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いよいよ中体連 がんばれ!南中生!

 今週末から阿蘇郡市中体連夏季大会が始まります。

 6月20日(木)の放課後の時間に、生徒会主催で選手激励会をおこないました。

各部活動の参加選手から決意表明がおこなわれました。また、選手代表から熱い想いが語られました。生徒会からは、激励の言葉とエールが贈られました。

選手たちには、これまで練習してきた成果を発揮して欲しいと思います。そのために、コンディションを整えて欲しいと思います。

健闘を祈っています。

 

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きずなを深めるために

 6月20日(木)3・4校時に「きずなを深める集会」をおこないました。

 6月が「心のきずなを深める月間」ということで、まず人権担当より「いじめ」についての話がありました。 「いじめ防止対策推進法」では、相手が「嫌だな」「やめてほしいな」と感じていれば、その行為はいじめであるとされています。そこには性別も上下関係も体格の差も関係がありません。また、続いているかどうかも関係はありません。そんな「いじめ」をするのも、見て見ぬふりをするのも、止めるのも「人間」だという話がありました。生徒たちが自分事として考え、止める側になってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 次に生徒会執行部より、アンケートをもとにした話がありました。学校生活を送る中で、気になる言動についての項目では、人を馬鹿にしたような「いじり」や遊びのつもりで人をたたくこと、荒い言葉遣いなど、悪気が無かったとしても人をきずつけてしまっている現状があり、それはとても悲しいことだと訴えてくれました。そこで、PC班ごとに「『いじめのない学校』にするためにどうすればよいのか」というテーマで話し合い、考えを深めました。

 

 

 

 

 

 その後、出された考えを全体で共有しました。

 嫌なことを嫌と伝えられる環境、相談し合える環境づくりが必要だという意見や、少しでも「いじり」や「からかい」は、いじめにつながると考えておくことが必要だという意見が出ました。たとえ相手が笑っていたとしても、心の中も楽しんでいるかについては分からないので、自分自身の言動を振り返っていくことが大切だということも発表していました。

  今後は、各学級で「みんなが楽しい学校」にしていくためにどうすればよいかについて再度議論を進めていきます。

 

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生徒総会

 6月7日(金)5・6校時に生徒総会がおこなわれました。

 はじめに、生徒会長より生徒総会の役割や意義について説明がありました。

 生徒総会とは、本年度の南中の目標や取り組みについて、生徒会執行部や専門委員会からの提案をもとに、生徒全員で協議をおこない、本年度の活動を決定していく場です。生徒自身が自分たちの力で学校を創っていくために、自分事として考えて積極的な発言をするよう促していました。

生徒会執行部からは、本年度の生徒会スローガンや生徒心得についての提案がありました。本年度のスローガンは「進化」に決定しました。サブテーマがあった方がよいのではないかという意見もありましたが、シンプルに分かりやすくすることで生徒全員と目標を共有したいという生徒会長の想いがしっかりと伝わり決定しました。

 生徒心得については、自分たちがお互 いに不快にならないようなルールをつくろうと活発に意見が交わされました。特に髪型については、基準があいまいにならないように意識しながら、自分たちが守っていきたいルールになるよう意見を出し合っていました。職員も生徒から出た意見について、検討していきたいと思います。

 専門委員会からは、年間目標や計画について提案があり、よりよい活動にしていくためにたくさんの意見が出されました。1年生も初めての生徒総会でしたが、考 えながら参加し、たくさんの質問をしていました。

生徒会執行部や専門委員長は、体育大会の前からこの生徒総会に向けて準備を進めていました。応援団の練習などと並行して準備するのはとても大変だったと思います。しかし、頑張って準備してきたからこそ、生徒全員が自分事として考えることができる場になったのだと思います。これからも、生徒一人ひとりが、思いを伝えあえる南中にしていきたいです。

 

  

 

 

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集団宿泊教室2・3日目(1年生)

 1日目の夜はぐっすりと眠り、2日目。あいにくの天気となりましたが、生徒たちは6時半に起床し、朝のつどいや朝食を済ませ、最初の活動へ。1日目のオリエンテーリングの途中に探してきた木の枝を使って「マイスプーンづくり」をしました。木の枝を自分の使いやすい長さに切ったり、握りやすくなるように削ったり、スプーンの先を取り付けるための穴をドリルであけたり、自分のイメージに近づくよう頑張っていました。難しいところは友だちと協力しながら楽しんで世界に一つだけのスプーンを創り上げました。

 

 

 昼食をとり、午後は体育館で「ASOびんピック」を開催しました。「ASOびんピック」は、ストラックアウトやボールボウリングなど体を動かすゲームと空き缶積みや豆はこびなど集中力を試されるゲームにチャレンジして合計点を競う活動です。全員が楽しめるように、各班の班長たちがそれぞれの種目の準備をしました。生徒たちはお互いを応援したり励ましたりしながら楽しく活動しました。

  

 協力して片付けをおこなった後、「ドッジボール」をしました。一人ひとりが楽しく活動することと運動量を増やすことを目標に、意見を出し合いながら自分たちで活動をつくっていきました。日頃の体育の授業でも、指示に従って運動するだけではなく、よりよく運動するためにどうすべきかを考えながら授業に参加していることが伝わってきました。

 夕べの集いでは、ペアやグループをつくっていくつかの簡単なゲームをしました。背中を合わせ、体重を預け合って立ち上がるゲームでは、はじめ、お互いに体重をかけるバランスが取れずにいましたが、声を掛け合いながら息を合わせることで成功するペアが増えていきました。また、グループでは「人間知恵の輪」やフラフープを使ったゲームをしました。どのゲームでも、一人ひとりが声を掛け合いながら協力してクリアを目指していました。

 

 

3日目も雨でしたが、子どもたちは朝からとても元気。3日間、大きなけがや病気もなく過ごすことができました。朝食をとった後、退所の準備をしました。交流の家で決められている通りに布団をたたんだり、忘れ物などがないように荷物の整理をしたり、退所点検に一回で合格するために、部屋ごとにお互いチェックしあっていました。結果は全部屋一発合格。一人ひとりの頑張りが実を結び、生徒たちも誇らしげな表情をしていました。

そして最後の活動として「プラホビー(プラ板)」に取り組みました。思い出に残るようにオリジナルのマンガを描いたり、日付やメッセージを入れたりしながらキーホルダーを作りました。

 

 全ての活動を終え、解散式と退所式。司会や感想発表などそれぞれの役割を果たすことができました。3日間を通しての感想では、「最近できた班でまとめられるか心配だったけど、みんながしっかりついてきてくれたし、困ったことがあった時に助け合えたので嬉しかった。」というものや、1・2日目の夜におこなった自分を語る会について「一人ひとりが一生懸命に話したのは、知って欲しいという気持ちがあるからということが分かったので、集団宿泊が終わってもみんなとたくさん話したい。」と、これからの学校生活への決意も含めた感想を発表しました。この集団宿泊教室での経験や思い出をこれからの学校生活や将来に生かしてくれることを願っています。

 

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集団宿泊教室1日目(1年生)

 5月26日(日)から28日(火)の3日間、「Let's Challenge~協力し合おう~」のテーマのもと、1年生は阿蘇青少年交流の家で、集団宿泊教室をおこないました。

 天気が安定せず、創作活動などに変更となった野外活動もありましたが、生徒たちはひとつひとつの活動を楽しみながら集団での行動や協力することについて学びました。

 1日目、朝から天気に恵まれ、役場駐車場で出発式をおこないました。生徒代表の決意表明では、「5分前行動や班長の手助けをがんばりたい。」

「人を思いやる力を身につけたい。礼儀をちゃんとして相手も自分も気持ちよくなって帰れるようにしたい。」と自分が設定した目標を語りました。

 

 その後、バスで青少年交流の家へ。入所式では、所員の方からのお話をしっかり聞いて、早速最初の活動「SDGs検定ラリー」を開始しました。建物内の様々な場所に貼られたSDGsに関わる問題を班ごとに協力して探し、問題を解きました。環境保全や福祉などについてお互いに意見を出し合いながら回答していました。

 午後は野外で「オリエンテーリング」をしました。班ごとに森林や草原を歩き回りながらそれぞれの場所に隠されたポイントを探しました。放牧されている牛と出くわしたり迷子になりそうになったり、谷を越えたりしながら協力し合う中で班員との交流を深めていました。

 

 夕食や入浴を済ませ、1日目と2日目の夜は「自分を語る会」をひらきました。ひとりひとり、好きなことや家族のこと、苦手なことなど思い思いに自分のことについて語りました。生徒たちは、頷いたり相槌を打ったりするなどリアクションをとりながら話をきいており、安心して話せる雰囲気でした。また、緊張しながらも自分のことを話してくれた友だちに、お返しの手紙を書く時間には、真剣な表情で自分の経験などと重ねたお返しを書いていました。

(2日目に続きます)

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