おいしい給食お届けします

給食室から

1月24日(水)の給食

献立:ガーリックパン、牛乳、混ぜそば風ビーフン、フルーツヨーグルト

今日から1月30日までは、全国学校給食週間です。この期間は、「お米の味力(みりょく)再発見~菊池川流域の稲作~」をテーマに、お米に関する食材を使った献立を実施します。初日の今日は、ビーフンを使った献立と、給食時間にビーフンについての放送を給食委員会の生徒が行いました。少しだけ内容を紹介すると、「ビーフンは紀元前220年頃の中国の南の地域で誕生したそうです。当時の北の兵士が、南へ進軍した際に、お米を食べることになれていなかったため、お米をひいて麺にして食べたことが始まりだと言われています。」といった内容です。混ぜそば風ビーフンは、トウバンジャンをきかせたピリッとした味に仕上げました。

1月23日(火)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、白菜のみそ汁、いわしの丸干し、昆布のさっぱり和え

今日は給食が始まった当初のような献立です。学校給食は、1889年(明治22年)に山形県のお寺の中に立てられた私立忠愛小学校で始まったと言われています。お昼ご飯を持ってくることができなかった子どもたちのため、お坊さんたちが家を回ってお経を唱え、いただいたお米や野菜などで食事を用意したそうです。その時の食事が、おにぎりや焼き魚、漬物などの和え物だったそうです。その後、子ども達の栄養を改善する方法として国から奨励され、全国に広まっていきました。戦時中には、食料不足で実施できなくなりましたが、戦後にユニセフやLARA(ララ)により、給食物資を寄贈等され、給食を再開させることができました。
 1月24日から1月30日までは、全国学校給食週間です!

1月22日(月)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、八宝菜、中華サラダ

今日は中華風の献立です。八宝菜という料理は、8種類の具材を使った料理ではなく、沢山の宝を集めて作ったような料理のことです。「八」が沢山という意味で、「菜」がおかずなどの料理という意味です。今日は八宝菜をいつも作るときと比べて、水の量を気持ち少なめにして作り、ご飯が進むような味付けにしてみました。皆さんがしっかり食べてくれたようで、ご飯の残菜はほとんどありませんでした。

1月19日(金)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、めかたま汁、ホキの天玉揚げ、五色和え、ばんかんゼリー

毎月19日は「ふるさとくまさんデー」です。今回は天草地区の特産品を使った献立です。天草は海に囲まれた、大小120あまりの島々からなる諸島です。九州本土とは、天草五橋と呼ばれる5つの橋で結ばれており、海の幸にとても恵まれた地区です。3~4月には、天然わかめの収穫が盛んに行われ、漁師さんがひとつひとつ丁寧に手摘みで収穫されます。レタスやオクラの生産も盛んで、オクラの出荷量は県内1です。柑橘の生産も盛んに行われており、特に「ばんかん」は有名です。めかたま汁は、めかぶの入ったたまごスープです。

1月18日(木)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、厚揚げのそぼろ煮、大根の甘酢和え、手作りふりかけ

今日はふりかけを手作りしました。ごま、しらす干し、かつお節はそれぞれ釜で炒ることで、香りが良くなり、ふりかけの食感も良くなります。メインの大きいおかずである「厚揚げのそぼろ煮」には、鶏肉、さつま揚げ、こんにゃく、厚揚げ、玉ねぎ、人参、いんげんの7種類の食材が入っています。厚揚げは、62kg分、個数は178個使いました。厚揚げは全て手切りしています。

1月17日(水)の給食

献立:丸パン、牛乳、豆乳スープ、タンドリーチキン、マセドアンサラダ

マセドアンサラダの「マセドアン」とは、フランス語で食材をさいの目に切ることです。食材をさいの目に切ったサラダのことなので、マセドアンサラダと言います。今回使用した食材は、じゃがいも、きゅうり、にんじん、チキンハム、チーズを使ってマヨネーズで和えました。しかし、材料に決まりはなく、さいの目に切れば、味付けも自由にできるため、家で作るときは冷蔵庫にあるもので簡単に作れます。自分好みのマセドアンサラダを探してみるのも良いですね。

1月16日(火)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、みそおでん、菜果なます、ざぜん豆

この日は山鹿の味再発見の献立でした。今回は「菜果なます」と「ざぜん豆」です。菜果なますは、主に鹿北地区の方で昔から食べられていた郷土料理です。昔は今よりも、電化製品や、旬の時期ではない野菜の栽培が発達してはいなかったため、冬のビタミン摂取としてこの菜果なますは食べられていたようです。ざぜん豆は、修行中のお坊さんが座禅をする前に食べていたことから、このような名前がついたと言われています。多くは黒豆で作られていますが、白い大豆で作るざぜん豆は、熊本県の郷土料理です。日本は大豆の食料自給率が低いのですが、山鹿市では、大豆の生産が行われています。この日使用した大豆は、鹿本町で生産された大豆です。

1月15日(月)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、お野菜つみれ汁、変わりきんぴら、ぎょうざ

この日のつみれには、人参、かぼちゃ、ほうれん草が練り込まれています。カラフルな見た目をしていますが、着色料は使われていません。野菜が持っている色素で、写真のようなカラフルな色になっています。緑色のつみれがほうれん草、ピンク色のつみれが人参、写真には写っていませんが、黄色のつみれがかぼちゃが練り込まれたものです。すり身として使われている魚は、スケトウダラという、タラ科の身が白い魚です。良くすり身として使われている魚です。

1月12日(金)の給食

献立:高野豆腐の混ぜご飯、牛乳、具沢山みそ汁、ちくわのごま和え

高野豆腐とは、豆腐を凍結・熟成・乾燥させた大豆製品です。製造工程は途中までは豆腐とほぼ同じですが、凍結・乾燥によって豆腐よりもコンパクトなサイズになり、日持ちし、煮崩れしにくく、味がしみこみやすくなります。そのため、煮物などによく使われます。保存期間は長いので、家に一つあると便利な食材の一つです。今日は小さいサイズの高野豆腐を使って混ぜご飯にしてみました。子ども達もよく食べてくれていました。

1月11日(木)の給食

献立:丸パン、牛乳、ぜんざい、ひじきと野菜の豆腐揚げ、じゃこサラダ

1月11日は「鏡開き」です。鏡開きでは、歳神様にお供えしていた鏡もちをさげて、ぜんざいなどにして食べて、家族の健康や幸福を願う行事食です。地域によっては、小正月と言われる、その年の最初の満月の日に、小豆がゆを食べる際に鏡もちをいれるところもあるそうです。小豆は、赤い色が邪気を払うとされ、お祝い事の時などに良く食べられます。今日の給食では、乾燥小豆を16kg使いました。