学校生活(ブログ)

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驚く・ビックリ 東熊会会員による「里帰り講話」

 本日(4日)の3・4校時、3年生はキャリア教育の一環として、肥後銀行本州ブロック統括店長兼東京支店長 瀬川 裕司 様の講話を聞きました。これは「東熊会」という首都圏在住で熊本県出身の企業役員及び企業役員経験者で構成する任意の親睦団体の会員の皆様が、ボランティアで実施されておられる「里帰り講話」として実施したものです。
 瀬川 様は、熊本県出身で済々黌、慶応義塾大学卒業の後、肥後銀行に入行されました。平成30年に理事兼福岡支店長、令和2年に執行役員兼福岡支店長、令和3年度からは執行役員兼東京支店長を歴任されています。
 本日は、自己紹介、銀行の仕事についてのお話の後、「夢を叶えるために」というテーマで、生徒たちにキャリア意識の向上につながるお話を聞くことができました。瀬川 様からは、物事を実行するにあたって、
① ポジティブ思考
② 素直な心・謙虚な姿勢・感謝の気持ち
③ 続ける 〜「継続は力なり」
が大事だということを、ご自身の経験や金融のプロ・企業の経営者としての深い見識からそれぞれ噛み砕いたお話で、本校3年生にぴったりだったと思います。
 生徒たちにとって、自分の夢を叶えるためにいつかどこかで必ず生かしてほしいと思う、とても貴重な講話を聞くことができました。

にっこり オンライン授業参観

 本日(7月1日)の5、6、7校時、オンラインによる授業参観を行いました。本来であれば、来校参観とオンライン参観のハイブリッド方式で実施する予定だったのですが、2つのクラスで学級閉鎖の措置をとっており、さらなる感染拡大が懸念されることから、急遽、オンライン参観のみの実施に変更しました。そのような中、たくさんの保護者の皆様にオンライン参観していただき、誠にありがとうございます。
 私(校長)は、5校時だけは、実際に教室へ様子を見に行きましたが、6,7校時は校長室で、保護者の皆様と同じくオンライン参観しました。私の感触で言えば、実際に学校で参観するのと全く遜色ないですね。むしろ音声がはっきり聞き取れるので、どのような授業をしているのか分かりやすいと思いました。ただ、保護者の皆様は、我が子の学習の様子を一番見たいと思われると思いますので、カメラと座席の位置関係次第で善し悪しがあったかもしれません。校長としては、教室に行かずとも授業の様子が把握できるので、「授業参観日に限らず、毎日これをやってくれたら‥‥。」とも思いましたが、多分、先生方は嫌がるでしょう(笑)。
 なお、学級閉鎖となっている3年3組と、学年集会形式で授業参観を実施する予定だった学級閉鎖の2年2組を含む第2学年の授業参観は一旦延期とし、詳細は後日お知らせしますので申し添えます。 

期待・ワクワク 「夏の思い出」をオンラインで(2年音楽)

 すでのお知らせしておりますとおり、本日(7月1日)、2年2組は学級閉鎖となっています。そのため、生徒たちは各自のタブレットでMicrosoft Teamsのビデオ会議に入ってオンライン授業を受けています。昨年度の前期後半の分散登校以来、本校では様々な場面でオンライン学習を行ってきましたので、本日も生徒・先生ともに何の違和感もなく授業が行われています。
 2校時に音楽室をのぞくと、矢野 先生が1人で音楽の鑑賞の授業を行っていました。題材となる曲は「夏の思い出」。そうです。♫ 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空 霧のなかに うかびくるやさしい影 野の小径 ♩ 中田喜直作曲、江間章子作詞で、中学校歌唱共通教材となっている名曲です。
 私が見たときは、ちょうど「歌詞に込められた思い」について、ブレイクアウトルームを使って話し合いを行っている場面でした。矢野 先生は各ルームを巡回しながら、どんな意見が出たかを確認したり、出た意見に対するコメントを述べたりしていました。その意見の幾つかを聞いていると、「日常の平穏な生活への感謝」や「平和への有り難み」など様々な意見が出ていて、実に深く作詞者の思いに迫ろうとしていることが分かります。凄いですね!! 意見の質や量、多様性という面のみで言えば、むしろ対面で授業を行う時より充実しています。おそらくオンラインでのコミュニケーションの「敷居の低さ」がそうさせているのかもしれません。
 ただし、その「敷居の低さ」がSNSでのトラブルや誹謗中傷等の原因になっているとも言われています。公費で貸与されたタブレットは、そこで行われているコミュニケーションの様子を学校がモニターしやすいのでいいですが、「家庭の責任」で買い与えておられるスマートフォン等は、各家庭でモニターできておられるでしょうか? 自由かつ無制限に使わせておきながら、そこで発生するトラブルや誹謗中傷等については「学校の責任」とされてしまうのには、正直、学校として困惑する部分があります。もし各家庭でモニターできない部分があるのであれば、使用上のマナーやルールをしつけたり、スマホ等の機能や使用時間に制限を設けたりするのも「家庭の責任」ではないかと私(校長)は考えています。

にっこり 「熊本の学び」ステップアップ研修

 本日(29日)の小中合同の校内研修は、熊本県教育庁市町村教育局義務教育課の 永松 由紀子 指導主事及び菊池教育事務所の 濱野 久美 指導主事にご来校いただき、「熊本の学び」ステップアップ研修を実施しました。 
 まずはじめに、永松 指導主事より「熊本の学び」について説明がありました。その後、各グループごとに「単元終了時の子供の姿」について考える演習を行いました。「熊本の学び」については理念の浸透(スタートアップ)から一歩進み、各学校の特色ある取組(ステップアップ)の段階に入っています。本小・中学校の先生方には、本日の研修で学んだことをもとに、イメージする子供の姿をめざして、柔らかい頭としなやかな発想で様々な実践にチャレンジしていただき、合志楓の森小学校・中学校ならではの取組を創造していただければ嬉しい限りです。
 なお、参考までに「熊本の学び」関連資料のリンク(県教委HP)をはっておきますので、ご参照ください。

驚く・ビックリ 菊池恵楓園歴史資料館の見学

 本日(28日)の午後、本校職員は5月にリニューアルオープンした菊池恵楓園歴史資料館を見学する研修を行いました。本校では、各学年の学習計画(KPプロジェクト)にしたがって、ハンセン病問題に関する人権学習を系統的に実施していく予定です。そこで、まずは教職員がしっかり認識を深めるため、先週の 箕田 園長の講話に引き続き研修を行いました。
 はじめに本館の映写室で、スクリーンに見立ててた「隔離の壁」に投影される動画を視聴しました。その後、新館の展示物を見学しましたが、「あなたはわたし わたしはあなた」という本資料館のコンセプトのもと、ハンセン病問題に係る人権課題をいかに自分事としてとらえるのか、実物の資料とデジタル技術をミックスした様々な展示方法が工夫されていました。かつて本校の校地に建っていた菊池医療刑務支所の独房も移設されています。生徒たちにも、できるだけ早い段階で見学の機会を持ちたいと思いました。
 新館南側の通路には、熊日壁新聞コンクールで入賞した「楓3部作」の複写も展示されています。また偶然にも、熊本県の営業部長の「くまモン」が写真撮影のため来館していました。
 なお、本資料館は(日・月休館)は、インターネットで見学予約(歴史資料館)できます。

期待・ワクワク 水俣病問題の調べ学習(1年総合的な学習の時間)

 1年生は現在、7月19(火)、20(水)の集団宿泊教室で訪問する水俣病資料館等での事前学習として、調べ学習を行っています。
 水俣病問題学習については、先週の 吉永 様ご夫婦(水俣病を語り継ぐ会)の講話(こちらをクリック)も実施したところですが、生徒たちも自分たちで調査した内容をプレゼンテーションにまとめ、発表する学習に取り組んでいます。
 1年生も昨年度、合志楓の森小でタブレットをしっかり活用して学習してきているので、こういった学習スタイルはお手の物で、驚いたことにPowerPointの共有機能を使いこなし、グループ毎に共同編集をしています。また、司書の堀田先生に、「知る水俣病」という特集新聞(外部リンク)を1年生全員分準備していただき、これも活用して学習していました。生徒たちはたくさんのテキスト(文字)と向き合っています。そこが大事です。
 この学習を通じ生徒たちは、人権問題に対する正しい理解や人権意識・感覚が育っていくことはもちろんのこと、合志市の小中学校で取り組んでいる「プレゼン教育」のねらい、すなわち資料活用能力や思考力・判断力・表現力等を総合した「伝える力」や「提案する力」が着実に育っているなと感じています。
 

喜ぶ・デレ 瀬戸内の気候の特徴は(2年社会)

 本日(27日)の2校時、2年3組の授業をのぞくと、社会科の地理的の学習で、四国・中国地方の学習をしていました。日本の気候が季節風の影響を受けているのを端的に表す「瀬戸内の気候」ですが(左写真)、生徒たちはちょうど動画のその部分を視聴していました。
 町田 先生の授業は、学習内容を教えっぱなしではなく、中央写真のようなグループでの学習を取り入れ、学んだことをタブレット等も活用しながら、説明し合うところまでやられます。つまり、この授業で言うなら、「瀬戸内の気候の特徴は‥‥。」と、資料をもとに自分の言葉にして説明するので、単に知識を学ぶ以上の学力、すなわち「確かな学力」がしっかり育ってきているのではないでしょうか。しかし、こういう授業ばかりでは、教科書の進度が遅れ気味に‥‥。しかし、さすが 町田 先生。ジックリやるところ、サラーッとやることろのメリハリがいついています。中学校の教師は、どうしても「高校入試」が気になって、どこもかしこもジックリやりたくなるものですが、それがかかえって「詰め込み」の面白くない授業の原因となることになります。そこは 町田が何度も入試を経験してきたベテランの強みかもしれませんね。
 ところで右写真のように、授業のオンライン配信は、今や教師に頼らず全て生徒たちがやってくれます。これはどのクラスもそうですが、オンラインを見ている友達が参加しやすいようにと、カメラの角度を調整したりしてくれるちょっとした気遣いが、「何かいいな喜ぶ・デレ」と感じている校長なのでした。
 

驚く・ビックリ 「ハンセン病問題」に関する小中合同研修

 本日(24日)の教職員の校内研修は、国立療養所「菊池恵楓園」の園長で医学博士の 箕田 誠司 先生を講師にお招きし、「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました。この研修は、昨年度も行いましたが、本年度、本校に異動した職員もおり、児童生徒に対してハンセン病問題に係る学習を行う前の再確認という意味で実施しました。
 合志楓の森小学校・中学校では、部落差別問題と並ぶ人権教育の一つの大きな柱として「ハンセン病問題」に関する学習を進めています。本日の研修を通して、「ハンセン病」について科学的・医学的に正しい理解を深め、元患者の皆様やご家族の皆様に対する偏見や差別が、どのような歴史の中で、どのような背景があって助長され、また長年放置されてきたのかをしっかりと学ぶことができたと思います。(小学校HPにも記事が載っています。
 なお、今日の研修の様子をNHKが取材に来ていました。本日の6:10からのクマロクで放送されるとのことです。
 

笑う 初任者支援訪問(菊池教育事務所・上田指導主事来校)

 本日(24日)の午前中、菊池教育事務所の 上田 指導主事が「初任者支援訪問」ということで、来校されました。
 2校時には、本校初任者の 井上 健太朗 先生の保健、松本 星也 先生の美術の授業を参観され、3校時には2人と面談・ご指導をいただきました。
 私(校長)は、妻の以前の仕事のつながりで、上田 指導主事とは面識があり、教員としても人物としてもいかに優秀な方であるか知っています。そういう素晴らしい先生からご指導いただけることは、2人にとってとても有り難いことです。初任者研修拠点校指導教員の 坂本 先生や教科指導教員の髙橋 教頭先生(保健体育)・川内 先生(美術)、学年主任をはじめとする2人と同学年部の先生方はもちろんのこと、このように多くの人に支えられ、本校の初任者は成長しています。その成長する姿が、生徒たちにとっても、キャリア教育上の好ましいロールモデルになっていると私は考えています。
 本校は「初任者が育つ学校」です。別に感謝の言葉を求めているわけではありませんが、この教員不足の時代に随分貢献しているのではないでしょうか。

試験 3年生の実力テスト

 昨日と本日(24日)の2日間にかけて、3年生は実力テストを行っています。テストの順番は、国語、理科、英語(1日目)、社会、数学(2日目)で、3年生はこのパターンに慣れるため、可能な限りこの順番でテストをすることにしています。
 今回の実力テストの結果は、夏休み始めに行う「三者教育相談」の資料となります。高校(進路先)に優劣を付け、いわゆる「輪切り」によって進路先を決めるような進路選択は、生徒たちの差別意識を助長するだけで、もはや時代遅れです。つまり、その生徒が行きたいと思う高校、その生徒の夢の実現につながる高校が、その生徒にとっての「良い高校」だと思います。しかし。高校入試が選抜試験である以上、合格できそうか否かはしっかり検討する必要があります。もし、行きたいのに合格できそうになければ、勉強を頑張るしか方法はありません。幸いまだ間に合う時期だと思っています。

ニヒヒ 北田 陸 先生の就任式

 本日(23日)の給食時間、オンラインを使って、本日から勤務いただくことになった 北田 陸 先生の就任式を行いました。これは、 理科担当の 吉留 友紀 先生が第1子出産の産前休暇に入られたため、その理科の授業を代替するため任用するものです。北田 先生は、現在、熊本大学大学院の学生で、既に県の教員採用試験には合格し、現在、任用保留状態の方です。院の2年時は、週2日大学に行けばよいということで、月・火・木の週3日、本校の非常勤の教員としてご勤務いただくことになりました。
 校長からの紹介、北田 先生ご自身のあいさつの後、生徒を代表して、生徒会書記の 中村 さんから歓迎の言葉を述べてもらいました。「とても期待していました。授業を楽しみしています。」との中村さんお言葉に、北田 先生は嬉しそうにされていましたが、内心はプレッシャーを感じておられるかもしれません。1、2年生の理科の授業になりますが、北田先生、生徒たち互いに早く慣れ親しんで、理科の授業を頑張ってほしいと思いました。

驚く・ビックリ 水俣病問題学習の講話(1年総合的な学習の時間)

 本日(21日)の5・6校時、1年生は武道場で、総合的な学習の時間として水俣病問題学習の講話を聞きました。これは、7月19日(月)、20日(火)に実施予定の集団宿泊教室で水俣病資料館等を見学する事前学習として行っているものです。本来であれば、本県の小学5年生は、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で、既に水俣を訪ねているはずですが、現1年生はコロナ禍のため行けていません。そういうことからも、今回の講話は大事な機会だと思います。
 講師としては、「水俣病を語り継ぐ会」から 吉永 理巳子 様と 吉永 利夫 様がご夫婦でご来校になり、2部に分けて講話をいただきました。生徒たちは真剣な態度で、話されている内容をしっかり理解しながら聞けているように見えました。
 ご承知のとおり水俣病問題は、部落差別問題、ハンセン病問題と並ぶ、熊本県の三大人権課題と言われています。水俣病をめぐる差別や人権問題を深く正しく学んだ知識や認識は、お隣に菊池恵楓園がある本校のハンセン病問題学習(KPプロジェクト)を深める際にも有効に機能するものと思っています

興奮・ヤッター! 菊池郡市中学校総合体育大会「夏季大会」(郡市中体連・2日目)

 本校に関係するすべての競技が終了しました。本校は女子バレーボールの会場校でしたが、バレー部員たちは、前日の準備から最後の後片付けまで一生懸命やってくれました。そのおかげで、他校の先生方から会場校へのお礼の言葉を多数いただいたそうです。もちろん勝利するに越したことはあえりませんが、このような姿こそ「中体連」の意義ですし、私(校長)は「楓の誇り」だと思っています。「勝っておごらす、負けてくさらず」という中体連の精神のもと、自分の持てる力を発揮してきてくれた選手の皆さん、選手を支えてくれた部員の皆さん全員に拍手を送りたいと思います。引率・指導をいただいた先生方、温かい応援を送っていただいた保護者の皆様にも感謝申し上げます。

◎ バドミントン(菊池北中学校体育館)
 男子シングルスで、祇園田君:3位お祝い、野村君・古閑君がベスト8
 女子ダブルの 篠原さん・小西さんペアは、2回戦敗退でした。

卓球(個人戦・菊池市総合体育館)

 卓球競技の全日程が終了しました。
 3年生の松本さんが優勝でしたお祝い 1年生の中村君も3位決定戦戦を制し、3位でしたお祝い
2人とも県大会に出場します。おめでとう‼️

◎ 新体操(西合志南中体育館)
 新体操・個人で出場した 山中 さんは、7位入賞(県大会出場)でした。おめでとうお祝い

 

◎ 男子バスケットボール(大津町総合体育館)

 準決勝、西合志南中との対戦は、善戦しましたが、39ー59で敗れました。男女そろっての3位入賞となりました。おめでとうお祝い 引き継ぐ1、2年生の当面の目標は、男女ともに打倒西南中ですね。

◎ 卓球(個人戦・菊池市総合体育館)

 女子個人戦で3年生の松本さん、男子個人戦で1年生の中村君が3回戦を突破しました。これから、ベスト8をかけて戦います。3年生の荒牧さんは、残念ながら3回戦で敗退しました。
 その後、2人とも勝ったとの連絡がきました。ベスト8ですお祝い
 その後、女子個人戦の松本さん、男子個人戦の中村君は、ベスト4に進出しました
 さらに、松本さんは見事準決勝を勝ち、中村君は3年生に善戦しましたが、惜しくも敗れました。中村さんは決勝戦、中村君は3位決定戦に臨みます。

◎ 女子バスケットボール(大津町総合体育)

 準決勝、西合志南中との対戦は、40ー62で敗れましたが、「最後まで全員で走り抜いた」と担当の 別府 先生方から報告がありました。よく頑張りましたね。3位入賞、おめでとうお祝い

◎ 軟式野球(合志市総合運動公園)

 2回戦、対泗水中は、1ー11(5回コールド)で敗れました。ピッチャーのコントロールが定まらず、ミスの後に一発をくらうという、残念ながら悪いパターンの試合展開になってしまいました。昔から「中体連には魔物が住む」と言われていますが、予想外の結果に口惜しさを感じているのは、誰よりも選手たちでしょう。3年生は、この経験を今後の人生の教訓にするとともに、1、2年生には、次年度以降に必ずリベンジを果たしてほしいと思いました。

笑う 菊池郡市中学校総合体育大会「夏季大会」(郡市中体連・1日目)

◎  卓球(団体戦・菊池市総合体育館)

 男子:対菊陽中 1-3 、対武蔵ヶ丘中0-3
 女子:対大津中 2-3、対合志中 1-3、対西合志南中 2-3
 残念ながら、男女ともに予選リーグで敗退。3年女子が健闘しましたが、1勝に届きませんでした。明日の個人戦での巻き返しを期待しています。

◎ 男子バスケットボール(大津町総合体育館)

 1回戦、対大津中、76-54で快勝しました。ベンチ入りしている1、2年生もほぼ全員出場し、中体連の雰囲気を実感できたのは、貴重な経験ですね。明日は、宿敵の西合志南中と対戦。健闘を祈っています。なお、右写真の応援旗は保護者会が作ってくださったものだそうです。

◎ 女子ソフトテニス 個人戦(七城総合Gテニスコート)
 6ペア中、4ペアが1回戦を勝ち上がりましたが、2回戦で敗退しました。

◎ 女子バレーボール(合志楓の森中学校体育館)

 泗水中に①8―25、②12―25 0―2で初戦敗退しました。
 点数はとれませんでしたが粘り強いレシーブでボールを繋ぐ内容のある試合でした。負けはしましたが今までで一番いい試合をしたと、顧問の坂井先生から報告がありました。
 昨年度7月から同好会としてスタートしたため、中体連大会は3学年ともに初めての経験、また、昨年度は平日週2日の練習で、他校より確実に練習量は半分程度でした。この日も相手校は1戦終えてゲーム感がある中、本校は初戦。そう考えると分が悪い中にも、選手達はよく健闘したと思います。
 バレー部の3年生が、校長室へ「バレー部を作ってください。」とお願いに来たあの日のことを思い出すと、私(校長)は涙が出てきそうになります。本年度、部に昇格し、目標としていた公式戦1勝は、残念ながらを成し遂げられませんでしたが、合志楓の森中バレーボール部のスタートをしっかりと切り開いてくれた3年生に、私は「ありがとう」と言いたいです。きっと明日からの学校生活も頑張ってくれるものとと思っています。

◎ 空手道(菊池市総合体育館サブアリーナ)
女子:団体形・優勝お祝い、団体組手・優勝お祝い
   個人形で星子さん・優勝お祝い、山田さん・準優勝お祝い、髙宮さん・第3位お祝い
   個人組手で山田さん・優勝お祝い、髙宮さん・準優勝お祝い
男子:団体組手・準優勝お祝い
   個人形:佐野君・準優勝お祝い、荒木君・第4位お祝い
   個人組手:荒木君・第4位お祝い
 空手道、さすがですね。県大会も楽しみです。

◎ 男子ソフトテニス 個人戦(七城総合Gテニスコート)

 6ペアのうち、5ペアは初戦敗退。神戸・角地ペアが2勝し、ベスト16でした。

 

◎ 女子バスケットボール(大津町総合体育館)

 1回戦、対菊陽戦、66対51で勝利。明日の2回戦に、見事進出です お祝い  前回は負けた相手だったそうで、合志楓の森中生、なかなか本番に強いです‼️

期待・ワクワク 菊池郡市中学校総合体育大会「夏季大会」(郡市中体連・先行実施)

◎ 女子ソフトテニス(団体戦・決勝リーグ)

 決勝リーグの第1試合は対七城中で、0-3という結果でした。さすがに伝統的なソフトテニスの強豪校です。また、第2試合は対大津北中で、こちらも0-3という結果でしたが、2ペアはファイナルまでもつれ込む接戦でした。最後に競り負けたそうなので、その悔しさは明日の個人戦にぶつけてほしいと思います。
 最終的に3位入賞お祝いという結果でした。明日からの本大会に臨む本校の他の代表選手・チームに大きな弾みをつける大健闘だったと思います。代表選手及び会場で応援やサポートをした部員の皆さん、お疲れ様でした。

 

◎ 男子テニス(個人戦)
 個人戦で出場している前田君(1年生)は、1回戦を勝ち上がっています。
 前田君は、2回戦で惜しくも敗れましたが、最後までよく頑張りました。この経験が、来年度以降に生かせればいいなと思っています。
 

◎ 男子ソフトテニス(団体戦)
 第1試合は対西合志南中で0-3、第2試合は対武蔵ヶ丘中で0-3という結果でした。敗れはしましたが、自分たちのベストを尽くしてくれたと思います。気持ちを切り替え、明日の個人戦で一矢報いてくれるものと期待しています。

◎ 女子ソフトテニス(団体戦)

 第3試合の対泗水中戦も、3-0で勝利。見事に決勝リーグ進出を果たしました。学校では、教頭先生が放送で速報を入れると、たくさんの生徒から「おぉー!」「すげぇー!」の声があがっていました。選手たちには、生徒たちや先生たち、学校にいるみんなが応援していると伝えました。決勝リーグも、思う存分自分たちの実力を発揮して、「やりきった!!」という思い出が残る試合をしてほしいと思います。 

 第2試合は、対大津中。こちらもゲームカウント2-1で勝利。凄いです!! 決勝リーグ進出目指して、あと1勝(対泗水中)いきましょう。
 その後、対戦相手の泗水中も2勝していると連絡がありました。決勝リーグに進むには勝つしかありません。給食時にその途中結果を全校に放送で知らせました。合志楓の森中の生徒・教職員全員で応援しています。ベストのパフォーマンスが出せることを祈っています。

 ソフトテニスの女子団体の予選リーグの様子です。手前のベンチが合志楓の森中のメンバーで、第1試合は西南中と対戦しています。
 ゲームカウント2-1で、西南中に勝利しました。幸先良いですね。この波にのって第2試合も、また男子も健闘してくれることを願っています。

興奮・ヤッター! いよいよ明後日(郡市中体連大会)

 菊池郡市中学校総合体育大会「夏季大会」、通称「郡市中体連」も、いよいよ明後日(18日)からとなりました(ソフトテニスは先行開催で明日から)。
 本校では、前期中間テスト以降、明日までの期間を「中体連応援ウィーク」とし、5時間授業にして練習時間を確保するとともに、早く下校し十分休養を取れる体制にしています。これは、本年度から行っている45分7時間授業のため可能となっているものです。
 私(校長)も放課後、本校の7部活動の練習風景を順番に見て回りましたが、さすがにどの部も気合いが入っています。今更たくさん練習したからと上手くなるものではありませんが、直前の調整次第で、今持っている実力をすべて発揮できるか否か決まるかもしれません。そういった意味で最後の2、3日はとても重要ですね。
 私は軟式野球会場(合志市総合運動公園野球場)の会場長であるため、野球以外の競技を直接応援することはできませんが、すべての部がこれまで最高のパフォーマンスを見せてくれることを心から祈っています。

にっこり 明朝体で「永」の字をかこう(初任者授業研)

 本日(16日)の1校時、美術室では2の2の授業が、松本 星也 先生の初任者研修の授業研(小研)として実施されていました。参観者は、初任者研修拠点校指導教員の 坂本 先生と校内教科指導員の 川内 先生です。2時間目以降は、この授業についての授業研究会を行い、松本 先生の指導力アップにつなげることになっています。
 本日は、「永」の字を明朝体で書くというレタリングの授業でした。今日の授業でも、生徒にしっかりと指示が徹底できており、ゴールも明確に示してあったので、生徒たちはしっかり学習課題に取り組めているようでした。細かい指導技術については、私(校長)は分からないので、専門性のある 川内 先生にお任せしたいと思っています。
 ただし、私は「何で明朝体というフォント(書体)なのか」とちょっと疑問に思ったので、いつものようにググってみました。すると、縦の線より横の線の方が圧倒的に多い漢字の表現に、いかに明朝体は適した書体なのか分かってきました。一方、UDの視点からは横線が細くて見にくいというデメリットもあります。「たかがフォント、されどフォント」ですね。こういうことをしっかり実習で感覚的に学ぶことが、美的なセンスを磨くことにつながるのかもしれません。
 ところで、新任の先生は初任者研修で相当な時間をとられることになりますが、昨年度の 矢野 先生の時もそうでしたが、本校の場合、授業の持ち時数が比較的少ない教科の初任者の配置が叶いました。おかげで、日常の教科指導や生徒指導、学級経営と初任者研修を両立することができています。その点、もう1人の初任者の 井上 健太朗 先生は、授業時数は少なめですが、体育主任の業務(体育大会の主査等)や郡市中体連の業務(学校理事・種目理事等)があって、少し大変そうです。井上 先生は臨採の経験があるので、なんとかこなせてはいるものの、時間外在校等時間(いわゆる超過勤務時間)が多くならないか、管理職として心配しています。また、小学校の初任者の先生は、学級担任制のため初めから多くの授業をかかえており、そこに初任研となると、負担も相当大きいのではないかと心配します。初任者を育てるつもりの研修が、初任者をつぶす研修にならないようにしたいものです。 

期待・ワクワク 菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式

 

 本日(14日)の5校時、令和4年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。当初の予定では体育館で行う予定でしたが、合志楓の森小学校・中学校では、新型コロナウイルス感染症が拡大局面となる懸念があることから、急遽オンラインで行うことにしました。
 7つの部活動、4つの社会体育の各キャプテン、代表等の生徒の決意表明からは、並々ならぬ意気込みが伝わってきました。特に「感謝」という言葉を使って決意を述べてくれたところに、私(校長)は強く共感しました。
 3学年揃った中体連大会なので、1,2年生のみで参加した昨年度のような言い訳はできません。すべての競技で優勝・入賞とはいかないかもしれませんが、各部・各個人の持っている力を全て出し切り、悔いのない試合をしてきてくれることを心から祈っています。
 最後には、応戦する生徒代表として、生徒会副会長の 佐藤 君からは、温かくも気合いの入った激励の言葉がありました。

驚く・ビックリ 御代志方面からの通学生に対する迂回路の指導

 昨日(13日)の放課後、御代志方面からの通学生を体育館に集め、御代志土地区画整理事業の道路工事に伴う迂回路にについて、安全担当でもある 後藤 先生から指導を行いました。
 このことについては、既にHP上でも「保護者の皆様へ」でお知らせしています(ここをクリック)が、昨日から実際に運用が始まっています。自動車用のS字カーブの迂回路とは別に、歩行者用の迂回路が設置されています。そこを通る分には、ちょっと遠回りになるだけで、安全上の問題は少ないですが、工事が途中のため、生徒たちは2度、横断歩道で道を横切る形になります。また、菊池恵楓園の入り口も横切る形にもなり注意が必要です。
 私(校長)も、さっそく現場に行って状況を確認しましたが、不便さ以上に安全上の心配が大きいなと実感しました。道路工事関係者が手配する交通指導員が各所に立ってもらっていますが、今朝は 髙橋 教頭先生も、現場で交通指導を行っています。

期待・ワクワク 教育実習生の研究授業

 5月26日から今週の水曜日(15日)まで、3人の教育実習生を受け入れていることは以前の学校生活の記事(こちらをクリック)でお知らせしています。その3人の中、養護教諭の免許取得を目指している 篠崎 さんと 高島 さんが、本日(13日)、保健の授業で研究授業を行いました。
 篠崎 さんは3年2組で「活動に関する環境」、 高島 さんは2年2組で「生活習慣病」の題材で授業を行いました。授業については、本校の 髙橋 教頭先生が保健体育の専門ですので、ご指導をお任せすることにしましたが、2人とも教育実習生とは思えないぐらい落ち着いた授業ができていました。基本的なことですが、生徒を目の前にした時、教師は声を張れる必要があります。これは「大声」や「怒鳴る」とは違って、きちんと生徒に伝わる音量と口調・イントネーション等で話せるということです。その点では2人とも合格です。
 授業を受けていた生徒たちも、教育実習生の先生が困らないよう進んで挙手したり、発表したりする様子も垣間見ることができ、とても優しい生徒たちだなと感心しました。
 それにしても、高島 さんの「生活習慣病」の授業は、私(校長)のことを学習しているかのようで耳が痛かったです。今日の授業が、生徒たちが将来、私のようにならないために役立つ授業であったなら、大きな意義がありますね。
 なお、もう1人の教育実習生である 三池 さんは、明日、体育の研究授業を行う予定です。

喜ぶ・デレ 初任者の保育体験研修

 本校Ⅰの3担任の 井上 健太朗 先生とⅡの2担任の 松本 星也 先生は、本年度、本採の県費負担教職員となった初任者で、法律(教育公務員特例法等)の定めに従い、この1年間、初任者研修を受けることになっています。
 本日(9日)2人は、合志楓の森小学校の初任者1人とともに、校区内(黒石原)にある「ひかりの丘保育園」で保育体験研修を行っていました。
 私(校長)は、小学校の 角田 校長先生と一緒に同保育園へご挨拶へうかがったところ、その時間 井上 先生は年長さんと体育活動をしていました。体の大きい 井上 先生は大人気で、周りにたくさんの園児達が集まってきていました。また、跳び箱を6段(保育園のある跳び箱の最高段)跳ぶ演示をしていましたが、さすがに体育の教員。まるでスーパーヒーローが登場したかのように盛り上がっていました。
 一方、松本 先生は、園庭で年中さんたちと遊んでいました。私が見たときは、砂場で園児と何やら造形遊びらしきことをしている模様。こちらは美術の教員です。きっと園児の感性をくすぐっていたのかもしれません。
 「初任者」という言葉を、経験不足や力不足とのマイナスのイメージでとらえ、中には心配される方もいるかもしれませんが、本校生徒とりわけⅠの3とⅡの2の生徒にとっては、2人は「日々成長」という共感を味わえる存在でもあります。つまり、私の座右の銘でもある「学び続ける教師のみ教壇に立てる」を毎日実践している2人の存在自体が、生徒たちにとってキャリア教育のモデルとも言えるでしょう。初任者研修拠点校指導教員の 坂本 先生はもとより、本校の管理職・ベテラン・中堅の教師陣とともに、全員で2人を支えて参りますので、どうか温かく見守っていただければ幸いです。

試験 前期の中間テスト

 本日(7日)と明日(8日)は今年度初の定期テスト(前期の中間テスト)があります。実施教科は、本日は1年生が英・社・数、2年生が社・国・理、3年生が国・理・英で、明日は1年生が理・国、2年生が数・英、3年生が社・数で、3年生については、熊本県立高校入試の日程と同じにしています。また、テストは45分授業(本校ではこちらが通常)ではなく、50分授業の特別日課としています。
 1年生にとっては、人生初の定期テストです。小学校では「単元テスト」という業者テストを使うのが一般的ですが、中学校は各教科担当が自身でテスト問題を作成します。つまり、授業で学習したことが、そのままテスト問題に反映するわけで、テスト前の勉強だけでなく、普段の授業への取組みが結果(点数)につながります(小学校HPの関連ページはこちら)。
 最近は、学習塾間の競争も激しくなり、どの塾も生徒獲得に必死です。塾の評判を上げるためには、塾生の成績を上げ、入試の合格実績を残すことが必要ですから、かなり多くの宿題を出す塾もあるようで、中には学校で塾の宿題をやっている生徒もいます。それ自体はダメではありませんが、時折、朝の会の時間や授業中にやっている生徒を見かけることがあります。そういう場合は、見つけ次第指導することになりますが、そこまでしなければこなせない宿題の量であるのなら、通塾そのものを考え直さなくてはならないのではないでしょうか。
 前述したように、定期テストは授業での学習の結果を評価するものです。まずは毎日の授業を大切にして、それでも余裕があるようだったら、さらに塾によるレベルアップを求めてもよいのかもしれません。 

期待・ワクワク くだものをデッサンしよう(1年美術)

 本日(6日)の3校時、美術室では1年2組が果物の模型をデッサンする学習をしていました。キーウィ、パパイヤ、マンゴー、ブドウ、カキ、ナシ、イチゴ‥‥。立体を立体に見えるようデッサンする力や質感を上手に表現する力をつける学習の定番です。前回の美術科の記事(ここをクリック)の頃と比較して、かなりスキルが上がってるように見えました。
 また、前のホワイトボードには、きちんと評価の観点(学習のゴール)が明示されています。「指導と評価の一体化」は学習指導の定石です。初任者研修の教科指導教員の 川内 先生(現在はもみじ学級担任ですが、専門は美術です)のご指導が、きちんと 松本 先生に伝わっているようで安心しました。

笑う 子育て支援の願いを実現する政治(小6社会)

 本日(6日)の3校時、小学校の6年3組をのぞくと、中学校の 喜納 先生が社会科の授業をしていました。偶然にも、小学校の 角田 校長先生も授業を見に来ておられ、小・中の校長同士はここまで気が合うのかと、ちょっと驚きました。
 学習内容は「子育て支援の願いを実現する政治」。中学校では地方自治(公民的分野)にあたる学習で、まるで合志市のキャッチフレーズのようですね。6年3組の子供たちはとても反応が良く、学習内容にとても興味を持って学習しているように見えました。
 喜納 先生が「学校を建てようと思っても、お金がないと建たないよね。そのお金はどうやって集めるの?」と質問すると、児童からは「募金」や「現金」という答えも返ってきます。そこがいいですよね。当然、正解は「税金」ですが、多様な考えが出せる授業の雰囲気はとても大事ですし、喜納 先生としても「どうやって‥‥?」という聞き方では、こういう答が返ってくることもあるのかと、発問の練る勉強になります。
 また、「住民や会社から集める税金だけでは足りないよね。どうする?」の質問に対しては、おそらく「国からもらう(地方交付税交付金)」が模範解答だと思いますが、児童からは「借金する(国債・地方債)」も出てきました。これも凄いです。6年生段階では専門用語まで教えないものもが多いですが、喜納 先生には、「この内容は高校入試のこの問題に繋がる」ということが頭の中にあるはずです。そういう意識を持って教えてもらうのと、ただ教科書通りに教えてもらうのでは、3年後に明らかな差が表れてくるのではないかと推測しています。

驚く・ビックリ 小・中合同の一斉下校

 安心安全メールや本HPの「保護者の皆様へ」でお知らせしておりますとおり、本日(1日)は、授業時間を6時間(7校時は校内研修)から5時間へ変更し、中学生も地域のボランティアの方々の見守りのある時間に、小学生を見守らせながら下校させることにしました。
 実際には、まず3年生が先に下校し、いわゆる「露払い」をした後、1年生が小学生とほぼ同じ時間に下校し、少し遅れて2年生が「しんがり」をつとめるという形にしました。併せてその間、小中の教職員も校区内をバトロールしました。「小学生を守る」という意識を持った、誇り高き合志楓の森中生がたくさん見られました。
 聞くところによると、地元消防団も巡回に出動していただいているとのことで、本当に地域の皆様のご協力にも感謝しているところです。それにしても、このような混乱を起こした犯人には憤りを感じますし、早く犯人を特定・逮捕してほしいと思います。

興奮・ヤッター! プール掃除を行いました

 昨日は2・3年生、本日(31日)は1年生がプール掃除を行いました。昨日は藻がいっぱいだったプールの水も、本日は抜け切り、綺麗になりました。中学校の体育の授業を使ってやっていますが、小学校体育主任の 後藤 先生(1年生の小6時の担任:右写真)も一緒です。なお、仕上げは小学生がやってくれる予定です。
 本校は様々な施設が充実しており、小・中学校が一緒でも不便さを感じることはほとんどないどころか、むしろ体育館など贅沢に使える場面が多いのです。しかし、唯一プールだけは使用が一時期に集中するので、小中間の調整が大変になります。そこで、今年度はプールの使用期間を、昨年度より長く設定するとももに、今年度から実施している7時間目には体育の授業を入れ込むことで、調整をしやすくしています。

我慢 コピペだけじゃダメなんだよね(3年家庭)

 本日(30日)の5校時、3年2組の教室では、「楓の森から発信! SDG’sの取組」というプレゼンテーションの発表会があっていました。昨年度、現2年生は総合的な学習の時間にSDG'sの学習をしていましたが、こちらは家庭科、特に消費生活に関する学習内容として行われていました。
 プレゼンテーション、とりわけPowerPointでつくったスライドは、どの班もかなりよくできています。これまでのタブレットを使った様々な学習経験によって、3年生のプレゼンスキルは相当が上がっているとみました。しかし、発表後の質疑応答になると、どれだけ深く調べ学習をしたかが分かってきますね。私が見たある班の発表の時、「洗濯回数を減らすとありますが、洗濯物が多い時はどうすればいいのですか?」七瀬さん、なかなかいい突っ込みです。まとめ洗いは良いのか、悪いのか、なかなかはっきりしませんでした。
 インターネットの様々なサイトから、調べたことをコピぺ(Copy & Past)することは、決して悪いことではありません。学問の世界では「引用」として認められています(一定のルールに基づいて)。ただし、コピペした内容はちゃんと意味を理解し、自分自身の言葉にしてから発表したいですよね。
 調べっぱなし、写しっぱなし、発表しっぱなしではなく、この 小山 先生の授業のように質疑応答まで徹底することが、本当に生徒に力を付けることになるんだなと、改めて思いました。
 

期待・ワクワク 元気いっぱいの小学校運動会

 本日(28日)、合志楓の森小学校の運動会があっています。少し天気が良過ぎですが、順調にプログラムが進んでいます。
 私(中学校長)が観覧させていいただい時は、2年生のダンス、その後の保護者の入れ替わり、応援演舞のタイムテーブルの頃でしたが、観覧の保護者の皆様も新型コロナ対策にしっかり協力していただき、何の混乱もなくスムーズに入れ替わりが行われていました。中学校の体育大会の時もそうでしたが、小学校としてもとても有り難いだろうなと思いました。
 2年生のダンスでは、ただ可愛いだけでなく、しっかり号令台の 池田 先生の動きに合わせたり、体形の変化やウェーブの動きをしたりして、集団としても立派な演技になっていました。小学校に入学後、1年間経った成長の跡をちゃんと見せてくれたのではないでしょうか。
 応援演舞では、赤団、青団、白団ともにとてもよく声が出ていました。本年度の6年生は特に元気が良さそうで、この子たちが来年度中学校に上がってくるのが、とても楽しみになってきました。
 なお、小学校HPの「第2回運動会 運動会特設ページ」はこちらです。 

にっこり 第1回生徒総会

 本日(19日)の6・7校時、体育館において本校初の生徒総会を行いました。
 議題は大きく2つ。第1号議案:「生徒会執行部の活動計画について(生徒会スローガン・成長モデル・年間活動計画・相談箱の設置など)」と第2号議案「各委員会の活動計画について(成長モデル・年間活動計画など)」です。
 生徒会役員や各委員長はこの日に向け、しっかり準備をしてきたので、総会そのものはとてもスムーズに進行できたと思います。また、各学級の代議員も、クラスで話し合ったことをもとにしっかり質問をしてくれて、その質問への答弁を通して、参加者(生徒)全体の意識が高まったと思います。
 今後は、今回承認された活動計画にしたがい、執行部や各委員会が活動していくことになります。まずはしっかり取り組んでみましょう。そして、その結果(成果)を確認・評価し、次年度の工夫・改善に活かす。つまりPlan→Do→Check→Actionのサイクルが大事です。その大事な第1歩を踏み出したという意味で、大成功かつ記念すべき生徒総会だったと思います。

笑う スポーツテストを行いました

 本日(26日)の1、2校時、全校一斉にスポーツテストを行いました。
 体育館で「握力」「反復横跳び」「上体起こし」、武道場で「立ち幅跳び」と「前屈」、運動場で「ハンドボール投げ」と「50m走」をローテーションで行っていました。天気が心配でしたが、雨が降り始める前に全て終了することができました。
 生徒たちには、今回のスポーツテストの結果や普段の体育の授業の振り返りなどを通して、自己の体力や運動能力の特徴や課題に気づき、それをよりよく伸ばしたり、改善したりするため、積極的に運動に取り組む態度と習慣を養ってほしいと思っています。

にっこり 教育実習生の受け入れ

 本日(26日)から6月15日までの3週間、3人の教育実習生を受け入れることになりました。
 そのうち2人(篠崎さん:武蔵ヶ丘中出身・高島さん:西合志南中出身)は養護教諭の免許を取得するため、1人(三池さん:西合志南中出身)は中・高の保健体育の免許を取得するため、実習を行います。
 早速、本日の2校時、「学校教育の概要」というテーマで、私が指導(講話)をしました。私のいつもの癖が出てしまい、講話と言っても結局は世間話みたいになったかもしれませんし、私からの質問の時間になってしまったかもしれません。私からまず最初に尋ねたのは、「教員養成の大学に通っているのに、教員になろうとしない人が多いのはなぜ?」という内容でした。その答えの1つとして、「大学1年早々の授業で、いじめ・不登校問題、保護者のクレーム対応等、今日の学校が抱えているマイナス面をとりあげる授業があるので、教員になろうと思って入学した学生も、その気持ちが揺らぐのではないか」という答えが返ってきました。これは問題ですね。大学に物申さねばなりません。教員養成の大学では、まずは「学校って楽しい」「教員って憧れる」「教育って夢がある」‥‥など、プラスのイメージを植え付ける授業を徹底的にやってほしいと、率直に思ったところです。
 結局、私から3人に伝えたかったことは、「いかに有能な教員でも1人でやれることにが限界がある。現代の教員は、同じ職場の同僚はもちろん、いかに多方面の専門性のある人や機関と繋がりを持ち、組織的にかつチームで仕事ができるかが大事である。そういった意味からも、とにかくこの3週間で、小学校も併せた先生方、小学生も併せた子供たち、できれば保護者や地域、学校関係者の皆様も含め、できるだけ多くの人々とコミュニケーションを図り、人と繋がる力を高めてほしい。」ということでした。
 その後、3人は早速、担当の先生(教科等の指導教員、受け入れ学級の担任)のもとで実習に取り組んでいました。

にっこり 記念碑(石碑)を寄贈いただきました

 昨年度の3月22日に、現3年生は2年生立志式及び開校1周年記念「植林祭」(こちらをクリック)を行っていましたが、この度、菊南ロータリークラブからそれを記念する石碑を寄贈いただきました。
 石碑は午前中から工事をしていただき、コンクリートでしっかりと建てていただきました。昼休みには生徒会役員と時間に都合がつく生徒たちが集まり、三村 生徒会長のお礼の言葉の後、記念撮影を行いました。
 熊日新聞の深川記者さんも来ていらっしゃいましたので、近いうち新聞にも載るのではないかと思います。

興奮・ヤッター! ゲーム感覚で正負の数(1年数学)

 先日、1年生は「正負の数」の学習をしているという記事「2人の宇宙人が合体したらどうなる?(ここをクリック)」を載せていましたが、本日(23日)の2校時、1年1組の数学の授業をのぞくと、正負の数の計算の習熟の時間でした。しかし、プリントの問題を解いているのではなく、トランプを使いゲーム感覚で学習していました。
 具体的には、「黒色のスペードとクローバは正の数、赤色のハートとダイヤは負の数として、2枚のカードめくって出た数を即座に足し算する。さらそれを2回行い、それぞれの答えをさらに足し算して答える。」というものでした。生徒たちから、思わず「メチャ、楽しい!!」と言葉が聞けるくらい楽しそうで、しかも計算の習熟はしっかり身に付くとという、数学担当の 長野 先生は、よく工夫された授業をされているなと感心しながら、私(校長)は見ていました。

ほくそ笑む・ニヤリ 部活動の道具用の棚を作りました

 ご承知のとおり、第2学年は、中学校1年の35人学級の制度から外れ、人数はそのまま昨年度の4クラスから3クラスに学級減しています。そのため、教室はギューギューです。その上、2年生ともなれば、学習道具に加えて部活動の道具も多く、荷物を置くスペースにも事欠く状況があります。
 部活動の生徒個人の道具については、放課後まで使わないので、空き教室等に置くという案もありましたが、テニスのラケットや野球のクラブ等、結構高価な道具もあるため、紛失・盗難を心配しなければなりません。また防災上、廊下に置くことは、できるだけ避けなければなりません。そこで、教室の中で唯一置けそうな場所である電子黒板の後ろのデッドスペースに棚を設置することにしました。棚を造るのは、例によって「F's Factory」です。今回は、教室隅を有効利用するため、台形にカスタマイズしてみました。もちろんキャスター付きです(ちょっと自慢)。
 出来上がった棚を教室に設置した後、早速、各学級の代議員(1組:写真の2人、2組:高野さん・吉村君、3組:松村さん・椙山君)が、校長室にお礼を言いにきました。こんな風に感謝されると、本当に頑張った甲斐があります。代議員の生徒にとっても「みんなを代表してお礼を述べる」という、これから生きていく上で、とても意味のある経験ができたと思います。大人の社会でも十分通じる立派な謝辞をいただきました。

笑う 第1回 合志楓の森中学校 体育大会

 ◯ 閉会式

 閉会式となりました。応援演舞は黄団が1位となり、総合優勝は赤団で、初の優勝旗は赤団の手に渡ることになりました。 
 勝ち負けはありましたが、合志楓の森中学校生徒の全員の思いが詰まった素晴らしい体育大会になったと思います。髙橋 教頭先生の講評にもあったとおり、体育大会の練習や本番を通して、生徒たちには数多くの「気づき、考え、行動する」場面があったと思います。その一つ一つが生徒たちにとってかけがえのない経験になったと信じています。
 三村生徒会長の言葉が、この体育大会の成果を全て物語ってくれたと思います。栄えある第1回体育大会によって、この合志楓の森中学校の歴史に確かな1ページを刻んだことを、私(校長)はとても嬉しく、また誇らしく感じています。
 最後になりますが、新型コロナウイルスの感染防止対策にご協力いただきつつ、生徒たちに温かい応援をしていただきました保護者の皆様、運営をお手伝いいただきましたPTA役員・各委員の皆様、誠にありがとうございました。 

◯ プログラム10番 応援演舞 「翔く」〜喜び、希望、未来〜

 最後の種目、応援演舞です。言うまでもなく、どの団もこれまでで最高の出来でした。
   甲乙付け難く、正直、審査員には酷な種目でした。最後の黄団団長が述べた「体育大会ができて、嬉しかったです。」の言葉に、校長は涙が出そうになりました。

 ◯ プログラム9番 団対抗リレー

 各団の韋駄天が結集した団対抗リレーです。正直、ここまで接戦になるとは想像していませんでした。バトンパスのミスもなく、「ザ、体育大会!」といった白熱した競技になりました。選手の皆さん。ご苦労さんでした。

 ◯ プログラム8番 俵上げ

 各団の各学年のマッチョ・力持ちが代表で行う「俵上げ」です。本番はアドレナリンが出るのでしょうか? 予行練習の時と結果に違いも出てきているようです。各団の応援も盛り上がって面白いですね。1年生は青団の内田君、2年生は赤団の髙橋君、3年生は黄団の秋吉君が1位でしたが、総合結果は、なんと3団とも9点でした。

 ◯ プログラム7番 ダンス(3年生)

 3年生によるダンスです。ダンスリーダーを中心に頑張ってきたダンスですが、仕上がりを一番心配していた競技でもあります。しかし、今日の出来は、今までを大きく超えるものでした。何と言っても、女子の表情にいっぱいの笑顔が見られたこと、男子の掛け声が吹っ切れていたことにとても好感が持て、見ている私(校長)も嬉しくなりました。

 ◯ プログラム6番 2年全員リレー

 2年生の全員リレーです。2年生のリレーもなかなかの接戦。団席の応援も熱が入ってきています。現時点での総合得点は、青団110点、黄団80点、赤団110点。こちらも接戦です。一つの競技で逆転もあり得る状況です。放送係の生徒の実況も上手なので、とても盛り上がりました。

 ◯ プログラム5番 ニュースポーツ「アジャタ」(1年)

 1年生の団他競技は、日本玉入れ協会公認のニュースポーツ「アジャタ」です。
  本部テントには、昨年度小学校6年時の担任の先生方も角田校長先生と応援にいらっしゃっています。最後は、黄団がラストボールを一発で入れ、盛り上がりました。
  結果は青団、赤団、黄団の順でした。

 ◯ プログラム4番 3年全員リレー

 3年生の全員リレーです。3年生にもなると走りが違います。バトンパスも綺麗です。その上、追い越し、追い越されの大接戦。2年分の思いが詰まった大激走でした。順位は、赤団、黄団、青団の順でした。負けはしましたが、青団団長の佐藤君の盛り上げぶりは大したものです。また、3年生の挨拶や返事、とても清々しいです。

 ◯ プログラム3番 「地球の未来は我らの手に」(2年生)

 2年生の団体競技です。大玉をシートの上に乗せ、落とさないようにスラロームしてリレーします。大玉を地球に見立てて、昨年度、SDG‘sをテーマに総合的な学習をしたこの学年にピッタリですね。急ぎたい気持ちは分かりますが、焦ると勢い余って、大玉が飛び出します。練習では、青団が速かったそうですが、結果は、赤団、黄団、青団の順でした。

 ◯ プログラム2番 1年全員リレー

 1年生の全員リレーです。青団が終始トップですが、黄団も食い下がっています。担任の長野先生の檄の声も次第に大きくなっています。結果は、青団、黄団、赤団の順でした。赤団も最後まで、頑張りました。なお、監察の指摘により、2位は赤団になりました。

 ◯ プログラム1番  3年団体「みんなでジャンプ」

 競技が始まりました。まず、3年生の「みんなでジャンプ」です。どの段も一生懸命ですが、気持ちが焦るのか、なかなか気持ちが合わないグループもあるようです。しかし、徐々に慣れてきて、順調に跳べるようになってきました。途中経過は、青団がトップ。最後のグループは2分で、黄団、赤団も随分追い上げましたが、青団が逃げ切り1位でした。

 ◯ 開会式

 8時15分、アナウンス紹介から開会式が始まりました。 生徒会副会長の大川君の開会宣言、国旗・校旗掲揚、校長挨拶、PTA会長挨拶の後、体育委員長の西野君から挨拶がありました。西野君の言葉には、この体育大会をいかに心待ちにしてたのか、生徒たち全員の気持ちを代弁するかのような意気込みが伝わってきました。その後、副委員長の佐藤さんの競技場の注意があり、各団団長の佐藤君(青団)、河﨑さん(黄団)、木村君(赤団)の気合いの入った選手宣誓を聞いて、私(校長)は、本日の体育大会が大成功となるであろうことを確信しました。

  本日は、本校PTAの執行部をはじめ、生活委員、保体委員、広報委員の皆様に体育大会の運営にご協力いただいています。誠にありがとうございます。

 

期待・ワクワク 熊本県教育会館からの図書カードの寄贈

 本日(20日)、熊本県教育会館から担当の方が本校にお越しになり、図書カードをご寄贈いただきました。
 本校からは、図書委員長と図書副委員長も立ち会い、直接、図書委員長へお渡しいただきました。その後、2人の案内で図書室を見ていただきましたが、委員長・副委員長ともにとてもしっかりしているなと改めて思いました。
 ご承知のとおり、本校の図書室は小中兼用のとても立派な施設ですが、蔵書数に関しては未だ少なく、開校時の蔵書数から令和3年度中、さらに1, 583冊増やしましたが、現時点の図書標準数の達成率は55%です。このような中、今回の寄贈は大変助かります。司書の 堀田 先生や図書委員の生徒たちと相談しながら、どんな本を買うか決めたいと思います。

にっこり 体育大会 準備完了!!

 本日(20日)の5、6校時は、体育大会の準備を行いました。
 体育大会当日の係などを踏まえ、生徒全員で分担して行いましたので、比較的スムーズに準備が整い、準備が早く終わった生徒は、グラウンドや野球場外野の石拾いや「かえでの道(東門から続くコンクリート部分)」の掃き掃除などもできました。
 また、保護者用の観覧スペースには、フィジカルスタンスをとっていただくためのマーキングもできました。既にお知らせしておりますように、トラックの北・南側の観覧スペースは、競技をおこなっている学年の保護者優先で、競技ごとに入れ替わりを行うことになっていますので、ご協力をお願いいたします。
 なお、体育大会当日は、PTA広報委員会のご協力により、Zoomで映像を配信します。ZoomのミーティングIDとパスワードは、後ほど安心安全メールでのみ保護者の皆様にお知らせいたします。

期待・ワクワク 佳境に入った応援演舞の練習

 

 本日(19日)の体育大会の全体練習は、各段ごとの応援演舞の練習でした。
 私(校長)が運動場に出た時の最初の感想は、「応援リーダーが、随分声を張れるようになったな‼」でした。リーダーが声を張れると、その気合いが団員に伝わり、一人一人の動きも機敏になっているようにも感じました。
 応援演舞は、タイムや数等を競い合う競技ではなく、「審査競技」です。もちろん審査の基準は設定してありますが、やはり審査員にいかにアピールするか、審査員にいかに良い印象を与えるかがポイントになるでしょう。ちなみに私(校長)は、①内容に工夫が凝らされているか、②統一感があるか、あたりの印象がよい団に高得点をあげそうな気がしています。

興奮・ヤッター! 無脊椎動物の体のつくり(1年理科)

 先日、事務主任の 岩木 先生が決裁に持ってきた負担行為(予算執行の起案書)の文書を見ると、「鮮魚」と書いてあるので、「何ですか、これは?」と尋ねると、実は理科の解剖で使うエビ(ブラックタイガー)でした。
 本日(19日)、1年1組と2組は理科の授業で、そのエビを解剖する授業をしていました。まずスケッチをしてその後、甲殻をはずし、目や心臓、えら等、エビの体のつくりを観察していました(3組は明日です)。
 こういう時の生徒の反応は、実に様々です。興味深々で解剖をしている生徒もいるかと思えば、気持ち悪がっている生徒もいます。ちなみに、私(校長)は、「車エビじゃないけど、エビフライかエビの天ぷらにしたら美味しそう!」が正直な感想でした。

戸惑う・えっ 試行錯誤の予行練習

 遅ればせながら、17日(火)の体育大会の予行練習の様子を報告します。
 何せ本校第1回の体育大会で、昨年度はどうやったのかの知見がありませんので、何をやるにも試行錯誤です。もちろん実施計画では、「どうする、こうする」と案を決めていますが、実際やってみると「こうしたら、ああしたい」といろんな意見も出てきます。議論することはいいことですが、どうしても放送係と各係の連携等に時間がかかってしまって、結局閉会式の練習まで行き着きませんでした。閉会式については、20日(金)の全体練習で予行をする予定です。
 ただし、生徒たちはとても頑張っていました。特に団体競技は、とても盛り上がっていましたので、今回の結果を踏まえ、どのクラスも本番前に作戦を練ってくることでしょう。
 また、各団の応援演舞もなかなか見応えがあり、3団ともに応援内容に個性があっていいなと思いました。これも本番が楽しみです。
 ちょっと気がかりなのは、3年生のダンスです。ダンスリーダーたちはとても頑張っていますが、準備期間不足が否めないところです。それでも本番までに修正をかけたりして、仕上げてきてくれるものと思っています。とにかく生徒たちが自分自身で「やりきった!!」という思いを持ってくれさえすれば、私(校長)としては、「できたしこ」でいいと思っています。

期待・ワクワク オンラインの全校集会

 7時間目はオンラインで全校集会を行いました。もちろん新型コロナウイルスの感染防止対策を踏まえてのことですが、生徒全員を一堂に集めて集会を行うより、オンラインで実施した方が効率的であったり、伝えたいことが徹底しやすかったりするメリットもあるなと感じています。
 本日は、各部活動や社会体育で入賞した生徒たちへ、私(校長)から表彰状を伝達しました。なお、本日の表彰分は、部活動等のページ(こちらをクリック)と一致していますので、ご参照ください。
 また引き続き、代議員認証式を行い、各学級の代議員に渡す任命書を、代表で福本 代議員長に渡しました。その後、代議員の役割や意義についても、私から話をさせていただきました。三権分立の考え方からすれば、生徒会長は委員会をはじめとする生徒会活動を実行する組織(行政)のトップであり、代議員長は、生徒総会や生徒議会、つまり生徒会に係る様々な案件を話し合って決める組織(立法)のトップです。そう考えると、私(校長)は、生徒会の活動や生徒会で決めたことが、学校教育目標や社会のルール・マナー等から逸れていなかい判断する(司法の)立場かもしれませんね。しかし、本校の生徒たちの日々の生活の落ち着きや様々な活動での頑張りを見ていると、私が司法権を発動する場面は、そうはなさそうに思います。

笑う 体育大会の学年練習(1年)

 本日(16日)は、天気にも恵まれ、グラウンドでは各学年の練習や全体練習、係打合せ等が行われました。
 写真は、2校時の1年の学年練習の場面です。1年生の団体競技は「玉入れ」です(競技名はいずれ分かると思います)。玉入れと言えば、小学校低学年の競技のようなイメージもありますが、そこはさすがに中学生に合わせたアレンジがなされていますし、単純な競技のようで、実は技術やチームワークが勝敗を分けると奥の深い競技のようにも思います。
 1年生は昨年度、小学校の運動会を経験していますが、規律や機敏さがより求められる中学校の体育大会の練習を通じ、小学校との違いも感じながら、徐々に中学生らしくなってくれるのかもしれませんね。
 またこの後、学年リレーの練習も行っていました。この体育大会の取組をとおして、各学級の絆がより強まっていくことを期待していることろです。

お辞儀 愛校作業、ありがとうごいました。

 本日(14日)、朝の7時から小・中学校PTA合同の愛校作業を行いました。両校PTAの執行部・環境委員、有志の保護者・先生方、約100人の皆様にご協力いただき、来週の中学校の体育大会、再来週の小学校の運動会に向けて、環境整備を行うことができました。
 さすがに人海戦術は違います。およそ1時間半の作業でしたが、見事に校地内の雑草を一掃することができました。昨年度は、コロナ禍の影響で実施できず、その後、私(中学校長)と小学校の角田校長先生で、各々10回程度刈り払いをしたことを思い出す時、本当に助かります。心より感謝申し上げます。
 想定していたより多くの雑草を除草できたので、依頼していたパッカー車に入りきるかと心配していましたが、何とか全て入りきり、刈った草の後処理も含め、完璧な愛校作業となりました。前半は、私も刈り払いしていたので、写真は後半のものばかりです。小学校のHPの方がいい写真が多いので、リンク(こちらをクリック)を貼っておきます
 なお今回、せっかく参加をご希望していただいたにもかかわらず、お断りした皆様には、誠に申し訳ございませんでした。夏休みの後半にもう1回愛校作業を行う予定だそうですので、その際にはよろしくお願いいたします。

期待・ワクワク 歴史資料館(菊池恵楓園)のリニューアルオープン

 新聞やニュースでも報道されていましたが、昨日(13日)、隣接する国立療養所菊池恵楓園の歴史資料館がリニューアルオープンしました。同日の午後、主催者側の菊池恵楓園の箕田園長及び入所者自治会の志村会長、来賓として蒲島熊本県知事、荒木合志市長をはじめ厚生労働省や法務省の関係者等、多くの皆様のご参加のもと記念式典が開催され、私(校長)も小学校の角田校長先生とともに参加させていただきました。
 式典での 志村 自治会長の言葉には、改めて合志楓の森小学校、中学校への期待の言葉もあり、式典の最後にはテープカットがされ、無事、歴史資料館がリニューアルオープンしました。
 式典の後は内覧会あり、一足先に館内を見学させていただきました。中には菊池医療刑務支所の独房も保存されており、ハンセン病問題の歴史を語るリアルな資料が数多く展示されていました。
 本校のハンセン病問題を一つの柱とした人権教育にとっても、とても有効な資料館ですので、できるだけ早く職員や児童生徒の見学を計画したいと思っています。小学校のHPにも記事があげられていましたのでリンク(ここをクリック)を貼っておきます。

驚く・ビックリ 2人の宇宙人が合体したらどうなる?(1年数学)

 現在、1年生の数学は「正負の数」の学習をしています。小学校までの算数では、「足し算は増える」「引き算は減る」というのが当たり前の概念だったのが、「足したのに増えない」という計算がいきなり入ってくるのですから、戸惑う生徒がいてもおかしくありません。
 本日(12日)の5校時、長野 先生は、1年1組の数学で「2人の宇宙人が合体したらどうなる?」というプリントを使って授業をしていました。正の数の宇宙人は青色、負の数の宇宙人は赤色で、同じ宇宙人でも合体すればいろんな色になります。そのパターンを視覚的にもつかませたいとの意図から工夫されているものと、私(校長)は拝察しました。
 理屈で言えば、「① 同符号の2つの数の和は、絶対値の和に共通の符号をつける」、「② 異符号の2つの数の和は、絶対値の大きい方から小さい方をひき、絶対値の大きい方の符号をつける」ということです。これをいかに丸暗記でなく、その意味も含め理解できるか。中学校の難しくなった学習内容に立ち向かう1年生。先生とともに頑張っています。

ほくそ笑む・ニヤリ オリビアを聴きながら(3年英語)

 本日(12日)の5校時、3階に上ると、懐かしい音楽(洋楽)が聞こえてきます。オリビア・ニュートンジョンの「その風の誘惑」という曲で、たしか私(校長)は、中学生の頃に聴いたような遠い遠い記憶があります。
 生徒たちが、私にも「歌って」と言うので、 ♫ Have you never been mellow? ♪ のところだけ口ずさみました。直訳すれば、「あなたは決してまろやかにならないのですか?」でしょうが、実際は「肩の力をぬいたらどう?」みたいな意味になるのでしょう。
 私がなぜ、急に振られてもそこだけは自然に歌えたのか? そうです。現在完了形、しかも「Never」を使うお決まりの疑問文なので、おそらく中学生の頃、何度も何度も英語の授業で言わされたから、耳に残っているのでしょう。
 実はこの時間、生徒たちは英語ワークの問題を解いていて、そのBGMとして、YouTubeの動画が流されていたものでした。中学3年生で習う現在完了形は、中学校の英語の範囲の中でもつまずきやすい単元の1つと言われています。オリビアを聴きなから生徒に問題を解かせている 深水 先生には、ちゃんとした意図があるのですね。  

喜ぶ・デレ そんな表情する!?(小1音楽)

 合志楓の森小学校・中学校では、「兼務申請」という手続きを経て、相互に教職員の乗り入れを行っています。
 本日(11日)の5校時、小学校1年5組の授業をのぞくと、矢野 先生が音楽の授業をしていました。この授業では、カスタネットを使った音楽活動を行っていましたが、正直「中学生相手にはそんな表情する!?」と思うぐらい、可愛い表情や動作で授業をしていました。
 ずっとずっと昔、先輩の先生から「教師は役者たれ」と言われたこと思い出します。実は、矢野 先生は、大学は音楽専攻ですが、高校は保育科出身なのだそうです。中3の生徒から小1の児童までそれぞれの発達段階に合わせた役作りをできる 矢野 先生に「なかなかやるじゃん!!」と思った校長なのでした。それと同時に、毎日小学校低学年の子供たちの相手をしている小学校の先生方の専門性にも、改めて敬服した次第です。

にっこり 体育大会練習期間下の道徳の授業

 現在は、体育大会の練習期間ですが、全体練習、学年練習、体育の授業以外の時間は、普通に教科の授業があっていますし、道徳の授業もちゃんと時間割に入れてあります。
 本日の4校時、一部の時間割調整がある学級を除き、ほとんどの学級で道徳の授業が行われていました(左:1年、中央:2年、右:3年)。私(校長)は、こういう時期にこそ、道徳の授業が活きてくると思っています。つまり、大きな行事等があれば、生徒の心には、喜び、達成感、葛藤、軋轢、‥‥等、様々な変化が生まれます。その心の機微をとらえ、その琴線に触れるような授業ができれば、生徒たちは精神的に大きく成長できると思うからです。例えば本日、3年生では、「真の友情とは」をテーマに授業が行われていましたが、まさしくそれを考えるにふさわしい時期ですね。
 道徳教育は、本来、教育活動全体を通して行うべきもの(体験する道徳)と言われています。それらを補充・深化・統合する場として、道徳の授業が活かされること(考え、議論する道徳)を期待しています。

期待・ワクワク 体育大会の全体練習

 本日(11日)の5校時は、体育大会の全体練習で、開閉開式の練習をしました。雨は上がっていましたが、運動場がけっこう緩いので、体育館で行いました。しかし、本校の体育館は巨大なので、横向きに使うと、外で整列するのとほぼ同じ広さを確保することができます。凄いですね。
 私(校長)は、これまで数多くの体育大会を経験してきましたが、中学校の体育大会である以上、集団行動は欠かせないと思っています。これがなければ、レクレーションと変わらなくなってしまいます。つまり、ピリッとした部分を見せつつ、楽しむところは楽しむ、競い合うところは競い合う、そんなメリハリのある体育大会になってくれると嬉しいです。ただし、それを教師が大声で怒鳴ったり、叱ったりしながらやらせるのではなく、生徒たち自身、特に3年生がしっかり自覚をもち、体育委員長や各団長、生徒会執行部、応援リーダー、ダンスリーダー等のリーダーシップの下で(「主体性」をもって)できるようなったら、さらに素晴らしいなと思っています。

笑う 体育大会の学年練習(2年)

 連休も終わり、現在学校では、21日(土)の体育大会へ向けての練習が本格化しています。
 写真は、3校時の2年生の学年練習の様子です。2年生は見てのとおりの団体競技を予定しています。競技名はまだ分かりませんが、各学級の作戦とチームワークが勝敗を分ける競技のようです。本日(11日)は雨で、その上体育館は小学校の運動会の練習があっており、2年生は武道場で規模を小さくしての練習でしたが、実際やってみるとなかなか楽しそうでした。
 本番の各学年の団体競技は、大いに盛り上がるのではないかと、とても楽しみにしています。

期待・ワクワク 本校初(実地)の火災避難訓練

 本日(9日)の3校時、小学校・中学校の合同で、火災を想定した避難訓練を行いました。昨年度は、コロナ禍のため、避難経路を確認する訓練はしていましたが、実地での訓練は本校初となります。イメージでトレーニングするのと実際に行ってみるのとでは、本当に災害が起きたときの対応に差があると思いますで、心配していた天気が保ってくれて本当に良かったと思います。
 さすがに中学生は、おしゃべりをしたりふざけたりする生徒はおらず、真剣な態度で参加できており、5分30秒で全員が無事避難を終えた、全体として合格点の避難訓練だったと思います。また、児童生徒をどのように避難させるのか、消火栓や消火器の位置の確認、防火シャッターの動作確認など、教職員にとっても大事な訓練になったと思います。当然のことながら、小学校のHPにも記事ありましたので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。
 なお、保護者の皆様にご提供いただいた使い古しのバスタオルのおかげで、スリッパのまま避難してついた泥をきれいに落とすことができました。ありがとうございました。

笑う 鉛筆で明暗を表そう(1年美術)

 本日(9日)の2校時、美術室では1年生が、立体感を表すため、鉛筆で立体に陰影をつける学習をしていました。
 道具は鉛筆1本ですが、文字を書くときとは異なり、鉛筆を斜めにして描いていました。光がどちらから当たっているかをしっかり意識することが重要のようで、力加減がポイントですね。
 美術担当の 松本 先生は、本年度、新規採用となった大学を出たばかりの初任者ですが、専門は「油絵」というガッツリの芸術家です。ただ、美術力と美術指導力は必ずしも同じではありません。自身の持っている専門性をいかに生徒へ伝えていくか、本人は試行錯誤の毎日かもしれませんが、直向きに生徒と向き合っている姿に、私(校長)は清々しさを感じています。
 生徒たちの中には、将来、第二高校や大津高校などの美術科(コース)を進路を定める生徒もいるかもしれません。生徒たちの個性をしっかり伸ばす美術教育に努めてほしいと思っているところです。 

喜ぶ・デレ 生徒会執行部からの申し入れ

 本日(6日)の昼休み、生徒会執行部の役員5人が、「校長先生、折り入ってお願いがあります。」と校長室へやって来ました。「何事ぞ」と思い、話を聞いてみると、生徒会室は本来1階にありましたが、その部屋は「生徒支援室」として使用することになりました。そのため、生徒会室は3階の教材室を充てることになりましたが、必要な備品が揃っていないため、生徒会室として必要な備品のお願いでした。具体的には、①電子黒板、②ホワイトボード、③棚、④時計、⑤ちり箱です。
 5人が、とてもかしこまって来たので、「なーんだ、そんなことか。」と若干、安心はしましたが、確かに生徒会活動を本気でやろうと思った時、必要な物ばかりです。しかし、予算上、すぐに揃えられる物とそうでない物があります。それを何とかするのが校長の仕事ですね。執行部のみんなの期待に応えられるよう、私も頑張ろうと思ったところです。
 その一方で、私から執行部の5人に、「今、何か気になっていることはない?」や「今の楓の森中の課題は何と思う?」などの質問をさせてもらいました。また、「〇〇委員会に、こんなこと働きかけて!」とお願いもしました。どちらがお願いする場面か分からなくなりましたが、とにかくこの5人の「やる気」には、校長としてとても頼もしさを感じているところです。

お辞儀 使用済みバスタオル・タオル等の寄贈のお礼

   6月2日に安心安全メールで「使用済みバスタオル・タオル等の寄贈のお願い」をしていたところ、早速たくさんの使用済みタオルは集まってきています。
 連休明け(9日)に行う避難訓練では、全員上履きのまま避難することにしていますので、土で汚れた上履きの対応に苦慮していたところでした。本当に助かります。
 学校のこのような呼びかけに、お応え頂くご家庭が数多くあることを、とても心強く感じているところです。誠にありがとうございました。

 

期待・ワクワク 短歌を一首完成させよう(2年国語)

 本日の1校時、2年3組の国語の授業では、「短歌を一首完成させよう」ということで、短歌の学習を行っていました。
 先週、3年生は俳句の学習をしていることを、この「学校生活」に掲載していましたが、2年生の方は短歌で、俳句よりは文字数(五・七・五・七・七)が多いので、少しは詠みやすいかもしれません。修一 先生の話では、本時は短歌を一首完成させ、タブレットでTeamsにアップロードするところまでやり、次時は「短歌会」を開き、お互いの作品を鑑賞し合うそうです。タブレットを使うと、互いの作品を共有し合えるのでとても便利ですね。それを使いこなせている 修一 先生も大したのです。
 ところで、俳句は一句二句と数えるのに、なぜ短歌は一首二首と数えるのか気になったので、さっそくググってみました。すると「首を単位とする理由は、中国の漢詩の数え方に由来すると言われています。」と書いてありました。そういえば、昨年度、2年生の授業で漢詩の学習(ここをクリック)していたことを思い出しました。
 国語の授業は、日本の文化や伝統を学ぶ良い機会です。このような授業を通して、日本の伝統文化に興味・関心を持ち、日本の文化や日本人であることに誇りを持てる生徒になってくれたらいいなと思います。

興奮・ヤッター! 休日の予定を伝えたり、だずねたりしよう!!(2年英語)

 本日(6日)の1校時、2年2組の英語では、「休日の予定を伝えたり、だずねたりすることができる」というねらいで授業があっていました。担当は、東野 先生に小学校からの兼務の 岡田 先生に加え、ALTのラルフ 先生もいて、3人のT・Tで行われていました(2年生の英語は、今後コース分けをし、少人数指導を行う予定です)。
 文法的には「be going to ~(~をする予定です)」の使い方の学習ですが、実際、東野 先生とラルフ 先生が、デモンストレーションを行ったのち、生徒たちはペアになって、あらかじめ考えてきた休日の予定を英語で伝えたり、たずねたりしていました。
 それにしても、今の英語の授業って日本語を使わないですよね。いろいろな指示も、ほとんどがクラスルームイングリッシュで進みます。それで何をするのか分かっているのかと、英語に不慣れな私(校長)は心配してしまいますが、生徒たちはちゃんと分かっているようで、指示通り動いています。本来、コミュニケーションとは、一言一句、意味が完全に理解できなくても(何となく)通じれば成立するものですよね。その「何となく」こそ、慣れによって培われるものかもしれません。
 実は、東野 先生は、本年度、県教育庁の義務教育課が実施する「中学校英語授業づくりプロジェクト」の授業づくり推進教員に推薦している前途有望な英語教師です。また、同じく英語担当の 別府 先生は、「菊池の風」推進事業の授業公開者ともなっている菊池教育事務所お墨付きの先生です。その上、ベテランで昨年度の英語(県学調)の好結果の立役者である 深見 先生、小学校からの兼務で授業をしていただく 岡田 先生、ALTのラルフ先生もいますし、今年度は初任者研修拠点校指導教員ですが、昨年度の6年生(現1年生)の英語を担当した 坂本 先生のサポートもあります。とても充実した英語スタッフなので、すでに県平均を超えている生徒たちの英語力が、さらもパワーアップするのではないかと、校長は大きな期待をしているところです。

驚く・ビックリ 不戦の誓い(3年社会)

 先週に引き続き3年生の社会科の様子をのぞいてみると(校長は社会科の教員だったもので‥‥)、「不戦の誓い」というタイトルの学習をしていました。具体的に言うと、第一次世界大戦後のベルサイユ体制についての学習です。
 喜納 先生は、対面授業においてもTeamsを用い、電子黒板に提示するものと同じ資料をタブレットPCに共有して授業を進められます。手元で資料や指示を確認しながら学習できるので、生徒たちは、今自分がすべきことが明確となりますので、「これはいいな!」と思います。また、その資料は各自のタブレットにダウンロードして復習や家庭学習にも使えるそうで、生徒たちに実力をつける工夫をされているなとも感じています。
 ところで右の写真は、第1次世界大戦後に「民族自決の原則」に基づき、数多くの独立国が生まれたことを読み取るためのヨーロッパの地図資料です。生徒たちは読み取った結果を意見交換し合った後、発表しました。発表した生徒からは、「東ヨーロッパや旧ロシア領に独立国が多い。」と、高校入試の記述式問題であれば、完璧の回答が出ました。今年の3年生なら、「なぜ、そうなったのか?」や「それは、以後どのよう影響を与えたのか?」まで考えさせても、それなりの議論ができそうだと思います。他民族が混住する地域で、1つの民族が自決を唱え独立したらどうなるのか? 現在のロシア・ウクライナ戦争の背景とも重なります。「不戦の誓い」は全く無視されているのが、現代の国際社会と言ってもよいでしょう。
 「日本人でよかった。」、「日本に生まれてよかった。」今日のような歴史の内容を深く学べば、そんな発想になっても不自然ではありません。ただし、その上で国際社会にはおいて日本は何をなすべきか、日本人はどう生きるべきか、なども考えられるようになったらと思います。

喜ぶ・デレ 俳句を作ろう(3年国語)

 現在、3年生は俳句の学習をしています。本日(5/2)の3校時、3年3組は単元の3時間目で、自分で実際に俳句の作品を作ってみる学習活動のところでした。
 ご承知のとおり、俳句は五・七・五の十七音の中に季語を入れ、自然の風景や人の心情を表すものです。最近は「プレバト」で、夏井先生が芸能人が詠んだ句をバッサリ切るのがお馴染みになっていますね。
 まずは材料集めからということで、生徒たちは付箋紙に思いつく語句を書いていました。渕上 修一 先生の話では、それらを並べ替えたり、語句を削ったりして、俳句に仕上げていくそうです。今なら「中体連」「体育大会」など、中学生ならではの素材に溢れていますが、俳句の中に「中体連」や「体育大会」と書かずに、「中体連」や「体育大会」をモチーフにした句とするのが難しいところです。その分、できれば深みや趣きのある句となるのでしょう。どんな作品ができるか楽しみです。

期待・ワクワク 今年度もやります。不祥事防止研修

 本日(28日)の夕会時に、今年度第1回目の不祥事防止研修を行いました。今年度も各月のテーマと担当者を決め、プレゼンテーションを通した不祥事の研修を行います。
 今回は、昨年度のプレゼン研修から、グランプリ(髙橋 教頭先生による個人審査で)を受賞した 森 先生に、本年度本校に転入した先生方へのデモンストレーションも兼ねて、プレゼンを行ってもらいました。
 合志市の学校では「プレゼン教育」に力を入れていくことになっていますが、まずはその指導を行う教師がプレゼンスキルを身に付ける必要があります。つまり、プレゼンを使ったこの研修を行うことによって、不祥事防止とプレゼン教育の「一石二鳥」を狙っています。
 本日の 森 先生のプレゼンは、昨年度10月に行った「【体罰等防止】生徒や保護者がどう受け止めるかを考え、言葉を吟味した声かけに努めよう。」をテーマにしたもので、①電話一本、切り取り防止、②分かりやすく、行為について指導しよう の2点を提案する内容でした。TEDのプレゼンによれば、「起・結・承・承・結」が最適とのことで、森 先生のプレゼンもそれに即したものとなっており、とても分かりやすく説得力がありました。
 参考までに、下に同プレゼンのスライドを添付しておきます。他校でもやられてみてはいかがでしょうか。

不祥事防止(10月:体罰等防止).pdf

ほくそ笑む・ニヤリ どう間違えるのか?(3年数学)

 本日(27日)の4校時、3年2組の教室をのぞくと、数学の授業があっていました。電子黒板やタブレットは使わず、「問題を黒板に書き、指名された生徒がそれを解いて、教師が解説する」というトラディッショナルな授業だったので、スルーしようと思ったところ、授業者の 後藤 先生の解説から、妙に耳に残る言葉が複数回聞かれたので、しばらく足を止めてしまいました。それは「どう間違えるのか?」という言葉です。
 黒板に書かれていた5問は、すべて正解だったのですが、後藤 先生は、あえて「どう間違えるのか?」と問いかけ、生徒がよくやりがちな間違いを例示し、解説していました。そして、そういうミスをしないためのテクニック、例えば「隙間が空いてもあえて真下に計算の結果を書く(中央写真)」や「X(エックス)と×(かける)は混同しやすいので、Xはあえて大きく書く(右写真)」などを教えていました。テストの点数に直結するので、そんな時、生徒はちゃんと話を聞いているものです。しかし、決して「現金な奴ら」ではありません。
 この授業で学習していた「多項式の計算」は、高校入試等の数学のテストで、大問 1⃣ に必ずといってよいほど出る問題です。これを確実に正解にするのか、あるいはミスして取りこぼすのかは、1点差で合否が決まる入試結果を大きく左右することもあります。「やっぱりテクニックも大事だよな!」と、思わずうなずいてしまいました。

興奮・ヤッター! 「吹奏楽部」始動!!

 本校の音楽部は、令和3年度は楽器がないために「音楽部」として活動してきましたが、後援会がおこなった募金活動に対する寄付や企業版ふるさと納税のおかげで、必要数の管楽器・打楽器等を揃えることができ、晴れて令和4年度からは、「吹奏楽部」として活動を開始することになりました。
 部の顧問としては、昨年度からの 矢野 先生と 川内 先生に、新たに今年度転入してきた 東野 先生が加わりました。実は、東野 先生は以前、大津中学校が吹奏楽コンクールで全国大会に出場した時の顧問で、矢野 先生はその吹奏楽部の部員でした。つまり、かつての師弟が、現在は同じ部の指導者としてタッグを組んでいることになります。凄い巡り合わせですね。また、いずれ全国大会への出場も夢でのないかも‥‥。
 現時点で1年生も7人入部しており、担当することになった管楽器もちゃんと音が出ています。曲を合わせるにはもうしばらくかかるかもしれませんが、今後が楽しみです。
 それにしても、放課後に管楽器の音を聞こえてくると、何かしら心が癒やされる校長なのでした。

にっこり 過去を現在に重ねて(3年社会)

 前回(今回の1回前)の学習指導要領の改訂から、3年生の社会科は歴史的分野の内容を一部を残すことになっています。これは、公民的分野との関連性が高い近現代史を重視することから、そのような措置になりました。
 本日(27日)の1校時、3年3組の授業をのぞくと、ロシア革命の頃、日本で言うなら「大正デモクラシー」の時代について学習していました。資本主義、社会主義、民主主義、帝国主義‥‥。様々な概念が登場してきます。もしかしたら、この辺りから歴史の学習を難しく感じ、社会科嫌いが多くなるのかもしれません。しかし、これらはまさしく現在の国際情勢に直結する内容です。これらの意味がある程度、理解できないと、おそらく現在、ロシアとウクライナの間で起きている出来事も、その背景は理解できないでしょう。もちろん「戦争反対!!」と声を上げることは大事です。ただし、平和を守り、平和を維持するためには、政治家任せにするのではなく、私たち国民も不断の努力が必要です。そして、基本的な知識(公民的資質)があってこそ、自分は何をどう努力すべきかという考えにも及ぶことでしょう。
 今年度は、喜納 先生の授業を受けることになった3年生には、「過去を現在に重ねる」という視点を持ちながら、社会科の学習を続けてほしいと、授業を見ていて思いました。

驚く・ビックリ 即応のリモート授業

 昨日(26日)に安心安全メールでお知らせしていますとおり、新型コロナウイルスの陽性者が出たため、1年3組は学級閉鎖とし、オンライン授業を配信しています。
 それとは別に、昨日1年3組で授業をした先生方が、1年3組以外の生徒との接触を避けるため、別室からのリモート授業を行うことにしました。写真は、上段が別室で授業を配信している様子、下段は教室で配信されている映像を見て生徒が学習している様子(各上下で対応しています)です。このような事態に即応できる本校の教職員集団は、身内ながら「凄い!!」と感じます。ただし、オンライン配信にトラブルは付きもの。本校ICTの“カスタマーセンター” 、井上 教務主任は大忙しのようです。
 この方式は、原則、各教室には別の教員が入り授業をサポートするようにしていますので、変則のティームテーチングとも言えるでしょう。ただし、本日は何とかなりそうですが、今後、教職員が人数的に確保できない場合や配信元の教室等が確保できな場合なども考えられます。そのような時、私(校長)は自習で構わないと考えています。たとえ自習となっても、自分で何をどうすべきか考え、1時間の授業を無駄に過ごさない「楓の誇り」を持った生徒たちになってほしい。「合志楓の森中生徒を見くびらないで」と言いたいです。

期待・ワクワク 中学校の社会科の授業はいかが?(1年社会)

 本日(25日)の3校時、1年3組の教室では社会科の授業があっていました。1年生は、町田 先生が担当していますが、例によって 町田 先生の話術で、生徒たちが授業に引き込まれている様子が見て取れました。
 社会科の場合、その内容のほとんどが小学校で学んだ社会科の学び直し、つまり同様の事柄を「詳しく深く学ぶ」、小学校の学習の基礎の上にたって学習することになります。今日の地理的分野の授業では、都道府県について再確認していましたが、ちゃんと小学校の学習をやってきた人は、47都道府県、全部覚えているはずです。ところがどっこい、覚えていない生徒も結構多いんですよね。そんな時、町田 先生からは冗談っぽく「はい、6年生教室へお帰りください」という言葉が出ていましたが、6年生教室がすぐそこにあるだけに、他の中学校の生徒よりも耳が痛いかもしれません(笑)。
 とにかく、町田 先生の社会科の授業は「楽しい!!」と、昨年度も生徒たちに好評だったので、今年の1年生にも社会科好きの生徒が増えるではないかと期待しています。

ニヒヒ 今日は歯科検診

 健康診断関係の行事が続いていますが、本日(25日)の午前中、大会議室で歯科検診がありました。昨年度は2つの学年だったので1日で終了しましたが、今年度は生徒数が増えたので2日間に分け、本日は2年生2クラスと3年生です。
  昨年のデータですが、本校のう歯罹患率は県平均と比較してもかなり良い数値でした。これが歯磨きの効果なのかフッ化物洗口の効果なのか検証されている訳ではありませんが、歯の健康は生涯にわたる健康に影響すると言われていますので、これはいいことですね。日本歯科医師会が提唱する「8020(ハチマルニイマル)運動」もご承知と思いますが、高齢になってからも自分の歯で食事ができるか否かは、学齢期からの歯を大切にする習慣も大きく影響しています。今回の検診結果は後日お知らせしますので、虫歯などが見つかった人は早めに治療をお願いします。
 なお、右の写真は自分の番を待っている間も寸暇を惜しんで問題を解いている3年生の様子です。本校には勉強が好きな生徒がなんと多いことでしょう!!

笑う サッサと終わった身体測定

 本日(22日)の1・2校時、身体測定がありました。まず,各学級で身体測定の意義や方法について、スライドで説明を行いました。その後、体重・身長・視力・聴力の各測定会場をクラス毎に回って測定していきました。
 実は、私(校長)は1校時に別の要件があって、2校時に身体測定の様子を撮影に行きました。ところが、もう測定用具は片付けに入っています。生徒たちが静かにかつテキパキと動いてくれたので、想定以上にサッサと終わったそうです(写真は、養護教諭の 橋爪 先生が撮ってくれていました)。待っている間、本校の生徒たちは、本を読んだり、タブレットを触ったりしていて、静かにしていたそうです。これは「お利口さん」というより「大人なんだ」と、私(校長)は思っています。

期待・ワクワク 体育大会の結団式

 本日(21日)の3校時、5月21日(土)に開催予定の体育大会の結団式を行いました。全校生徒が集まるのは今年度初めてですが、319人の生徒が広く間隔をとっても入りきる大きな体育館なので、とても助かります。
 校長の話では、「今年度は何が何でも体育大会を開催する。保護者の観覧については、新型コロナの状況で判断するので保留にしてほしい。」と話をしました。
 その後、体育委員長の西野君からの説明、続いて各団長(青・各1組:佐藤君)(黄・各2組:河﨑さん)(赤・各3組:木村君)からの決意表明がありました。委員長及び団長三人の言葉には、合志楓の森中の第1回体育大会へ向けた並々ならぬ意気込みが感じられ、頼もしく感じました。
 なお余談ですが、体育館では各学級1列に並んでいましたが、2年生と3年生の列は、横に置いたスリッパまで板の目に沿って真っ直ぐに並んでいます。1年生が真っ直ぐ並んでいないのは、まだそういう指導をしていないので当たり前ですが、そのことに気付いた 山本 先生が紹介してくれました。2、3年生、後輩にいいところ見せられましたね!!
 また、この様子は小学校のホームページにも記事がありましたのでリンク(ここをクリック)を貼っておきます。

驚く・ビックリ またまだお若い!!(2年国語)

 2年生の国語は、渕上 修一 先生が担当されています。私(校長)と同姓なので、修一 先生と書かせていただきます。修一 先生は、再任用5年目になり私より6歳も大先輩ですが、本当にびっくりするほどお若いです。お若いのはバレーボールをバリバリ指導される体力だけではありあません。授業でもさっそくICT(電子黒板)を活用した授業をされており、頭の柔らかさも若い教師に負けておられないと拝察しました。
 修一 先生のこのようなお元気な姿を見て、私は、サミュエル・ウルマンの「青春に関する詩」の一節を思い出しました。「年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。」この一節の「理想」は、本校教育目標にある「夢」という言葉に置き換えることもできると思います。私も 修一 先生に負けないよう元気に、そして頭も柔らかくして頑張ろうと思いました。

ほくそ笑む・ニヤリ 全国学力・学習状況調査(オンラインの質問紙調査:3年生)

 昨日の国・数・理のテストに引き続き、本日(20日)は、全国学力・学習状況調査の生徒質問紙調査がありました。
 質問紙と言っても、本校はオンライン回答を選択しましたので、紙ではなくタブレットを用いて行いました。各自、答案番号とログイン用パスワードを入力し、ログインすると画面上の各質問が出てきます。生徒たちは、それに回答していくわけです。とても簡単ですし、おそらく主催者側の手間も大幅に削減されるものと思います。1授業時間分の時間を確保していましたが、早い生徒はたった10分位で回答を終えていました。

試験 全国学力学習状況調査(3年)

 本日(19日)の1~3校時、3年生は全国学力学習状況調査を受けました。教科は、国語、数学、理科です。国語と数学は毎年実施されますが、理科と英語は隔年で、本年度は理科になりました。写真は、2校時の数学の様子で、左から1組、2組、3組です。
 この調査は、全国の中学3年生と小学6年生を対象としており、出題される問題は、学習指導要領が目指す「主体的な対話的な深い学び」がどれだけ身に付いているかを評価することを意図しています。そのため、高校入試等で見かける問題とは少し趣が違うかもしれません。とは言え、小学校19,007校、中学校9,856校、計28,863校もの参加校がある大規模な調査ですので、マークシートに近い形式になっています。今後、CBT「Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」と呼ばれるコンピュータを使った試験方式に変わっていく日もそんなに遠くないかもしれません。
 私(校長)としても、今回の調査結果は気になるところですが、もし課題となる教科や学習領域・内容がみつかった場合は、謙虚に受け止め、今後の教育活動の工夫改善につなげていきたいと思っています。
 なお、明日は質問形式の調査も予定されています。

期待・ワクワク オンライン学級懇談会(役員決め)

 午後1時からは、オンライン学級懇談会(役員決め)を行いました。こちらは、生徒が持ち帰ったタブレットを使い、Teamsのテレビ会議機能を使って行いました。昨年度から本校にいた先生はもう手慣れたものですが、今年度転入してきた先生も、初任者2人を含めなかなかの使い手です。それぞれ事前に準備したスライドなどを提示したりし、うまくコミュニケーションをとっていました。実は本校9クラスの学級担任は、全員30歳代以下の若手で揃っています。ICTが身近なところで育ってきた分、その対応力・柔軟性は大きいのかもしれません。
 その後、司会をPTA役員に交代し、各学級の役員決めになりました。自薦他薦ですんなり決まった役員もある一方、中にはくじ引きになった役員もあったようです。執行部の役員さんから説明があったかと思いますが、本年度のPTA各委員会の会議は、集合とオンラインのハイブリッド(新型コロナの状況次第ではオンラインのみ)で行う予定です。それぞれご自身の都合はあられると思いますが、自宅や職場等からでも参加しやすい環境にはあります。ぜひとも本校のPTA活動にご貢献いただければ幸いです。

喜ぶ・デレ オンラインPTA総会

 1~3校時のオンライン授業参観の後、11:30からそのままZoomの配信で、PTA総会を行いました。
 まずはじめに、4月16日は熊本地震が発生した日なので、犠牲になられた方々の冥福を祈り黙祷を捧げました。次に 永清 PTA会長からご挨拶をいただき、私(校長)もご挨拶をさせていただきました。その際、本年度から実施する「45分7時間授業」についても説明をさせていただきました。
 その後、議事になりましたが、今回は書面決議ということで既にオンラインで回答をいただたいていましたので、その報告(ずべての議案が可決)を行い、頂いたご意見等については、永清 会長からご回答いただきました。さらに、本年度のPTA役員の自己紹介、私から教職員の紹介を行い、無事PTA総会を終了することができました。

驚く・ビックリ オンライン授業参観を実施中

 本日(16日)の1~3校時、オンラインでの授業参観を行っています。各学年、1時間目が1組、2時間目が2組、3時間目が3組で、教科は「道徳」です。今回は、Zoomの3アカウントをそれぞれ各学年に振り分け、保護者の皆様に授業風景をご覧いただいています。左の写真は、職員室で3つの授業を同時にモニターしているパソコンです。またカメラは、後方の定点カメラと前方から生徒の表情を写すカメラの2台で配信しています。時間割の都合上、カメラマンは必ずしも慣れた者でないかもしれません。画面酔いしそうなカメラワークの場合は、どうかご容赦ください。

興奮・ヤッター! 給食委員が大活躍!!

 給食が始まって今日が2日目です。配膳の時間には、2、3年生の給食委員が1年生のサポートをしてくれています。ゴミを入れる袋を「ここにあるよ。」とサッと取り出したり、後片付けの要領を教えたりと大活躍です。中には転任されたばかりの先生に説明したりする生徒もいて、何と頼りがいのある委員さん達でしょう!! 
 もちろん1年生も、先月まで約20~30メートル東側で給食の準備をしていたので、要領はいい方だと思いますが、中学校には中学校なりの流儀があるみたいで、それを先輩から後輩へ受け継いでもらっています。これなら先生たちも助かりますね。これは1つの委員会の例ですが、このように本校生徒会の活動が、一つ一つ良き伝統を積み重ねてくれていることを、私(校長)は、とても嬉しく思っています。

試験 標準学力調査(1日目)

 本日(13日)の1~3校時と明日(1・2校時)、標準学力調査を実施しています。国・社・数・理・英の5教科(1年生は英がなく4教科)で、昨年度までは集団準拠テスト(NRT)と呼ばれるテストでしたが、本年度からは目標準拠テスト(CRT)に変更になりました。これは、後期前半に実施される予定されている熊本県学力・学習状況調査と同じタイプのテストなので、教育効果を経年変化で確認することができるようになります。ただし、偏差値は出なくなるので、高校入試を意識した学力傾向は分かりづらくなるかもしれません。その点については、3学年部で独自の業者テストを実施することで、補完することになっています。
 また明日は、「icheck」と呼ばれる質問紙調査も行います。この調査によって生徒たち一人一人の心の状態や各学年・学級の集団形成度などを把握することができ、経年変化を確認することもできます。
 写真は、本日2校時の社会科のテストの場面です(左から1年、2年、3年)。1年生も、一生懸命問題に向き合っているようで、安心しました。

期待・ワクワク 全校学活(その1)

 本日(12日)の1・2校時は、オンラインで全校学活(1回目)を行いました。
 本日はまず、生徒指導主事の 後藤 教諭から、「合志楓の森中学校生徒心得」(本校では「校則」ではなく、こう呼んでいます)について説明がありました。もちろん2・3年生はその内容を知っているはずですが、再確認の意味で行われました。
 校則については、最近、マスコミが大きく取り上げたこともあり、各学校で見直し等の検討がされていますが、本校の生徒心得は、はっきり言って「アバウト」です。しかし、これは「ルーズ」とは全く異なり、自分で考えて判断すること(併せて個別対応)を重視しています。言い換えるなら「自己責任」なので、むしろ厳しくなったととらえた方がいいかもしれません。もし、「〇〇は、何でダメなんですか?」的な言い方をする生徒がいたら、どこまで深く考えてのことなのか、校長室で私がじっくりお話を聞くことになる(もちろん優しく)だろうと思っています。
 その後、生徒会の執行部役員や常任委員長から、本校生徒会の組織や活動についてプレゼンテーション形式で説明がありました。本校生徒会は、「自治の意識」がとても高い生徒会だ思っています。各委員長のプレゼンの中に「一緒にやりましょう!」のような言葉が数多く聞かれたことを、校長としてとても嬉しく感じました。
  なお、全校学活はあと2回(13日、14日)実施します。全校学活で説明している内容は、本校では「夢と誇り」というタイトルを付けている「生活ノート」に全て記載されています。保護者の皆様も、お時間があられる時、内容をご覧いただければと思います(後日、本HPにも掲載する予定)。

驚く・ビックリ 登校時の交通状況

 今朝(12日)の「楓の森の舎窓から」にも記載していますが、ソーロン前交差点から太陽光パネル前交差点までの交通状況を確認してみました。
 先日、RKKが「合志楓の森小・中学校の校区は交通安全が心配」というようなニュースを流していましたが、ローソン前交差点をはじめ、校区内の要所の交差点周辺は、たくさんのボランティアの方々が交通指導に立っていただいているので、交通マナーやルールを守っていれば、比較的安全です。最寄りの警察の方から、「こんなに多くの方が交通指導に立っていただいている校区は珍しい。」とまで言われるぐらいで、本当にご協力いただいている皆様に頭が下がります。また、本校周辺の道路は歩道も随分整備され、御代志地区の再開発が進めば、道路も広がり歩道もさらに整備されるでしょう。
 心配なのは、陽光台などの細い道路です。今朝もたくさんの通勤自動車が抜け道に使っており、道路右端を1列に並んで歩かなければ、車に接触しそうなります。それでも子どもたちの中には、平気で2列以上に並んで歩いていたり、ふざけで中央の方へ飛び出そうとしたりする子も見かけ、ヒヤッとします。運転手がそれを気にかけて徐行している場合は、それでも事故までは至らないのでしょうが、結構スピードを出している車も見かけます。
 児童生徒の安全を最優先に考えていただくなら、交通規制(車両進入禁止、一方通行等)をかけていただくのが一番だと思いますが、通勤者(住民も含む)の利便性を考えれば、そう簡単にはいかないものです。
 中学校の 永清 PTA会長や小学校の 永田 PTA会長を中心に、校区内の危険箇所を洗い出し、優先順位をつけて、信号設置や歩道整備等の要望を行政(市道は合志市・県道は熊本県)や熊本県警に上げていただいてます。そのため徐々には交通状況が改善していくものとは思いますが、当面はボランティアの方々の協力に頼ること、またそれ以上に児童生徒自身に「自分の安全は自分で守る」ため、交通ルールやマナーを守る意識と行動を身に付けさせることがが大事だと思っています

笑う 令和4年度 第2回 合志市立合志楓の森中学校 入学式

 本日(11日)の午後1時30分から、令和4年度 第2回 合志市立合志楓の森中学校 入学式を挙行しました。
 本来ならたくさんのご来賓の方々に祝福され、晴れのこの日を迎えるはずでしたが、未だ新型コロナウィルスの感染拡大が収束していないため、規模を縮小した入学式となりました。
 しかし、新入生の様子は堂々としたものでした。もちろん緊張はあったでしょうが、1年生一人一人の顔に、何かしらそれを超える自信や誇りのようなものが感じられたのは、すでに昨年度、中学生と同じ階で学校生活を共にしてきためでしょうか。新入生代表宣言の 中村 君の言葉には、中学校生活への並々ならぬ決意が込められており、私(校長)は、とても頼もしく感じました。
 なお、小学校のHPにも、ご列席いただいた 角田 校長先生が入学式の様子をあげていただいていますので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。
 また、私は実際を見ていませんが、各学級での学活の様子も1年部スタッフが写真を撮っていましたので、掲載しておきます。
 おって、1年生については、HP掲載の同意をとっていないため、後ろ姿の写真のみにしています。後日、配付する同意書をお読みいただければ、お分かりいただけると思いますが、本HPに掲載する生徒の肖像(顔写真)は、再配付に耐えられないほど画質を落としていますし、原則として名前(姓のみ)との同時掲載はありません(顕著な成績等により、希望や同意がある場合は除く)。同意していない生徒がいる学級の様子は、どうしてもHPへの掲載を控えがちになりますので、ぜひご同意いただきますようお願いします。

にっこり 会場を中学校仕様へ

 小学校の入学式終了後の11:30頃から、入学式会場の体育館の仕様を中学校用に変更しました。そこは中学3年生が全員でかかってくれたので、あっという間に終わりました。とは言え、鉢やプランターのたくさんの花々は午前中のまま。とても華やかな式場です。
 本校は体育館がとても広いので、中学校の入学式はさらに座席の間隔を広げることができ、新型コロナウイルス対策も十分です。ただし、あいにく雨が降り出しました。新入生の保護者の皆様には足元の悪い中、申し訳ございませんが、少し早めにご来場いだだければ幸いです。
 2、3年生は、本日は午前中授業で下校します。午前中は、1階にいると中学生がいるのかいないのか分からないぐらい、小学校の入学式に配慮した生活が送れていました。さすがです。なお、中学校の卒業式には生徒代表で、三村 生徒会長のみ参加することになっています。

期待・ワクワク 合志楓の森小学校の入学式

 本日(11日)の午前中、合志楓の森小学校の入学式が行われ、私も中学校長として参列させていただきました。
 本年度の新1年生は154名で、35人学級ということもあり、5学級の編制となります。合志楓の森小学校・中学校は設計時、1学年4学級を想定して建設されました。現在は3学級の学年もあり、予備教室もありますので大丈夫ですが、今後も入学してくる学年の5学級以上が続けば、いずれ教室が不足するかもしれません。
 ところで、何と言っても1年生は可愛いですね。1年生を見ていると、頬が緩んでいるのが自分でも分かりますし、自然に優しい気持ちになります。このような気持ちは、中学生もおそらく同様です。本校に、温和な表情や態度で生活を送れている生徒が多いのは、こういう環境のおかげかもしれません。
 明日から、この小さな体の1年生も自分の足で歩いて登校します。中学生には、自らお手本を示すことはもちろん、「小学生を守る」という大人と同じような視点を持って生活してほしいと思っています。

興奮・ヤッター! 新しいクラスの発表と学級開き

 旧クラスで行った始業式等の後、新しいクラスの発表になりました。まず、新しい学年の名簿をプリントで配付し、自分のクラスを確かめました。その際、拍手したりして喜ぶ姿は見られても、「エーッ」のような声はほとんど聞かれませんでした。事前に生徒指導主事の 後藤 教諭から「リセット」というキーワードで指導はあってはいましたが、私(校長)の印象としては、「精神的に安定している」というか「考え方が大人」というか、そういう生徒が多い証だろうと感じました。
 本校では、自分の机・椅子は1年から3年まで同じ物を使うこととしていますので、まずは新3年生が3年のクラスに机・椅子や荷物を持って移動し、2年教室が空になったところで、新2年生が移動しました。
 3年生はいいのですが、2年生は昨年度の4クラスから3クラスに学級数減となるため、教室は相当ギューギューです。制度上の定めなので仕方ありませんが、コロナ禍であることも含め、あまり良い環境ではなくなったとは感じています。この点については、幸い本年度、本校には少人数指導加配が数学に加え、英語も配置されましたので、このような加配措置等を活用し、少しでも良好な学習環境となるよう努めていきたいと考えています。
 移動後、どのクラスも学級開きとなりました。始業式からの3日間を、学校現場では「黄金の3日間」という言い方もします。担任・生徒たち共に、ほどよい緊張感の中、新たな出会いや出会い直しをしているように見えました。さて、各学級はどんな仲間、どんな集団を作っていくのでしょう。これからに注目です。

笑う 令和4年度の始業式

 本日(8日)の1校時、就任式及び始業式等をオンラインで行いました。
 まず本年度、合志楓の森中に転任された先生方12人の就任式を行いました。転入者につきましては、「保護者の皆様へ」のページでお知らせしていますので、そちらをご参照ください。
 その後、始業式となり、まず生徒代表として、生徒会書記の 中村 さん(2年)が、本年度の抱負を発表してくれました。転入の先生方への歓迎の言葉を述べた同じく書記の 河﨑 さん(3年)といい、中村 さんといい、全く原稿を見ず、だからといって棒読みでもありません。昨年度取り組んできたプレゼン教育の成果がこういうところにも表れていますね。発表内容もさることながら、その「伝える力」にとても感心させられました。
 その後、校長の話となり、私からは、①ストレス、②ハンセン病問題、③小中一貫教育に関連する話をさせていただき、生徒1人1人の成長を通して、本校のさらなる進化や発展を目指すことをお願いしました。
 始業式後には、学級担任等(学年部所属)や部活動担当等の発表を行いました。また、本校に新たに転入した4人の生徒の紹介も行いました。

うれし泣き 古田 亮 局長(県教育庁市町村教育局)からのオンライン学習発表会に係るメッセージ

 先日、私(校長)のもとへ、先日のオンラインで行った学習発表会(YouTube配信)をご視聴なさった 古田 亮 局長(熊本県教育庁市町村教育局)からメッセージをいただきました。ご了解をいただいて、その葉書を掲載させていただいています。
 古田 局長は、熊本県の義務制の市町村立小中学校の教職員(県費負担)のトップにおられる方で、本校生徒の発表への賞賛とともに「子どもたちの姿に心から元気をもらいました」との感謝のお言葉までいただきました。これも全て、生徒たちの頑張りと先生方のご指導のおかげです。あらためて「私は恵まれた校長だな」と実感しているところです。

笑う 小中合同の顔合わせ式

 本日(5日)の職員会議(2日目)の前に、小中合同の教職員顔合わせ式を行いました。
 中学校からは。4年部、3年部、2年部、1年部、もみじ学級(特別支援教育部)の順に自己紹介を行い、小学校からも同様に自校紹介による顔合わせを行いました。
 ご承知のとおり、中学校は3学年揃い職員数が増えたので、広いと思っていた職員室も、結構狭く感じるようになりました。
 今年度も幾つかの教科で、小中間の教員の相互乗り入れを行う予定ですし、様々な教育活動を小中連携しながら実施していくことにしています。もちろん組織としては別々ですが、可能な限り垣根をはらい、交流・協力・協働していけたらいいなと思っています。
 なお、この様子は小学校のHPにも記事かありましたのでリンク(こちらをクリック)をはっておきます。

ほくそ笑む・ニヤリ 先生たちも席替え

 本日(4日)は午前中、令和4年度の第1回職員会議を行いました。まず始めに学級担任や学年部所属、校務分掌等の決定を行いました。その後、その決定にしたがって、学年会や各分掌部会を行いました。どの先生が何年何組の担任の先生なのか、どの先生が何年のどの教科を担当するのかなどは、4月8日(金)の始業式の日(新1年生が入学式の日)にお知らせしますので、暫しお待ちください。
 また午後3時30分からは、小学校の先生方も含め、一斉に席替えを行いました。ご承知のとおり、合志楓の森中学校は、本年度3学年の全部が揃うので、教職員の数も24名から34名(県費・市費、中学校籍のみ、4日現在)に一挙に増えます。新しい学校なので机の規格がすべて揃っているため、先生方は引き出しやマット、業務用PCな等を引っ越しさせるだけで済みましたので、席替えそのものは、比較的短時間に終えることができました。とは言え、「ずいぶん雰囲気が変わったし、大所帯になったな!!」とは実感しています。

ニヒヒ まずは先生方が使い方を(転入職員のICT研修)

 本日(1日)、本校に転入された先生方を対象に、ICTの研修を行いました。
 内容は、Teams(オンライン学習の方法)の関しては、①会議の開始・終了方法、②スポットライトの設定方法、③出欠の確認(csvファイル)について、④チャットの使い方、⑤画面共有の仕方、⑥ブレークアウトルームの使い方等、×Sync(電子黒板とタブレットの連携)については、①タブレット学習の始め方、②タブレット場面の集約・共有、③電子黒板の画面の配付、④アンケートの回収等について、実際にタブレットや電子黒板をさわっていただきながら、研修しました。講師は、本校でもICT活用に特に堪能な 森 教諭、益﨑 教諭、平野 講師が担当し、これまでの自分たちの授業実践も踏まえながら行いました。
 私(校長)は、別の会議でその場を見ることはできませんでしたが、講師の先生方の話では、転入の先生方は、タブレットの種類やアプリケーション等に前任校との違いはあっても基本原理は分かっておられるため、飲み込みがとても早かったそうです。午前中だけで研修を完了することができたとのことで、さすがです。「即戦力」とはこのことですね。あとは実際に授業等に活用しながら、各自でいろんな方法にチャレンジしていただけることでしょう。

笑う 生徒会リーダー研修会

 春休み中ではありますが、本日(25日)の午前中、生徒会執行部、各委員長・副委員長が集まり、生徒会リーダ-研修会を行いました。
 まず、私(校長)から、本年度の生徒たちの頑張りや活躍について、労いと感謝の言葉を述べさせてもらうとともに、「今後は、これらの生徒会の頑張りをいかに発信し、広げていくかも考えながら取り組んでほしい」とお願いしました。
 その後、生徒会担当の 森 教諭、光永 教諭から、リーダーとしての心構えについての講話を行い、アイスブレイクの後、各委員会から成長モデル及び年間活動計画等についての発表がありました。
 毎度のことながら、本校生徒会のリーダーたちのやる気に満ちた表情や態度には、校長として頼もしさを感じています。生徒会リーダーとしてやるべき活動はもちろんやらなければなりませんが、私としてはリーダーとしてやりたい活動やリーダーでなければやれない活動をやってほしいと思っています。

学校 令和3年度修了式

 本日(24日)の1校時、令和3年度の修了式を行いました。まん延防止等重点措置は解除されましたが、まだ用心が必要ですので、今回もオンラインで行いました。
 まず、各学級の代表生徒に修了証を授与しました。他の生徒も教室で代表生徒に合わせ起立・礼をして、一緒に受け取る形式にしました。修了証に併せて後期の通知表もお渡ししますので、保護者の皆様にはそちらもしっかりお読みいただき、お子様に慰労や激励の言葉かけをしていただければ幸いです。
 その後、校長の話となり、例によりスライド画面を共有して話をしました。そのスライドは下に添付しておきますので、ご覧頂ければその概要がお分かりいただけると思います。最後に生徒指導主事の 後藤 教諭から春休みの生活等についての指導、教務主任の 井上 教諭からタブレットの管理についての連絡もありあした。
 生徒たちはオンラインでの集会にすっかり慣れていますが、私(校長)は目の前に生徒がいて反応を確かめながらではないと、何回やっても話しにくいです。歳をとっても順応力がなくならないよう、生徒に頑張れという前に自分自身が頑張らないといけませんね。
 本日で令和3年度の全教育課程が終了します。コロナ禍の様々な制限・制約の中でも、生徒たちは実に多くの学びと実績を残してくれました。新設校開校の1年目を、教職員とともに全力で駆け抜けてくれた生徒たちに、改めて敬意と感謝を表したいと思っています。

 お天道様は見ている.pdf
 

興奮・ヤッター! 2年生立志式及び開校1周年記念「植林祭」

 本日(22日)の3・4校時、2年生は、立志式及び開校1周年記念「植林祭」を行いました。
 まず始めに、多目的室で立志式を行いました。各学級の代表の生徒が、現在の自分自身をみつめ、良さや課題を踏まえながら、将来への目標を述べてくれました。また、各学級ごとに「啓発録」の発表もありました。これは学級活動の中で、橋本左内の「啓発録」を受けて学習してきたことを発展させたものです。3年生へ進級するにあたり、この合志楓の森中学校で巡り合った仲間たちとともにどのような学年集団を作っていきたいのか。それらの一つ一つが校長としてとても心強い言葉ばかりでした。発表する生徒たちの堂々とした態度、相手に伝えることを意識した話し方、それらのどれを見ても、2年生の成長ぶりがうかがわれ、これは先日のオンラインで行った学習発表会も少なからず良い影響を与えているように感じました。
 その後、会場を外へ移し、体育館の北側・東側で「植林祭」となりました。楓の苗木(ヤマモミジ)約 100 本、さらに立志のシンボルとしてクヌギの苗木(合志市の木)を、熊本菊南ロータリークラブから寄贈していたき、生徒たち全員が、ロータリークラブの皆様と一緒に植樹を行いました。本校は菊池恵楓園から「楓」の文字をいただき、周辺に「森」が多いことから命名された学校ですが、まだ校地内にあまり木々がありません。そこに本当の「楓の森」を作っていこうというプロジェクトを開始したところです。自分たちの手で新しい学校の校風と伝統を作っていこうと頑張っている2年生にとって、中学校生活の思い出の1ページになればいいなと思っています。
 なお、この行事はTKUが取材に来られていました。放送の日時が分かりましたら本ホームページ上でお知らせします。

喜ぶ・デレ もみじ学級の販売実習

 昨日(18日)の昼休み、もみじ学級の生徒たちは、小会議室で授業で作った商品の小物の販売実習を行いました。今回は2回目で、ロウソク、バーバリウムなどが商品になっていました。小物のレイアウトや商品名・値札の掲示、実際の販売まで全部自分たちの手で行うことができ、それも大切な学習になっていたと思います。
 販売時間には、小学校の先生方にもたくさん来場いただき、どんどん商品が売れていきました。ちょっと油断したら私が目をつけていたバーバリウムが売り切れてしまっていました。また、販売実習をやってください。次回こそ、お目当ての商品をゲットします。

興奮・ヤッター! 授業が楽しすぎ!!(2年1組道徳)

 私(校長)が道徳の授業をしているという記事を以前書いていましたが、昨日(18日)の2年1組の授業で、本年度は最後の授業になりました。
 1・2年生の7クラス、若干の雰囲気の違いはあるもののみんな良いクラスでしたが、2年1組は特に授業がやりやすかったです。と言うのも、意見をどんどん発表してくれ、その中身もなかなか鋭いところを突いたり、的を得ていたり、深く考えさせられるような内容だったり‥‥と、とにかくバイタリティに富んでいるのです。授業をやっている私が楽しすぎて、つい2、3分ほど授業時間をオーバーしてしまいました。
 担任の先生方が許してくれるなら、来年度も学期に1回ぐらいは、全学級の道徳の授業をさせてもらおうと思っています。

にっこり 「性に関する指導」講演会(2年生)

 掲載が遅れましたが、17日(金)の3・4校時、第2学年はオンラインで「性に関する指導」講演会を行いました。1年生は11月に行っていましたが(ここをクリック)、今回は2年生を対象とした内容で、「ゆあさいどくまもと」から 高橋久代 様と 上塚直子 様を講師にお招きし、「 性暴力のことを知ろう~自分も相手も大切にするために~」という演題のお話を聞きました。「ゆあさいどくまもと」とは性暴力被害者のためのサポートセンターです。
 近年、子どもの性被害の深刻さが、社会問題となってきています。お二人からは生徒向けに作成いただいたスライドを用い、「境界線」という言葉をキーワードに、分かりやすくも危機感を促すような貴重なお話を伝えていただきました。とりわけ近年はSNS等の普及により、ネット社会に起因する深刻な事案も多数発生しています。本校生の多くが自分用の携帯端末を所持している実態もあり、生徒たちには今回の講話をしっかり受け止め、正しい使い方、節度ある使い方をして、絶対に被害に遭わないよう注意してほしいと思います。

期待・ワクワク 心肺蘇生法(2年 保健体育)

 本日(16日)、2年生は保健体育の時間に心肺蘇生法の実習を行いました。消防署からお借りしたダミー人形を使い、実際に傷病者発見から反応確認、呼吸確認、AEDの操作、胸部圧迫などを全員が体験しました。私(校長)が見た時、生徒たちは「大丈夫ですか?」「離れてください」「救急車を呼んでください」などの大きな声をかけ、緊迫感を持って活動していました。本校の2年生は、こんな場面でふざけたり、ちゃかしたりする生徒がいない、本当に集団形成度が高い学年だと感じています。
 実は私はずっと昔、地元の消防団で活動しており、小型ポンプ操法などの訓練を受けてきました。真夏の訓練など嫌になったこともありましたが、実際に火事で出動したとき、その訓練があったからこそ対応できたと思ったこともありました。実際の現場は訓練どおりではありません。しかし、「基本」を学んでるから「応用」も効くものだとも思います。生徒たちの今日の練習は、実際に活かす場面がない方がいいのかもしれませんが、もしもの時には必ず役に立つ経験になると思います。

驚く・ビックリ 振れば振るほど‥‥(確率の学習・1年数学)

 本日(14日)の4校時、1年4組の教室から、何かがコロコロ転んでいるような音がするのでのぞいてみると、生徒たちが一生懸命サイコロを振っていました。
 現在1年生は、確率の学習をしていますが、本当にサイコロの一つの目が出るの確率(相対度数)が6分の1(0.166666666‥‥)なのか、確かめる授業をしていました。生徒たちには「とにかく20分間サイコロを振り続け、出た目の数を記録しなさい。」と指示がされており、授業の後半に生徒全員の結果をExcelで集計しました。私が見ていた時、ある女子生徒の結果を見ると、6が出た回数が他の数に比べて少なく、「このサイコロ如何様じゃ?」とか冗談で言っていましたが、クラス全員を集計すると、かなり0.17に近くなります。私は生徒より先に、既に実施したクラスの分を学年全体で集計した表を見せてもらいましたが、ほぼ0.17ですね。
 頭で「そういうこと」と理解することはもちろん必要ですが、実際の証拠で確かめることもとても大事ですね。数学の先生方が、手間をかけてでも「実感を伴う授業」に努めていくれていることに、有り難さを感じています。

興奮・ヤッター! みんな、やりきったね!!(オンラインの学習発表会)

 本日(11日)の午前中、オンラインによる学習発表会を行いました。新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置延長の中、オンラインでの開催はやむを得ないことですが、その逆風を生徒たちの成長に活かしたく、本校体育館のステージに本格的なセットを組み、集音マイク3個にカメラ5台の映像、スライド画面をミックスし、スタイリッシュな映像となるよう演出して配信しました。
 1年生、2年生の発表ともに、発表内容はもちろん、語りや態度もこれまでの中で最も仕上がったプレゼンテーションを見せてくれました。ただし、2年生は学年閉鎖になり、昨日録画した映像を配信しましたので、今日もう1回発表できたら、さらに洗練されたプレゼンテーションになっただろうにと、少し残念です。各プレゼンテーションの内容については、ここに書き切らないため、後日、配信するオンデマンドの映像をぜひご覧いただきたいと思いますが、とにかく発表し終えた1年生の「やりきった!!」という表情を見て、私(校長)はとても嬉しくなりました。
 オンデマンドの映像を見ていだくと、多分私が言っている意味がお分かりいただけると思いますが、こういう本格的なセットやシステムの中でプレゼンテーションすると、生徒たちの立ち姿からしてスマートに見え、「大人な」あるいは「都会的な」とでも言いましょうか‥‥、普段とは違う「あか抜けた感」が出てきます。おそらくステージ上の生徒たちは、相当緊張していたのでしょうが、それがまた本人の人生における貴重な経験となったはずです。
 この活動は、来年度以降もぜひ継続していきたいと思っています。2年生はもう1回、1年生はあと2回もチャンスがあります。今回は代表に選ばれなかった生徒たちも来年度を目指し、普段の授業から意識してプレゼン力を磨いてくれたらいいなと思います。
 余談ですが、冒頭の校長挨拶を視聴していた小学校の事務の先生から「渕上 校長先生、どっかのCEO(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)みたいでした。」と褒められ木に登っていたところ、最後の 髙橋 教頭の、豊田 章男CEO(トヨタ自動車社長)ばりのクールな講評を聴くと、さすがに「負けた」と思いました(w)。

期待・ワクワク 学習発表会の準備

 本日(10日)の午前中、体育館では明日の学習発表会の準備を行いました。今回の発表会は、ICT支援員を委託している(株)クラウドI・Aにご協力いただき、オンライン(ライブ・オンデマンド)で、生徒たちのプレゼンを配信することにしています。そこで、機材の設置や調整を 松岡 代表とスタッフの方、井上 教務主任が打ち合わせながら行っているところです。私(校長)も、自身のスマートフォンでYouTubeのテストページにアクセスしてみましたが、今のところ、うまくつながっています。
 合志市の学校教育が力を入れようとしている「プレゼン教育」ですが、おそらくどの小中学校でもそのことを意識した取組が行われているものと思います。ただし私は、どのような優れた実践も、人々に認知され、評価されなければ世に広がらないと思っています。また、「やりきる」ことが認知され、評価されるポイントだとも思います。今回初の試みで、どこまで上手くいくかは分かりません。それでもチャレンジです。プレゼンを行う代表の生徒たちにも、とにかく「やりきる」よう、先生方を通じて伝えています。
 なお、配信先のYouTube限定チャンネルのURLは、本日中に安心安全メール等で保護者・関係者の皆様にお知らせします。

にっこり 武道(剣道)の授業(2年体育)その2

 以前にも記事にしていましたが、2年生の体育は現在、武道(剣道)の授業をしています。
 前回の記事では、正座、姿勢、礼などの基本の所作を学んでいましたが、本日(10日)の2年1組・2組の授業では、「面」に加え、「胴」や「小手」の打ち込みの練習も行っていました。私(校長)は、剣道の詳しいことは分かりませんが、打ち込んだ後の動き(「残心」というそうです)、これが大事だそうです。たしかに残心が格好いいと、「一本!!」という感じがしますね。何回も練習する中、かなりの様になって生徒も増えてきたように思います。
 残念ながら、新型コロナ対策のため、防具を着けての試合は無いそうです。繰り返しの練習に飽きて、竹刀でバットスイングしている男子生徒を見つけました。私は直ちに、体育担当の 上林 先生にチクってやりました(笑)。 

驚く・ビックリ 公立高校入試問題にチャレンジ!!

 本校では、9月の分散登校期間中もオンライン学習を活用して授業を進めてきましたので、学習進度的には、ほとんどの教科で当該学年で学習すべき内容を終わっています。そのような教科では、残りの授業はこれまでの学習の復習や補充等となるところですが、2年生ではその授業を利用し、先日行われた公立高校入試後期選抜の問題にチャレンジしています。さっそく本日(9日)の2校時、2年4組の生徒たちは国語の入試問題を解いていました。
 各教科の先生方に話を聞いてみると、本年度の入試問題はかなり難しかったそうです。具体的に各高校のボーダーを聞いてみても、私(校長)が教諭をしていた時代より20点程下がっています。ただし、問題の質を見てみると、新学習指導要領が目指す「主体的で対話的な深い学び」の結果を評価できる問題というより、従前からの知識の量が結果を左右するいわゆる「ペーパー学力」重視の問題のようです。それはある面やむを得ないところがあって、採点者次第で点数が変わるような問題は、公平公正が何より大事な選抜試験には適さないからです。
 その一方、やはり入試問題には受験テクニックというのも必要な感じがします。その部分に対しては、学習塾の方が強いのかもしれませんが、すでに購入してもらっている進路対策教材をしっかり活用できる生徒は、塾に行かなくて十分受験的テクニックを磨くことができます。また、本校には教職経験30年近くの「進路指導の強者」も数名いらっしゃいますので、その先生方からも、これから受験のノウハウをたくさん伝授してもらえると思います。

にっこり 学習発表会のリハーサル(1年)

 本日(9日)の2校時、2年4組教室(予備教室)では、今週の金曜日(11日)に実施予定の学習発表会へ向け、1年生の各学級の代表グループがリハーサルを行っていました。内容は「SDG’s」に係る総合的な学習の時間で学んできたことのまとめです。
 合志市が「プレゼン教育」に力を入れていることに関連する話題は、これまでも何回か本HPで記事にしてきたところですが、今回の学習発表会もその意図を強く意識した活動を目指しています。私(校長)も、しばらくリハーサルを見せてもらいましたが、現時点での感想は「せっかく内容が素晴らしいだけに、もっと聞き手に伝わる工夫をしてほしいな。」です。その辺については、第1学年主任の 町田 教諭から具体的なアドバイスがあっていましたので、本番の発表会までに改善が図られると期待しています。
 すでにお知らせしていますとおり、今回の学習発表会はオンライン(ライブ・オンデマンド)で行うこととしています。ICT支援員を委託している(株)クラウドI・Aから機材等の借用も受けながら、演出にもこだわって配信したいと考えております。開催前に配信先のyoutubeチャンネルのURLを安心安全メールでお知らせしますので、ご都合のつかれる方は、ぜひご視聴をお願いします。なお、学校・教育関係者に限り、ご視聴を希望される方がおられましたら、当該URLをお教えしますので、直接本校へご連絡いただければと思います。

笑う 特別支援学級の小中合同「卒業生を送る会」

 本日(8日)の2,3校時、武道場において、特別支援学級の小中(わかば学級・もみじ学級)合同で、「卒業生を送る会」を行いました(小学校HPの記事はこちら)。本年度は中学校に3年生がいないので、小学校を卒業する8人のわかば学級のお友達の卒業をみんなでお祝いしました。
 前半のプログラムでは、もみじ学級の中学生が「中学校の紹介」を行いました。もみじ学級における学校生活の様子や部活動紹介を行った後、〇✕クイズを行いました。その中に「忘れ物をした時、学校へは制服で来なければならない。〇か✕か。」という問題があり、なるほど4月からの同じ校舎に来るとしても、中学校に進学するということは、子供たちにとって大きな環境の変化なんだなと感じました。後半のプログラムでは、様々なゲーム等をして、みんなで楽しく過ごすことができました。
 どの中学校でも、校区内の小学校とは、特別支援教育の教職員間でしっかり引継ぎを行っているはずですが、本校の場合は校舎一体型のメリットを活かし、さらに綿密な引継ぎが可能となっています。教室は1階から3階に上がりますが、子供たちにとっても安心感があるのでないでしょうか。