校長ブログ「秘密の部屋」

2018年9月の記事一覧

朝日に輝く

 生徒・保護者の皆さんに今回の台風24号による被害はなかったとのことです。一安心しました。

私が住む湯の児から水俣方面、津奈木方面へ抜ける2つの道はいつものように折れた枝や草で塞がれました。堤防には波が打ち付け、しぶきがかなり高く舞い上がっていました。学校が気になりましたが、外出困難なためネコと過ごす1日にしました。

平成27年は、台風一過の後、学校に行こうと車に乗ったところ、運転席のミラーに映る後方視界がやけにクリアでした。バックしようと振り返ってみると、リアガラスがないことに気づきました。後部座席には私の許可なく『大きな木』が乗り込んでいました。

今回は大きな被害はありませんでしたが、海岸沿いの駐車場に停めていた車は、朝日を浴びて塩の結晶でキラキラとかがやいていました。洗車が一仕事です。(H)

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25年ぶり

今日は県民総合運動公園へ県中体連陸上競技大会の応援に行きました。台風24号の影響で、あいにくの雨模様でしたが、芦北水俣チーム一致団結して競技に応援に全力を尽くしました。

会場で人吉二中勤務時代の生徒に25年ぶりに会いました。娘さんが選手として大会に出場しているとのこと。私の名前も覚えてくれていて、とてもうれしく思いました。「もう40歳になりました。」時間の流れを感じました。

彼はJ高校へ進み、甲子園大会にも出場しているのですが、高校生の時に「チームメイトを見ていて、勉強が大切ということが分かりました。勉強して考える力がついている仲間は、いつも次のプレーを考えています。」と(実際は高校生らしい言い回しで)言ったのを思い出しました。(H)

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本物に学ぶ

 今日、喜多流喜秀会の皆様による「能」教室が開かれました。授業では社会、国語、音楽、美術の4教科で「能」と「狂言」に関する内容を扱っていますが、文字や写真、映像で見ただけと、体験したのとでは得る感動が違います。

 実際、能の動きを体験した生徒からは「面を着けると前が全然見えなかった。」「この態勢で2時間近くも演じるなんてすごい。」「衣装がすごく暑かった」等の感想が聞こえてきました。

説明も面白く、生徒は「男の鬼の面には角がないけど、女性の般若の面には角がある。お母さんを怒らせると・・・。」のところで喜んでいました。私も用心します。

「能」教室、うたせ船体験教室、演奏家派遣事業、英国派遣事業など、多くの『本物に学ぶ』機会を与えていただき、芦北町の子どもたちは本当に恵まれています。(H)

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どすこい、どすこい

 先日、本校学校評議員の宮本達也さんが来校されました。
 『広報あしきた』8月号に『初出場で快挙!芦北町相撲甚句会が、相撲甚句全国大会初出場で、準グランプリとなるNHK杯を受賞した。』という記事が掲載されました。宮本さんもそのメンバーで、NHKの取材を受け、本日18時の「クマロク!」の中で放送されるとのことです。
    
 広報によると、『相撲甚句は「どすこい、どすこい」といった合いの手が入る七五調の囃子歌、力士が巡業で披露するほか、全国で愛好者などに
歌われている』とのこと。宮本さんは「子どもたちが学校生活の思い出を相撲甚句に込めるような取組をしたい。」との思いを語っていかれました。(H)

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大黒柱

  今日、職員で『くまもと親の学びプログラム』に取組みました。前日に教頭先生が研修会で仕入れてきた実践を早速、職員に試してみました。「先生方の意外な一面を知ることができてとても良かった」との感想が聞かれました。
 親和的な関係が築かれたのか、放課後に「Y先生は学校の大黒柱だ。」という会話が聞こえてきました。
 私が人吉三中に勤務していたころ、S先生からこんな話を聞きました。
 「夫のできていないところに腹を立てていたら、小学生の娘が、真剣な表情で『お父さんを怒らんで!お父さんは家の電信柱なんだよ!』と言ってかばった。」そうです。「俺は電信柱かぁ。」S先生の怒りは笑いに変わったそうです。(H)
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