OJT
【OJT】社会科検証授業
7月3日(水)4時間目、社会科の検証授業を行いました。
(1)授業改善の視点
・導入で興味・関心・意欲を高め学んでみたいと思える工夫をする。
・子どもの言葉でまとめが行われ、達成感を味わうことができる。
(2)具体的な工夫
・映像資料で興味関心を高める。
・資料読み取りを導入に入れて、課題追求をする。
・まとめの時間を十分確保できる時間配分。
(3)工夫による効果・生徒の変容
・主体性をもって授業に参加できる。
・関心が高まることで、学びの内容の理解が高まる。
導入では、パワーポイントを使い生徒の関心を高め意欲を引き出していました。導入で確認した聖徳太子の行ったことについて、4つの資料を提示し、各自で調べたあと、全員で共有していきました。
次に、共有した4つの資料の中から2つを自分で選択し、その2つの資料から聖徳太子が目指した政治とはどのようなものなのかをまとめていきます。
まとめに時間がかかる生徒にはT1、T2の先生が個別にアドバイスをしていきます。
「私は( )、( )の政治改革から、
聖徳太子は( )をめざしたと思います。
理由は( ) だからです。」
まとめ方のひな形を示すことで、まとめ方のスキルアップを図り、横断的に活用できるようにしていました。
社会科の授業は、いつも活気があり、積極的に元気よく発表する姿がたくさん見られ、教室全体に生徒の意欲がふくらんでいきます。関心するばかりです。
【OJT】英語科検証授業
7月2日(火)6時間目、英語の検証授業を行いました。
(1)授業改善の視点
・子どもの言葉でまとめが行われ、一人一人が達成感を味わうことができる。
・子どもの習熟度に合わせて、選択できる課題を複数用意
(2)具体的な工夫
・文章による授業のまとめを行う。
授業終盤をより充実させる。
・2種類のワークシート(ヒントありなし)を
用意し自力解決力をつける。
・少人数指導と個別支援の充実
(3)工夫による効果・生徒の変容
・学びを具体的に振り返ることができる。
・自分の状況に応じて力を伸ばすことができる。
英語の授業は、発展コースと基礎コースに分かれての少人数指導を実施するとともに、基礎コースではさらにTT授業(複数の指導者による授業)を実施していることが特色としてあげられます。
発展コースはより多くの問題演習にチャレンジしていきます。基礎コースは、内容の理解を重視し、一人一人の状況に合わせての個別指導を重視しています。
さらに両コースともに、ワークシートが2種類用意されていて、自分で選択できるようになっています。
発展コースは授業のスピードが速く、まとめや振り返りの時間を十分とっての授業、基礎コースは、丁寧に学習内容を確認しながら、今日の学びを実感できる授業となっています。
そして、授業が終わった時、個人差はあるものの、一人一人が学びの達成感を感じることができる授業だと思いました。
【OJT】保健体育科検証授業
7月2日(火)5時間目、保健体育の検証授業を行いました。
(1)授業改善の視点
・狙いに応じて様々な学習形態の工夫。
(ペア、グループなど)
・互いに高め合う「学び合い」ができる工夫
(2)具体的な工夫
・毎時間違う相手とのペア学習
・学び合いが活発にできる班編成
(3)工夫による効果・生徒の変容
・周りの良さに気づくとともに、
相手の立場に立った言動ができる。
・互いに自分の意見を相手に伝える力が高まる。
保健体育の授業だけあって元気がよく、きびきびとした動きが印象に残りました。
マット運動で「自分に合った連続技を考えよう」とのテーマを達成するために、まず自分で技の組み合わせを考え練習に取り組みます。その練習を通して、班のメンバーから様々なアドバイスをもらいます。
いったん練習を中断し、班での意見交換会。お互いの改善点などを出し合います。そして、それらの意見をもとに、最初に自分で考えた連続技を組み替え練習を再開します。より自分に合った連続技を組み立てていきます。
これらの過程を通して、今日の授業の見どころである「生徒たちの関わり合い(話し合う姿)」「アドバイスを送る姿」がしっかりと表れていました。
各教科で、「話し合い」の場面が設定されていて、その学びを横断的に生かしていくことが大切だと感じました。
【OJT】数学科検証授業
7月1日(月)1時間目、数学の検証授業を行いました。
(1)授業改善の視点
・展開では自力解決できる手立てや教材、教具の準備をしわかりやすく提示している。
(2)具体的な工夫
・視覚的に支援できる教材・教具の工夫
・TTやリトルティーチャーの活用
(3)工夫による効果・生徒の変容
・展開で自力解決できる。
・得意、不得意のどちらの生徒も学びを実感できる
最初に復習を兼ねた問題をテンポよく行い、その後宿題チェックをし、めあての提示を行いました。
そして、めあてを達成するための課題を示し、みんなで考えながら解いていきます。この場面でもリトルティーチャーが効果的に活用されます。
問題演習に移ると個人差がでてきますが、早く終わった生徒は自分で答え合わせを行い、発展的な問題にチャレンジ。T1、T2の先生は、個別支援を行っています。
そして、発展問題も終わった生徒がリトルティーチャーとなり個別支援を行っていきました。最後に自分の言葉でまとめを行い、授業を振り返り終了しました。
みんなが達成感を味わえる授業であったと思います。そして、ヒントカードを活用するなどの配慮もなされていました。
さらに、何といっても学級に教え合ったり学び合う雰囲気があり、安心して質問できることがいいなあと感じました。
【OJT】国語科検証授業
先週から始まった検証授業。木曜日は国語の検証授業が行われました。
(1)授業改善の視点
・こどもの言葉で「まとめ」が行われ、達成感が感じられる。
・習熟度に合わせた課題を選択できる。
(2)具体的な工夫
・まとめの書き方の指導の徹底
・ヒントシートの作成、活用
(3)工夫による効果・生徒の変容
・まとめを書くスキルアップ
・考えることが苦手な生徒の考える意識を高める。
授業は、鹿北版学習過程スタンダードに沿って進められ、生徒が次に何をするのかが明確になっているので、集中して取り組むことができました。
また、習熟に応じた課題ということで、ヒントカードを準備していました。ヒントカードを見なくてもよい生徒は見ずに要点などをまとめていました。また、ヒントカードを参考に自分の考えをまとめている生徒もいました。みんなが考えることに取り組む授業でした。
ヒントカードは生徒が自分で使用するかどうかを選択できて、多くの生徒が授業の理解ができる工夫になっていることがすばらしいです。