学校生活(ブログ)
テスト返しが始まっています
先週の木・金は中間テストでしたが、本日(5日)には、既に各クラスの授業でテスト返しが始まっています。
1年1組の社会科の授業では、担当の町田教諭から、テストの後にどんな手続きをとって正解・不正解や点数を確認するのか、また今後に(最終的には高校入試に)活かすため、どのようなテスト後の勉強をすればよいのかなど、丁寧に説明されていました。生徒たちの〇(マル)・✕(バツ)に一喜一憂したくなる気持ちは分かりますが、なぜ〇でないのか、どこで間違ったのか、どんな勉強が足りなかったのかなどをしっかり考え、後でもう一度解き直しをしてみる。このように「テストの後を大切」にできる生徒は、今回は満足いく結果でなくても、徐々に力がついてくるものと思います。
臨時の合同帰学活
本日(2日)の6校時終了後、臨時の合同帰学活を行いました。これは、生徒指導主事の後藤教諭の進言によるもので、今朝の出来事を受けて実施しました。
学べる広場からローソン交差点の途中に立たれている交通指導員の方が、東門で登校指導をしている後藤教諭の所までわざわざ来られて、次のような要旨の話をされました。
横に広がっている4人の中学生に、交通指導員の方が「横に広がらないこと、車道側はあけること」を注意し、「学校の先生から言われてないのか?」と聞いたところ、中学生は「知りません。聞いていません。」と返答した。
交通指導員の方は、中学生にもっと素直に聞いてほしかったと残念がられていました。おそらくとても不愉快な思いにさせる返答だったのではないかと推測します。
ローソン近くの登校時の状況については、心配をする声を多方面からいただき、このようなルール(リンク先を参照)を、全ての学級で指導してきたところです。それにもかかわらず、このような認識や態度の生徒がいることついて、私(校長)も強い危機感を持っています。中学生だけでなく、場合によっては小学生の安全をも脅かす状況と言わざるを得ません。言うまでもなく「事故は起きてからでは遅い」のです。また、私が一番初めに生徒たちにお願いした「小学生に誇れる中学生に」の真逆の行為とも言えます。「子どもたちの安全」ただその願いのために、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も毎朝、ボランティアで立たれている指導員の皆様へ、敬意の欠片さえ感じられません。
後藤教諭は「ハインリッヒの法則 = 1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する」を例に生徒たちに訴えてくれました。当該生徒だけでなく、全ての生徒たちの心に響いてくれることを願っていますし、児童生徒の生命や安全に関することは、今後も躊躇なく、かつ妥協なく指導していきたいと思います。
なおその後、当該の生徒たち(実際は5人)は自ら名乗り出てくれました。もちろん後藤教諭から厳しく指導を受けたこととは思いますが、名乗り出てくれたこと自体は偉かったと思います。
定期テスト(中学校)と授業参観(小学校)
本日(2日)は、中間テストと授業参観が、同日・同時間に行われるという、世にも珍しい光景が見られました。
小学校の先生方には、例えば中学校と同じ階の6年生については、東端の職員用階段を保護者に使っていただくことで動線を分けるなど、様々な工夫や配慮をしていただき、小学校の保護者の皆様にはそれに併せて、新型コロナ感染防止対策にもご協力いただいたので、特に大きな問題もなく両行事は行われました。むしろ校長室にいると、授業参観があっているのか分からないぐらい静かで、小学校保護者の皆様の参観マナーの良さに感心したところです。
今年度初の中間テスト
本日(1日)と明日(2日)、今年度初の定期テスト(中間テスト)があります。と言いますか、合志楓の森中初ですし、1年生は人生初です。実施教科は、本日が国語・理科・英語で、明日が社会・数学・保体となり、国・理・英・社・数については、熊本県立高校入試の日程と同じにしています。
小学校では、「単元テスト」という業者テストを使うのが一般的ですが、中学校は各教科担当が自身でテスト問題を作成します。つまり、授業で学習したことが、そのままテスト問題に反映するわけで、これを専門的には「指導と評価の一体化」と言ったりもします。
過去にこんな生徒がいませんでしたか? テスト前にガリガリ勉強をやってるように見えないのに、テストの結果が良い生徒。おそらくこんな生徒は、教師の指導からこの単元ではどの部分が大事なのか(テストに出るのか)、授業中だけで把握できていたのだと思います。そう思うと、授業は大事ですね。
ところで、本校のある教師から面白い話を聞きました。この付近の学習塾に、各中学校の過去のテスト問題を収集して、その教師が授業を行っている学校・学級の塾生に配付して、テスト対策をさせている塾があるそうです。これっていかがなものでしょうか? 仮にそれで良い点が採れたとしても、本当の実力がついているとは言えません。それに近年、「知識偏重の学力」を是正するために文部科学省が求めている「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の流れにも逆行しています。
なお、すべての塾がそうではないと申し上げておきますし、実際、業績を上げている学習塾は、そのあたりも十分認識し、生徒に本来の実力を身に付けさせるプログラムで運営されているようにも思います。
委員会活動 本格始動!!
昨日(28日)の6校時の後、時間割を調整して生み出した時間を使って、委員会活動を行いました。各員会のリーダーを中心に作成した成長モデル・年間計画にしたがって、今後活動を本格化することになります。
本校には代議員会のほか、生活・安全、学習・図書、環境・ボランティア、給食、人権、保健、体育、情報の8つの委員会があり、すべての生徒がいずれか委員会に所属しています。
中学校学習指導要領では、生徒会活動の目標を「学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組む」と記されています。生徒各自の良さや可能性を引き出しながら、自発的、自治的な取組みを行う生徒会活動は、本校の教育目標である「夢と誇りを持ち、自分らしく主体的に行動する生徒の育成」に直結する活動だと考えています。今後の生徒たちの活躍を楽しみです。
最先端を行く本校生徒会(リーダー研修会)
本日(23日)の14:30から、図工室で生徒会のリーダー研修会(2回目)がありました。
まずはじめに、私(校長)からリーダーの心構えにとして、委員長等の生徒たちと同じ「長」として、私(校長)が日頃心がけていることを話しました。
その後、各委員会で作成した成長モデルと年間活動計画の発表を行いました。
本校生徒会では、タブレットPCに標準搭載されている"Teams”(Microsoft社のOffice365で提供されているチャットツール)をプラットフォームとして、生徒会のリーダー同士あるいはリーダーと担当教師の間でやりとりを行っています。今回発表した成長モデル・年間活動も、そのようなICTの活用を通じて作成したもので、近年企業等で見かけるようになったコミュニケーションスタイルを本校生徒会が普通にやれていることに、「うちの生徒会は最先端行ってますよ!」と自慢したい気持ちになる校長なのでした。
大健闘の菊池郡市中体連大会
19日(土)、20日(日)に2日間に渡り、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会が実施されました(一部の競技は18日・21日にも実施)。例年、屋外競技は梅雨の雨に悩まされることも多いのですが、本年度は天気にも恵まれ、予定通り競技が行われ、本校の出場種目については、全競技終了しました。
大会の結果は、トップページに掲載しているとおりです。まずは、優勝及び入賞、あるいは県大会出場権を獲得した団体・個人の皆さん、おめでとうございます。また、1,2年生だけのチーム・個人での出場で敗れはしたものの、大健闘した競技が数多くあったと聞いています。
私(校長)は、軟式野球の合志市総合運動公園の会場長であるため、1回戦が旭志グラウンドで行われる野球部については、応援できないものと諦めてかけていました。ところが、見事1回戦を勝ち上がり、私の目の前で白熱した2回戦の闘いを繰り広げてくれました。対戦相手は最終的に3位となった泗水中でしたが、2点を合志楓の森中が先行し、中盤まではどちらが勝ってもおかしくないゲーム展開でした。最後は3年生がいるチームのパワーに押されて敗戦となりましたが、何とも清々しく、「来年度が楽しみだぞ!!」という大きな期待も持たせてくれました。
今日までは1、2年だけの部活動というハンディも、明日からは先に多くの経験ができたというアドバンテージに変わります。そのアドバンテージを活かし、来年度はどの部活動も更なる活躍を見せてくれるものと期待しています。
選手の皆さん、指導者の先生方、教員外指導者の皆様、大変お疲れ様でした。また、無観客試合という制限にもかからず、ご理解をいただき、温かく応援いただいた保護者の皆様、誠にありがとうごいざいました。
図書委員会による小学校低学年への読み聞かせ
本日(17日)の朝自由の時間、図書委員会の生徒たちは、小学校1・2年の教室へ行って、絵本の読み聞かせを行いました。
小学校の1・2年も中学校も1・2年もちょうど同じ7クラス。各クラスの図書委員が1クラスずつを担当し、自分たちで絵本を選んで、読み聞かせの練習も行っていたそうです。
出来映えはというと‥‥。そこはまだ中学生。大人の読み聞かせボランティアの方ほどはいきませんでしたが、小学校の子どもたちはしっかり聞いてくれていました。また、何回か繰り返していればもっと聞き手を引き付ける工夫もできるようになると思いますし、本校で取り組んでいるプレゼン教育のスキルアップにもつながると思いました。
菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式
本日(16日)の帰学活後、体育館において、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。
私(校長)からは、「1・2年のチームだが全力を出し切って戦ってきてほしい」ということに加えて、次の3つついて、他校のチームをしっかり見て学んできてほしいと伝えました。
① あいさっと返事
② 用具の管理とユニフォームの着こなし
③ 直接プレーをしていない選手の動き
私の教諭時代の部活動指導の経験から、1点差を争うような接戦において勝利を制するのは、やはり生活面がしっかりしているチームだったという話もしました。
その後、選手代表の宣誓では「3年生に臆することなく戦ってきます」との頼もしい言葉や、応戦する生徒代表のコロナ禍かの練習をねぎらう温かい激励の言葉がありました。
3つの理科室が同時稼働
本日(16日)の2校時、特別教室棟の2階に行くと、本校にある3つの理科室が同時稼働していました。
奥(西側)の理科室1では中2の授業、2番目の理科室2は小6の授業、手前の理科室3は小5の授業でした。理科室2は本来中学校が使用する教室ですが、中学校の理科担当の教諭が小6の理科を兼務している関係で、このように小学生が中学校用の理科室を使用することもあります。
順番に教室に入って理科の授業の様子を見てみると、「学年が上がるにつれて内容が専門的になっているな。」や「教科書はよく発達段階を踏まえて作ってあるな。」など、当たり前のことかもしれませんが「なるほど!!」と実感します。
なお、中学校教諭が小学校6年の理科を兼務していることにより、小学校では3年生まで理科の専科授業を行うことが可能となっています。トータルで見れば、兼務している授業数は「中学校>小学校」で、中学校の方がより多くの教育資源を小学校に提供していることになります。しかし、私(校長)は、「提供や支援と思わず、投資と思ってくだださい。将来、必ず利子がついて返ってきます。」と中学校の先生方に言っています。
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