学校生活(ブログ)

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期待・ワクワク 西南中教諭の美術の授業

     

 毎週、月曜日と木曜日は、本校との兼務発令を受けている西合志南中学校の工藤教諭が美術の授業に来られています。本校の規模で、定数だけで教員数を算出すれば、国、社、数、理、音、美、保体、技、家の中、2教科は免許外の先生が授業を担当せざるを得ないのが通常です。しかし、新設校1年目ということへの県教育委員会の特段の配慮による加配と、西合志南中学校のご厚意によるこの工藤教諭の兼務発令によって、全ての教科を当該教科の教員免許を持つ専門の教師が指導することが可能となっています。これは、これは非常に希な有り難い状況であることをまずは述べておきたいと思います。
 ところで、この時間は1年生のレタリングの授業の発展として、「絵文字」の製作に取り組んでいました。例えば「U磁石とI磁石をデザインして『磁』」の文字を作る(教科書会社のHPを見ました)」みたいな活動です。入試の5教科であれば、最終的には答えを教えればよいのですが、美術作品に「これが正解」はなく、すべてが発想や創造力の世界です。どうしたらこれらを生徒から引き出せるのでしょう? 私(校長)には到底無理です。このような専門性のある先生をとにかく「すごい」と感じてしまいます。

驚く・ビックリ 「KJ法」をご存じですか?(1年総合)

 少し間が空きましたが、1年部から写真データを頂きましたので掲載します。
 本校では、新型コロナウイルスの影響で、なかなな前に進まなかった総合的な学習の時間が、ここに来て活発に活動を開始しています。
 現在、1年部では「SDG’s(持続可能な開発目標)」をテーマとした調べ学習に取り組みはじめました。調べ学習と言っても、ただ闇雲に調べるだけでは学びは深まりません。下手をすれば文献やHPからの「写し学習」に終わってしまうこともあります。そこで、1年部がまず最初に取り生んだのが、「目標設定⇒具体的テーマ決め」の段階での「KJ法」という手法です。
 「KJ法」とは、収集したデータを整理して分析し、新たなアイデアを得るための発想法のことです。 大量のデータを一枚一枚のカードに分けてグループ化を繰り返していくことで、問題解決の手掛かりや新たな発想が得られることがあります。実際に取り組んだ生徒たちは、たくさんの付箋紙が次第にカテゴライズされ、自分たちが調べていく内容や方向性が具体的に見えてきているようでした。
 なお、この学習活動の成果については、後期後半に予定している「学習成果発表会」において発表する予定です。(新型コロナウイルスの感染状況次第は中止や変更があります。)

音楽 琴の演奏(音楽)

 音楽室では、2年2組が琴の演奏をしていました。「琴なんて、そんな簡単に弾けるの?」と疑心暗鬼でのぞいてみましたが、結構ちゃんと「さくら さくら」が演奏できていて、まだ秋なのに「お正月」のような雰囲気でした。担当の矢野教諭に聞いてみると、生徒たちは小学校の時にも少し琴を学習したことがあったそうです。西洋から入ってきた音楽だけでなく、たまには日本の伝統音楽もいいものだなと思いました。

興奮・ヤッター! 使える英語力を!!

 2年1組の英語の授業をのぞいてみると、ReadingとSpeakingのテストがあっていました。
 教室では深水教諭がReadingのテスト(左写真)を、廊下ではALTのローズ先生がSpeakingのテスト(中央写真)をしていました。ローズ先生が「どこの国に行きたか?」と英語で質問すると、写真の女子生徒は「Ah~.I want to go to Korea.」と答え、加えて「 l lIke K-Pop.」とその理由まで‥‥。間を取るため「Ah~」と言ったり、表情も豊かに手振りが入ったり、何かいい感じです。既にテストを終えた男子生徒(右写真)は、「オール4(パーフェクト)だった」と自慢げに私に教えてくれました。今後ますます国際化が進展するであろう社会を生きていくことになる生徒たち。この調子でしっかり「使える英語力」を身に付けていってほしいと感じました。

にっこり 修学旅行説明会

 22日(金)の19:00~、本校体育館において修学旅行説明会を行いました。お仕事等でお疲れのところ、2年生のご家庭から約半数のご出席をいただき、誠にありがとうございました。
 すでにご案内しておりますように、新型コロナウイルス感染防止対策を踏まえ、本年度の修学旅行は、11月29日(月)~30日(火)の1泊2日で鹿児島方面に変更しました。これにより感染リスクはかなり下がったとは考えておりますが、万が一の想定も含め、旅行日程に加えて、感染対策や同意書(抗原検査キット使用に係るものを含む)、キャンセル料と保険の適用範囲などについても説明を行いました。
 説明の中にもありましたとおり、生徒たちがまずは旅行そのものに参加でき、無事旅行を終えて帰ってくるためには、本人のみならずご家族の皆様のご理解ご協力も不可欠です。何卒よろしくお願いします。