校長ブログ

2024年11月の記事一覧

自分を語ることから

 28日(木)「阿蘇郡市人権・同和教育授業研究会」が本校で開催されました。町内外(高校の先生方も)から60名を超える教職員等の方々が3年生の授業を参観されました。

 受験を控えた3年生一人一人が、進路選択等にかかわって考えていること(悩みや不安)についてクラスメイトに伝えていく学習でした。普段、表面的には見えないことについても信頼できる仲間や担任の先生の存在に勇気をもらい手を挙げ、前に出て伝えていきました。そしてそれを聞いた仲間が自分のことと重ねて発表した友だちに返しを行っていきました。

 悩みや不安は誰しも持っています。特にこの時期の生徒たちは、私たちが考える以上だと思います。しかし、仲間の存在が勇気を与えてくれ、また一歩前に進んでいくことができます。子どもたちのつながりの強さそして絆の強さを感じた瞬間でした。すばらしい時間と学ぶ機会を与えてくれた3年生の子どもたちと先生方に感謝です。

 

 

素敵な時間 地域交流会

 22日(金)の3・4校時、3年生は地域にお住まいの高齢者の方々をお招きし、体育館でボッチャやゲームに取り組んだり、給食をいっしょに食べたりする時間を過ごしました。この取り組みは、生徒たちが地域の高齢者の方々とのふれあいを通し、交流を通して少しでも元気を与えることができればと考え実現したものです。

 まず、ボッチャをいっしょに取り組みましたが、ここはお年寄りの方々が上手で生徒たちが教えてもらう場面も、互いに声をかけあうなど楽しい時間となりました。その後のゲームでは、ステージ上のスクリーンにランダムに出された文字を見て、並び替えてできる言葉のカードを見つけるゲームでしたが、生徒たちとともに考えたり、生徒が優しく答えを伝える様子も見られました。中には生徒自身が必死になる場面もありましたが笑い声があちらこちらから聞こえ、笑顔も見られる素敵な時間でした。最後は、3年生全員から12月に予定している音楽祭で披露する歌を聴いていただきました。4校時終了後は給食を生徒たちと一緒に食べていただきました。

 生徒たちの発案から今回実現した取組ですが、とても素敵な時間でした。最後になりますが、今回の取組にお力添えをいただいた待ち住民福祉課の皆様、ほんとうにありがとうございました。

人が幸せに暮らしていくために必要なこと

 2年生は総合的な学習の時間(高森ふるさと学)の学習として、『福祉』について学習を進めています。昨日(20日(水))の午前中はその学習の一環として「福祉疑似体験活動」を行いました。高森町社会福祉協議会の方をはじめ阿蘇や菊池の事業所からもお越し頂きました。最初に『福祉』について改めて説明をしていただきましたが、私が印象に残った言葉は、「ふくしとはだんのらしをあわせにするためのもの」と言う言葉です。なるほどと再認識させていただきました。その後、生徒たちは

◇高齢者体験  ◇視覚障がい体験  ◇パラスポーツ体験  ◇車いす体験  ◇妊婦体験

と5つの体験をグループごとに時間を分けて行いました。子どもから大人まで全ての人が安心して暮らせる社会がさらに充実するようにみんなで取り組んでいきたいと思いました。

本物から学ぶ ~素敵な空間・時間でした~

 19日(火)の午後、高森町を本拠地として活躍されている『096K歌劇団』の方々に来校いただき、「前田慶次かぶき旅〜肥後の虎・加藤清正〜編」を上演していただきました。地元熊本の内容ということもあり、生徒たちも先生たちも興味を持って、楽しく観劇することができました。やはり、生でみる演技には迫力があり、引き込まれるものがあります。あっという間に時間も過ぎ、終了後は生徒たちからの質問の時間もありました。質問でるかなぁと思っていましたが、どんどん手が挙がり、いろいろなことを教えていただきました。最後には全校生徒とともに記念撮影も行いました。

 ほんものから学ぶことには大きな意味があると思います。すばらしい時間を提供していただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

生徒会役員改選に向けて

 令和6年度生徒会役員改選の時期となりました。今年度は、2年生から11名、1年生から6名の生徒が立候補してくれました。本日から本格的に活動が始まり、今朝は生徒昇降口で立候補した生徒と応援者の生徒がタスキをかけ呼びかけ等を行っていました。12月12日の立合演説会までの期間しっかりと自分の思いを伝えていってくれることと思います。高森中学校のさらなる充実と向上に向けて、皆さんの活躍を応援します。