南小国町立南小国中学校 | |
校訓『自主 礼節 健康』 |
行事
学校運営協議会・後援会
12/20(火)、午前中に学校運営協議会と講演会を行いました。
2時間目に学校の取組についての説明を行った後、「南中生に望むこと」等で協議を行いました。
地域でのあいさつ等について、意見が出されました。
その後、授業参観を行いました。どの授業もICT機器を効果的に活用した授業が展開され
参加された学校運営協議や後援会の皆様も、生徒たちの積極的に発言したり、主体的に考えたりする姿に感心されていました。
「生徒たちが、本当に楽しみながら意欲的に学習活動が行われている。」と評価していたただきました。
その後は、後援会の皆様と協議を行い終了しました。
年末のご多用中な時期にもかかわらず参加していただきました学校運営協議会、後援会の皆様、大変貴重なご意見をありがとうござました。
(教頭 髙田)
熊本県教育委員会視察
12月15日(木)、午前中、熊本県教育庁義務教育課、阿蘇教育事務所より学校視察があり、南中生の授業の様子を参観するために5名が来校されました。
生徒たちの、どの授業でも、質問したり、自分たちの意見や考えを述べたりしながら授業が進められている姿やタブレットPC等のICT機器を効果的に使いこなしている様子に感心されていました。
熊本県が「熊本の学び推進プラン」で進めている「子供が問いを発し、課題に主体的に立ち向かい、学びを深める授業」が展開されていました。
また、リモートで授業を受けている生徒に対して、子どもたちが板書の確認や級友とのコミュニケーションを取りやすくするために写しているタブレットPCをその都度動かしている姿があり「相手に寄り沿う気持ちが醸成されている。」と話されました。
今回の視察訪問を通して、改めて多くの人々に支えられていることを強く感じました。
保護者の皆様、地域の方々、教育員会や役場の皆様等、子どもたちの成長のために、町をあげてバックアップしていただいています。ありがとうございます。
これから南中生一人一人がさらに「成長」し、それぞれの夢や希望を実現できるように応援していきます。(教頭 高田)
校内人権集会
12月14日(水)、午後にコミュニティホールで校内人権集会を行いました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡予防のためにオンデマンドで開催されている「熊本県子ども人権集会」の発表を視聴して、それに対して生徒たちが自分の思いや暮らしを重ねて「かえし」をしていきました。
今回は、多良木町立久米小学校、高森東義務教育学校、天草支援学校、菊池女子高校の4校からの発表がありました。
あいさつの取組をきっかけに地域とのつながりを深めていく学校、
差別をなくすためにまずは隣にいる友達のことを知るという取組を進めている学校、
いじめをなくすために五つの宣言文を考え、取り組んでいる学校、
「吃音」の個性を持つ家族やそれを支える家族の生き方を通して「知ろう」とすることの大切さを広げている取組など、
いじめや差別をなくすため、一人一人が個性を認め合い、より豊かな生活を送るために熱い発表がありました。
これらの発表を受けて、自分の日頃の生活や暮らしと重ねながら南中生は「返し」をしていきました。
「あいさつ運動の意味がよく分からなかったけど、あいさつすることでコミュニケーションが生まれ、人と人とのつながりが生まれることに気付かされた。」と発表した生徒もいました。
動画の発表の中で「みようとしないとみえないものがある。知ろうとしないとわからないことがある。」という言葉が印象的でした。
南中生の真剣な聞く態度、発表内容に「かえし」をする感性、とても温かな時間が流れていました。ありがとうござました。(教頭 高田)
生活習慣病予防についての学習
12月8日(木)、5校時、2年生を対象に「生活習慣病予防についての学習」を行いました。
小国公立病院や町の検査技師や看護師、栄養士、保健師の方々を講師に行いました。
学習の中では特に糖尿病について学習しました。
Ⅰ型とⅡ型があること、糖尿病になる原因や要因、症状、予防や改善方法、病気に対する人権的な配慮等、丁寧に話していただきました。
そのなかで、紹介されたのが飲料水の中に含まれている砂糖の量です。
実際のペットボトルに、含まれている砂糖の量と現物の砂糖が貼り付けられていました。
よく話題になる事ではあると思いますが、実際にその砂糖の量を間近に見たり、手で持ったりしてみると‥。
自らの生活を見つめるきっかけとなりました。
そして、食事の量やバランスが大切であると感じました。
また、適度な運動もしていく必要があると強く感じました。
最後に、今回の学習を終えて、生活習慣病予防へのキャッチフレーズを班ごとに考えました。
そして、南中2年生のキャッチフレーズは…。
「未来のために 適度な運動 goodな食事!」
となりました。(本校の担当者が決定)
小国公立病院のスタッフの皆様を始め、関係者様、未来につながる講話をありがとうござました。
(教頭 高田)
きよら人権デー
12月4日(日)にきよらホールできよら人権デーが行われ、本校からは生徒会が参加しました。
生徒会は、南中の人権に関わる取組を発表しました。
本年度の生徒会スローガンは「つながる~新時代の南中へ~」であり、生徒一人一人が学年や学級をこえて、つながりあえるようにと取り組んだ様々な取組について発表しました。
また、全校生徒の結びつきを強めていくことが学校教育目標である「4Cを育むみんなが楽しい学校をみんなで作る学校」につながっていくという考えのもとこの一年間取り組んできました。
人権集会、定期テスト前の教えあい活動、PC班(縦割り班)活動等、お互いの存在を大切に
していくためには、まずはお互いを知り合おうという目的のもとに丁寧に、着実に取組を進めてきた生徒会です。
発表の内容とともに、プレゼンテーションの構成、発表の仕方等、南中生の代表として発表している姿はとても誇らしいものでした。
町内の小学生の発表もありました。きよらホールはほぼ満員というなかで、発表するのは緊張もあったと思いますが、堂々とした発表で感銘を受けました。
生徒会の皆さんありがとうござました。 (教頭 高田)
授業参観、PTA研修会、学級・学年懇談会
12月3日(土)に授業参観、PTA研修会、学級・学年懇談会を実施しました。
1校時から授業参観、2校時は、保護者、生徒合同の研修会、3校時は学級・学年懇談会で令和5年度のPTA役員の選出を行いました。
1校時は、1年生が理科、2年1組が数学、2年2組が英語
3年生は、進路学習会を実施しました。
多くの保護者の方に参加いただきありがとうござました。
PTA研修会では、保護者、生徒と一緒に「多様性」につ
学習しました。
本校卒業生の松﨑志麻様が「これからも自分らしく生きていく」という演題で自らの生き方を力強く語っていかれました。
知らないことの恐ろしさや学ぶことの大切さを強く感じました。そして何より松﨑様の力強いしなやかな生き方がかっこいいなぁと思いました。
学級・学年懇談会では令和5年度のPTA役員の選出を行いました。学級委員の皆様、参加された保護者の皆様、ご協力いただき心より感謝申し上げます。
(教頭 高田)
後期中間テスト
11月24日(木)、25日(金)に後期中間テストを実施しました。
今回は、社会、英語、理科、国語、数学の5教科でした。
生徒たちは、しっかりとテストに向き合いながら答案用紙に回答を記入していました。
解答用紙には、びっしりと答えが書かれていました。
テスト時間を有効に使いながら、見直しを丁寧にしていくことが大切です。
また、テストが終わり、結果が返却された後のやり直し、そしてその内容の理解や定着は
結果以上に大切です。
毎日の積み上げを大切にしていきましょう。
(教頭 髙田)
防災学習
11月22日(火)の午後、2年生では防災学習が行われました。
今回は、NHKの後藤佑太様と熊本大学の鳥井真之様が講師として来校され
南小国町の地形の成り立ちや土壌の特徴から、防災について話をされました。
阿蘇の噴火による過去4回の火砕流等による堆積物によって、南小国町の大部分が形成されていることやそれによって起きる可能性のある自然災害、それを回避するための手立て等について学習していきました。
生徒たちは、数種類のハザードマップやくまもとマイタイムラインを活用しながら、自らの住んでいる地域の様子を確認し、どんな状況で、どこに避難していくのか等を調べていきました。
また、山村広場付近に移動して、実際の地形や土壌、地層について観察することができました。
普段なかなか当たり前に過ごしている地域について、防災という視点で学びを深めていくことで
新たな発見があったり、命を守る行動につながったりしていくと感じました。
今回の学習をご家庭でも話題にしていただけると幸いです。
(教頭 髙田)
アウトリーチ事業
11月22日(火)に熊本県立劇場と市町村が共催で実施する出前事業「アウトリーチ事業」が実施されました。
演奏家たちの生の音楽を間近に聴き、クラシック音楽の魅力を知る機会とするのが目的です。
昨年度は、筝の演奏でしたが、今回はピアニスト 山本 亜矢子 さんの演奏でした。
ピアノの仕組みや音の響きなどを感じるために、ピアノを様々な角度から眺めたり
ピアノの下に入り、底面を触ってみたりしました。
ピアノが数多くの部品から成り立っていることや音がより反響している部分がどこかなど
はじめめて知る内容でした。
また、曲名と曲調を結びつけて考える時間もありました。
「妖精は〇〇〇」という曲について「妖精」のイメージを生徒たちにたずねたり、実際に曲を演奏したりして、妖精がどこで、どんな行動をしているのか、など曲のイメージを膨らませていきました。
ピアノに関する話や曲に対する様々な見方など、音楽の奥深さを感じた時間でした。
最後の感想で生徒たちは、プロの演奏のすばらしさや楽器や曲に対する様々な見方等に気付いたことを発表していきました。
「すごかった。」と感想を述べている生徒たちもいました。
今日は、1・3年生でしたが、来週は2年生となります。
また、来週が楽しみです。
(教頭 髙田)
南小国町学力向上研究推進地域指定研究発表会
11月18日(金)に南小国町学力向上研究推進地域指定研究発表会が行われました。
午前中は、町内小・中学校で公開授業、その後授業研究会が実施され、昼食をはさみ、きよらホールで全体会が行われました。
本校の公開授業は、3年生社会科公民的分野、「つながり合える南小国町を実現するためにAマート跡地をどのように活用すべきだろうか。」が学習課題です。
公開授業には、30人を超える参観者がありました。
先生も生徒も緊張気味でしたが、授業が開始されるといつもの3年生でした。
今回の授業では、ふたつの班から「屋根付き公園」と「保育園」がそれぞれ提案されました。
少子高齢化が進む現状や子育てしやすさ、暮らしやすさなど、様々な情報やアンケート等を活用し、根拠をもとに提案や質問、意見交換を行っていきました。
進行も生徒が行いました。
授業の最後には、役場の農林課、福祉課の担当者の方から提案に対する意見をいただきました。
3年生の生き生きとした活動の様子や提案内容を参観された方たちからは、「すばらしいこどもたちですね。」「よく考えられた授業でした。すばらしかった。」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
先生を中心に、3年生の学ぶ姿勢を評価していただきましたし、社会科の楽しさを感じることができる取組でした。
この日の授業を迎えるまでに、様々な取組が行われています。
最初の授業では、高橋町長から町づくりやAマート跡地の活用方法への思いを熱く語っていただきました。キーワードは「つなぐ」。
大人から高齢者、地域住民から移住者、観光客等、人々がつながるものにしていきたい、という熱い思いでした。
それを受けて、生徒たちは様々なアンケートを校内の生徒、保護者、地域の様々な立場の方たちに話を聞きました。また、役場の各課の担当者の方にも協力をいただき、アドバイスをしていただきました。
授業づくりにご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
公開授業後は、授業研究会が行われました。
参加者から多くの質問や意見が出され、今回の実践のすばらしさを確認できましたし、今後の取組に多くの示唆をいただきました。
また、助言者の阿蘇教育事務所指導主事 木戸 耕平 様からは、今後の可能性として、さらに学習を深めていくための助言をいただき、12月の子ども会議に向けてさらに提案内容をブラッシュアップしていくことができます。ありがとうございました。
午後からの全体会では、プレゼンテーション大会の代表児童・生徒の発表や町小中学校全体の取組が報告され、高い評価を受けました。
たくさんのみなさんに参加していただき、本当にありがとうございました。本日のたくさんの示唆を生かして、実践を進めていきます。(教頭 髙田)