校長ブログ「秘密の部屋」

2019年3月の記事一覧

【サーカス】310316

 長男が3歳の頃、人吉にサーカスがやってきました。せっかく家の近くに来ているので息子と行くことにしました。色々な技が披露された後、ナイフ投げが始まりました。よくあんなに離れたところから的を外さないものです。デモンストレーションの後、ピエロが客席をしばらくうろつき、私たち親子の方に向かってきました。私は手をつかまれステージに連れていかれました。息子はお父さんが連れていかれると泣き出しましたが、ピエロは容赦しません。                

 ステージ上で的に縛られ、目隠しをされました。ナイフ投げが始まり、私の体の周りにナイフが突き刺ささるのが分かります。ところが客席からは笑い声が聞こえてきます。予想通りでしたが、ナイフが刺さる音がするたびにきちんとリアクションをしました。席に帰ると長男は涙の跡をつけたまま笑っていました。夜、妻に「おもしろかった。お父さんが連れていかれた。」と話をしていました。

 思い出したのには訳があります。卒業式の代休に、バスツアーでシルクドゥソレイユのキュリオスに行ってきました。月曜日にも関わらず満席、凄いステージでした。妻はポップコーンの値段に驚いていました。(H)

 

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【先にすればあいさつ】310315

 今日は小学校の学校関係者評価委員会に出席してきました。資料から、小学生の学力もぐんぐん伸びていることが分かりました。結果を見て中学校の職員に気合が入りました。後は任せてください。

 会では、読解力の土台となる読書について話題に上りました。ゲームやSNSに使っている時間と読書や家庭学習の時間との関係。小・中で課題は同じのようです。

 子どもたちの学校外でのあいさつが小さいのではないかという意見もありました。子どもたちも知っている人にはよくあいさつをしているそうです。子どもたちのあいさつに対し、大人はあいさつを返しているだろうかという声もあり、地域の方へも先にあいさつをすることを呼びかけて行くこととしました。中学生も部活や学級など集団生活の場面と、地域に出た時では差が見受けられるようです。中学校の職員室の入り口には「先にすればあいさつ、後にすれば返事」という掲示をしています。我先にと明るいあいさつを交わし合う田浦にしたいですね。(H)

 

 

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【家出】310314

 11日から黒猫の『おはぎ』が家出したまま帰って来ませんでした。普段は外に出てもすぐに帰ってくるネコです。今回は、まる2日経っても姿が見えません。病気で隠れていた時のことを思い出し不安になります。

 12日は夕方には帰っていることを期待しました。6時頃に帰宅しましたが見当たりません。家の中や周辺を呼びかけながら捜索してもいません。黒猫なので暗闇に紛れ車にはねられていないか。また病気になり死期を悟って隠れているのではないか。乱暴なシロが徘徊しているので、家に近寄れないのではないか。良い事は考えません。過去に家を出たまま帰ってこなかったネコが2匹いますので、大変心配です。

 「どこかで元気にしているに違いない。」帰ってこなかった時のための心の準備に入りました。しかし、「明日は平静を装って学校に行けるのか。」

 夜8時頃、窓に猫影が映りました。早速、『ちゅ~る』を与え、撫でまわし、甘やかしました。おはぎは私たちの心配を全く気にしていない様子で、「えぇい!もう撫でずとも良いと言うておるではにゃいか!」と随分引っかかれましたが、傷を見て嬉しくなる夜でした。(H)

 

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【学校関係者評価委員会】310313

 今日の日付けは『31313』素敵な並びです。『山本山』を思い出します。

 今日は公立高校の合格者が発表されました。本校は全員が志望校に合格し、次々と報告に来てくれました。先生方への報告の待ち時間を校長室で過ごさせましたが、大変賑わいました。次は高校の制服姿を見せに来るそうです。楽しみです。

 午後からは学校関係者評価委員会を開きました。授業参観の後、今年度の教育活動について本日出席の6人の委員さんからご意見をいただきました。重点努力事項の数値目標はおおむね達成できていますが、読書量の少なさが数年来の課題になっています。

 このような会で必ず話題になるのがスマホ等の情報端末の利用、特にゲームやSNSについてのことです。夕方7時に自宅に着いて、翌朝7時に自宅を出ると家庭生活に12時間取れます。夕食や入浴などの生活に必要な時間を引いた残りの時間をどう使っているか、PTAと協力して改善を図りたいと考えています。(H)

 

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【そこに心はあるんか】310212

 今日、出勤すると長距離走の朝練習に6人の卒業生も参加していました。高校総体は3か月後。練習について行けるよう体づくりに余念がありません。

 3年生教室は職員室と同じ並びにあります。掲示物が外され、生徒の声が聞こえない教室に寂しさを感じます。

 一昨日の卒業式の後に、3年PTA役員主催による、生徒・保護者・職員の茶話会を開きました。皆で弁当を食べながら語り合ったり、3年間を振り返る映像を見たりして過ごしました。合唱『群青』をもう一度聞くことができました。

 3年生からのお礼の手紙では、2組担任のN先生が「自分への手紙が一番長い。」、学年主任のY先生は「自分のは短いけど一文字一文字に愛が籠っている。」と競い合っていました。私の近くの席の卒業生は「小学生のケンカだ」と喜んでいました。1組担任のM先生は、落ち着いて様子を眺めていました。いつもの周囲の気温を下げるギャグを考えていたのだと思います。

 夜、3年生の職員は某所で反省会を開きました。卒業式に向けての1・2年生の取組が話題になりました。卒業生から在校生への襷がつながった式でした。

 会の中では「(いろいろな発言・指導をする時に)そこに心はあるか」、「しゃぶしゃぶは飲み物」、「(食べることが主の会で)炭酸飲料を注文した時点で負け」名言・迷言も数多く生まれました。誰の発言かはご想像のとおりです。(H)

 

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