学校生活(ブログ)

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お辞儀 愛校作業、ありがとうごいました。

 本日(14日)、朝の7時から小・中学校PTA合同の愛校作業を行いました。両校PTAの執行部・環境委員、有志の保護者・先生方、約100人の皆様にご協力いただき、来週の中学校の体育大会、再来週の小学校の運動会に向けて、環境整備を行うことができました。
 さすがに人海戦術は違います。およそ1時間半の作業でしたが、見事に校地内の雑草を一掃することができました。昨年度は、コロナ禍の影響で実施できず、その後、私(中学校長)と小学校の角田校長先生で、各々10回程度刈り払いをしたことを思い出す時、本当に助かります。心より感謝申し上げます。
 想定していたより多くの雑草を除草できたので、依頼していたパッカー車に入りきるかと心配していましたが、何とか全て入りきり、刈った草の後処理も含め、完璧な愛校作業となりました。前半は、私も刈り払いしていたので、写真は後半のものばかりです。小学校のHPの方がいい写真が多いので、リンク(こちらをクリック)を貼っておきます
 なお今回、せっかく参加をご希望していただいたにもかかわらず、お断りした皆様には、誠に申し訳ございませんでした。夏休みの後半にもう1回愛校作業を行う予定だそうですので、その際にはよろしくお願いいたします。

期待・ワクワク 歴史資料館(菊池恵楓園)のリニューアルオープン

 新聞やニュースでも報道されていましたが、昨日(13日)、隣接する国立療養所菊池恵楓園の歴史資料館がリニューアルオープンしました。同日の午後、主催者側の菊池恵楓園の箕田園長及び入所者自治会の志村会長、来賓として蒲島熊本県知事、荒木合志市長をはじめ厚生労働省や法務省の関係者等、多くの皆様のご参加のもと記念式典が開催され、私(校長)も小学校の角田校長先生とともに参加させていただきました。
 式典での 志村 自治会長の言葉には、改めて合志楓の森小学校、中学校への期待の言葉もあり、式典の最後にはテープカットがされ、無事、歴史資料館がリニューアルオープンしました。
 式典の後は内覧会あり、一足先に館内を見学させていただきました。中には菊池医療刑務支所の独房も保存されており、ハンセン病問題の歴史を語るリアルな資料が数多く展示されていました。
 本校のハンセン病問題を一つの柱とした人権教育にとっても、とても有効な資料館ですので、できるだけ早く職員や児童生徒の見学を計画したいと思っています。小学校のHPにも記事があげられていましたのでリンク(ここをクリック)を貼っておきます。

驚く・ビックリ 2人の宇宙人が合体したらどうなる?(1年数学)

 現在、1年生の数学は「正負の数」の学習をしています。小学校までの算数では、「足し算は増える」「引き算は減る」というのが当たり前の概念だったのが、「足したのに増えない」という計算がいきなり入ってくるのですから、戸惑う生徒がいてもおかしくありません。
 本日(12日)の5校時、長野 先生は、1年1組の数学で「2人の宇宙人が合体したらどうなる?」というプリントを使って授業をしていました。正の数の宇宙人は青色、負の数の宇宙人は赤色で、同じ宇宙人でも合体すればいろんな色になります。そのパターンを視覚的にもつかませたいとの意図から工夫されているものと、私(校長)は拝察しました。
 理屈で言えば、「① 同符号の2つの数の和は、絶対値の和に共通の符号をつける」、「② 異符号の2つの数の和は、絶対値の大きい方から小さい方をひき、絶対値の大きい方の符号をつける」ということです。これをいかに丸暗記でなく、その意味も含め理解できるか。中学校の難しくなった学習内容に立ち向かう1年生。先生とともに頑張っています。

ほくそ笑む・ニヤリ オリビアを聴きながら(3年英語)

 本日(12日)の5校時、3階に上ると、懐かしい音楽(洋楽)が聞こえてきます。オリビア・ニュートンジョンの「その風の誘惑」という曲で、たしか私(校長)は、中学生の頃に聴いたような遠い遠い記憶があります。
 生徒たちが、私にも「歌って」と言うので、 ♫ Have you never been mellow? ♪ のところだけ口ずさみました。直訳すれば、「あなたは決してまろやかにならないのですか?」でしょうが、実際は「肩の力をぬいたらどう?」みたいな意味になるのでしょう。
 私がなぜ、急に振られてもそこだけは自然に歌えたのか? そうです。現在完了形、しかも「Never」を使うお決まりの疑問文なので、おそらく中学生の頃、何度も何度も英語の授業で言わされたから、耳に残っているのでしょう。
 実はこの時間、生徒たちは英語ワークの問題を解いていて、そのBGMとして、YouTubeの動画が流されていたものでした。中学3年生で習う現在完了形は、中学校の英語の範囲の中でもつまずきやすい単元の1つと言われています。オリビアを聴きなから生徒に問題を解かせている 深水 先生には、ちゃんとした意図があるのですね。  

喜ぶ・デレ そんな表情する!?(小1音楽)

 合志楓の森小学校・中学校では、「兼務申請」という手続きを経て、相互に教職員の乗り入れを行っています。
 本日(11日)の5校時、小学校1年5組の授業をのぞくと、矢野 先生が音楽の授業をしていました。この授業では、カスタネットを使った音楽活動を行っていましたが、正直「中学生相手にはそんな表情する!?」と思うぐらい、可愛い表情や動作で授業をしていました。
 ずっとずっと昔、先輩の先生から「教師は役者たれ」と言われたこと思い出します。実は、矢野 先生は、大学は音楽専攻ですが、高校は保育科出身なのだそうです。中3の生徒から小1の児童までそれぞれの発達段階に合わせた役作りをできる 矢野 先生に「なかなかやるじゃん!!」と思った校長なのでした。それと同時に、毎日小学校低学年の子供たちの相手をしている小学校の先生方の専門性にも、改めて敬服した次第です。

にっこり 体育大会練習期間下の道徳の授業

 現在は、体育大会の練習期間ですが、全体練習、学年練習、体育の授業以外の時間は、普通に教科の授業があっていますし、道徳の授業もちゃんと時間割に入れてあります。
 本日の4校時、一部の時間割調整がある学級を除き、ほとんどの学級で道徳の授業が行われていました(左:1年、中央:2年、右:3年)。私(校長)は、こういう時期にこそ、道徳の授業が活きてくると思っています。つまり、大きな行事等があれば、生徒の心には、喜び、達成感、葛藤、軋轢、‥‥等、様々な変化が生まれます。その心の機微をとらえ、その琴線に触れるような授業ができれば、生徒たちは精神的に大きく成長できると思うからです。例えば本日、3年生では、「真の友情とは」をテーマに授業が行われていましたが、まさしくそれを考えるにふさわしい時期ですね。
 道徳教育は、本来、教育活動全体を通して行うべきもの(体験する道徳)と言われています。それらを補充・深化・統合する場として、道徳の授業が活かされること(考え、議論する道徳)を期待しています。

期待・ワクワク 体育大会の全体練習

 本日(11日)の5校時は、体育大会の全体練習で、開閉開式の練習をしました。雨は上がっていましたが、運動場がけっこう緩いので、体育館で行いました。しかし、本校の体育館は巨大なので、横向きに使うと、外で整列するのとほぼ同じ広さを確保することができます。凄いですね。
 私(校長)は、これまで数多くの体育大会を経験してきましたが、中学校の体育大会である以上、集団行動は欠かせないと思っています。これがなければ、レクレーションと変わらなくなってしまいます。つまり、ピリッとした部分を見せつつ、楽しむところは楽しむ、競い合うところは競い合う、そんなメリハリのある体育大会になってくれると嬉しいです。ただし、それを教師が大声で怒鳴ったり、叱ったりしながらやらせるのではなく、生徒たち自身、特に3年生がしっかり自覚をもち、体育委員長や各団長、生徒会執行部、応援リーダー、ダンスリーダー等のリーダーシップの下で(「主体性」をもって)できるようなったら、さらに素晴らしいなと思っています。

笑う 体育大会の学年練習(2年)

 連休も終わり、現在学校では、21日(土)の体育大会へ向けての練習が本格化しています。
 写真は、3校時の2年生の学年練習の様子です。2年生は見てのとおりの団体競技を予定しています。競技名はまだ分かりませんが、各学級の作戦とチームワークが勝敗を分ける競技のようです。本日(11日)は雨で、その上体育館は小学校の運動会の練習があっており、2年生は武道場で規模を小さくしての練習でしたが、実際やってみるとなかなか楽しそうでした。
 本番の各学年の団体競技は、大いに盛り上がるのではないかと、とても楽しみにしています。

期待・ワクワク 本校初(実地)の火災避難訓練

 本日(9日)の3校時、小学校・中学校の合同で、火災を想定した避難訓練を行いました。昨年度は、コロナ禍のため、避難経路を確認する訓練はしていましたが、実地での訓練は本校初となります。イメージでトレーニングするのと実際に行ってみるのとでは、本当に災害が起きたときの対応に差があると思いますで、心配していた天気が保ってくれて本当に良かったと思います。
 さすがに中学生は、おしゃべりをしたりふざけたりする生徒はおらず、真剣な態度で参加できており、5分30秒で全員が無事避難を終えた、全体として合格点の避難訓練だったと思います。また、児童生徒をどのように避難させるのか、消火栓や消火器の位置の確認、防火シャッターの動作確認など、教職員にとっても大事な訓練になったと思います。当然のことながら、小学校のHPにも記事ありましたので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。
 なお、保護者の皆様にご提供いただいた使い古しのバスタオルのおかげで、スリッパのまま避難してついた泥をきれいに落とすことができました。ありがとうございました。

笑う 鉛筆で明暗を表そう(1年美術)

 本日(9日)の2校時、美術室では1年生が、立体感を表すため、鉛筆で立体に陰影をつける学習をしていました。
 道具は鉛筆1本ですが、文字を書くときとは異なり、鉛筆を斜めにして描いていました。光がどちらから当たっているかをしっかり意識することが重要のようで、力加減がポイントですね。
 美術担当の 松本 先生は、本年度、新規採用となった大学を出たばかりの初任者ですが、専門は「油絵」というガッツリの芸術家です。ただ、美術力と美術指導力は必ずしも同じではありません。自身の持っている専門性をいかに生徒へ伝えていくか、本人は試行錯誤の毎日かもしれませんが、直向きに生徒と向き合っている姿に、私(校長)は清々しさを感じています。
 生徒たちの中には、将来、第二高校や大津高校などの美術科(コース)を進路を定める生徒もいるかもしれません。生徒たちの個性をしっかり伸ばす美術教育に努めてほしいと思っているところです。