学校生活
全国学力学習状況調査の結果に成果がみられました
文部科学省は、児童生徒の学習状況等を把握し改善を図る目的で、毎年、「全国学力学習状況調査」を実施しています。7月下旬には本年度の結果が公表され、調査対象の小6と中3のいずれの教科についても、熊本県は全国平均を下回る結果となったと新聞で報道されました。
家庭学習の取組を始めるまでは、本校はそんなに学力が高い学校ではありませんでした。しかし、今回の調査では全ての教科で全国平均を大きく上回っており、家庭学習の確実な成果がみられます。
本校の家庭学習(自主学習ノート)の取組は、入試で不合格となった生徒やその保護者からの求めにより始まり、10年以上続けているものです。学力を高め、夢の実現を叶える力を付けて欲しいという保護者の強い願いが起源になっている取組です。やろうと思えば、入試対策用の学習塾に通って短期間で点数を伸ばすこともできます。しかし、このような学力は一過性の学力であり、今回のような全国学力学習状況調査が求める学力とは異なるものです。
自ら学ぶ意欲と家庭での学習習慣を高めるきっかけづくりとして、本校では自主学習ノートに取り組んでいます。実際、全国学力学習状況調査結果を見ると、家庭学習の計画性と意欲に本校生徒は高い数値が見られます。
これからも、学校と生徒、家庭の三者が協力してよき習慣を継続させていきたいと思います。