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OJT

【学びの時間】熊本大学の学生との交流

 1月24日(月)14時40分より、熊本大学教育学部の講義を鹿北小・中学校の校長で担当させていただきました。

 本来なら大学に行って対面形式で行うはずでしたが、感染拡大の危険性が高いので、県立教育センターからオンライン形式で行うこととなりました。

 約90分間、鹿北の小中連携・一貫教育や地域連携の取組について説明したり、大型モニターを通してグループ協議や意見交換・質疑応答などを行いました。

 これから教職につく学生の皆さんと有意義な交流を持てたこと、Z世代と言われる25歳以下の若い人たちが、学校や授業等をどうイメージしているかなど、少しではありますが触れることができてとても刺激的な時間となりました。

 時代が進む中で変わっていくもの、変わらずにいるもの、さらに、変わらなければならないもの、変わってはいけないもの、そんなことを考える機会をいただいたように思います。

 また、鹿北小・中学校の学びの特色を、若い世代の方々に知っていただけたことは、とてもよかったと思います。

 このような機会をつくってくださいました熊本大学及び教育センターの諸先生方に心よりお礼申し上げます。

【研修会】第7回山水会研修会

 1月12日(水)の18時00分より、山鹿市校長会主催の研修会、「山水会」が開催されました。

 新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、Zoomによる開催となりました。

 研修会の中で講話をしていただいたのは、木屋本店九代目、井口 裕二様です。

 木屋本店は、江戸天保年間(1830年)創業の老舗麹やさん

 伝統の製法を守り、こうじの香り豊かな製品にこだわり続け、蒸し大豆味噌や甘酒、塩麹に醤油麹など職人技で作られた商品などを開発・販売しています。

 九代目の井口さんは、歴史と伝統を守りながらも、現代の多忙な生活を送る人々の食生活を豊かに、健康に、そして「美味しい」の感動を届けたいとの思いを大切にされています。

 講話では、ワーキングホリデーで1年間オーストラリアのシドニーで生活したことなどを紹介され、行ってみないとわからないことたくさんあることや、外から山鹿を見て、山鹿の良さを再発見したことなどを話してくださいました。

 また、自分自身の仕事に対する考え方について、以下の3つの視点で話してくださいました。

1「自分が楽しむ」

食で喜びを提供することの楽しさ

2「中小企業」

大手がやらないことをやる。面倒なことをしたり、スピードや小回りがきくことが武器になる。

3「やめる決断力」

 これだと思ったことをとことんやる。あれも、これもは難しい。精査してやめる決断力が大切。「穴はせまくても深く掘る」

 さらに、これからのことについても話してくださいました。

1「変化をきらわず新しい商品開発」

 こうじを使って新しい商品開発。時代の求めに対応する。たとえば、少子高齢化時代、Webの時代にどのように対応するのか。誰に向かって情報発信するのか。

2「お客様にとって価値ある商品づくり」

 小手先だけのものはすぐにばれる。本物を作る。「麹と言えば木屋本店」と言われるようになりたい。

3「伝統を後世に伝える責任」

 日本の発酵食品は、日本人の体に合っている。そういうものを伝えていく。小学生の味噌づくり体験なども実施している。

 最後に、観光とタイアップした仕事をしていきた。

 コロナ禍というピンチ。そしてピンチはチャンスでもある。みんな平等にピンチであり、みんな平等にチャンスがある。

 今が大チャンス。

 コロナが落ち着いた時のための準備期間。GOTO再開後、こんなことをしたいというものを今どれだけ準備できるか。

 ピンチをチャンスに変えるのは学校もいっしょ。

 新たな発想でともにピンチを乗り越え、チャンスに変えていきましょう。

 学校経営にも通じて、モチベーションが上がるお話をたくさんしていただきま。

 ご多用の中、本当にありがとうございました。

【研修会】「地域と学校の連携・協働」推進実践発表会

 12月13日(月)、菊池振興局大会議室にて、「地域と学校の連携・協働」推進実践発表会が開催されました。

 前半、小学校は菊池市立泗水西小学校が、中学校は本校の橋本義昭先生が実践発表を行いました。

 橋本先生の発表は、かほくまつりへの中学生の積極的参加を通しての協働活動、さらに、コロナ禍で地域の皆さまと共に創り上げた、鹿北ふれあいデーやあつまれ芸術の森in鹿北の取組を紹介しました。

 そして、これらの活動を通して生徒がどのように成長したのかを紹介し、今後の地域協働のあり方の方向性についても提案しました。

 鹿北中が地域と共に歩む学校であること、地域の方々との関わりを通して、多様な生き方、価値観と出会い、刺激を受けていることが、出席者の方々の共感を得ていました。

 橋本先生、素晴らしい実践発表、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

【研修会】山鹿市校長会「山水会」

 11月10日(水)の18時00分より、山鹿市校長会主催、第5回「山水会」研修会が市役所4階で行われました。

 前半は山鹿小学校、鹿北中学校の先生による実践発表。後半は、早田山鹿市長よりお話をしていただきました。

 早田市長からは、教育に対する期待と、これからの山鹿の教育を担う先生への熱いメッセージをたくさんいただきました。

 とても学びが多い研修となりました。

【ОJT】県中学校音楽研究大会の授業が行われました

 10月19日(火)の5時間目、音楽室では、山鹿市内の音楽の先生が集まり、県中学校音楽科研究大会で公開される授業の動画撮影が行われました。

 3年生の授業でしたが、まず、生徒たちがとても意欲的に授業に参加していること、そして、先生との信頼関係やなかまとのつながりが、土台としてしっかりあることが伝わってきました。

 雰囲気が温かく、活発に思いを伝え合う姿に来校された先生方もビックリされたことと思います。

 茶山唄を歌った時には、鳥肌が立つくらい素晴らしく、すごいなあと感心させられました。

 授業のラストでは、小学校の時に茶山唄を教えてくださった方と尺八を吹かれる方がゲストティーチャーとして登場してくださいました。

 さらに、尺八の音色に合わせて茶山唄を歌ってくださり、授業は最高潮に達しました。

 授業の最後には、生徒と共に、再度、茶山唄を歌いました。

 こんな感動に包まれた授業に出会うことはなかなかないだろうと思うような授業であったと思います。

 3年生のみなさん、そして、音楽の先生、さらには、ゲストティーチャーとして参加してくださった先生方、今日は本当にありがとうございました。