学校生活
2学期の学活と道徳の授業の様子(9月)
2学期がスタートして約3週間が過ぎました。
この3週間の間に、全クラスともに「相談の仕方」や「相談の受け方」に関する授業を行いました。
まず、ひとりで考え込まずに、相談したり助けを求めることは恥ずかしいことではないことを学習しました。また、友だちから相談されたら、相手の気持ちを分かろうとする共感の気持を持って話を聞くことが大事だということを学習しました。
最後に、「四本の木」という道徳の教材を使って、困難なことに直面しても立ち直ることができる力について考えました。
生徒会挨拶運動(9月)
9月13日(火)から8日間、生徒会の委員会毎に挨拶運動を行っています。
今年の生徒会は、様々な点で工夫を凝らしてくれます。従来、挨拶運動は職員玄関前だけでしたが、今回からは正門や生徒玄関前でも挨拶運動の生徒が立つようにしています。
正門から玄関までの間に、何回も挨拶を交わすことで、より元気な挨拶の声を聞くことができるようになります。また、毎日繰り返すことで、日に日にその声が大きくなっていきます。
昼の放送では、毎日、その日の挨拶運動の様子が報道されています。
郡中学校総合体育大会陸上競技大会(9/8)
9月8日(木)に、郡中学校総合体育大会陸上競技大会がえがお健康スタジアムで行われました。
矢部中学校からは、選ばれた31名の生徒が参加しました。本年度は、新型コロナウイルスの広がりに配慮し、夏休みの練習日をだいぶ削りましたが、予想以上に好記録が出せた生徒が多かったと思います。
10月1日(土)には、県陸上競技大会があります。今回の郡大会を勝ち抜いた3年生の田上君と那須村君が県大会に出場します。2人の健闘を期待したいと思います。
校内に残った生徒は、陸上の練習が十分にできるようにと、荒れ果てていたグラウンドの美化活動を行いました。
きれになったグラウンドで、2名の生徒は、これから県大会にむけた練習に励むことになります。
2学期始業式(8/30)
8月30日(火)は2学期の始業式でした。もう少し休みたかったというのが本音だと思いますが、病気による欠席数名を除きみんな元気に登校できました。
2学期の始業式では、各学年の代表生徒3名が夏休みの振り返りと2学期の抱負を述べました。
まず、1年生の藤本さんが、夏休み中は勉強や手伝いに日々頑張れたことや楽しい思い出もつくれたこと等を発表しました。次に、2年生の大久保くんは、1学期にケガをして体力が落ちたこと。しかし、友だちの励ましをとおして体力向上に頑張れたこと。また、部活動の大会ではその成果がみられたこと等を発表しました。最後に、3年生の原田くんは、受験生として苦手教科を克服できるように頑張りたいことや、2学期の学校行事にクラス全員で協力して取り組みたいという抱負を述べました。充実した夏休みを過ごせたことや2学期を充実させようとする気持ちが、3名の発表から伝わってきました。
校長先生のお話では、目標(結果目標)を立てた時には、目標を実現するためにどんな行動をすることが必要かを考え、「行動目標」を足すことで「結果目標」が実現できる等の話がありました。
最後に、生徒指導の先生からは、心が成長しようとする時に感じる痛み(「心の成長痛」)は、友だちに相談することで痛みを軽減できるという話がありました。
全国学力学習状況調査の結果に成果がみられました
文部科学省は、児童生徒の学習状況等を把握し改善を図る目的で、毎年、「全国学力学習状況調査」を実施しています。7月下旬には本年度の結果が公表され、調査対象の小6と中3のいずれの教科についても、熊本県は全国平均を下回る結果となったと新聞で報道されました。
家庭学習の取組を始めるまでは、本校はそんなに学力が高い学校ではありませんでした。しかし、今回の調査では全ての教科で全国平均を大きく上回っており、家庭学習の確実な成果がみられます。
本校の家庭学習(自主学習ノート)の取組は、入試で不合格となった生徒やその保護者からの求めにより始まり、10年以上続けているものです。学力を高め、夢の実現を叶える力を付けて欲しいという保護者の強い願いが起源になっている取組です。やろうと思えば、入試対策用の学習塾に通って短期間で点数を伸ばすこともできます。しかし、このような学力は一過性の学力であり、今回のような全国学力学習状況調査が求める学力とは異なるものです。
自ら学ぶ意欲と家庭での学習習慣を高めるきっかけづくりとして、本校では自主学習ノートに取り組んでいます。実際、全国学力学習状況調査結果を見ると、家庭学習の計画性と意欲に本校生徒は高い数値が見られます。
これからも、学校と生徒、家庭の三者が協力してよき習慣を継続させていきたいと思います。