学校生活(ブログ)
第10回開校準備委員会
7月21日(火)19時から合志市役所で「第10回開校準備委員会」を開催しました。
「開校準備委員会」は、開校に関する事項について協議していく場として、2年前の平成30年度(2018年度)10月に第1回開校準備委員会を開催し、今回が第10回目の委員会となります。委員会は、関係校長、関係校PTA会長、新設校区の区長で構成されており、開校準備委員会の下部組織として「学校部会」と「学校支援部会」の2つの専門部会があります。専門部会は、関係校長、教頭、PTA会長、保護者、事務局で構成され、開校に関わる事項について検討や調査等を行ない、開校準備委員会に報告を行なってきました。
開校準備委員会では、これまで、校名、校章、校歌、中学校服装、通学路、見守り体制などについて協議し、教育委員会議に提案しています。
学校施設の概要
合志楓の森中学校と合志楓の森小学校は、同じ敷地内で同じ施設を使用します。
中学校と小学校で施設を共有するため、施設については市内の小中学校の平均面積を合わせた広さを確保しています。
主な施設の概要は以下のとおりです。
【校舎棟】
1階 児童生徒昇降口・普通教室8・特別支援教室6・技術室・放送室
児童会室・生徒会室・保健室2・校長室2・職員室・事務室
印刷室・地域交流室・職員玄関
2階 普通教室12・コンピューター室・図書室1・多目的室大・多目的室小
理科室・調理室・被服室
3階 普通教室16・特別支援教室4・美術室・図工室・音楽室2
【体育館】2353㎡(バスケットコート3面)
【武道場】剣道場・柔道場
【給食棟】給食調理棟(小中共用) *食数:最大1400食
【プール】25mプール(8コース)、小プール
【運動場】中学校300mトラック・小学校200mトラック・小学校遊具
テニスコート4面・中学校部室棟・屋外トイレ2
【その他】駐輪場(160台)・駐車場(130台)
開校時の部活動について
令和3年(2021年)4月の開校時、合志楓の森中学校は新1年生(令和2年度の小学6年生)と新2年生(令和2年度の中学1年生)の2学年でのスタートとなります。
*開校時の新3年生(令和2年度の中学2年生)は、最終学年のため転籍はありません。
そのため、合志楓の森中学校の生徒数は約200名となります。現在の中学校の部活動の加入率(約67%)や開校時の教職員数等から開校時の部活動数を5~6部を想定しています。
令和2年2月に合志南小学校、西合志東小学校の5・6年生(現在の小学6年、中学1年)を対象に部活動希望調査アンケートを実施し、その結果を踏まえ、開校時の部活動は次の6つとなります。
○男子バスケットボール ○女子バスケットボール ○野球(男女)
○軟式テニス(男女) ○卓球(男女) ○音楽部(男女)
中学校制服の選定について
合志楓の森中学校の制服、体操服の選定については、開校準備委員会で協議を行いながら進めてきました。選定までの概要は次のとおりです。
①令和元年(2019年)6月 新設校対象世帯・学校教職員へのアンケート実施。
・対象世帯数695世帯(回答世帯502世帯)
・結果 【セーラー・詰襟、第3の制服】41.6%
【ブ レ ザ ー】 47.6%
【そ の 他】 10.8%
②令和元年(2019年)12月 企画提案コンペ募集
・標準服(制服)5事業者、体操服9事業者から提案
③令和2年(2020年)2月
・学校運営準備委員会学校部会によりコンペ実施
④令和2年(2020年)2月
・新設校関係世帯への意向調査
・公開展示会を実施
③令和2年(2020年)3月
・開校準備委員会学校部会、開校準備委員会、教育委員会議で協議・選定
④令和2年(2020年)5月
・合志市総合教育会議で決定
中学校制服(標準服)・体育服について
合志楓の森中学校の制服はブレザータイプとなります。
【 夏 服 】 【 冬 服 】
スカート、スラックスの選択ができるようになっています。
新入生となる中学1年生(現在の6年生)が入学時に着用します。開校時に中学2年生(現在の中学1年生)は、買い替えの必要はありません。
体育服についても購入については、制服と同様となります。
【体操服(前面)】 【体操服(背面)】
校章について
小学校、中学校の校章については、令和元年(2019年)9月2日から10月31日まで合志市ホームページ等を通じて募集を行いました。
全国から218通(うち県内は31通、合志市は35通)の応募がありました。
開校準備委員会学校部会で小中学校各12候補を選出し、開校準備委員会で3候補を選出しました。3候補については、関係者(対象児童生徒・保護者・教職員)の意向調査の結果を受け、教育委員会議で決定しました。
校章デザインをされた是澤義隆氏は、「勉学の象徴である万年筆で楓の葉を形づくりました。さらに、人権教育の拠点となってほしいとの願いから、権利を『守る』象徴である盾を組み合わせています。背後には市の木であるクヌギの葉をあしらいました。中学校は知性を表す臙脂色(えんじいろ)をベースカラーとしました」と校章に込めた思いを記されています。
校名について
校名「合志楓の森中学校」については、合志市内にお住まいに方を対象に平成31年(2019年)1月28日から2月28日まで募集を行いました。
219通の応募があり、138種類の校名候補があり、以下の選定を経て決定しました。
・開校準備委員会学校部会:令和元年(2019年)3月
13案を選定し開校準備委員会へ
・開校準備員委員会:令和元年(2019年)3月
5案を選定し教育委員会議に提案
・教育委員会議:令和元年(2019年)6月
「合志楓の森」に決定
・合志市議会:令和元年(2019年)7月
学校設置条例の一部改正案が可決、正式決定
校名公募結果では、隣接する菊池恵楓園の「楓」がついた校名候補が非常に多く、開校準備委員会では、菊池恵楓園の忘れてはならない歴史もあるなどの意見がありました。
菊池恵楓園自治会誌「菊池野」(昭和53年11月号)によると、昭和12年に楓の苗200本が植樹され、昭和16年(1941年)に運営が国に移された際、療養所名も「楓」にちなみ「国立療養所菊池恵楓園」と改称されたと記されています。
学校敷地の概要
合志楓の森中学校は、合志楓の森小学校と同じ敷地内の同じ校舎等を共有します。
◆敷地面積 約57,000㎡
◆校舎延床面積(地上3階) 約11,000㎡
◆体育館延床面積(地上2階) 約2,300㎡
◆武道場 約660㎡
上記の施設の他に、給食調理棟(地上1階)、プール棟、部室棟、屋外トイレなどがあります。
学校敷地は、全国唯一のハンセン病患者専用であった「旧菊池医療刑務支所跡地」も含んでいます。
旧建物についてはハンセン病の隔離政策の歴史を伝える遺構として、その一部を菊池恵楓園内に移設、展示することになっています。また、法務省により学校敷地内に石材製のプレートを碑として設置することとなっています。
学校情報化認定校
(~ 2027年3月31日)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 | 校長 髙田 幸伸 |
運用担当者 | 教員業務支援員 森 李佳 |
35万アクセス達成
ご閲覧に感謝申し上げます。
アクセスの履歴(R6.3.24).pdf
( 開設:R3. 4. 1)