2024年11月の記事一覧
今日から2学期中間テスト
高森町の学校は2学期制となっており、10月から2学期が始まっています。本日から明日にかけて『2学期中間テスト』が行われています。1校時のテストの時間に教室をまわると、どの学級でも真剣に問題に向かう姿が見られました。まだ明日まで続きます。しっかりと復習をして、持てる力を存分に発揮していきましょう。
学びの姿が見られた時間
先週の金曜日(8日)に高森町公開授業が行われました。県内外から多くの方々の参加があり、午前中は高森東学園、午後は高森中央小学校でそれぞれ授業公開が行われました。午後の授業後には体育館に参加された方々が集まり、町の取組やこの日の授業等についての質疑応答の時間があり、今回は中学生にもその会に参加してもらいました。本校からは、生徒会執行部の5名が参加してくれ、ステージ上で参加された方々からの質問に答えていきました。
150人ほどの大人の方々の中で、しかもステージ上でということで、緊張も大きかったと思いますが、堂々と自分たちの考えを伝えてくれました。難しい質問については、5人でサッと顔を付き合わせ相談する姿、これこそ、日頃学校で取り組んでいる姿で、「一人で解決が困難なときは、仲間と相談して解決する。」まさにその姿を何回もステージ上で見ることができました。高森中・高森東学園の生徒たちのそういう姿はほんとうに立派で、頼もしい限りでした。
自分にできること
私は、毎朝7時過ぎに学校に出勤し、7時35分ごろに東側門に出ていくというのが日課となっています。出勤後は、校長室でメール等の確認をしたりしているのですが、今朝の7時過ぎに校長室のドアをノックする音が聞こえてきました。ドアが開くと3年生男子生徒が立っていました。
私: 「おはよう。 どうした?」
生徒:「校長先生、3日間休みだったこともあり、校長室も埃等があるのではと思い掃除をしにきました。掃除をしてもよいですか?」
私: 「え~!! 貴重な時間に、大丈夫だよ。」
生徒:「いや、早く登校したので、時間がありますので。してもよいですか?」
私: 「いや、ありがとう。」
とこんなやりとりをしていると、早速ほうきとちりとりを持ってきて、校長室内を掃除してくれました。朝の時間って、何かと自分のことで精一杯のはずなのに、この行動には感動しました。先日の郡市音楽会でもそうであったように、高森中にはこういった素敵な生徒が大勢いることに感動するとともに、こういった学校で仕事をさせてもらっている自分に感謝の気持ちを一層強く持った今朝の出来事でした。
自身の体験を通して、考えたことを伝える
先日11月3日(日)、高森中学校を会場として『すまいるフェスタ in たかもり』が開かれました。高森吹奏楽団の演奏や各学校児童生徒からの発表等もありました。本校からは3年生が自身の体験を通して、自分事として考えていくことの大切さについて考えたことを相手意識を持ってしっかりと伝えていきました。改めて、遠いところで起こっている自分とは関係のないことと捉えるのではなく、自分事として考え行動することが必要であると考えさせてくれました。
一人一人の人権を大切にすることが、自分も周りも大切にすることにつながるということを考える素晴らしい時間となりました。
心を一つに 魅せた演奏そして合唱
先日の11月1日(金)『第63回 阿蘇郡市中学校音楽会』が阿蘇中学校で開催されました。阿蘇郡市の各中学校及び義務教育学校が集まり、午前:合奏、午後:合唱というプログラムで行われました。
本校からは吹奏楽部と3年生が出場しましたが、どちらも聞いていたフロアを巻き込んで素晴らしい演奏と合唱を披露してくれました。午前の合奏では、曲から物語がイメージでき、気がつくと頭にお話が次々にイメージされるほど引き込まれていました。また、午後の3年生全員での合唱では、一体感を感じるとともに、曲中に涙が出てくるような感動を覚えました。他校の先生方からもたくさん感動しました等の感想をいただきました。これまでの子どもたちの頑張りがしっかりと伝わった最高の時間でした。