OJT・育成・成長
【OJT】国語科検証授業
先週から始まった検証授業。木曜日は国語の検証授業が行われました。
(1)授業改善の視点
・こどもの言葉で「まとめ」が行われ、達成感が感じられる。
・習熟度に合わせた課題を選択できる。
(2)具体的な工夫
・まとめの書き方の指導の徹底
・ヒントシートの作成、活用
(3)工夫による効果・生徒の変容
・まとめを書くスキルアップ
・考えることが苦手な生徒の考える意識を高める。
授業は、鹿北版学習過程スタンダードに沿って進められ、生徒が次に何をするのかが明確になっているので、集中して取り組むことができました。
また、習熟に応じた課題ということで、ヒントカードを準備していました。ヒントカードを見なくてもよい生徒は見ずに要点などをまとめていました。また、ヒントカードを参考に自分の考えをまとめている生徒もいました。みんなが考えることに取り組む授業でした。
ヒントカードは生徒が自分で使用するかどうかを選択できて、多くの生徒が授業の理解ができる工夫になっていることがすばらしいです。
【OJT】音楽科検証授業
6月26日(木)5時間目 音楽の検証授業が行われました。
(1)授業改善の視点
・教材、教具の工夫
(2)具体的な工夫
・視覚教材の活用(生徒の興味を引く内容を入れる)
・動画や音源を活用する。
(3)工夫による効果・生徒の変容
・視覚的に働きかけることで理解を高める。
・クイズ等を入れて意欲を喚起する。
・本物の音に触れ、意欲を高める
授業は音階あてクイズから入り、生徒の意欲を引き出し、明るく楽しい雰囲気で授業が始まっていきました。そして、今日のめあての提示、「帰れソレント」を映像で紹介し歌を聴き、曲想をどうイメージするのかを考え、みんなで共有していきました。そして、そのイメージを思い浮かべながら歌の練習をしました。
その後、ゲストティーチャーの登場です。本格的な歌声を聴くことができる機会を授業に取り入れたと思っていると、何と登場したゲストティーチャーは「小島先生」でした。
音楽の先生のピアノ演奏で、小島先生が「帰れソレント」を熱唱していきます。結構上手で声量のある歌声に、生徒は満面の笑顔となり、歓声があがりました。
小島先生の熱唱につられて、生徒もさらに情景を思い浮かべながら歌っていきます。最初に歌った時よりもはるかに思いが込められています。
まとめを自分たちの言葉で行い、今日の授業の振り返りをして授業は終了。
授業終了後、生徒からは、参観されていた教頭先生に、「歌ってください!」のリクエスト。最初拒んでいた教頭先生もその気になり、「帰れソレント」を熱唱しました。生徒は大感激で大きな拍手が起こりました。
さらに、音楽の先生にもリクエスト。「しょうがないなあ」と言いながら、イタリア語で熱唱します。ピアノの周りに生徒が集まってきます。やはり音楽の先生。すばらしい歌声でみんなを魅了していきます。
こんな感動的な授業や交流が行われる鹿北中はすごいと思いました。
【OJT】鹿北小・中学校合同研修会
5月8日(水)15時50分より、鹿北小・中学校合同研修会を開催しました。今回は、授業力向上プロジェクト、特別活動、そして期集会について具体的実践を始めるための研修会です。各自が授業力を高める実践を具体化したり、特別活動、特に話し合いの場面設定や期集会の期日や内容を決めたりと、かなり具体化されてきました。鹿北小中学校は、研究授業のための研究授業にならないよう、日々の授業1回1回に改善の視点を明確にして取り組み、その成果や変容を検証授業という形で振り返り、また次の実践につなげていくという短期間のPDCAを繰り返し行うことで授業力を高めていきます。そして、生徒の学力を高めていくことにつなげていきます。日々の実戦の継続にどれだけこだわることができるか、一人一人の先生のチャレンジが始まります。
【ОJT】鹿北小・中学校合同校内研修
3月13日(水)15時50分より、鹿北小・中学校合同校内研修会を行いました。今回は、今までの取組、実践を振り返り、次年度の研究をどうするのかが主なテーマです。UDの授業づくり、特別活動における話し合い活動を行ってきての、反省点や改善点を出し合い、次年度の研究の方向性について協議しました。今年度の方向性を踏襲しつつ、新たな視点での研究を、次年度は行っていきます。
生徒の学力向上、生きる力の育成に向けて、小中学校協働での研究を行っていきます。
【OJT】検証授業:あやすぎ学級
2月28日(木)3時間目、あやずぎ学級(自閉・情緒)にて検証授業が行われました。
【授業改善の視点】
学んでみたい導入の工夫
互いに高め合う「学び合い」ができる工夫をしている。
【授業改善の視点】
生徒の興味・関心が高まる課題の提示。
以前の学習の写真準備。(イメージがもてる)
得意な活動や動作性がある活動の取り入れ。
言語活動が豊かにできる内容の工夫。
【検証授業の視点】
生徒たちが出すアイデア。
生徒たちが互いに関わり合う姿。
「めあて」は、「卒業生へのプレゼントを考えよう。」で2000円以内で、3人の卒業生へのプレゼントを考える授業。3月15日に、手をつなぐ育成会主催の卒業を祝う会が予定されていますが、そこで渡す卒業記念品について考えていきました。
タブレットを使い、事前に聞き取りをしておいた卒業生の希望に沿って記念品を考えていきます。防止やバッグ、文房具などいくつか候補をあげて、意見交換をしました。
わいわいとにぎやかに、楽しく活動することができました。検証の視点である「生徒たちが互いに関わり合う姿」が見られ、また、タブレットの中から、記念品としてふさわしいものを探す時に卒業生一人一人のことを考えながら活動できているところに温かさを感じました。人との関りの心地よさを実感できる授業であったと思います。
TT授業の時のT2の先生の動きや活用を工夫すると、「学び」が深まると思いました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 西浦 伸一
運用担当者 教諭
◆熊本県教育広報誌
ばとん・ぱす vol.77
◆熊本県人権情報誌
コッコロ通信 vol.58
山鹿市立 鹿北中学校
- Kahoku Junior high school -
住所:〒861-0601 熊本県山鹿市鹿北町四丁1464番地
Tel:0968-32-2019
Fax:0968-32-3797
E-mail:y-kahokujh@educet01.plala.or.jp
URL:https://jh.higo.ed.jp/kahokujh/