校長ブログ「秘密の部屋」

2020年1月の記事一覧

【ポケモン言えるかな】020131

 来週の3日(月)は公立高校の前期選抜が実施されます。今日の事前指導も緊張感がありました。受験票の保管場所は神棚や仏壇が定番のようです。受検生の皆様は、合格に向けて八百万の神々様、仏様、ご先祖様を総動員。「おらに元気を分けてくれ~!」状態のことと思います。

 熊日新聞に、「時間配分に気を付け、自分に勝つつもりで頑張る。支えてくれた家族の気持ちに応えたい。」本校卒業生Oさんの今年のセンター試験開始前の会場でのコメントが載っていました。皆さんも入試に臨むにあたり心に携えてほしい言葉です。

 以前、「受験票を制服のポケットに入れて大事に保管していたものの、違反服だったため、当日は弟の制服を借りていき、ポケットに受験票がなくて大慌てした。」という生徒がいました。「集合場所を高校の正門としていたのに、中学校の正門で待っていた。」という失敗もありました。「学校に上履きを忘れたため、自宅のもふもふした動物スリッパで行った。」という強者もいました。何が起こるか分かりません。確認、再確認、再々確認。念には念を。

 ずっと前に教えた生徒に「昨日は勉強したか?」と聞くと、彼は自信を持って「はい、頑張りました!ポケモンを151匹覚えました!」「ピカチュウ、カイリュウ、ヤドラン、ピジョン、コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップ…♪」と歌い始めました。

 どうやら何をどうすれば良いかわからなくなってしまったようです。よくあることです。付き合うために私も覚えました。たまにはぼーっとすることも大事です。(H)

 

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【全国いじめ問題子供サミット2】020130

「自分の学校、地域に帰って、どのように生かしていきますか。」

○相手の良いことを貼って、一つの物をつくる。イイコト流星群をもっと発展させる。

○何気ない日常会話の重要性

○クラス、学校の枠に囚われず、他校との関わりを増やして情報を交換する。

○いじめを自分事として捉える。

「他の参加者の発表を聞いて参考になったことは何ですか。」

○今日のグッジョブ!

○傍観者が行動する

○劇などを通して具体例を示す。

○団結しすぎず、集団意識に囚われないこと。

○クラスの中での他人をつくらない。

○相手の立場に立って考える想像力をつける。

 文部科学省の行動での発表、全国から147名の児童生徒の参加、130名近くの引率者、文科省関係者や報道機関も入り、最後は文部科学大臣のあいさつ。ポスターセッションではさすがに緊張の面持ちでしたが、グループ協議では自分の意見を言うことができたとのこと。学びの多いサミットでした。「子どもたちによるいじめ防止推進事業」の取組にどんな形で反映させるか、執行部の取組が楽しみです。(H)

 

 

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【全国いじめ問題子供サミット1】020129

 25日(土)、文部科学省で「全国いじめ問題子供サミット」が開かれ、生徒会前会長のKさんと、現会長のIさんが参加し、ポスターセッションとグループ協議で「私たちが考える『令和の時代のいじめ対策』」について考えました。サミットに参加しての、2人のメモを紹介します。(H)

「本サミットを通して学んだことは何ですか。」

○個性を認め、人それぞれの価値観や考え方が違うということを全ての人が理解しなければいけない。「いじめの定義」で共通認識を持つことが大切である。

○クラスや学年内で素を出せる、自分らしくいられる(嫌なことは嫌とはっきり言える)環境や雰囲気づくりが大事。

○傍観者が被害者と加害者の架け橋になる。

○いじめにつながりそうな些細な「いじり」や「悪ふざけ」を周りの人が注意する。

○傍観者の数が圧倒的に多いから、傍観者が変わればいじめをなくしたり、未然に防ぐことができる。

○いじめに対しての考え方や感じ方は様々。

○自分の気持ちを伝えることが大切。

 

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【7×7】020128

 駐車場から家に近づくと黒ネコ「おはぎ」の声が聞こえてきます。ドアの内側でカギが開くのを待っています。開いたドアの隙間から50㎝ほど外に出て、地面に数回ゴロゴロすると家に戻ってきます。不思議なルーティーンです。その後は「ニャアニャア」と私の後をついて回ります。「ご飯をくれ。」と言っているようです。6年間で随分ネコ語が分かるようになってきました。東京オリンピック・パラリンピックでは通訳ができそうです。

 カリカリを入れると「これじゃない。」という顔をします。ウェットタイプを少しだけあげます。遅れて息子が帰って来ると、「まだご飯をもらっていない。」という顔をしてニャアニャアついて回ります。ご飯のパッケージが2つ開いていることがあります。騙しのテクニックでニャカデミー賞の主演にゃん優賞を狙っているようです。

 ところで、ネコ科のトラやライオンは「ガオー」となき、ネコと骨格が似ている犬は「ワン」となくのに、家ネコはなぜ「ニャア」となくのでしょう。

 一説によると、人が赤ちゃんを可愛がっているのを見て、赤ちゃんの泣き声に似せたのだそうです。「お腹がすいた。」とか、「撫でてくれ。」とか、どうやったら要求が通るのかを考えた末、「何でも言うことを聞いてもらっている赤ちゃん真似をしよう!」と考えたのだそうです。どのネコがそう証言したのでしょう?あくまでも仮説の一つです。

 今日は「ふわり」の四十九日、明るいうちに帰宅してお参りに行きます。(H)

 

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【ザケル!】020127

 先日、某部活動の大会の応援に行ってきました。駐車スペースをやっと見つけたもののすでに試合が始まっており、2階席も上がれない構造だったため外から覗いて応援。第1セットを取った後のコートチェンジ間にやっとフロアに入り応援しました。1回戦は2-0で勝利、2回戦は強豪と対戦しましたが、目標の得点を2セットとも上回ることができました。大健闘でした。

 しかし、試合前に大騒動が…。開会式前にある選手が「ユニフォームがない!」。選手は6人ギリギリなので予備も無い。慌てて自宅にいたお父さんに会場まで持ってきてもらい、何とか間に合ったとのことでした。保護者の許可を得て書いています。

 私の次男も小学生の頃…。人吉市で開催される学年別大会の前夜に「水着は、帽子は、ゴーグルは…。」繰り返しく言うと「分かってる。」の一言。

 翌朝、妻が出発前に「大丈夫ね。」と聞くと、強い口調で「大丈夫!」

 40分かけて人吉のプールに到着。8時過ぎにプールが開き、練習をしようと大きなスイミングバッグを開けると…。水着がない。

 バッグから出てきたのはアニメにもなった「金色のガッシュ!!」の大量のコミックス。レースの待ち時間の準備だけ完璧!

 水俣まで水着を取りに往復していると間に合わない…。「金色のガッシュ!!」の第1話の台詞「ふザケルな!」がぴったりでした。さすがに口から電撃は出ませんでした。(H)

 

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