校長ブログ「秘密の部屋」

2018年12月の記事一覧

【耐雪梅花麗】301217

 昨夜、『西郷どん』の最終回でした。久し振りに1年を通して観ました。

平成2年の『飛ぶが如く』放映の時は菊池にいましたが、社会科の先生たちと田原坂や熊本城を巡りました。その後異動した人吉でも1か月余りの戦いの跡を巡りました。ある生徒の家は、西南戦争の時の官軍の宿舎だったそうで、衣類などが残されていました。林鹿寺境内にある両軍戦死者を供養するための慰霊碑の筆は勝海舟です。

西郷隆盛は明治5年、アメリカへ留学する甥の市来政直(妹「琴」の三男)にこのような漢詩(五言律詩)をおくっています。

一貫唯唯諾 従来鉄石肝 貧居生傑士 勲業顕多難

耐雪梅花麗 経霜紅葉丹 如能識天意 豈敢自謀安

一度、引き受けたと心に誓ったことは、ただひたむきに貫き通さなければならない

鉄や石のように守ってきた胆力(事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力)は、いつまでも変えてはならない。

豪傑の士は貧しい生活をしてきた人の中から現れ、高く評価される事業は多くの困難を経て成し遂げられる。

厳しい冬の寒さや雪に耐えて梅の花は麗しく咲き、冷たい霜を経て楓の葉は真っ赤に紅葉する。

もしこれらの天意を理解できたのなら、人は安楽な生き方を選ぶことなどどうしてできるだろうか。

 カープの黒田投手は高校生の時に授業で習ったこの漢詩の一節『耐雪梅花麗を座右の銘にしているそうです。(H)

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【ヒョウを飼っていますか?】301216

 多分、にやけていたんだと思います。お店で猫のカレンダーを眺めていたら、隣にいた方が話しかけてこられました。「ネコを飼っていますか?」「昨日、正露丸を触ったら、指をネコが嗅ぎに来て、マタタビをやった時のような興奮した様子だったんです。」「お宅のネコは正露丸の匂いに寄ってきますか?」

 それは興味深い。家に帰って試そうと思いましたが、その前に「ネコ 正露丸」でネット検索。すると、「正露丸の主成分は消毒薬と同じで、正露丸を飲ませると細菌は死ぬが、猫の粘膜細胞も死んでしまうので危険。」という記述が。

匂いだけでは中毒はないようですが、やめておきたいと思います。早速、隣の方に画面を見せながら説明しました。

その後、「だってネコだもの」という週めくりカレンダーを買いました。ここ数年、身の回りがネコグッズだらけになっています。

『おじさまと猫(桜井 海)』の2巻に同じような話が載っていました。「ふくまると暮らすようになってから 私の好みに変化が表れた どうしても猫柄に目が行く」

あるあるです。

ヒョウ柄のおばちゃんたちは、家にヒョウを飼っているに違いない。(H)

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【猫はこたつで】301215

童謡「雪」の2番は「雪やこんこ あられやこんこ 降っても降っても まだ降りやまぬ 犬は喜び 庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる」と歌われています。

寒くなり、毎朝、おはぎ対ふわりによるファンヒーター天板争奪戦が勃発します。長毛のふわりが勝利した時は、しばらくすると「ガチャン!」ふわふわのしっぽが空気取り入れ口を塞ぎます。幾度と繰り返されるヒーターの緊急停止が悩みです。

 暗くて、狭くて、暖かい、こたつの中は最高の基地と化していますが、熱中症、低温やけど、脱水、コード噛みによる感電等、注意しないといけないことが結構あります。

我が家では、こたつの隅を開けておくこと、水分の多いご飯をあげることを意識しています。おはぎは「何でこんなにちゅ~るもらえるにゃあ。」と思っているはずです。

ところで、1番は「雪やこんこ あられやこんこ 降っては降っては ずんずん積もる 山も野原も わたぼうしかぶり 枯木残らず 花が咲く」でした。歌えましたか?(H)

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【何と!】301214

 修学旅行団の皆さんは、今頃は帰りのバスの中だと思います。起きていますか?そろそろ田浦に到着しますよ。帰ったらたくさん土産話を聞かせてください。

 ところで、思い出してください。

〇竜安寺の水戸光圀から贈られたつくばいには「吾唯足知」と刻まれていましたね。

〇清水寺の下り道には坂上田村麻呂と戦った「阿弖流為(アテルイ)」の慰霊碑がありましたね。今年の漢字『災』も見ましたね。

〇「京都府景観条例」に従って、セブンイレブンやマクドナルドの看板も茶系統になっていましたね。

〇みりんだけで甘く煮付けてたニシンの切り身をそばの上に乗せた「ニシンそば」は、京都を代表する名物です。おいしかったですね。

〇東大寺の大仏殿の中にある、江戸時代の東大寺の模型の中に入っている大仏はオードリーの若林さんそっくりでしたね。

〇京都駅は東経135度、田浦中は東経130度、時差を計算すると(135-130)÷15=0.34 田浦より約20分日の出が早かったですよね。

何と! 見てない? 食べてない? 実感できていない?

しょうがない。大人になったら、もう一回行きますか。(H)

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【班別自主行動】301213

田浦の在方面をまわると、庭石とマツやツツジの配置が似た庭を見かけることがあります。父が元気な頃に造った庭です。

小さい頃に仕事場について行っていたこともあり、日本庭園にとても興味があります。洋風のガーデニングもきれいだとは思いますが、日本庭園により心惹かれます。

日本庭園は花の季節を過ぎ、葉が枯れ落ちた姿さえも美しくあります。また、蝶などの華やかな生き物ばかりでなく、蛙や蜥蜴(トカゲ)の地味さも似合います。花が咲き誇り、一番美しく見える瞬間が完成された瞬間ではないところも良いですね。

自身の修学旅行では、慈照寺銀閣と竜安寺が印象に残りました。慈照寺の緑一色に見える庭も、苔の種類により微妙な変化が楽しめます。

教科書にも登場する竜安寺の石庭の岩は島を表現し、白砂は水の流れを表現しています。「見立て」といいますが、極端な言い方をすると子どもの頃やった「ごっこ遊び」です。着ぐるみのゴジラを本物として見るのも日本人の感性がなせる技、時代劇で切られても血が出ないことに違和感を覚えないのもそう。本物そっくりはあくまでもそっくりの域を出ません。

今日の班別自主行動では本物に触れ、貴重な時間をじっくり味わってほしいと思います。(H)

※「本物に触れ」は触っちゅう意味じゃなかけん、触らんごつしてね。引率の先生が青ならすばい。

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