湯浦中ブログ

2020年5月の記事一覧

【心と気を働かせる】020525

 放映中の大河ドラマでは今までにない表現をされている織田信長についての話を一つ。

 ある日 のこと 、織田信長が小姓の一人を呼びつけました。小姓が居室に入ると、信長は何も言いません。間をおいて発した言葉は「下がってよい」でした。
 次の者が呼ばれました。信長は今度も何も用事を言いつけず、また「下がってよい。」と言います。同じ遣り取りが何度か繰り返された後、森蘭丸が呼ばれます。
 蘭丸も同じように「下がってよい。」と言われ、居室から出ようとしました。その時、蘭丸は 出口近くに小さなゴミが落ちているのに気づ いて 拾います。
 信長は、蘭丸が居室から出るのをとめ、こう言います。
「人は心と気を働かせることをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出するようでは役に立たない。お前はゴミに気付いて拾った。なかなか感心であ る。」
※小姓=位の高い武将等の身辺に仕え、諸々の雑用を請け負う役目の家来

【月日は百代の過客にして】020524

 つい先日、磯野波平さんの年齢を上回りました。「サザエさん」が新聞で最初に連載されたのは1946年ですから、実在すれば今年で128歳ですが、設定によると、波平54歳、フネ50ン歳、マスオ28歳、サザエ24歳、カツオ11歳、ワカメ9歳、タラオ3歳だそうです。

 バカボンのパパに並んだ41歳の春にも感慨を覚え、その年は「枯葉散る白いテラスの 午後3時~」で始まる「元祖天才バカボンの春」をよく歌っていました。あっという間に名探偵コナンの阿笠博士52歳を抜き去り、ついに波平さんを超えました。次はさくら友蔵76歳をクリアして、ウルトラセブン1万7千歳はちょっと無理なので、亀仙人の319歳を目指します。(H)

 

【私は誰でしょう?】020523

臨時休業中に調べてみました。教科書に登場する熊本県関係の人物です。誰でしょう?文の後の数字は教科書のページをあらわします。

①「蒙古襲来絵詞」に登場する肥後国の御家人。761 

②肥後熊本藩初代藩主で、隈本城の改修工事(落成の際に「隈本」を「熊本」と改称)や白川・坪井川大改修、熊本平野・八代平野・玉名平野への干拓と堤防の整備など土木工事にも力を発揮し、現代でもせいしょこさんと呼ばれて親しまれている武将。 110関連 

③1637年、キリスト教徒への迫害や、重い年貢の取り立てに苦しんだ人たちがおこした島原・天草一揆の大将となった、神の使いとされた少年。117 

④財政立て直しのため、ろうの原料であるはぜの専売や藩校「時習館」、医師の学校「再春館」を設置し人材育成につとめた熊本藩の藩主。129 

⑤『我が輩は猫である』、『坊ちゃん』、『草枕』などの作品で有名な、第五高等学校の先生として熊本に住んでいたこともある、旧千円札の肖像画に描かれた小説家。185 

⑥ドイツの医師・細菌学者であるコッホに師事し破傷風菌を研究、ペスト菌を発見して血清療法を研究した、新千円札に肖像画が採用される細菌学者。185 

⑦肥後細川家の第18代当主。参議院議員、熊本県知事を務めた後、1993年に日本新党の代表として「新党ブーム」を巻き起こし、38年ぶりに自由民主党からの政権交代を実現させ、55年体制を崩壊させた内閣総理大臣。261

 

【登校?】020522

 

職員室に入ると、何やらざわついていました。珍しい生徒が職員室の天井にぶら下がって昼寝をしていました。取り外そうとするとミィーミィー鳴いて怒られました。とてもかわいい顔をしています。夜中の授業のために外に放ちました。(H)