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校長ブログ
3年1組に残る黒板アート、「人生の正解はあなたの中にある」
3月8日、がらんとした3年1組の教室を通ると、少し寂しさを感じます。その教室には、黒板アートがまだ残っていました。改めてみると、しっかりと描き込まれています。担任に尋ねると、卒業生の3名を中心に描き上げたということでした。「ハウルの動く城」の絵とともに、文字が書かれていました。「人生の正解は、あなたの中にある」です。絵と言葉のそれぞれが、義務教育を卒業して、新しい世界へ羽ばたく自分たちへのメーセージのように感じました。
3月の生活目標「次のステージへの『挑戦』に繋げよう」
3月8日、2年1組教室で、生徒たちと一緒に朝の読書をしました。朝の読書が終わり、朝の会が始まりました。その中で生活交通委員が「3月の生活目標」をみんなに伝えました。「気づき・考え、行動しよう」です。そして、サブテーマに「次のステージへの『挑戦』に繋げよう」と書かれています。「次のステージって何?」の担任からの質問に、その生徒が考えて出した答えが「学年が上がり、経験のないことに挑戦すること」でした。2年生は4月から最上級生になり、未経験なことも増えることでしょう。「挑戦」しながら、新しい自分を、新しいクラスを、新しい学校を創っていってほしいです。卒業生からのバトンは、すでに渡っているようです。
第20回卒業証書授与式、厳かな中、温かい感動ある式
3月5日、第20回卒業証書授与式が行われました。卒業生全員出席のもと、厳かな中、温かい感動ある卒業式が挙行できました。途中で転校した2名の生徒も含めて35人の仲間が、相良中学校という学び舎で生活を共にしました。入学してすぐ7週間という長い臨時休校から始まり、令和2年7月豪雨も重なり、行事の変更や縮小、中止、そして生活の制限と多くの試練があった3年間でした。しかし、「できない理由を考えるより、今できることを考える。」というポジティブ思考と行動で、中学校生活をかけぬけてきたのが、35人の生徒たちでした。卒業生の皆さん。皆さんのこれからの人生が益々太く大きな「曲がりなりにも一本道」になることを心から願っています。卒業おめでとうございました。
「人生最後の給食」美味しい笑顔満開でした。
3月3日、給食を食べ始めると、いつもにも増しておいしいのです。「そうか、今日は、中学3年生にとって、『人生最後の給食』。給食センターの皆さんの様々なパワーで、おいしさがアップしているのだな。」と思いました。メニューは「①手作りウインナーパン ②白菜のクリーム煮 ③ブロッコリーのガーリックソテー ④ケーキ(中3のみ)⑤牛乳」です。見栄えや味付けも抜群。早速校長室を出て、3年生教室に向かいました。2クラスに分けての黙食ですが、カメラに向け「美味しい笑顔」をたくさん見せてくれました。
卒業式総練習、生徒会長「少し鳥肌が立ちました。」
3月2日、卒業式の総練習を行いました。式の流れを一通り通しました。その後、改善点を練習し、最後に、卒業生合唱曲「正解」の初披露でした。私も初めて聞きました。在校生も初めて聞きました。授業のまとめとして2年生の生徒会長が感想を話しました。「3年生の歌が本当にすごかったです。少し鳥肌が立ちました。」という感想を伝えました。卒業式本番でも、私の鳥肌も含め、多くの人の鳥肌を立たせることでしょう。保護者の皆様もお楽しみに。
卒業式まであと4日、いい練習しています。
3月1日、3・4・5校時に3年生だけの練習、6校時に1・2年生だけの練習が行われました。3年生は様々な練習をするわけですが、その中で、卒業証書授与の練習に参加しました。本番と同じように体育館のステージ上で一人一人名前を呼び卒業証書を授与しました。しっかりと目線を合わせて卒業証書をもらう3年生。私の眼をしっかりと見つめる眼から、3年生の意気込みを感じ、うれしくなりました。また、1・2年生は、歌の練習でした。曲名は「大切なもの」です。途中から3部に分かれてのパート練習を行いました。2年生のパートリーダー4名が、指示を出しながら歌の質を高めていきました。それぞれの学年、とてもいい練習をしていました。卒業式まであと4日。素敵な卒業式になりそうです。
3年生への道徳授業「人生100年時代」
2月27日、3年生へ道徳の授業を行いました。校長になり、なかなか生徒へ授業する機会がありませんので、その分楽しみにしていました。選んだ題材は「人生100年時代」です。リンダ・グラットンさんの「ライフ・シフト」という本をもとに、授業を行いました。この本の中で一番興味を持ったのが、「日本では2007年生まれの子どもの半数は、107歳まで生きうる」という文章です。ピッタリ今の中学3年生なのです。そこで、次の3つの発問で授業を行いました。①「このグラフを見て、分かったこと、思ったこと、はてなをたくさん出してください。」②「人生100年時代という言葉を聞いて、あなたは『ワクワク』と『どんより』のどちらが強いですか?」③「起業家の3人の考えの中で一番共感するのはどれですか?」たくさん自分の考えを発表してくれた3年生です。生徒たちの人生100年に幸多きことを願っています。
「地域学校づくり協議会」の皆様との連携・協議
2月27日、地域学校づくり協議会の皆様に学校参観をしていただきました。メンバーは、地域から学校評議員の3名、PTAから会長と副会長の3名の計6名の皆様です。授業参観後に、学校の取組、成果と課題を説明しました。協議の話題として、「教育環境がよくなったこと」「通知表年2回発行」「コロナ禍のオンライン授業」「高校受検の現状」「SNS問題」「自転車通学や徒歩通学の奨励」等、多岐にわたり感想やご意見を頂きました。ありがとうございました。来年度は、新型コロナウイルス感染症対応の観点からも、保護者や地域の皆様と更なる連携を図っていけるものと楽しみにしています。今後もよろしくお願いいたします。
学級委員会主催による全員遊び「Wind School」
2月24日、「Wind School」が行われました。今朝の職朝で内容の確認をしましたが、前回と同じように職員は内容を把握していませんでした。つまり、計画から運営まですべて生徒が行う時間です。6時間目になり、体育館に行きました。学級委員会主催ということで、各クラスの学級委員8名が司会進行しながら、2つのゲームを行いました。「だるまさんの1日」と「縦割り班対抗英語ジャスチャーゲーム」でした。先生方は、体育館の周りにいて、口出しなしでした。代わりに笑ったり、笑顔で見守ったりしていた先生方です。「生徒が生徒を動かす」なかなか難しいことですが、相良中学校ではしっかりとできています。事前の打ち合わせも大事ですし、周りの生徒の協力も必要です。受検も終え、全校生徒で楽しんだ時間となりました。この写真は、鬼が「だるまさんが倒れた」と言った後の様子です。
後期選抜の事前指導、「強いハートと努力と笑顔が夢をつかむ」
2月20日、後期選抜の事前指導を行いました。2月21日と22日が後期選抜です。校長からの激励の言葉の中で、次の2点について話しました。
①受検はゴールではなく、夢の実現への1つの大きな節目です。
②高校で大事なことは「意欲」です。意欲≒挑戦です。(各高校の「重視する観点」で一番多かったキーワード)
前期選抜の事前指導でも、同じ話をしました。33名のすべての3年生の生徒は、私が自信をもって各高校に送り出せる生徒です。夢の実現のための1つの大きな節目である「受検」に、しっかりと「挑戦」し、「成長」してくれています。全員の桜が咲くことを心から願っています。卒業カレンダーの素敵な言葉を紹介します。
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