学校生活(ブログ)

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うれし泣き 令和4年度 合志市立合志楓の森中学校 第1回 卒業証書授与式

 春の息吹が感じられる今日の(3月3日)良き日、記念すべき「令和4年度 合志市立合志楓の森中学校 第1回 卒業証書授与式」が10:00から本校体育館で挙行されました。
 未だ新型コロナウイルス感染対策のための制限がある中でしたが、本校は体育館大きいため、1・2年生も全員参列し、「初代卒業生」の門出を祝福することができました。
 国歌静聴の後、まず校長から卒業生93人全員に手渡しで卒業証書を授与しました。時間制限の関係で大規模校ではなかなか難しい一人一人への授与が本校ではでき、「おめでとう」と直接声をかけられたことは、校長としてもとても嬉しく感じています。その後、校長の式辞となりましたが、何回も込み上げてくる感情を何とか抑え、最後まで読み上げることができました。式辞の骨子は 学校便り「楓の誉(第11号)R5.2.28」(こちらをクリック)の内容とほぼ重なっていますので、こちらもご参照いただければ幸いです。
 生徒会長の 中村 さんの「贈る言葉」、元生徒会長の 三村 さん「別れの言葉」も、卒業生・在校生のどちらの心にも届く実に感動的な内容でした。新設校である合志楓の森中学校の歴史の一歩が確かに刻まれ、伝統として引き継がれようとしていることを実感しました。お別れの歌も、卒業生は涙溢れる中、精一杯歌ってくれたと思います。
 卒業生保護者代表の 木村 様(PTA体育委員長)のご挨拶も心に染みる内容でした。また過分のお礼の言葉を頂き、教職員一同恐縮しているところです。
 卒業生は式終了後、各学級に戻り、担任の先生方と最後の学活を行いました。式の最中は何とかこらえていた子も、この場では感極まっている様子が見られました。
 ご列席いただいた 中島 合志市教育長や小学校の 角田 校長先生からも、感動的な式でしたとお褒めの言葉をいただきました。卒業生やその保護者の皆様はもちろんのこと、この式にかかわっていただいた全ての皆様に、心よりお礼申し上げます。

笑う 義務教育最後の給食(3年生)

 3年生は、本日が義務教育9年間の最後の給食となりました。本日のメニューは、ちらし寿司・はなふのすまし汁・さわらフライ・ナッツ和え・ひし餅風三色ゼリー・牛乳で、昨日は焼肉にケーキがありましたから、2日連続でご馳走メニューです。高校等への進学後は、お弁当が必要になります。食べれなくなって有難みが分かるのでしょうが、もし再び給食を食べたいと思ったなら、将来はぜひ、小・中学校の先生になってほしいと思います。
 なお、今日も生徒たちは全員同じ方向を向いての黙食。新型コロナのせいで、「この子たちは、中学校生活で一度もグループを作ってワイワイと楽しく食べたことがないのか‥‥。」と思い、複雑な心境になりました。

お辞儀 第3学年の修了式

 本日(2日)の3校時、3年生は卒業式の予行練習に引き続いて体育館に残り、第3学年の修了式を行いました。
 まず、元生徒会書記の 河﨑 さんが、中学校3年間を振り返って発表をしました。明日の式辞にそのまま使えるぐらいの立派な振り返りで、それを聞くだけで「気分はもう卒業式」という感じでした。
 次に私(校長)から各学級の代表生徒に、修了証(通知表の裏面に「第3学年の課程を修了したことを証する」と書いてあります)を授与しました。
 その後、校長の話になりましたが、卒業する3年生への思いは、明日の卒業式で話しますので、「2つの最後のお願い」をしました。最後には、教育委員会からの卒業記念品を前もって生徒たちに贈りました。
 それで修了式は終了と思ったところ、生徒たちから「待ってください」と私に声がかかりました。そして各クラスの代表の生徒が、私へのお礼の言葉ともにメッセージカードを渡してくれたのです。こんなサプライズをされたら、もうダメです。出てくる涙を止めきれませんでした。

にっこり 卒業式の予行練習

 本日(2日)1・2校時、卒業式の予行練習を行いました。3年生はこれまで何回か練習をしてきていますが、1・2年生を入れた練習はこれが最初で最後です。それでも、約9割の出来には仕上がっており、あとは若干の微調整をすればいいくらいです。
 ただし、体育館は底冷えします。明日は晴れの天気予報ですが、放射冷却現象のため、午前中の気温は今日以上に低くなりそうです。ご列席いただく保護者の皆様は、防寒対策をしっかりなさってご参加いただきますようお願いします。
 

興奮・ヤッター! 敷き詰めれば壮観!!

 本日(3月1日)の5校時、2年生の生徒たちが卒業式に向けて、体育館のシート敷きをしてくれました。
 せっかく広い体育館ですから、今回の卒業式では物理的な距離を確保しつつも、1・2年全員も卒業式に参加させたいと思っています。ただし、椅子を並べるには床に傷をつけないためのシート敷きが必要です。そのため、今回は西合志南小学校から不足分のシートを借用し、体育館全面にシートを敷き詰めることにました。なお、次年度はの自前で敷き詰められる分のシートを購入する予定です。
 全面敷き詰めた景色は壮観ですね。また2年生の中にも、このような「縁の下の力持ち」的な活動の場面で、しっかり頑張ってくれる人材を見つけることができました。

驚く・ビックリ 情報モラル講話

     

 本日の6・7校時、全校生徒を対象に、向陽台病院の臨床心理士・公認心理師であられる 木戸 歩実 先生を講師に「情報モラル講話」を行いました。
 今回は、1年1組の教室で生徒たちを前にお話ししていただき、他の8クラスに配信する形式で行いました。実際は1年1組の生徒とやりとりをしてるのですが、他のクラスの生徒たちは自分たちを相手に講話をしているように感じるし、講師の先生も生徒の反応を確かめながら話ができるので、なかなか良いやり方だなと思いました。
 木戸 先生からは、プレゼン画面を共有しながら、「お金」「出会い系」「個人情報」「依存」という4つリスクについて、生徒たちの実態に合わせた実感のあるお話をしていただきました。ゲームやSNSの危険性を煽るのではなく、それらのリスクをしっかり把握した上で、節度をもって賢く利用することが大事だということが伝わったのではないでしょうか。
 なお、木戸先生には先日、保護者向けの講話をPTA役員の皆様とオンラインで実施していただきました。その録画動画を後日、YouTubeの限定チャンネルで配信する予定です。近く安心安全メールでお知らせしますので、保護者の皆様もぜひご覧頂き、ネット社会との付き合い方についてのお子さんとの会話に活用していただければ幸いです。

 

喜ぶ・デレ 何か平和だなぁ~(3年生クラスマッチ)

 本日(28日)の1・2校時、3年生はクラスマッチを行いました。種目は男女ともサッカーで、3クラス総当たりのリーグ戦で行いました。勝敗をともなう試合ですが、体育大会の時の「絶対負けないぞ!!」というメラメラ感はなく、あくまでレクレーションといった感じで、みんなで楽しくプレーし、友情を深めていました。こういった様子にも、「今年の3年生は大人だな。」と思わせるものがあります。
 入試のプレッシャーからも解放された上、天気もよくポカポカの陽気で、「何か平和だなぁ~」と感じてしまいました。

うれし泣き 3年生最後の委員会活動

 本日(27日)の5校時は委員会活動の時間でした。今回は3年生も参加し、3年生にとっての最後の委員会活動として、挨拶をしたり、必要に応じて引き継ぎをしたりしていました。
 執行部の新役員や各委員会の新委員長が任命され、3年生から2年生・1年生へと見事に引き継がれた本校生徒会ですが、一から生徒会をつくり上げてきた3年生の功績は大きいです。1・2年生はその意思を引き継ぎ、さらなる生徒会活動の充実に努めてほしいと思います。

にっこり 卒業式の練習スタート

 本日(24日)より3年生は、3月3にち(金)に挙行する「令和4年度 合志市立合志楓の森中学校 第1回 卒業証書授与式」の練習を開始しました。
 本日は、入退場の練習や起立・礼等の所作の練習が主でしたが、今後は卒業証書を受け方等、具体的な練習に入っていく予定です。本校では3年生の生徒数がそれほど多くないので、一人一人私から手渡ししたいと思います。
 なお、本校は体育館が広く、物理的な距離を確保しやすいため、保護者2人の参列に加え、1・2年生徒も全員、式に参加して卒業生の門出を祝福することとしています。小中一体施設のおかげで大きな体育館がある本校は、こんなところでも恵まれているなと感じます。

期待・ワクワク ハンセン病問題学習を実施中(2年生総合)

 前の学校生活(ブログ)で1年生が菊池恵楓園歴史資料館を見学した記事(ここをクリック)を載せていましたが、2年生も現在、ハンセン病問題学習の真っ最中です。一昨日(20日)は、各学級で同学習の導入を行い、昨日(21日)は、歴史資料館の見学をしました。
 合志楓の森小学校・中学校の9年間を貫くハンセン病問題に係る教育「Kaede Pride Project」の計画に基づき、2年生は「歴史から学ぶ」というテーマで、ハンセン病問題に係る4大差別事件を中心に学習を進めます。さましく本プロジェクトの核心に迫る学習を展開していくことになり、このような学習を深めることは、部落差別問題や水俣病問題、その他の人権課題に相通じるものがあり、人権を大切にする心豊かな人間に成長するための大切な機会だと思いっています。
 第2学年の強みは、学年主任の 町田 先生を中心に、常にチームで教育活動を実践していけるところです。「一枚岩」とはまさしくこのことで、ハンセン病問題学習の教育内容もさることながら、このような学年経営のお手本とも言うべきスタイルは、他の学校や学年にもぜひ参考にしていただきたいと思う、校長自慢の部分です。