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【猫のいる暮らし4/5】011229
「ふわり」のことを話します。「ふわり」は世界で一番素晴らしい猫です。(もちろん「おはぎ」もです。)野良だった子猫時代頃から人懐っこく、網戸を引っ掻いて、家の中に入れてくれと言うような要求もしていました。
家では常に「ヘソ天(ヘソを天井に向けて寝る、警戒心の全くない姿。野生では一番の弱点である腹をさらけ出すことはほとんどない。)」状態です。撫でられるのが好きで、12月初めの休みの日は1時間くらい撫でさせられました。もちろん、おなかを撫でられるのも平気です。
のどを撫でると、ゴロゴロ音が心地よい。人間を癒やす効果もあるそうです。仕事の疲れを毎日癒やしてくれています。「ふわり」が元気でいてくれるだけで満足です。
立っていると足にがんがんぶつかってくる当たり屋。自分の物だと匂いを付けているとも、撫でてなどの要求をしているとも言われます。自分から当たってきたくせに損害賠償を要求するワルニャン。カリカリをあげたり撫でたりしています。
寝ようとすると、「おはぎ」はふとんの足下の方に乗り、「ふわり」は妻のふとんの中に入ってきます。ご飯をあげているのは私なのに、妻の方が好きなようです。なんだか納得いきません。飼い猫のオスは特に「赤ちゃんモード」になりやすく、親といるような安心した気分だそうです。
時に「親モード」で、無防備で寝ているでっかいネコを守っている気分にもなるそうです。お風呂に入っていると、ドアの外で待ち構えているのも「こいつは体が濡れるのに水に入って大丈夫かにゃあ」と心配しているからだそうです。トイレにも侵入し、マットで寝っ転がって守ってくれます。「ニャルソック」の皆様、警備をよろしくお願いします。
ご飯はカリカリが大好き。「ふわちゃん、ご飯。」と呼ぶと走ってきますが、それがちゅーるだと去って行く珍しい猫です。イラッとしたときはカリカリを一口食べ、床をガリガリするのがルーティーンです。
近所に、我が家では「シロ」と呼んでいる「おどっぱす」のネコがいます。「白」は自然界では目立ち、敵から狙われやすいので、警戒心が強く気の荒い性格が多いそうです。「黒」は目立たないので、穏やかな性格が多いそうです。「おはぎ」と「ふわり」は、いつも「シロ」から虐められています。どうも「シロ」は我が家を縄張りだと思っているようです。
ある日、帰宅すると急に「おはぎ」と「ふわり」の激しいうなり声が聞こえ始めました。姿は見えません。声を掛けながら探すと、シロが逃げていきました。「ふわり」は隠れていました。ははぁ。私が帰宅して、急に強気になったな。座椅子を見るとびっしょり・・・。「ふわり」がスプレーをしたようです。今日でニャルソックを引退します。
来年春にはまた夫婦2人と猫2匹の暮らしが始まります。先日、息子と「おはぎ」と「ふわり」は何歳になったかなぁ。という話を何気なくしました。あとどのくらい一緒に暮らせるかなぁ。
「おはぎ」と「ふわり」が長生きしてくれるのが家族にとって一番の願いです。今日も全力で甘やかします。(H)