南小国町立南小国中学校 | |
校訓『自主 礼節 健康』 |
行事
命を大切にするとは
昨日(9/15(木))5校時に、町指導主事参観授業が3年生の道徳で行われました。
主題は「いのちを考える:生命の尊さ」です。
尊厳死を希望する家族と、医療措置を打ち切ることで患者が死を迎えるという理由で家族の希望を拒否した医師との間で行われたアメリカの実際の裁判の内容で、家族、医師、双方の立場から「命を大切にすること」について考えていきました。
3年生は、家族と主治医、双方の思いや考え方等について、真剣に考え、意見を交流していきました。
本当に難しい問題で、見ている私も様々な考えがめぐりました。
もし自分の家族だったら…。
もしも自分自身だったら…。
子どもたちも自らの考えを見つめ、班のメンバーと意見を交流し、様々な考え方や見方
等があることに気付いていきました。
そして、「どちらもその人(命)を大切にしている。」「その人のことを思い悩みに悩む行動が命を大切にするということ」などの感想を発表していきました。
また、授業の最後には「命を大切にすることを漠然と考えていたが、この授業をきっかけにさらに考えを深めていきたい。」と振り返っていた子どももいました。
難しい課題に真剣に、主体的に挑んでいる3年生たち。
本当にたくましく感じました。ありがとうござました。
(教頭 髙田)
前期中間テスト最終日
今週火曜日(9/13(火))から実施されている前期期末テストが本日(9/15(木))で3日目を迎えました。
本日は、国語、数学、技術の3教科でした。
全学級、真剣な態度で試験に臨んでいます。
解答用紙には、学習の跡がにじんでいました。
前期テスト前には、各教科から課題が出されています。
中学校は、義務教育最後の3年間です。また、卒業後の進路選択をすることになります。
自らの夢につながる進路選択の選択肢の幅を広げるためにも、毎日の学習の積み上げが大切になります。
今日で前期期末テストは終わります。結果も少しずつ返却されます。 努力が結果に結びついてもつかなくても、1日1日を大切にしていきましょう。
わからないところをそのままにせず、友達や先生たち、おうちの人たちにどんどん質問しましょう。一つ一つ解決していくことが、夢ヘの実現につながっていきます。 (教頭 髙田)
生徒集会
9月7日(木)、朝から生徒集会が行われました。
生徒集会では、図書委員会と生徒会執行部から報道がありました。
図書委員会からは、ポップの作成についてのお礼としおりの作成の予定についてでした。
生徒会執行部からは、新しい取組で、毎週木曜日に行われるPC班(※縦割り班活動、Pは、ペンタゴン(5角形)、Cは、クリエイト、コミュニケイト、チャレンジ、チェンジ、コネクトの5つのCのことを示しています。)活動について、サイコロトークを行い、様々な人のことを知り合い、つながろうという取組を始めるとの告知でした。
また、期末テストを前に、教え合い活動実施の予告もありました。この活動は、学年の枠を超えて、期末テストに向けてお互いに教え合う活動です。
その後、9月10日(土)、阿蘇市農村公園あぴかで行われる阿蘇郡市中体連陸上競技大会の壮行会が行われました。
各参加競技者の紹介と陸上部キャプテンからの決意表明、そして生徒会長からは、応援のエールが送られました。
学校代表として、悔いのないパフォーマンスができることを願っています。
教頭 髙田
セカンドステージスタート
8月26日(金)、5週間の夏休みが終わり、セカンドステージが始まりました。
夏休み中、部活動や自主学習、ボランティア活動で積極的に活動する南中生の姿が多くみられました。
一人一人、自分の夢や目標に向かって、努力する姿はとても輝いて見えました。
また、その姿勢に私も大いに刺激や元気をもらいました。
なかでも、8月下旬に福島市で行われた全日本中学校陸上競技選手権の代表女子1500メート
ルで6位入賞を果たした杉安さんの走る姿には、大きな感動と同時に勇気をもらいました。
顧問は「彼女の日頃の生活態度、学習に臨む姿勢、練習に裏打ちされた努力はもちろんのこと、自分の強みとそうでない部分を理解して、レースを進める冷静さには素晴らしいものがあります。」と話してくれました。
自分の目標を定めて、ひたむきに継続して練習するだけでなく、自分を分析して、自らの力を伸ばしていくその姿勢には、学ぶことがたくさんあります。
いよいよセカンドステージが始まりました。それぞれの目標を定め、1日1日を大切に過ごしていきましょう。 (教頭 髙田)
研究授業(大研)
7月13日(水)、5校時、2年理科で、阿蘇教育事務所の松野指導主事を助言者にお招きし、研究授業が行われました。
内容は「化学変化と原子・分子」で「酸素がかかわる化学変化」のところです。
二酸化炭素で満たされている瓶の中に、火のついたマッチを入れると炎は、あっという間に消えました。
次に、マグネシウムを燃やした炎を、二酸化炭素で満たされた瓶の中に入れると…。
なんと。炎は、すぐに消えずに燃え続けました。「マグネシウムが二酸化炭素の中で燃え続けるとはどういうことか。」という課題のもと、その理由を考えていく授業展開でした。
子どもたちは、これまで学習してきた内容を思い出しながら、班別に協議をしていきます。
あーでもない、こーでもないと話し合いが続きました。
島田先生のヒントももらいながら、瓶の中に残っていた炭素(C)や酸素(О2)が結び付きやすい物質などについて考えていきました。
授業の終盤では、班ごとに協議した内容を発表していきました。
各班、ホワイトボードや電子黒板を用いて、丁寧に発表していきました。
「還元」や「酸化」、「酸素を奪う」といったキーワードがどんどん出されました。
中には、化学反応式を用いている班もありました。
参観している職員も、学生時代を思い出しながら、新たな発見のあった授業となりました。
授業後は、生徒の中から3人の生徒が、職員の授業研究会に参加し、授業を受けての感想や
よくわかったところ等について、発表していきました。
また、それに対して、職員もさらに質問していき、生徒主体の授業づくりに大いに役立ちました。
本校の職員だけでなく、教育事務所からも松野指導主事がおられる中で、堂々と発表した生徒たち。とても頼もしく感じました。私たちも誇らしい気持ちになりました。
松野指導主事からは、本校の生徒の授業に向かう姿勢や積極的に話し合っている様子等、たくさんほめていただきました。
そして、さらに深い学びにつなげていくために、アドバイスもいただきました。
授業をされた島田先生、そして2年生、ありがとうござました。
また、様々な助言をいただきました阿蘇教育事務所、松野指導主事 様、ありがとうございました。
(教頭 髙田)