校長ブログ「秘密の部屋」

2018年10月の記事一覧

良い子しか乗れません

 昨日、出張から帰ると、自転車小屋付近で数名の女子生徒が空を見上げ、「ナイキだ!ナイキだ!」と声を上げていました。空にはナイキのマークのような雲が浮かんでいました。

 雲は想像力を掻き立てます。
 孫悟空は筋斗雲に乗って空を飛び回ります。

小1の教科書には『くじらぐも』という話がありました。

のび太くんとほぼ同級生(コミックスでは昭和3987日生まれ)の私は、ドラえもんにも少し詳しいのですが、コミックスや映画には26種類の雲に関する秘密道具が登場するそうです。雲そのものをタイトルにした『のび太と雲の王国』には、かけると雲が柔らかく固まって、上を歩いたり、ほかの形にしたりすることができる『雲固めガス』が登場します。憧れの秘密道具の一つです。

 理科の教科書に「雲は水蒸気が空気中の小さなちりを凝結核として無数の細かい水滴や氷の粒となったもの」と書かれています。確かにそうですが、なんだか違うような気がします。(H)

0

ビーフ ポーク

昨日、芦北町の英国派遣事業報告会を観覧しました。それぞれがテーマを決めての発表で、伝える工夫が見受けられました。

派遣団は現地で「ヘイスティングズの戦い」の史跡を見学したそうです。日本では馴染みがないですが、イギリス人であれば全員年号まで言える、日本でいう関ヶ原の戦いのような感覚でしょうか。中学校の歴史では学習しませんが、簡単には「フランス貴族のノルマンディー公ギョーム2世が、イングランドのハロルド2世を倒し、ウィリアム1世として即位してノルマン朝を開いた」という戦いです。

征服したフランス系の人たちは牛を「ビーフ」、豚を「ポーク」と呼んでいました。征服されたイングランドの人たちは牛を「カウ」、豚を「ピッグ」と呼んでいました。

ノルマン朝の頃から両方の言語の要素が融合し、現在の英語になっていったのですが、征服した側は食物の状態で牛を見るので、牛肉は「ビーフ」、征服された側は育てる立場なので牛は「カウ」となったとのこと。「カウミート」、「ピッグミート」と言わないのはそんな理由らしいです。
 余談ですが、アニメ「未来少年コナン」で、コナンの友達のジムシーが、飼っていた豚の名前は「うまそう」でした。(H)

0

パルプンテ

ほとんどの人にはどうでもよいことですが、今日は、とあるゲームの3周年の日でした。
 大学4年生の頃、実家に帰ったところ、2番目の弟が「〇ラゴン〇エストⅡ 悪霊の神々」のソフトを買っていました。ゲームはするためにある。一晩中戦いを続けました。

途中、復活の呪文を間違え、使った時間が無駄になることを繰り返しました。生徒がゲームに時間を取られてしまうのは良くわかります。ほどほどが大事です。

中学生が使えたら嬉しい呪文

寝坊した:ルーラ(過去に行ったことのある場所に瞬時に移動することができる。)

指名された:マホステ(受けた呪文を無効化する)

眠くなった:ザメハ(眠りを覚ます)

試合中:スクルト(守備力を上げる)・バイシオン(攻撃力を上げる)

疲れた時:ベホマズン(HPを完全回復する。)

すでにかけられている呪文:パルプンテ(発動するまで何が起こるかわからない。)

ちなみに、ALTのB先生はFF派です。(H)

0

響育

昨日、学校評議員会を開きました。

後輩である田浦中生への思い、ご自身の中学生の頃の話、職業に関する考え方、今だから言える話など話題は尽きませんでした。山の中を抜けて、歩いて横居木まで遊びに行っていた話は懐かしかったですね。私も小学生の頃、友達4人で朝早くに山を越え、横居木の友達の家でゴレンジャーを見たことがありました。

総合的な学習の時間が始まったころは「棒踊り」「臼太鼓」等の郷土芸能に取り組んでいたこともあったそうです。地域の伝統を次世代にどうつないでいくか、苦心されていることも伺いました。

田浦中の教育は心が響き合う、「響育(きょういく)」であってほしい。評議員さん方の思いは地域の思い、職員の思いです。(H)

※本校の学校評議員は中野祐子様、宮本達也様、山田良介様、平賀博美様の4名です。

0

自覚

「チーズやチーズ味のお菓子をよく買うね。」妻から数年前に言われた。まったく自覚がなかった。そういえば家の冷蔵庫やお菓子箱にチーズ系の食べ物をよく見かける。私が買ったものだったのか。

「変わった味のジュースをよく買うね。」と言われた。少し自覚がある。言い訳は「授業のネタにもなるので、変わった物にはとりあえずチャレンジしてみたい。」ということにしている。「ドリアンサイダー」にはチャレンジの末、敗北した。

「餡(あん)物をよく買うね。」と言われた。ネコの名前も「おはぎ」にしたくらいだ。これは自覚がある。書きながら、祖母がおはぎを「なかめしぐるりあん」と言っていたのを思い出した。ちょっとフランス語の語感がある。引き出しにはコンビニの小さい羊羹を常備。支援員のM先生も羊羹仲間だ。

「同じ服や靴を色違いで持っているね。」と言われた。これには理由がある。体が割と大きいので、特に靴は気に入ったデザインでサイズが合う物を見つけた時が千載一遇のチャンスだ。

「今回のブログはダラダラだね。」と自分で言った。もちろん自覚がある。(H)

0