校長ブログ「秘密の部屋」

2019年8月の記事一覧

【精霊流し】010816

 今日、水俣市の「精霊流し」が行われました。これは昭和40年代初めに水俣市の行事として始まったもので、現在は香典返し等の寄付によって、社会福祉協議会が主催しているそうです。今年は90家族近くが参加され、義父は56番目でした。会場で知り合いの方にもずいぶんお会いしました。

 午後7時半過ぎ、市長のあいさつの後、水俣大橋近くに作られた場所から紙製の灯篭を順番に川に浮かべました。紙製の精霊船を浮かべるご家族もありました。

 帰り道「明日があると思って人に接したらいかんよね。」という話を妻としながら土手を歩きました。水俣川に光の道がつながっていました。お盆の行事もこれで終わりです。(H)

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【メートル】010815

 台風10号が通過しました。超大型、速度も遅いということでしたので心配していましたが、今度も葦北・水俣地域には雨風の影響は少なく、生徒・職員からも被害の報告はありませんでした。中国・四国・近畿・東海などにはまだ警報が出ています。被害がないことを祈ります。

 平成27年の台風では中学校のプール横の木が倒れ、私の車もリアガラスが飛んできた木により割れました。直撃しそうなコースの時は田浦に待機するようにしています。

 明日から仕事ということで、次男を熊本市へ送っていきました。車の中で台風情報を聞きながら、「降水量がmm(ミリメートル)で発表されるけど、m(メートル)が良くないかな。2日間の降水量が1200mmと言われても「ミリ」が残って、多いような感じがしない。ばあちゃんたちはミリをメートルにすぐ変換できるかな。1メートル20センチと言われた方が逃げないといけないと思うんじゃないかな。」ということを言っていました。なるほどね。全員ではなく、特定の誰か(自分のばあちゃん)が頭に浮かんだようです。目線が個に当たるのは良いことです。同意します。(H)

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【しゅっ】010814

 台風10号が接近しています。湯の児の海も波が出てきました。朝から家の周りの片づけをして、網戸の張替えをして、メダカやネコは非難させ、午後1時からの熊本工業と関東一高の試合に備えました。久しぶりに高校野球をプレイボールからゲームセットまで「あーっ」、「おーっ」を繰り返しながら観戦しました。台風接近のため明日の試合は中止、1日ずつ順延になるようですが、県代表が敗退し、盆休みも終わり、あとはスポーツニュースで九州勢の結果を気にするくらいです。今年の夏も終わりました。

 夕方に南福寺のディスカウントストアに行ったところ、高校の同級生Iくんに会いました。田浦水害の時に泊めてもらった友達です。私は7月12日が来るたびに思い出していましたが、会うのは高校卒業以来です。声をかけると、間をおいてIくんもかろうじてわかったようです。最近聞きなれたセリフ「昔はしゅっとしとったけんわからんやった。」痛恨の一撃を食らいました。明日から走ろうかと思いましたが、台風接近、盆休みも終わり。あと10回ほど明日から走ろうと言うと今年の夏も終わります。(H)

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【初盆】010813

 朝から凪でした。息子たちは海で釣りをした後、さらに1時間くらい泳いだようです。大人になっても夏休みに変化なし。2人とも子供のころから水泳をしていたのですが、「久しぶりに海に入るときつい、波で流されるはずだ。」と言っていました。次男は顔をクラゲに刺されるというおまけ付きでした。
昼前からは 2月に亡くなった義父の初盆の法要でした。親戚中が集まった機会に、甥の結婚報告もありました。叔父さんの一人は、息子たちに「結婚式ばしてくれ、楽しい席で集まりたい。」という話をしていました。今年に入り、妻の父と叔母、私の叔母が亡くなりさみしいお盆を迎えています。
 テレビではお墓参りでしてはいけないことがクイズになっています。「お墓はご先祖様そのものなので上から水をかけてはいけない。」「墓はきれいに研磨をしてあるのでタワシでは磨かない。」「亡くなった方は香りを楽しむのでビールやお酒などのふたは開ける。」「お供えの花はバラでもよい。」など、いろいろな番組で情報が重なっています。
 きゅうりとなすに割りばしなどを刺して作った馬と牛を模したお供え物「精霊馬(しょうりょうま)」も紹介されていました。先祖の霊に早く帰ってきてほしいので行きは「馬」、ゆっくりあの世へ戻ってほしいので帰りは「牛」だそうですが、関西から九州にかけては作らないので馴染みがありません。
 夜中、息子たちは裏の山にカブトムシ・クワガタを採りに行きました。雨の後は、結構いるそうです。キャッチ&リリースで手に乗せた写真だけ撮ってきました。今日23歳と、もうすぐ26歳です。(H)

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【高校野球】010812

 明日は義父の初盆のため、息子たちを熊本市に迎えに行ってきました。お参りのため、田浦の実家に立ち寄りましたが、ホテイアオイがものすごく大きくなっていました。学校・自宅・実家、すべて昨年グラウンド横の水路で採った同じものなのですが、日当たりの違いか、栄養なのか、ものすごく成長しています。

 夕方、テレビをつけると神村学園(鹿児島県)と高岡商業(富山県)の対戦中でした。お兄ちゃんだった高校球児が同学年になり、年下になり、30代の監督を見て「若いなぁ。」とつぶやき。高校野球は自分が年を重ねていくことを如実に感じさせます。

 神村学園の攻撃は9回表2アウト。キャプテン松尾君の打球がセカンド後方にあがったとき、息子二人は「風!風!」と声を出して念じていました。神村学園を応援していた人たち全員が同じことを祈ったのでしょう。一旦、グラブに入ったボールは、グラウンドへ落ち2アウト1・3塁へ。結果は3-4で敗れましたが。息子たちは「どんな時も笑顔の松尾君が良かった。」とのこと。最後は、小さいころ「ウルトラマンガイア」を見ていた時のように、立って応援していました。明後日は熊本工業を全力で応援します。

 余談ですが、神村学園の打順は「田中、松尾、田中、松尾、田中」と続いていました。高校1年時の体育の鹿本先生の氏名点呼。「I、I田、I水、I村、U杉、U田津、U上、O本、田中!、田中!、田中!、T富、N園、H上、畑口」3連続「田中!」の強調した言い方を思い出しました。(H)

 

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