校長ブログ「秘密の部屋」

2019年6月の記事一覧

【縁】010630

 夏の甲子園大会県予選1回戦で、水俣高校と八代高校が対戦することになりました。両校に田浦中出身の野球部員が在籍しています。その話をする中で、次男から「職場の上司が、夏の甲子園大会で準優勝(第78回大会)した時の熊工のピッチャーだった。すごいよね。」という話を聞きました。

 私も「震災の時に熊本市内の学校から田浦中に一時転入していたMくんも、お父さんがその時の選手だったと言ってたよ。」という話をしました。

 話をつないでいくと息子の上司は、まさかのMくんのお父さんでした。Mくんのおばあちゃんは、私が保育園児の時のK先生。選択と偶然が交じり合って、人と人はどんな縁でつながっているか分かりません。

 これも縁、あれも縁、たぶん縁、きっと縁です。(H)

 

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【郡市総体3日目】010629

 今日の空手道と水泳を最後に郡市総体のすべての競技が終了し、田浦中からは卓球15名、バドミントン7名、剣道1名、空手5名の4競技28 名が県大会への出場権を得ました。

 県大会は参議院選挙の投票日の関係で年度当初の予定が変更となりました。7月24日(水)・25日(木)にバドミントン(八代)が、27日(土)・28日(日)に卓球(宇城市)・剣道(合志市)・空手(菊池市)・水泳(熊本市)が開かれます。ぜひ、会場での応援をよろしくお願いします。

 余談ですが、技術室の横でシマヘビを見かけました。それほど大きくない若い個体でした。写真を撮ろうとすると、するすると建物と土台の隙間に入っていきました。ヘビ年生まれで、何となくヘビには親しみがあるため、子どものころは首に巻いたりできたのですが、今はやめておきます。(H)

 

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【上級学校説明会2】010628

 昨日、芦北町で震度3の揺れが観測されました。所用で湯浦小学校にいましたが、下から突き上げるような揺れを感じました。田浦中に連絡したところ、揺れをあまり感じなかったとのことでした。生徒・建物にも被害がなく一安心でした。

 昨日・今日の2日間、上級学校説明会を行いました。2日目は熊本高等専門学校、芦北高校、八代高校、八代東高校、水俣高校、自衛隊工科学校の6校から来校されました。卒業生の頑張りを紹介してもらうと嬉しいですね。

 学年主任のK先生からは、学校ごとに担当の生徒を決め、高校の先生方を駐車場で出迎え、控室へ案内してお茶を出し、そこで紹介のために名前を聞いて、しばらく話した後に会場へ案内。終了後は駐車場で見送りという丁寧な接遇の指導がなされていました。

 やはりここはベテランの力。将来、経験を元に自分でできるようになることを意識した指導をされています。このままでは「お・も・て・な・し」が田浦中の「あ・た・り・ま・え」になってしまいます。大変なことです。高校の先生方も「田浦中生は全員欲しい。」という話をして行かれました。団体戦のウォームアップはできました。

 私も、他の先生への来客であっても、必ず2階の校長室を出て玄関まで見送るようにしています。短い時間ですが、階段を下りながら田浦中の良さを伝える貴重な時間です。(H)

 

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【上級学校説明会1】010627

 今日・明日の2日間、上級学校説明会を行います。1日目は秀岳館高校、八代白百合学園高校、八代清流高校、八代工業高校、出水中央高校の5校から来校されました。学校紹介に参加してくれた卒業生もいて、高校の様子がよくわかりました。

 挨拶を依頼されましたので、会の冒頭に少し話をしました。

 まずは、県大会を終えれば、「3年1組」という部活動が始まること。中学校卒業時点でのそれぞれの進路希望を叶えるというゴールに向けて、学級を仲が良い集団から一歩前進。目的集団に変容させ、「団体戦」のつもりで入試に臨むこと。練習・健康管理・心の安定、すべてが整わないと試合会場には立てません。私立高校推薦・専願、公立高校前期選抜、公立高校後期選抜と入試は続きますが、先鋒が勝利するとチーム3年1組は勢いづきます。

 高校の入学式で緊張感を感じるのが、校長先生の「入学を許可する。」という言葉。小学校から中学校への進学と違い、要求される一定の条件をクリアしたものだけが入学を許されるのが高校です。言葉の重みを感じます。希望の進路先に求められる生徒になるよう努力すること。

 最後に、「受験生だから」を言い訳にしないこと。行事にも全力で取り組み充実した9か月にすること。なにより家族の一員としての役割を果たすこと。(H)

 

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【学校等警察連絡協議会】010626

 今日は、芦北地区学校等警察連絡協議会の全体会でした。本協議会は、学校等の教育機関と警察とが一体となって、児童生徒の問題行動に対する情報交換、行動連携の他、非行防止、健全育成及び安全確保等の支援活動を効果的に行うために、平成15年に設立されたものです。

 昨年度は会長挨拶で、小中高生が被害にあったさまざまな事件・事故について言及しましたが、それ以降も幼児・児童の虐待死、相次ぐ運転操作ミスによる死亡事故、川崎市の通学バス襲撃、吹田市の交番襲撃事件と、安心・安全な暮らしが脅かされる事態が相次いでいます。

 特に虐待については、警察庁の平成30年度統計によると、昨年1年間に全国の警察が摘発した児童虐待事件は1380件でした。これは平成15年の212件から6倍近い数です。数が多くなったのは、児童虐待防止法をはじめとする法環境整備や、関係機関のご尽力の成果として、見逃されなくなったことも一因と理解していますが、虐待死を防ぐことができず、関係機関の対応について議論される場面も繰り返し目にするところです。また、同統計では、SNSに起因する被害児童生徒数は1811件でした。

 児童生徒の命と、安心・安全な暮らしを守るには、学警連の活動を中心にした取組と保護者・地域への啓発、そして小・中・高の12年間に渡る自他を大切にする教育と遵法教育の積み重ねが不可欠であると考えています。(H)

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【カレー評論家】010625

 先週、SCのO先生が来校されました。給食の時間になり、「カレーだぁ。」の声。O先生は複数の学校を回られているのですが、行く学校、行く学校カレーに当たるとのこと。スマホに、各学校のカレーの画像を残していました。

 O先生によると、

A中学校は「ルーがサラサラで、ジャガイモがゴロゴロしている。」

B中学校は「涙が出るほど辛い」

C中学校は「キーマカレー、ひき肉で食べやすい。」

D小学校は「小学生向けで、あま~い。」

田浦中は「クリーミーで濃厚。」もはやカレー評論家です。

 ヱスビー食品のHPによると、全日本カレー工業協同組合が公表している統計から計算すると、日本人は1年に約73回カレーを食べている計算になるそうです365÷73=5なので、5日に1回食べている計算になります。1回作れば連続しますし、一人暮らしの頃はレトルトカレーが定番でしたから、さもありなんというところです。

 わが家のカレーは私がつくることが多いですが、具材は牛バラ肉・玉ネギ・ニンジン・エノキ・シメジ・マイタケなど、キノコ尽くし。ジャガイモは無し派です。(H)

 

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【メダカと学校】010624

 「学び舎応援私募債」の発行記念として、フクマツ建設様の指定により肥後銀行様からご寄付をいただき、本日贈呈式がありました。陸上競技用のユニフォーム15着とハチマキ11本を購入させていただきました。大会にはずいぶん古いユニフォームで出場しており、大変助かりました。陸上大会・駅伝大会にぜひご期待ください。

 2年生からメダカを飼いたいという申し出がありました。せっかくたくさん孵化したので、飼いたいと言うクラスはないものかと待っていました。早速、最初に言ってきたクラスだけへの特典として、用意していた水槽セットと底石、餌を渡しました。ダンゴムシのガシャポン5回分なので大切にしてください。

 昼休みに係の3人が底石を洗い、水草とポンプをセットし、準備を整えていよいよメダカの投入。それぞれがタライから稚魚をすくい、30匹近く水槽に入れました。名前を付ける予定だったそうですが、太郎から始まり何郎まで行くか分かりません。

 教室にもっていくと、教室にいた生徒から「メダカはいつ入れるんですか。」との声。安心してください。入っていますよ。     

 …古い。(H)

 

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【郡市総体2日目】010623

 今日は田浦中生が出場する競技はありませんでした。昨日の各競技の結果はトップページに載せています。

 昨日の午前中は卓球会場で会場長としての役目がありました。順々決勝から田浦中生同士の対戦でしたが、プレーにそれぞれの個性を見ることができました。3年生が1年生の時の担任・卓球部の顧問だったI先生も応援に駆けつけてくれました。3年生の成長が嬉しかったとのことでした。

 競技終了の頃、他協議の結果もメールで届きだしました。野球が敗退、バレーボールも惜敗。サッカーは2対2の同点で後半戦へ。

 卓球の閉会式後、バドミントン会場へ向かう準備をしていたところ、団体優勝の朗報が入りました。会場に着くと個人戦も全員が2回戦へ進出していました。

 シングルスのIさんは激戦を制し決勝へ、ダブルスの第1シードMSさん・MRさんペアは順当に決勝へ、ダブルスのもう一つの準決勝、YHさん・YKさんペアは1セット目を取られ、2セット目を取り返し、3セット目へ突入。皆の声援を受け、ついにこれまで一度も勝ったことのない相手に2-1で勝利。嬉し涙を流していました。

 それを見ていたMRさんは、「まだ早い、私たちに勝ってから泣いてほしい。」との一言。仲間への愛情を感じました。(H)

 

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【郡市総体1日目】010622

 今日は郡市総体1日目。私は卓球競技の会場長でした。生徒数、部員数の減少により、団体戦は無し。2つの中学校からの参加のため、個人戦も田浦中同士の対戦がほとんどでした。郡市代表として、県大会での活躍を期待しています

 2020年のオリンピック競技加盟国数のランキングでは1位バレーボール、2位卓球、3位バスケットボール、4位サッカー、5位ハンドボールの順です。

 6月の日本選手の世界ランキング上位3人には、女子は6位伊藤美誠選手、7位石川佳純選手、9位平野美宇選手。男子は4位張本智和選手、12位丹羽孝希選手、13位水谷隼選手、女子10人、男子9人が50位以内に入っています。

 水谷隼選手は、人生で1番質問されてる嫌いな内容は、「どうやったら卓球が強くなりますか?」「この技術はどうやったら上手くなりますか?」「◯◯はどうやったらできるようになりますか?」だそうで、それに対する回答は「1万時間練習してから質問しに来てください。」近道なんてないということを言っています。

 3年生は入部から27か月、今日の日を目標に1日平均2時間×週5日、月平均40時間、これまで1000時間を超える練習に取り組んできました。水谷選手の言う10分の1かもしれませんが、一つのことを続けることができたという経験が大事です。(H)

 

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【部活動の思い出】010621

 明日から郡市総体が始まります。私が中3の時は大野中に敗れて最後の大会を終えました。完成して間もない、佐敷中学校の体育館が試合会場でした。敗戦後に涙を流したのが教室棟から体育館に向かう通路の横のスペース。佐敷中勤務の2年間、そこを通るたびに「はぁあ。」となっていました。

 中学時代は、同級生のKくん(今は八代高校の先生)転出先、八代五中とよく練習試合をしていました。下級生は6個入りのボールバッグを持って、肥後田浦駅から鹿児島本線に乗り、高田駅からは徒歩で移動。「行きに疲れて、試合で疲れて、帰りに疲れる。」が当たり前でした。保護者やスクールバスの送迎にはたいぎゃ感謝せんとばちかぶっですよ。

 佐敷中に練習試合に行ったときは、帰りに「勝屋」さんに寄ってくるのが楽しみでした。列車、バスの時刻に間に合わず、友達のHくんと歩いて帰ったことがありました。バカな思い付きを実行するのが中学生です。佐敷トンネルの長さと暗さ、スピードを出して通過するトラックの恐怖と言ったら。中学生時代、最も後悔したことの一つです。結局、トンネルを抜けた後、海浦からバスに乗りました。

 郡市総体前は、八代第一高校(秀岳館高校)、水俣工業高校とも練習試合をしました。F先輩に水光社に連れて行ってもらい、「釜揚げうどん」をごちそうになりました。食べ物をくれる先輩は良い先輩です。

 顧問のO先生は、バレーボール経験はありませんでしたが、練習ではよくサーブを打ってもらいました。作戦タイムの「確率では…。」数学の先生らしいアドバイスでした。

 練習や試合以外のことを含めて部活動生活ですね。(H)

 

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【意識レベル100%】010620

 選手激励式で、各部の決意表明のために生徒の前に出た空手競技代表のKくんが「ちょっと時間がかかりますけど良いですか。」と言い出しました。そして、みんなに「人は“意識”して行動するのは何%くらいだと思いますか?」と質問。

 Nくんが司会席から手を挙げて「30%」と答えると、Kくんは「おーっ!」というリアクション。みんながすごいと思っていると、Kくんはすかさず「正解は10%」みんながずっこける中で話を始めました。「意識は10%。残り90%無意識。意識レベルを20%、30%と高めることで、自ずと無意識の割合は下がる。意識を高めて郡市総体に臨みましょう。」良い話でした。翌日、校長室で話を聞くと、面白い話をしないと心に残らないということを意識して話したそうです。Kくんの意識レベルは100%でした。

 激励式で応援生徒代表のNくんは、あいさつの内容をしっかり練習し、事前に礼法についても確認し、努力して確実に自分の役目を果たしました。開閉会の役目の1年生Nは大きな声で激励式を引き締めました。選手代表Iさんは気持ちの籠った選手宣誓を行いました。各部員は大きな返事で決意を示しました。

 校長激励の言葉は相変わらずでした。こちらも意識レベル100%です。(H)

 

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【田浦中スピリッツ】010619

 田浦中スピリッツ「あきらめない 最後まで あきらめない」を心に頑張ります。ぜひ会場での応援をよろしくお願いします。きっと子どもたちに力がみなぎります。

「モチベーションを下げたまま、練習をしても意味がない。ふてくされる時間が一番無駄だ。その時間が生み出すいいことなんて、何ひとつない。」中村俊輔(サッカー)

「卓球に関しては「失敗」と思うことが、今ではほとんどなくなりました。うまくいかないことはもちろんあるけれど、その場合は、反省して、次に生かすことを考える。すると、それはもう失敗ではないと思うんです。」福原愛(卓球)

「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。」宮本武蔵(剣豪)

「頭は低く目は高く、口を慎しみ心は広く、孝を原点とし他を益する」大山倍達(空手)

「康介さんを手ぶらで帰すわけにいかないと、他の3人で話していた。(競泳チームの)27人で取ったメダルだ。」松田丈志(水泳)

「みんなのおかげ。自分の役割をこなして、丈志につなぎたいと思った。」北島康介(水泳)

「最後まで… 希望をすてちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ。」安西先生(湘北高校バスケットボール部監督)

 皆さんの熱戦を全力で応援します。苦しい時は…。

「田浦のみんなぁ~!! オラに元気を分けてくれ~っ!!」孫悟空(サイヤ人) (H)

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【郡市総体選手激励式】010618

 今日は郡市総体の選手激励式を行いました。いよいよ今週末は大会です。仲間に感謝し、これまでお世話になったたくさんの人に感謝し、練習してきたグラウンドや体育館・武道場に感謝し、審判の皆さんに感謝し、対戦相手に感謝し、傲らず、臆せず、自分たちの持てる力のすべてを出し切りましょう。スポーツ選手等の言葉を紹介します。

「ここまで来たら、一番高いところを目指す!」藤井瑞希(バドミントン)

「ゴールの空いているところにパスを通しなさい。それがシュートというものです。」ジーコ(サッカー)

「全員でつないだボールだったので最後に上がって来たボールは、全員の気持ちを込めて必ず点数にしようと思って打った。」木村沙織(バレーボール)

「今日もいい1日にする!人に負けるのはいいけど、自分には絶対負けへん!」ダルビッシュ有(野球)

「僕はそんなに強くないよ。ただみんなが応援してくれるから、頑張れるだけなんだ。」アンパンマン(ヒーロー)

「チョー気持ちいい!」北島康介(水泳)

「勝負どころは“エース!エース!またエース!”エースで負けたらしょんなかろ。奇策は奇策。一番練習している正攻法が一番強い!」 畑口益喜(田浦中OB)

 

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【何かが起こる】010617

 私はバスケット部の監督時代、これまで3点差以内で勝ったり負けたりしていたチームに決勝戦の残り3分で10点差を付けられたことがありました。しかし、残り時間がほとんどないところで追いつき、逆転勝ちしました。試合後に選手に聞いたところ、一度も負けるとは思わなかったそうです。相手チームの選手に聞いたところ、「勝った」と思った瞬間、普段のプレーができなくなったそうです。心の隙は常にあります。チャレンジャーのつもりで戦いましょう。相手も中学生です。普段と違う何かが起こります。

 靴を並べる。道具を並べる。大きな声で挨拶をする。きびきびと動く。普段の姿がプレーに出ます。私は大会が終わった後、会場のトイレ掃除をさせていました。優勝チームの責任として、敗者に「〇〇中に負けたら仕方ない」と納得させる。負けた場合でも「〇〇中に勝たせたかった。」と思わせる。そんな行動が来年につながります。

 応援団の皆さん、選手と一緒に声を出し、チームを盛り上げてください。皆さんの応援が力に変わります。

 皆さんは、これまで素晴らしい結果を残してきた先輩方から脈々とつながる田浦中の生徒です。田浦中生の誇りと魂を見せてください。田浦中生、卒業生、地域の方々、みんなが応援しています。健闘を祈ります。(H)

 

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【父の日】010616

 今から45年ほど前のことですが、父の日が来るたびに思い出していたため、今でも鮮明に記憶に残っています。

 小学校低学年だった私は、父の日のプレゼントに、父の好きなタバコをあげることにしました。

 隣の店に、朝から一人で父がいつも吸っている『ミニスター』を買いに行きました。(誤解が無いように言うと、当時は子どもがお使いで親のタバコを買いに行ける時代でした。)

 息子からのプレゼントに「ありがとう」とうれしそうな顔。そして、思いがけない一言、「これば一本吸ったらタバコは止むっね。」

 目の前でその中の一本に火を点け時間をかけて吸い、その後、横広の『ミニスター』の箱を大事そうにしまい込みました。

 私は「せっかくあげたのに何で?」と思いました。それ以降、父は一度もタバコを口にしませんでした。

 冬場は毎日猪猟三昧。妻、子には本当に困った父でしたが、こんなところが「達ちゃん」の良さだと思います。(H)

 

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【怪奇現象】010615

 このような怪奇現象がここ数年続いています。原因が分からないのですが、診断をお願いします。

〇新聞を読もうとすると、突然読めなくなります。

〇お風呂やトイレに入ると、ドアの外に気配を感じます。

〇頻繁に、足に軽い衝撃があります。

〇パソコンで仕事をしていると、ディスプレイに謎の呪文が刻まれていきます。

〇家に帰ると、最初に1、2と数を数えてしまいます。

〇不定期に、少し動く贈り物が届いています。

〇ゲッ、ゲッと不思議な音が聞こえた後、毛のかたまりが落ちていることがあります。

〇寝ていると、急に布団が重くなります。

〇時々、手足が傷だらけになります。

〇毎日、車に不思議なマークが残されています。

〇身の回りが、同じようなモノだらけになっていきます。

〇長時間の外出が不安になります。

〇お店に行くと、無意識にカリカリや、ちゅーるのコーナーの前に立っています。

〇スマホが同じような画像に侵食されていきます。(H)

 

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【良い一日】010614

 朝起きてするのはネコのご飯の準備、家を出る直前にするのはメダカの餌遣り、学校に着いた直後にするのもメダカの餌遣り。妻からは生き物係と呼ばれています。

 午前中は、学校巡りで芦北教育事務所の3名の先生が来校されました。音楽・理科・数学の授業を見ていただいた後、学校の様子について説明しました。説明には完成したばかりの「学校紹介パンフレット」を使いました。その中に何を載せるか検討する中で、田浦中の教育で何が大事なのかを考えることができました。「生徒と職員が一緒に学校を創る」田浦中の良さはそこにあるとお伝えしました。HPにもアップしましたので、ぜひお読みください。

 午後は小学校へ授業参観に行ってきました。先日、校長室の見学に来た2年生の教室を覗くと、「こうちょうせんせい!」と歓迎してくれました。授業は「プールカード」づくり。水色の画用紙を2つに折って、中にチェック用紙を糊付けし、「プールカード」と書いて完成です。大きな文字で書く子、文字の縁取りをする子、「反対に貼ってしまった。」と頭を抱える子、いろいろな表情を見ることができました。

 19時半からはPTA主催のビーチボールバレー大会でした。「けが人」と書いて「けいけんしゃ」と読む。注意を呼び掛けて試合開始。職員チームの優勝で大会を終えました。今日も良い一日でした。(H)

 

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【弱点】010613

 先日の保護司会講話に、水俣二中で同勤したY先生も来校されました。田浦中で退職されたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。ご主人は私の弟Cの担任でした。何かとご縁があります。

 Y先生の名字は、時代劇で一方が「Y」と言ったら、一方は「K」と答えるという合言葉で有名なものです。10年ほど前でしょうか。隣の席のY先生に用があり、声を掛けようとしましたが、名字が浮かびません。名前は出てくるのに、とても簡単な名字だと言うことは思い出せるのに、画数が少ないということまで思い出しているのに浮かびません。「あ」から順に「赤山」、「荒川」、「い」で「池田」などと名字を思い浮かべてみますが途中で挫折。なにせ「や」です。簡単には届きません。

 実は、昔から人の名前を覚えるのが苦手です。社会科専門で、日本史、世界史、歴史上の人物はかなり記憶しているのに、目の前の人の名前の記憶が苦手。田浦中に来て楽だったのは、昔から知っている名字がほとんどだと言うこと。「〇〇さん方の顔」とセットで記憶をしています。

 今でも、初見の名字は弱点です。今年赴任されたT先生、すみません。時間がかかりました。(H)

 

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【針子】010612

 職員玄関の睡蓮鉢の横に、タライを追加しました。生まれたばかりの「針子」と呼ばれる稚魚を親が食べてしまわないように、分離して飼っています。たくさん成魚になってくれることを願って日々観察しています。帰宅後はネット等で調べる日々。メダカについてずいぶん詳しくなりました。

 トカゲ、カナヘビ、サンショウウオ、カエル、ダンゴムシ、校長室の前に本物そっくりのフィギュアを置いています。本物には無理でも模型には触れます。じっくり眺めて、かわいさが分かれば、毛嫌いしないようにならないかなと思っています。

 出張先で、K先生が以前勤務していた学校の校長先生に会いました。「ヤモリを飼われているそうですね。」と聞くと、「?、ヤモリ?トカゲだよ。」との答え。K先生が頭に乗せることができるのは「トカゲ」でした。

 ところで、ちょっと太めでツルツルしていて、尻尾が体の半分くらいの長さなのが「トカゲ」。スリムでザラザラしていて、体の2/3くらいは尻尾なのが「カナヘビ」。

今度は「本当にトカゲだったのか?」が気になるところです。(H)

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【保護司会講話】010611

 毎年7月は、『社会を明るくする運動』強調月間です。芦北町保護司会と更生女性の会でも、町内の3中学校を順番に回り講演会をされています。今年は田浦中学校の順番で、会員の皆さん16名が来校されました。

 保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的に民間のボランティア)です。

 法務省のHPによると、保護司の使命は「社会奉仕の精神をもつて、犯罪をした者の改善及び更生を助けるとともに、犯罪の予防のため世論の啓発に努め、もつて地域社会の浄化をはかり、個人及び公共の福祉に寄与すること」とされており、犯罪予防活動(犯罪や非行をした人の改善更生について地域社会の理解を求めるとともに、犯罪や非行を未然に防ぐために、「講演会」、「住民集会」、「学校との連携事業」などの犯罪予防活動を促進する。)の一つとして、今日の講話が行われました。

 まず、芦北保護司会会長の黒田さん、更生女性の会会長の渋谷さんから、活動内容やトレードマークの「更生ペンギン」について説明がありました。

 続いてのDVD『二つの道』の視聴では、保護観察(更生保護の中心となる活動で、犯罪や非行をした人に対して、更生を図るための約束ごと(遵守事項)を守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の援助などを行い、その立ち直りを助ける。)。生活環境調整(少年院や刑務所に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰を果たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話合い、就職の確保などを行い必要な受入態勢を整える。)といった、保護司の役割について学ぶことができました。

 暑い中でしたが、生徒は集中し、終了後にはしっかりとした感想を発表していました。(H)

 

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