校長ブログ「秘密の部屋」

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【義経伝説】020111

 2学期の終わり「今年も『おくのほそ道』の授業の時、奥州藤原氏についての話をしてもらえますか。」国語科H先生からの一言。本校の職員はなかなか厳しい要求をしてきます。「余裕たい。」たいていの事にはそう返事をするようにしています。

 今年の3年生は義経伝説に興味がある生徒がいつになく多く、知識も豊富とのこと。負けられないので、複数の本やインターネット等で情報を比較しプレゼンテーションを作りました。定説、新説、都市伝説、作家の創作、読んでいるとどんどん時間が過ぎます。

  松尾芭蕉は忍者だった。年齢から考えると1日に歩いた距離がおかしい。行った場所も幕府に目をつけられているところが多い。どうも怪しい。何といっても芭蕉は忍者の里『伊賀上野』出身だ。

 義経は幼いころ過ごした鞍馬山で天狗に鍛えられ、凄い武士になった。

 義経は生き延びて中国に渡り、騎馬民族を従えチンギス=ハンと呼ばれるようになった。鎌倉幕府に恨みを持っていたので、孫のフビライ=ハンに日本を攻撃させたのが『元寇』だ。

 胡散臭いけど楽しい情報も沢山あります。でも紹介するときっと興味を引くだろう…。資料を否定的に読み取る力をつけさせることも大切です。授業の時は『諸説あります。』魔法の言葉です。(H)

 

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