校長ブログ「秘密の部屋」

【県特活研】010605

 今年の8月に、熊本市で中学校特別活動研究会の九州大会が開かれます。昨年度、県の会長をしていたため、昨日の午後から実行委員会に参加してきました。

 以前も書きましたが、今から15年ほど前に、勤務した学校が本研究大会の会場校となることが決まりました。特別活動の担当であった私は、事前に校長先生から「生徒に中学校生活の思い出を聞くと何と答えると思う?」と問われました。私が「体育大会とか文化祭、修学旅行、学級で友達と過ごしたこと等でしょうか。」と答えると、「それは全て特別活動だろう。特別活動を充実させることは、子ども達の学校生活を豊かにすることにつながる。特別活動で学校を立て直したい。リーダーシップを発揮して頑張って欲しい。」と返されました。

 生徒指導の対応に追われ、正直、職員にはそれどころではないという空気がありましたが、試行錯誤しながら、学校総体として発表に向けて取り組んだことが、数年後に実を結びました。私は今、後輩の先生方に同じことを、特別活動の力を伝えています。

 今年から2年間、田浦小・中で取り組む「子どもたちによるいじめ防止推進事業」の柱の一つは特別活動の充実、中心となるのは生徒会執行部です。先日、執行部の公約である「イイコト流星群」の1枚目が完成しました。12月の役員交代まで広用紙何枚分の「イイコト」が集まるか楽しみです。(H)