2019年6月の記事一覧
【自転車ヘルメット】010610
先日の学警連協議会で、熊本県警から『肥後っ子サポートセンター』が紹介されました。各校でも紹介をと言うことでしたので、許可を得て、田浦中HPから開けるようリンクさせました。子どもたちを守るための情報が満載です。
協議会の中で、愛媛県の高校生の自転車ヘルメット着用の取組が紹介されました。県のHPによると、「愛媛県では、平成26年に県立高校生の自転車による死亡事故が相次ぎ、再発防止が急務となった。平成27年度から、県立高校生等によるヘルメットの完全着用に取組み、自転車通学時や部活動、学校行事等におけるヘルメット着用を自転車通学の許可要件とし、7月1日から、県立高校生等によるヘルメットの完全着用が始まった。
それ以降、自転車と自動車の接触等による重大事案が10件起こり、中には、追突された衝撃で頭部がフロントガラスにぶつかり、フロントガラスが割れるなどの事故もあったが、いずれもヘルメットをきちんとかぶっていたために、命を守ることができた。」とのことでした。
私の次男も中学生の頃、自転車運転中、車と正面衝突をして空中に飛ばされてボンネットに落下したのですが、ヘルメットを着用していたため大事には至りませんでした。事故の電話連絡を受けた時は覚悟をしました。高校時代だったらヘルメット無しだったと思います。ぞっとします。
HPは「今後とも、ヘルメットを着用することで、生徒が自分の命は自分で守るという意識を高めるとともに、ヘルメット着用を新しいファッションとして定着させ、『自転車新文化』の発展の一翼を担っていきたいと思っています。」と結ばれています。
(H)
【メダカ?ハエ?カダヤシ?】010609
メダカを飼いはじめたことを書きましたが、職員から形が違う、模様が違うと、「ハエ(ハヤ)」の稚魚説が持ち上がりました。動きが速いので「ハヤ」と名付けられたという説があります。学校の魚もびゃんびゃん泳いでいます。
生徒玄関にタライを持ち込み、さらに“メダカ?”“ハエの稚魚?”を入れました。それを見た1年生の一言「(ウーパールーパーの)“ササミちゃん”の友達ですか。」
同じく、T養護教諭の一言「名前は“カンロ”にしましょう。」大人にはなりたくないものです。
帰宅後に長男と話をすると、カダヤシではないかということ。確かに、「蚊・絶やし」の名の通りボウフラをどんどん捕食しています。しっかり観察したいと思います。
土曜に睡蓮鉢を覗いたところ、卵を抱えていました。カダヤシは胎生なので、やはりメダカ 。ヒレの形も確認し、メダカに決定します。
先日の退職校長会の取材で、「趣味は何ですか。土日は何をしていますか。」と聞かれました。「睡蓮鉢のメダカを覗いています。」が加わります。もう一つ、「ネコと遊んでいます。」と答えましたが、嘘をつきました。「ネコに遊んでもらっています。」(H)
【探検】010608
6日(木)の10時頃、外から元気な声が聞こえてきました。覗いてみると、田浦小学校の2年生が「生活科」の授業で中学校にやってきたところでした。施設見学で校舎や武道館、体育館を外から見て回る予定だったそうですが、せっかくなので校長室にも入ってもらいました。また、小2担任のY先生は水俣二中時代の生徒なので、授業風景を見るのも楽しみにしています。
小学生とは合同遠足や相互授業参観で顔見知りなので、学校外で会っても、しっかりあいさつをしたり、話しかけたりしてくれてとても嬉しいです。今日は「〇年生の〇〇の弟です!」「〇年生の〇〇の妹です!」「お兄ちゃんは真面目に勉強していますか!」と、それぞれ自己紹介が始まりました。「とても頑張ってるよ!」と答えると嬉しそうな顔をしました。
廊下を通る中学生が立ち止まるように、校長室周辺にはいろいろなもの(ダンゴムシやネコのフィギュア、ルービック・キューブなど)を置いているのですが、小2の子ども達もそれらに興味を示し、矢継ぎ早に質問されました。担任Y先生は毎日こんな楽しさかと羨ましい限りです。頑張り時です。
最後にみんなで「手伸し(楽し)い」ポーズで写真撮影をしました。様子は『エール(たのうらっ子地域応援団広報誌)』でも紹介されるそうです。(H)
【還暦】010607
職員朝会が始まるのを待って職員室にいると、3年主任のK先生がキラキラとラメで飾ったとんがり帽子2つと、首にはラメのレイを二重に掛けて入ってこられました。還暦を迎えるK先生に、3年生がプレゼントしたそうです。画像はHPには非公開ですが、「なまはげみたいだ。」「悪い子いねえかぁ」と言いながらも喜んで写真を撮られました。
今年の干支は「己亥(つちのと・い)」ですが、その組み合わせとなるのは『甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸』の10種類からなる『十干』と、『子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥』の12種類からなる『十二支』。社会科で勉強する『乙巳の変』や『壬申の乱』、『戊辰戦争』、『辛亥革命』はすべて干支です。
10と12の最大公約数が60なので、生誕時に戻ります。赤いちゃんちゃんこを着せるのも、魔よけで赤ちゃんに赤い産着を着せていたからだそうです。ラメの帽子とレイは魔よけになるでしょうか?
30年を半還暦、120年を大還暦と言うそうですが、これからは大還暦を迎える人も出てくるかもしれないですね。
良ければ私の還暦の時は、赤いコルベットに乗せてください。(H)
【スマホに弱い大人の教科書】010606
「スマホに弱い大人の教科書」.pdf 左のPDFファイルをぜひ、開いてみてください。
昨日は熊本県学校等警察連絡協議会に出席しました。協議会は、学校等の教育機関と警察とが一体となって児童生徒の問題行動に対する情報交換、行動連携の他、非行防止、健全育成及び安全確保等の支援活動を効果的に行うために、平成15年に設立されました。
県教育委員会からはスマートフォンの利用5か条・くまもと家庭教育支援条例等について、熊本県警からは熊本県学校・警察相互連絡制度、児童虐待への対応、自転車の安全利用対策等について説明がありました。児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、ためらわず通告する義務があることを職員・保護者に再度、周知したいと思います。
熊本県警のHPに『肥後っ子サポートセンター』のページがあります。子どもたちと保護者にとって、とても役に立つ情報がたくさん載せられています。会では、そのページにある、『スマホに弱い大人の教科書』という冊子(発行:熊本県警察、協力:熊本県・熊本県教育委員会・熊本市教育委員会)が紹介されました。
『デジタル社会に生まれた子供の現状』、『どうすれば子供たちをまもれるのか?』、『最近のスマホ事情』の3章から成り立っていますが、とても分かりやすい内容となっています。ぜひお読みください。(H)
【県特活研】010605
今年の8月に、熊本市で中学校特別活動研究会の九州大会が開かれます。昨年度、県の会長をしていたため、昨日の午後から実行委員会に参加してきました。
以前も書きましたが、今から15年ほど前に、勤務した学校が本研究大会の会場校となることが決まりました。特別活動の担当であった私は、事前に校長先生から「生徒に中学校生活の思い出を聞くと何と答えると思う?」と問われました。私が「体育大会とか文化祭、修学旅行、学級で友達と過ごしたこと等でしょうか。」と答えると、「それは全て特別活動だろう。特別活動を充実させることは、子ども達の学校生活を豊かにすることにつながる。特別活動で学校を立て直したい。リーダーシップを発揮して頑張って欲しい。」と返されました。
生徒指導の対応に追われ、正直、職員にはそれどころではないという空気がありましたが、試行錯誤しながら、学校総体として発表に向けて取り組んだことが、数年後に実を結びました。私は今、後輩の先生方に同じことを、特別活動の力を伝えています。
今年から2年間、田浦小・中で取り組む「子どもたちによるいじめ防止推進事業」の柱の一つは特別活動の充実、中心となるのは生徒会執行部です。先日、執行部の公約である「イイコト流星群」の1枚目が完成しました。12月の役員交代まで広用紙何枚分の「イイコト」が集まるか楽しみです。(H)
【水俣高校女子弓道部優勝!】010604
昨夜、K先輩から高校バレー部OB会のラインに「水俣高校女子弓道部、高校総体、優勝! みなさん知っていましたか?」という連絡が入りました。新聞では大きな写真と「水俣 無欲の初V」「一戦ごとに成長 快進撃」という記事が掲載されており、朝から、「すごいなぁ」という気持ちで読んでいました。
その後、ラインにマネージャーだったKさんから「すみません、写真の一番前はうちの娘です。頑張りました。」という連絡が入りました。新聞を読み直すと、国体強化選手に選ばれていると言うこと。驚きました。
決勝リーグの初戦は昨年の覇者「学園大付属高校」に大敗しましたが、その後は5連勝。最終戦の強豪「秀岳館高校」戦はとても見応えがあったとのことでした。最後は「学園大付属高校 対 秀岳館高校」の結果待ち。勝ち数で並んだ秀岳館高校に総的中数で上回り優勝することができたとのことです。敗戦からスタートし、開き直って勝負ができるのはこれまでの練習の積み重ねがあるから。すごいの一言です。
ライングループのメンバーも自分の事のように嬉しさを感じたようです。とても良い夜でした。(H)
【5秒の整理】010603
期末テスト1日目。職員室では採点が始まりました。採点者が「珍解答」を嘆いています。弟の友達は中学生の頃、ナイル川につくられたダム、アスワン・ハイ・ダムを悩んだ末に、何も書かないよりはと「ガンダム」と書き、随分叱られたということでした。「珍解答」にはなぜ間違ったか、どう教えたら良いかのヒントがあります。
昨年11月のブログに「田浦中の印刷室はとてもきれいに整理されています。」と書いたのですが、時々乱れています。そんな時に、気付いて職員に一番に声を掛けられるのは、ベテランのK先生です。先日は、片づけ方を写真と「カッター類の周りに、用紙の角を三角に切った切れ端が多い」、「シュレッダーの裏に護美あり」、「次に使う人のことを考えて、5秒の整理」等の説明で具体的に示した自作のポスターが貼ってありました。
私は、公共の場は角が揃っていないと頭痛がするタイプなので、あちらこちらの角を揃えて回ります。「次に使う人のことを考えて、5秒の整理」とても大事な習慣です。
…と、書いていると印刷室が気になって、気になって。行ってみると、M先生がシュレッダーのごみの片付けをしていました。嬉しいことです。(H)
【明日は期末テスト】010602
明日から期末テストです。私たちが中学生の頃は、1学期に中間・期末、2学期に中間・期末、3学期に学年末、計5回の定期テストがありました。また、中3の1学期まで廊下に順位が張り出されていました。当時は評定も定期テストが中心で、相対評価だったため、5・4・3・2・1の割合が決められていましたが、今は毎時間の評価や単元テスト、学習課題など細かな見取りを行い、絶対評価で評定を出しています。
平成の初めころまでは、ほとんどの先生がテストの原稿を手書きでつくっていました。当時は知識・理解に関する1問1答式の問題がほとんどでした。今は県学力調査を参考に、思考力・判断力をみる問題も多く出題しています。短文で回答させるため採点にも時間がかかります。
実は、私は中1の1学期中間テスト初日の朝、友達数人と体育館でバスケットボールをして遊んでいました。当然、担任の太田先生から怒られました。小学生の頃は習った直後の単元テストで、範囲も狭かったので、勉強をしてテストを受けるという発想がありませんでした。「認めたくないものだな、若さ故の~。」という有名なセリフが浮かびます。
音楽は例年、最初のテストは校歌からも出題されます。まさか「学ぶ」「育つ」を間違えたりはしないですよね。(H)
【水無月・June】010601
6月がスタート。唯一、祝祭日が無い月です。日本は外国と比べ、祝祭日が多い国なので、6月に祝祭日が入ることは検討されないようです。
期末テスト・郡市総合体育大会など、生徒も職員も心と体が休まらない月、疲れがたまる時期です。布団以外での「うっかり寝」、遅刻ぎりぎりで「びっくり起き」、好きなものだけの「ばっかりご飯」にご注意を。『ぐっすり寝』、『すっきり起き』、『しっかりご飯』で乗り切りましょう。
ところで、6月は梅雨なのになぜ水無月?ここの「無」は、「~の」にあたる連体助詞「な」で、「水の月」という意味だそうです。田浦弁で言うと「ん」ですね。(ネコん子、蜂ん巣、おぎゃんと、わぎゃんと等、たぶん。)
英語では、June(ジュン)と言いますが、結婚生活の守護神であるジュノー(ジュピターの妻)から取られました。6月に結婚式を挙げる花嫁(ジューン・ブライド)は幸せになれるそうですが、日本では雨が多い6月に利用者を増やそうと結婚関連業界が広めたようです。バレンタインデー、ホワイトデー、恵方巻も業界の取組。クリスマスにチキンも日本くらいという話を聞きますね。しっかり乗るのも楽しみです。(H)