日誌

校長ブログ

研究授業1年道徳「銀色のシャープペンシル」理由発表、付け足し発表、素敵です。

10月11日、1年道徳の研究授業を行いました。教材「銀色のシャープペンシル」を活用して、「心の弱さを乗り越えることについて考える」というめあてに迫る授業でした。授業は順調に進みました。参観しながら、他の授業でも是非活用してほしい次の2つの発表についてピックアップします。

1つ目は、「理由発表」です。グループで自分の考えを発表する場面で、進行役の生徒が、「心の弱さを感じたところを発表してください。理由も言ってください。」と言い、4人が発表しました。生徒たちは、理由を聞き、納得しながら拍手を送っていました。理由発表は、納得を得ます。

2つ目は、「付け足し発表」です。全体発表の際、「心の弱さを感じた所は、シャーペンを隠したところです。(省略)」と発表しました。先生が、「今の考えに付け足しはありませんか。」すると、ある生徒が「悪いと分かっているのに、隠したことがよくないと思います。(省略)」と付け足しました。さらに、ある生徒が「手に汗をかいていることから、焦っていることが分かります。(省略)」と付け足しました。付け足し発表は、考えを深めます。

第2回英検に、32名が挑戦!

10月7日、第2回英検(実用英語技能検定一次試験)が放課後行われました。英検は、日本最大の英語力を測る検定試験です。第2回英検では、5級から2級までに32名が受検しました。受検料は必要ですが、村からも多大な補助金を出していただき、サポートして頂いています。グローバル社会に向けて、ますます英語教育の必要性が増しています。英語の先生も、「現在の英語力を知るとともに、挑戦する力も高められ、資格を取得できるというメリットもあります。」と生徒に呼びかけ、サポートをしていただきました。お陰で、6月に行われた第1回英検よりも多くの生徒が受検しました。合格できることを願っています。また、第3回目は1月20日に行われる予定です。多くの挑戦する姿を期待します。

郡市中体連駅伝大会の推戴式。たすきをゴールへ。

10月7日、郡市駅伝推戴式が行われました。秋季中体連も含めて、早い生徒で7月21日から練習を続けてきました。選ばれた26名の生徒たちは、質の高い練習を積み重ねながら、「チーム」としてまとまってきました。10月13日(木)、郡市中体連駅伝大会が、あさぎり中学校グラウンドをスタート・ゴールとして、女子は5区間の10時スタート、男子は6区間の12時スタートで行われます。推戴式で、2人の駅伝キャプテンは、駅伝大会のビジョン(目標)を伝えました。

男子駅伝キャプテン「昨年度4位だったので、それ以上の2位を目指して、県大会出場できるようにがんばります。」

女子駅伝キャプテン「昨年の7位を上回り、『たすき』をあさぎり中のグラウンドまで運んで、チーム一丸となってゴールを目指します。」

歴代の相良中魂(汗と思い)がしみ込んだ「たすき」が、相良中駅伝チームを後押ししてくれることでしょう。ファイト!相良中駅伝チーム。

 

 

 

文化祭に向けた合唱の練習!レベル高いです。

10月6日、「ジェリコ、ジェリコ、オオオ。」という低音の男性の声と高音の女性の声がきれいにハモった歌声が3階から聞こえてきました。声に導かれて音楽室に行くと、3年生が4つのパートに分かれて合唱の練習をしていました。この時間のめあては「身体を使い分けながら、正確な音程で歌う」でした。先生からのアドバイスや自分たちで改善点を出し合いながらの練習は、圧巻でした。合唱のレベル高いです。各学年、11月13日(日)の文化祭に向けて、音楽の時間を中心に、合唱の練習をしています。3年生は「ジェリコの戦い」、2年生は「アンリミテッド」、1年生は「サンライズ・ラプソディ」を合唱します。お楽しみに。

2学年職場体験学習。10事業所の皆様に感謝です。

10月4日、2年生は次の10の事業所に分かれて、職場体験学習を行いました。

①人吉こども園 ②グループホームすずらん ③きみかげ想 ④相良村役場 ⑤さがら温泉「茶湯里」 ⑥(株)カーショップヒグチ熊本 ⑦曙建設 ⑧(株)白砂組 ⑨豊永酪農 ⑩あさひヶ丘

各事業所の方の指導や助言を受けながら、様々な仕事を体験させていただきました。もの・人・こと・自分と向き合い、キャリア(職業)について学ぶ貴重な時間となりました。各事業所の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

図書委員会が、「先生のおすすめの本」を紹介!

 夏休み前に、図書委員会から20名の先生方全員に宿題が出されました。そして、現在、図書館前に、20枚の「先生たちのおすすめの本」が紹介してあります。10月3日の生徒集会では、図書委員会が、4名の先生のおすすめの本を紹介してくれました。図書委員会の発表は、パワーポイントを活用しての発表でしたが、全員が原稿なし発表でした。これも見事でした。最後に紹介してくれた本は、「題名『線は僕を描く』 著者:砥上裕將」で、こんな紹介文でした。

「高校生の時、交通事故で両親を亡くし時間と心が止まってしまった主人公が、水墨画と出会ったことで、心を取り戻し、少しずつ前へと進んでいく姿がとてもすてきな一冊です。不思議なことに、挿し絵が全く無いのに、読んでいると鮮やかな色の絵が見えてくるような感覚があります。10月には横浜流星主演で映画も公開予定ですが、その前に是非原作をどうぞ!」 この紹介文で、私も読みたくなりました。

学級委員会が、「発表力」を啓発!

 10月3日(月)生徒集会が行われました。その中で、学級委員会は、学校評価の結果から、4つの力の中で一番低かった「発表力」にスポットを当てて、啓発を行ってくれました。始めに、劇をしながら、発表ができない理由について考えさせました。次に、1つの方法を提案してくれました。それが、「班で発表者を回していく方法」です。最後に、次の2つのメッセージを伝えてくれました。「発表に慣れていくことで、積極的に手を挙げる人が増えていきます。」「苦手を克服するために、学校があります。自分を成長させましょう。」

 担当の先生から聞いたのですが、今回の生徒集会の流れや言葉等、すべて学級委員会の8名で協議して決め、練習して本番に臨んだそうです。この「自治力」そして「発信力」とても素敵でした。

進路実現に向けて、「共通テスト対策学習会」スタート!

本日9月30日から、放課後の時間を活用して、3年生は、10月25日・26日に行われる「共通テスト」に向けての対策学習を行います。教科は、5教科(国語、数学、英語、理科、社会、英語)で、各教科30分間の5回ずつです。また、3年教室の近くに設けてある「進路コーナー」には、下の写真のように、1学期から郡市内の公立高校をはじめ、多くの学校のパンフレット等が紹介してあります。進路を決めながら、その実現に向けて、一歩一歩しっかりと歩んでいる3年生34名です。

 

校内研修「LGBTQ+について考えよう」

 学校では、月に1~2回、校内研修として、私たち教職員の資質・能力を高める時間を設けています。9月28日は、曽方晴希(そがたはるき)さんを講師としてお招きし、「LGBTQ+について考えよう」という校内研修を行いました。演題は「多様な”性”とは? ~性的マイノリティーについて~」でした。幼少期からの体験談をもとに、悩みや苦しみ、そして現在の活動、学校教育の中での対応等、多岐にわたり話していただきました。「性の多様性」と「一人一人が尊重される社会の大切さ」を再認識しました。11月18日には、生徒向けの講演会を計画しています。もちろん、講師は、曽方晴希さんです。下の写真は、講演も終わり、校長室で雑談をしている吉田と曽方さんです。

効果的な復習の方法!「確認」→「納得」→「習熟」

9月27日、1年1組の理科の授業は、中間テストに向けた復習でした。ある生徒は理科ノートで復習していました。見ると、赤い丸と青い丸がありました。尋ねると「1回目が赤い丸で、間違えた問題を2回目したときに、青い丸を付ける」ということでした。いい勉強をしているなあと感心しました。1回目は、「確認」なんです。分かっているか、分かっていないかの確認をしているだけなんです。ここで終わるのは、復習とは言いません。さて、2回目は、間違えた問題のみを解くのです。時間も短縮されますし、効率的です。

隣の生徒を見てみると、理科プリントを丸付けしている途中で止まり、何かを読んでいました。「おさえておこう」「記述サポート」という解説のコーナーを読んでいたのです。そして、納得して、丸付けの続きを再開しました。間違えた問題には、この「納得」が大切なのです。この生徒もいい学びをしていました。

この2人の生徒の学びから、「効果的な復習の方法」をまとめると、次のようになります。

「確認(1回目の丸付けをする)」→「納得(解説をよむ等)」→「習熟(間違えた問題のみを解く)」

この方法は、家庭学習でも使えます。家庭学習は、復習が多いです。是非、この効果的な復習の方法を活用して、家庭学習でも知識を増やしていきましょう。