校長ブログ「秘密の部屋」

2019年5月の記事一覧

【環境は人をつくる】010526

 芦北ライオンズクラブ様より、町の3中学校に環境整備のためのご寄付をいただきました。ありがとうございます。

 最大時は793名いた生徒も、今年度は76名。校地の広さは変わりませんが、生徒数は10分の1、職員も保護者も大きく減り、除草や環境整備にとても苦労しています。グラウンドの「メリケントキンソウ」や、プール・敷地周辺の「カヤ」、「クワクサ」、なんさまやおいかんとです。プール横は子どもたちが通る道の視界を塞ぐので、防草シートを敷こうと考えています。

 今朝は自宅で花の水遣りやメダカ、ザリガニの世話をした後、学校に向かいました。到着すると、支援員のM先生が花の水遣りをされていました。支援員のM先生、K先生、校務員のO先生には、日頃から花壇の整備にも力を入れていただいており、休みの日にも、しばしば学校に立ち寄っていただいています。正門横の花壇は、学校の目の前にお住いの宮崎さんに綺麗にしていただいており、美しい花々が来校者を出迎えます。

 『環境は人をつくる』とはよく聞く言葉です。生徒も、休日や長期休業時の部活動の時は、練習の前に30分程度の美化活動を行っています。生徒会の委員会ごとに始業前の美化活動に取り組むなど、みんなできれいな環境づくりに取り組んでいます。(H)

 

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【一所懸命】010525

 今日は本校でバレーボールの郡の大会が開かれました。田浦中もエースIさんがケガから復帰し、ゲームにリズムが出てきました。津奈木中との対戦は、負けはしましたが守りでよく頑張ったという印象をもちました。攻撃に目が行きがちですが、試合の楽しさはラリーが続くことにあります。保護者の応援も盛り上がりました。

 大会で、佐敷中のU先生に久しぶりに会いました。先生は五島生まれで、甲子園大会に出場するような野球強豪校のエースでした。縁あって芦北に住み、競技経験はありませんが、今年から佐敷中のバレーボール部顧問として頑張っています。佐敷中には、同じく熊本県の強豪校でエースとして活躍したG先生がおり、野球部の監督をしています。

 私は7年ほど前にU先生、G先生の両方と同じ学校で勤務したことがありますが、私よりも遥かにレベルは上。経験を重ねて、さらに厚みが出ています。初任・臨採研で授業をしたS先生は、参加者へのメッセージとして「賢い先生よりも、一所懸命な先生になりたい。」と語っていましたが、まさに2人はそのモデルです。2人とも熱量がすごいので、佐敷中は校舎が溶けてしまわないか心配です。あっ!2人とも「賢さ」もあります。(H)

 

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【先生】010524

 昨日は、田浦中で新採研・臨採研が行われ、S先生が数学の授業を公開しました。前日に芦北教育事務所と芦北町の指導主事に助言に来ていただき大変助かりました。

 授業者のS先生は、新採2年目を迎えましたが、数学の授業者として、3年生の担任として、野球部の顧問として、先輩からどん欲に学び、日々、自己研鑽に努めています。気付き行動する力もあり、朝一番に「誕生日おめでとうございます。」の声を掛けてくれました。心も育ってきているようです。

 初任3年間は、教師生活の土台をつくる期間であり、失敗ができる期間。先輩職員が支えるので、生徒のためになることに、どんどんチャレンジして欲しいと伝えています。

 元水俣市長の宮本勝彬先生は、水俣第二中学校が初任校の国語の先生でした。私が教頭の時、還暦祝いを迎える最初の生徒から、記念に宮本先生に授業をお願いしたので、教室を貸して欲しいとの申し出がありました。

 参加した方に話を聞くと、授業の中で「あの時、君はこう答えたよね。」「あなたはこう答えたよね。」と、45年前の一人一人との遣り取りをすべて覚えておられたことに驚いたそうです。

 宮本先生はいつも「飯のために仕事をするのが教員、技術・技能などを教えるのが教師、生徒の心に明かりを灯すのが先生」という話をされていますが、当時の生徒によると宮本先生ご本人が「情熱の塊のような人」、「心に明りを灯す」先生だったそうです。

 研修会参加者の皆さんが「児童・生徒の心に明かりを灯す」先生へと成長していかれることを心から願っています。(H)

 

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【同い年】010523

 今日、ついに磯野波平さんと同い年になりました。「サザエさん」が新聞で最初に連載されたのは1946年ですから、実在すれば今年で127歳ですが、設定によると、波平54歳、フネ50ン歳、マスオ28歳、サザエ24歳、カツオ11歳、ワカメ9歳、タラオ3歳だそうです。

 例によって、知っている人にだけ響く話ですが、機動戦士ガンダムのアムロ・レイは15歳で、薄いマニュアルを見ながら最新兵器(ガンダム)を操縦。ブライト・ノアは19歳で突然艦長。シャア・アズナブルは20歳で初登場時に少佐。キシリア・ザビ24歳であの怖さ。ドズル・ザビ28歳であの貫禄。ギレン・ザビとランバ・ラルが35歳でまさかの年下。

 バカボンのパパに並んだ41歳の春にも感慨を覚え、その年は「枯葉散る白いテラスの 午後3時~」で始まる「元祖天才バカボンの春」をよく歌っていましたが、あっという間に名探偵コナンの阿笠博士52歳を抜き去り、ついに波平さんに並ぶ日がやってきました。

 次はさくら友蔵76歳をクリアして、ウルトラセブン1万7千歳はちょっと無理なので、亀仙人の319歳を目指します。(H)

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【メリケントキンソウ】010522

 良く晴れたので、体育大会で履いた泥だらけの靴を洗うことにしました。靴底には、トゲがたくさん刺さっていました。正体は外来生物「メリケントキンソウ」です。

 熊本県のホームページでも注意喚起がされており、それによると『南アメリカ原産の外来生物であり、県内各地の公園や空き地、芝生、運動場などの明るい場所に生育しています。4~5月頃に開花し、5~6月頃に実をつけます。実には2mmほどのトゲがあり、このトゲが肌に刺さりケガをするおそれがあります。また、実はバラバラになりやすく、靴の裏に刺さるなどして分布が広がります。トゲが出る5~6月頃は特に危険です。芝生や草むらでは裸足で歩かない、地べたに直接座らないなどの注意が必要です。また、ペットの散歩の際も注意が必要です。一年生植物(発芽してから1年以内に開花・結実し、種子を残して枯れる植物)であるため、駆除は開花時期前(3月頃)が最も効果的です。駆除には、刈り払い機での駆除、除草剤の散布等がありますが、結実前(4月末まで)であれば手で取ることも可能です。』とのこと。田浦中でも駆除に苦労しています。鹿児島県のホームページには「燃やすゴミとして出してください。」の記述がありました。

 グラウンドと田んぼの間の水路には「ジャンボタニシ」の卵がピンク色の花を咲かせています。熊本市中央区では「セアカゴケグモ」の個体と卵が発見されたというニュースもありました。一度繁殖してしまうと駆除は大変です。(H)

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