日誌

三校合同防災学習(3年生)

昨日(6/1(木))、三校合同防災学習を行い、南中からは3年生が参加しました。南阿蘇中、福岡県の日の里中、南中の3校で行いました。

南中の3年生は、1年生から阿蘇地域や南小国町の地形などの成り立ちや特徴を学びながら、防災学習を進めてきました。

 

 今回の学習では、南中生は全体の進行とともに各グループ

の進行役を行いました。

 

 初めての環境やメディアの取材も入り、緊張もあったと思い

ますが、スムーズに会をすすめました。

 

 南阿蘇地域は熊本地震で大きな被害を受けました。

 南阿蘇中は、長陽中、久木野中、白水中が統合し、南阿蘇中として開校した1週間後に熊本地震に遭遇しました。

 

 その時の校長先生だった坂梨正文先生が、講話をしてくださいました。

 当時のことは今でも昨日のことのように脳裏に焼き付いてます。道路は寸断され、学校に行くことも困難な状況でしたが、校長先生はすでに校長室におられ、様々なことに対応されていました。

 

 その後学校が再開された後は、生徒、保護者、地域、学校、行政等、団結して困難な状況を乗り切ろうと日々取り組んでいました。

 

 これらの経験を後世に伝え、災害等に備え、自分や大切な人々の命を守っていくために、今回の学習会は貴重な機会となりました。

 そして、自分たちのこれまでの学びを活かしながら、大役を果たした3年生のみなさんありがとうござました。

 また、今回、このような機会を与えていただいた南阿蘇中、日の里中をはじめとして関係者の皆様、ありがとうございました。  (教頭 高田)