校長ブログ「秘密の部屋」

2019年6月の記事一覧

【意識レベル100%】010620

 選手激励式で、各部の決意表明のために生徒の前に出た空手競技代表のKくんが「ちょっと時間がかかりますけど良いですか。」と言い出しました。そして、みんなに「人は“意識”して行動するのは何%くらいだと思いますか?」と質問。

 Nくんが司会席から手を挙げて「30%」と答えると、Kくんは「おーっ!」というリアクション。みんながすごいと思っていると、Kくんはすかさず「正解は10%」みんながずっこける中で話を始めました。「意識は10%。残り90%無意識。意識レベルを20%、30%と高めることで、自ずと無意識の割合は下がる。意識を高めて郡市総体に臨みましょう。」良い話でした。翌日、校長室で話を聞くと、面白い話をしないと心に残らないということを意識して話したそうです。Kくんの意識レベルは100%でした。

 激励式で応援生徒代表のNくんは、あいさつの内容をしっかり練習し、事前に礼法についても確認し、努力して確実に自分の役目を果たしました。開閉会の役目の1年生Nは大きな声で激励式を引き締めました。選手代表Iさんは気持ちの籠った選手宣誓を行いました。各部員は大きな返事で決意を示しました。

 校長激励の言葉は相変わらずでした。こちらも意識レベル100%です。(H)

 

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【田浦中スピリッツ】010619

 田浦中スピリッツ「あきらめない 最後まで あきらめない」を心に頑張ります。ぜひ会場での応援をよろしくお願いします。きっと子どもたちに力がみなぎります。

「モチベーションを下げたまま、練習をしても意味がない。ふてくされる時間が一番無駄だ。その時間が生み出すいいことなんて、何ひとつない。」中村俊輔(サッカー)

「卓球に関しては「失敗」と思うことが、今ではほとんどなくなりました。うまくいかないことはもちろんあるけれど、その場合は、反省して、次に生かすことを考える。すると、それはもう失敗ではないと思うんです。」福原愛(卓球)

「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。」宮本武蔵(剣豪)

「頭は低く目は高く、口を慎しみ心は広く、孝を原点とし他を益する」大山倍達(空手)

「康介さんを手ぶらで帰すわけにいかないと、他の3人で話していた。(競泳チームの)27人で取ったメダルだ。」松田丈志(水泳)

「みんなのおかげ。自分の役割をこなして、丈志につなぎたいと思った。」北島康介(水泳)

「最後まで… 希望をすてちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ。」安西先生(湘北高校バスケットボール部監督)

 皆さんの熱戦を全力で応援します。苦しい時は…。

「田浦のみんなぁ~!! オラに元気を分けてくれ~っ!!」孫悟空(サイヤ人) (H)

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【郡市総体選手激励式】010618

 今日は郡市総体の選手激励式を行いました。いよいよ今週末は大会です。仲間に感謝し、これまでお世話になったたくさんの人に感謝し、練習してきたグラウンドや体育館・武道場に感謝し、審判の皆さんに感謝し、対戦相手に感謝し、傲らず、臆せず、自分たちの持てる力のすべてを出し切りましょう。スポーツ選手等の言葉を紹介します。

「ここまで来たら、一番高いところを目指す!」藤井瑞希(バドミントン)

「ゴールの空いているところにパスを通しなさい。それがシュートというものです。」ジーコ(サッカー)

「全員でつないだボールだったので最後に上がって来たボールは、全員の気持ちを込めて必ず点数にしようと思って打った。」木村沙織(バレーボール)

「今日もいい1日にする!人に負けるのはいいけど、自分には絶対負けへん!」ダルビッシュ有(野球)

「僕はそんなに強くないよ。ただみんなが応援してくれるから、頑張れるだけなんだ。」アンパンマン(ヒーロー)

「チョー気持ちいい!」北島康介(水泳)

「勝負どころは“エース!エース!またエース!”エースで負けたらしょんなかろ。奇策は奇策。一番練習している正攻法が一番強い!」 畑口益喜(田浦中OB)

 

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【何かが起こる】010617

 私はバスケット部の監督時代、これまで3点差以内で勝ったり負けたりしていたチームに決勝戦の残り3分で10点差を付けられたことがありました。しかし、残り時間がほとんどないところで追いつき、逆転勝ちしました。試合後に選手に聞いたところ、一度も負けるとは思わなかったそうです。相手チームの選手に聞いたところ、「勝った」と思った瞬間、普段のプレーができなくなったそうです。心の隙は常にあります。チャレンジャーのつもりで戦いましょう。相手も中学生です。普段と違う何かが起こります。

 靴を並べる。道具を並べる。大きな声で挨拶をする。きびきびと動く。普段の姿がプレーに出ます。私は大会が終わった後、会場のトイレ掃除をさせていました。優勝チームの責任として、敗者に「〇〇中に負けたら仕方ない」と納得させる。負けた場合でも「〇〇中に勝たせたかった。」と思わせる。そんな行動が来年につながります。

 応援団の皆さん、選手と一緒に声を出し、チームを盛り上げてください。皆さんの応援が力に変わります。

 皆さんは、これまで素晴らしい結果を残してきた先輩方から脈々とつながる田浦中の生徒です。田浦中生の誇りと魂を見せてください。田浦中生、卒業生、地域の方々、みんなが応援しています。健闘を祈ります。(H)

 

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【父の日】010616

 今から45年ほど前のことですが、父の日が来るたびに思い出していたため、今でも鮮明に記憶に残っています。

 小学校低学年だった私は、父の日のプレゼントに、父の好きなタバコをあげることにしました。

 隣の店に、朝から一人で父がいつも吸っている『ミニスター』を買いに行きました。(誤解が無いように言うと、当時は子どもがお使いで親のタバコを買いに行ける時代でした。)

 息子からのプレゼントに「ありがとう」とうれしそうな顔。そして、思いがけない一言、「これば一本吸ったらタバコは止むっね。」

 目の前でその中の一本に火を点け時間をかけて吸い、その後、横広の『ミニスター』の箱を大事そうにしまい込みました。

 私は「せっかくあげたのに何で?」と思いました。それ以降、父は一度もタバコを口にしませんでした。

 冬場は毎日猪猟三昧。妻、子には本当に困った父でしたが、こんなところが「達ちゃん」の良さだと思います。(H)

 

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