おいしい給食お届けします

給食室から

3月19日(火)の給食

献立:かしわ飯、牛乳、さつま汁、ゆかり和え

今日は山鹿の郷土料理である「かしわ飯」を作りました。かしわ飯は昔から地域のお祭りや、田植え、稲刈りなどの時に、お客さんに作る料理でした。かしわ飯の「かしわ」とは、ニワトリのことです。昔は各家庭でニワトリを飼っており、卵を産まなくなったら、さばいてかしわ飯などの料理に使っていたそうです。可哀想に思えますが、その分、とても感謝をして頂いていたそうです。今は家庭で飼っているところはほとんどありませんが、養鶏所では、大切に育てられて私たちのもとに届いています。改めていつも感謝をして食事をしたいですね。

3月18日(月)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、だんご汁、大根サラダ

大根は、根っこの部分は淡色野菜、葉っぱの部分が緑黄色野菜です。葉の部分はスーパーなどでは切り落とされていることが多いですが、根よりもビタミンCが豊富に含まれ、根にはないβ-カロテンも含まれています。もし葉が付いている大根を買った場合は、みそ汁や和え物にして食べると良いですよ。もちろん根っこの方にもビタミンCは含まれています。皮のほうに多く含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。

3月15日(金)の給食

献立:丸パン、牛乳、肉団子のトマトソース煮、ツナサラダ

今日はトマトについて紹介します。トマトの赤い色はリコピンという色素成分です。リコピンはカロテノイドという色素成分の一種で、がんや老化を予防する抗酸化作用があります。リコピンの吸収率は、生よりもケチャップなどのペーストに加工されたものの方が高いとされています。また、油と合わせると、吸収率が高まります。ビタミンCやカリウムも豊富に含まれ、疲労回復効果が期待されるクエン酸や、便秘改善に役立つペクチンなども含まれています。熊本県は、トマトの生産量が全国1位で、特に「塩トマト」や、八代で生産される「はちべえトマト」が有名です。