南小国町立南小国中学校 | |
校訓『自主 礼節 健康』 |
行事
同心協力!令和6年度 体育大会開催!
5月18日(土)、天気に恵まれ太陽と青空の下で令和6年度 体育大会を開催しました。
本年度のスローガンは「同心協力」。全校生徒78名で心を一つに協力し合い、みんなで団結し最高の体育大会を創り上げるという決意を込めました。そのスローガンのもと、応援団リーダーが中心となりながら全校生徒が協力し、支え合いながら練習をおこなってきました。また、前日の準備にも一人一人が全力で取り組み、よりよい体育大会を創り上げようと協力していました。当日も、一人一人が心を一つに全力で走り、全力で踊り、全力で応援するなど、「同心協力」を達成できた1日となりました。
最後となりましたが、このような素晴らしい体育大会となりましたのも、保護者やご家族、そして地域の皆様のご理解と大きな支えがあったからこそだと思います。本当にありがとうございました。
平家物語【群読】
12月21日(木)、2校時、2年生国語で古典の「平家物語」の学習で「群読」が行われました。
生徒達は、「平家物語」の「扇の的」の場面を3人~5人程のグループで「群読」しました。学習のめあては「群読発表会を通して、武士の生き方について考えよ
う。」です。
「扇の的」を弓矢で射る場面と弓矢を射った後の場面を群読しました。
各班ごとに様々な工夫がみられました。
体の動きをで使って「波」、「ヒュー」という擬音を発して「弓矢」の音、平氏と源氏の対立の様子を体の向きで表現し、
難しい内容もしっかり伝わりました。
各班の「群読」について感想
を述べあったり、自らの工夫を
発表したりしました。
授業の最後には、ALTから各班の工夫や印象に残ったことなどを英語で伝えられました。
生徒達は、まとめで武士の「覚悟」や「主従関係」について気付いていきました。
最後に、生徒同士でそれぞれのまとめを共有して授業を終え始ました。
2年生の学習集団としての高まりと最高学年を控えた「意欲」を強く感じた時間でした。
2年生のみなさん、国語科の白石先生、すばらしい「群読」をありがとうございました。 (教頭 髙田)
ビブリオバトル
12月19日(火)、昼休みに図書委員会の企画で第2回「ビブリオバトル」が開催された。
「ビブリオ」は書籍の意味です。各学年、4名程度がグループとなり、自ら選んだ本について、熱い思いで紹介する姿がありました。
生徒達のそばで参観している私たちにも思いが伝わってきて「読んでみたい。」と思うプレゼンテーションばかりでした。
「ビブリオバトル」は、今回で2回目でしたが、企画運営もスムーズで、参加者も参観者も本に対する様々な見方を持つことができました。
また、回を重ねるごとに、運営側も参加者側もブラッシュアップされ、充実した企画となっています。
今後の展開がとても楽しみです。 (教頭 髙田)
みらい南小国子ども会議
12月13日(水)、中学三年生の生徒達が、町議会に町づくり等について、自分たちが調査したことをプレゼンテーションとしてまとめ提案する「みらい南小国子ども会議」がきよらホールで実施されました。
町議会を傍聴した後、6班の生徒から提案が行われました。
①農業と畜産の人数減少と景観について
②繋がり合える町・人が集まれる場所づくり
③全ての人に寄り添える避難場所にするために
④みんなに優しい町づくり
⑤伝統文化の魅力を伝えるために
我々にできること。
⑥景観の観点から南小国町の魅力をつたえる
という6つのテーマでひと班、5分以内で提案し、議員の方及び各課局長からの質問や意見を3分以内で受けました。
生徒達は、これまで探求学習で調査した内容を堂々と発表していきました。
町の現状を分析し、南小国町への思いを込めた提案となりました。
今回の会議にあたり、ご尽力賜りました高橋町長様をはじめ町議員の皆様方、役場各課の皆様方、岩切教育長をはじめめとする教育委員会の皆様方にはご多用中にも関わりませず、心より感謝申し上げます。
(教頭 髙田)
家族の労働に学ぶ(阿蘇郡市人権教育授業研究会)
11月28日(火)午後から阿蘇郡市人権教育授業研究会が、本校2年生で実施されました。
授業は、「家族の労働に学ぶ」学習で、生徒が自らの保護者の職場へ出向き、取材したことをもとにして、保護者の仕事に対する思いや苦労に気付くとともに、現在の自分を見つめ、今後の生き方につなげていくものです。
阿蘇郡市内から、約80名の方が参観され、教室に入りきらないほどでした。
生徒の一人が発表しました。
保護者の仕事での苦労、やりがい、仕事がきつい中でも家族のために家事をされる姿、そんな中での生徒自身の家庭での姿…。ありのままの思いを語っていきました。
それに対して、他の生徒達は多くの「返し」をしていきました。
そして、今度はこの授業のために参加していただいた生徒の保護者が、仕事やわが子に対する思いを直接、わが子、そしてクラスメイトに語られました。
それに対して今度は、生徒達が自分のことばで「返し」をしていきました。
「親の思いを知りたいと思った。」「今は素直に話せないけど、話していきたい。」など自分の現在の姿と重ねながら語っていきました。
これらの取組は、人権教育、同和教育の中で大切にしてきた「くらしの現実に深く学ぶ」実践の中で、まずは自らの家族のくらしや生き方を知り、それを綴り、語りながら、お互いのことを知り合う取組の一環です。ですから、まずは担任が自らの保護者のことを語っていったことを皮切りに、保護者や生徒との丁寧な取組の中で行われています。
表面的な現象や姿、予断や偏見に惑わされずに、物事の背景を探りながら本当の姿や真実を知るための力につながっていきます。これらの力は、部落差別をはじめ、あらゆる差別を見抜いてなくす力につながっていきます。
本日2年生は、一人一人が自らの「現在の姿」と重ねながら学習を進めました。この学習は今後も続いてきます。
また、本日参加いただきました保護者様、お仕事等ご多用中にもかかわらずご参加いただき、心より感謝いたします。 (教頭 髙田)