校長ブログ「秘密の部屋」

2019年6月の記事一覧

【県特活研】010605

 今年の8月に、熊本市で中学校特別活動研究会の九州大会が開かれます。昨年度、県の会長をしていたため、昨日の午後から実行委員会に参加してきました。

 以前も書きましたが、今から15年ほど前に、勤務した学校が本研究大会の会場校となることが決まりました。特別活動の担当であった私は、事前に校長先生から「生徒に中学校生活の思い出を聞くと何と答えると思う?」と問われました。私が「体育大会とか文化祭、修学旅行、学級で友達と過ごしたこと等でしょうか。」と答えると、「それは全て特別活動だろう。特別活動を充実させることは、子ども達の学校生活を豊かにすることにつながる。特別活動で学校を立て直したい。リーダーシップを発揮して頑張って欲しい。」と返されました。

 生徒指導の対応に追われ、正直、職員にはそれどころではないという空気がありましたが、試行錯誤しながら、学校総体として発表に向けて取り組んだことが、数年後に実を結びました。私は今、後輩の先生方に同じことを、特別活動の力を伝えています。

 今年から2年間、田浦小・中で取り組む「子どもたちによるいじめ防止推進事業」の柱の一つは特別活動の充実、中心となるのは生徒会執行部です。先日、執行部の公約である「イイコト流星群」の1枚目が完成しました。12月の役員交代まで広用紙何枚分の「イイコト」が集まるか楽しみです。(H)

 

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【水俣高校女子弓道部優勝!】010604

 昨夜、K先輩から高校バレー部OB会のラインに「水俣高校女子弓道部、高校総体、優勝! みなさん知っていましたか?」という連絡が入りました。新聞では大きな写真と「水俣 無欲の初V」「一戦ごとに成長 快進撃」という記事が掲載されており、朝から、「すごいなぁ」という気持ちで読んでいました。

 その後、ラインにマネージャーだったKさんから「すみません、写真の一番前はうちの娘です。頑張りました。」という連絡が入りました。新聞を読み直すと、国体強化選手に選ばれていると言うこと。驚きました。

 決勝リーグの初戦は昨年の覇者「学園大付属高校」に大敗しましたが、その後は5連勝。最終戦の強豪「秀岳館高校」戦はとても見応えがあったとのことでした。最後は「学園大付属高校 対 秀岳館高校」の結果待ち。勝ち数で並んだ秀岳館高校に総的中数で上回り優勝することができたとのことです。敗戦からスタートし、開き直って勝負ができるのはこれまでの練習の積み重ねがあるから。すごいの一言です。

 ライングループのメンバーも自分の事のように嬉しさを感じたようです。とても良い夜でした。(H)

 

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【5秒の整理】010603

 期末テスト1日目。職員室では採点が始まりました。採点者が「珍解答」を嘆いています。弟の友達は中学生の頃、ナイル川につくられたダム、アスワン・ハイ・ダムを悩んだ末に、何も書かないよりはと「ガンダム」と書き、随分叱られたということでした。「珍解答」にはなぜ間違ったか、どう教えたら良いかのヒントがあります。

 昨年11月のブログに「田浦中の印刷室はとてもきれいに整理されています。」と書いたのですが、時々乱れています。そんな時に、気付いて職員に一番に声を掛けられるのは、ベテランのK先生です。先日は、片づけ方を写真と「カッター類の周りに、用紙の角を三角に切った切れ端が多い」、「シュレッダーの裏に護美あり」、「次に使う人のことを考えて、5秒の整理」等の説明で具体的に示した自作のポスターが貼ってありました。

 私は、公共の場は角が揃っていないと頭痛がするタイプなので、あちらこちらの角を揃えて回ります。「次に使う人のことを考えて、5秒の整理」とても大事な習慣です。

 …と、書いていると印刷室が気になって、気になって。行ってみると、M先生がシュレッダーのごみの片付けをしていました。嬉しいことです。(H)

 

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【明日は期末テスト】010602

 明日から期末テストです。私たちが中学生の頃は、1学期に中間・期末、2学期に中間・期末、3学期に学年末、計5回の定期テストがありました。また、中3の1学期まで廊下に順位が張り出されていました。当時は評定も定期テストが中心で、相対評価だったため、5・4・3・2・1の割合が決められていましたが、今は毎時間の評価や単元テスト、学習課題など細かな見取りを行い、絶対評価で評定を出しています。

 平成の初めころまでは、ほとんどの先生がテストの原稿を手書きでつくっていました。当時は知識・理解に関する1問1答式の問題がほとんどでした。今は県学力調査を参考に、思考力・判断力をみる問題も多く出題しています。短文で回答させるため採点にも時間がかかります。

 実は、私は中1の1学期中間テスト初日の朝、友達数人と体育館でバスケットボールをして遊んでいました。当然、担任の太田先生から怒られました。小学生の頃は習った直後の単元テストで、範囲も狭かったので、勉強をしてテストを受けるという発想がありませんでした。「認めたくないものだな、若さ故の~。」という有名なセリフが浮かびます。

 音楽は例年、最初のテストは校歌からも出題されます。まさか「学ぶ」「育つ」を間違えたりはしないですよね。(H)

 

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【水無月・June】010601

 6月がスタート。唯一、祝祭日が無い月です。日本は外国と比べ、祝祭日が多い国なので、6月に祝祭日が入ることは検討されないようです。

 期末テスト・郡市総合体育大会など、生徒も職員も心と体が休まらない月、疲れがたまる時期です。布団以外での「うっかり寝」、遅刻ぎりぎりで「びっくり起き」、好きなものだけの「ばっかりご飯」にご注意を。『ぐっすり寝』、『すっきり起き』、『しっかりご飯』で乗り切りましょう。

 ところで、6月は梅雨なのになぜ水無月?ここの「無」は、「~の」にあたる連体助詞「な」で、「水の月」という意味だそうです。田浦弁で言うと「ん」ですね。(ネコん子、蜂ん巣、おぎゃんと、わぎゃんと等、たぶん。)

 英語では、June(ジュン)と言いますが、結婚生活の守護神であるジュノー(ジュピターの妻)から取られました。6月に結婚式を挙げる花嫁(ジューン・ブライド)は幸せになれるそうですが、日本では雨が多い6月に利用者を増やそうと結婚関連業界が広めたようです。バレンタインデー、ホワイトデー、恵方巻も業界の取組。クリスマスにチキンも日本くらいという話を聞きますね。しっかり乗るのも楽しみです。(H)

 

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