご相談いただきますようお願いします。
 

驚く・ビックリ 徹底した消毒作業

 

 合志楓の森小学校・中学校では、スクールサポースタッフが2人(小学校籍1人・中学校籍1人)、日常的に校内の消毒作業を行っていただいていますが、まん延防止重点措置が発令されているこの期間は、さらに対策を強化し、児童生徒が下校した後、教職員全員で校舎内の様々な場所を徹底的に消毒することとしました。
 先生方にも「この小・中学校からクラスターを発生させない」と、精一杯の努力していただいています。児童生徒の皆さんにも、現状の深刻さをしっかり受け止めて、自分にできる感染防止対策にはしっかり取り組んでほしいと思っています。