南小国町立南小国中学校 | |
校訓『自主 礼節 健康』 |
行事
どうやったらできるのかを考える…。
本日(12/4(土))は、授業参観が行われました。
授業参観の後、全校音楽で全校合唱が行われました。
ハーモニーがとてもきれいで、各パートの声がまとまっていました。
曲の歌詞や曲調も感動的で、とても素晴らしい合唱でした。
これまでコロナ禍で、全校合唱等できませんでしたが、
現在リスクレベルが下がっており、今回の全校合唱を行うことができました。
その後、パラアスリートの山本 浩之 様、妻の山本 美也子 様をお迎えして
講演を行いました。
今回は、社会福祉協議会の協力で実現できたものです。
山本様は、若い頃の交通事故で脊髄を損傷し、下半身不随となられたとのことです。
車いすバスケットに取り組んだ後、陸上に取り組まれていること。
お子様を、相手の飲酒運転で亡くされたこと等をご夫婦で話してくださいました。
印象に残ったことばがありました。
「障がいを持っている人に対して、周りの人は、あれこれできないと思っているかもしれない が、できる、できない、は自分で決める。」
「だめだと思わずに、どうやったらできるのかを考える。1人ではできなくても、みんなで考 ればできることがある。」
などです。 本当に胸に突き刺さりました。いろいろな理由をつけて、諦めている自分に気づかされました。
いろいろあっても、前向きに生き抜く力強さに圧倒されましたし、とても刺激になりました。
帰り際に、山本様が運転されている自家用車を見せてもらいました。
アクセルやブレーキ、シフトレバー等様々な工夫がされており、運転席の中に頭を突っ込んで
仕組みを見せていただきました。
山本様、遠方からはるばるありがとうございました。
保護者の皆さまにおかれましては、厳しい寒さの中にご参加いただき心より感謝申し上げます。
(教頭 高田)
ドローン体験(1年生)
昨日(11/30(水))は、1年生は1日ドローン体験が行われました。
映像作成を仕事にされている稲田さんを中心に、同業の方3人、計4人で
1年生に、映像作成の意味やポイント、方法を丁寧にレクチャーしていただきました。
稲田さんのドローンで撮影され動画は、いくつものテレビ番組で流れているとのことです。
体育館は極寒でしたが、寒さに負けずに意欲的に活動しました。
子どもたちは、ドローン自体は小学生のときに、操作等を学んでいるとのことでした。
今回は、映像をつくるのがメインで、必要ならばドローンを使用するというものでした。
最初に、学校を紹介するために4コマの絵コンテを個人で描きました。
その後、班に分かれて学校生活のどの部分を担当するのかを話し合い、撮影担当や演者、
動画の内容等を検討していきます。
3、4校時に撮影を行い、編集作業に入っています。
ああでもない、こうでもないといいながら楽しんでいます。
スタッフの方も丁寧にアドバイスをされています。
最後に、編集した動画をみんなで見合いました。
子どもたちの考え方や作業等の飲み込みは、予想以上に早く
余裕をもって発表まで終えることができました。
発表を見終わった後に1日の感想を交流しました。
1年生は、積極的に挙手して発表していきます。
最初に個人で考えたものを、班で考えたり、修正したりして作り上げたことが
面白かったという感想を述べていました。
最後に学年代表の生徒がお礼を述べました。
このお礼の言葉も、自らの学習したことを交えながら丁寧に話していきました。
素晴らしかった。
ここまで、充実した時間を送ることができたのも、稲田さんをはじめスタッフのみなさんや教育委員会のみなさんの入念な準備があってのことだと思いました。
心より感謝申し上げます。 (教頭 高田)
全校合唱へ向けて
本日(11/26(金))、4校時に全校合唱に向けての練習が行われました。
12/4(土)に予定されている授業参観で全校合唱を行うために、全校で練習を行いました。
女声パートは、2年生教室と1年生教室で、パート練習を自主的に行っていました。
女声パートは、ソプラノとアルトです。
3学年が集まってのパート練習ですが、3年生を中心にして
まとまって取り組んでいます。
男声は、体育館で整列の確認をして、パート練習に入りました。
声変わりの時期にさしかかる生徒もおり、難しい部分もありますが一生懸命に練習しました。
曲は「あなたへ」です。指揮者と伴奏者も3年生がつとめ、早くから練習しています。
本番まで、あと1週間あまりです。
残り数回の練習を大切にして、授業参観当日、自信を持って歌い、保護者の皆さまにしっかりと思いが届くように取り組んでいきます。
(教頭 高田)
小国郷人権学習授業研究会
本日、5校時、小国郷人権教育授業研究会が2年生でオンラインで行われました。
題材は、日本で最初の人権宣言といわれた「水平社宣言」を作り上げた「全国水平社」創設者の一人である西光万吉さん(本名は、清原一隆さん)と差別をなくす運動に協力するために西光のもとを訪れた新聞記者の話です。
今回の2年生の人権学習の目的は、「差別のない、みんなが喜びを分かち合える社会をつくるために」です。
そして、学習のめあては「新聞記者は、どのような思いで水平社に加わったのだろ。」です。
まず、差別をなくすために協力を申し出た西光のもとを訪れた新聞記者の話を聞きながら、西光はその申し出を断ります。新聞記者が西光に語った内容から、その理由を考えました。
隣のクラスメイトと意見を交わしています。
積極的な会話が印象的でした。
生徒たちは、新聞記者の中にある差別心に気づき、そのおかしさを指摘していきました。
新聞記者の、差別の問題は、差別される側に問題があり、それを改善すれば世の中の同情があつまり、差別はなくなる、という考えてす。
しかし、西光と新聞記者は協力していくことになります。
その理由を、西光と新聞記者の言葉や姿勢から、生徒たちは考えていきました。
新聞記者は、弱い人、貧乏な人に同情するのは立派なことだと思っていた。しかし、やがて自分がやっていることは間違いだと気づいた、と述べていきます。
西光は、「かわいそう」という姿勢が私たちを見下している。尊敬する気持ちをもって同じ人間として見てほしいのです、という思いを持っていました。
新聞記者、西光、それぞれの立場で考え、まとめた内容を発表していきました。
新聞記者については、「間違いに気づきやりなおしたいと思った。」、「西光に共感した。、そして、差別をなくしたいと思った。」とまとめていきました。
西光については、「差別をなくしていきたい。」、「みんなに理解してほしい。」、「新聞記者が自らの姿勢を振り返り、差別をなくしたいという思いを受け入れた。」、「異なる立場や意見でも、それを受け入れていくことが差別をなくしていくことにつながる、と考えた。」などの意見が出されました。
授業のまとめでは、「相手のことをより深く知り、違いを受け入れていくことが大切だと感じた。」と発表していきました。
井島先生の差別をなくたい、そして、どうすれば差別をなくしていけるのかを生徒たちとともに考えていきたい、という思いが詰まった授業でした。
今後も、水平社の学習、そして差別をなくすための学習は続いていきます。
井島先生をはじめとする2年部の先生方、人権担当の髙宮先生、2年生のみなさん、心に響く授業をありがとうござました。
(教頭 高田)
阿蘇郡市英語授業研究会
本日(11/22(火))午後、1年生で阿蘇郡市の小・中学校の英語を指導されている先生方を中心に、研究授業と授業研究会が行われました。
役員の先生方のみ直接授業参観をされ、その他の参加の先生方は、オンラインでの参加となりました。
授業は、ALTの久保田サラ先生のご家族に、南小国中学校の様子を分かりやすく伝えるために、学校行事等の写真を使いながら、どんな工夫が必要なのかというものでした。
授業の冒頭で、久保田先生が、ご自分が通学していた学校の紹介を電子黒板やタブレットPCを用いながら説明されました。
電子黒板には、画像とともに、英文で提示されており、どんな表現が使われているのか、どんな内容が紹介されているか等を確認していきました。
日本の学校のようすとは、異なるところがあり、生徒たちは興味津々でした。
そして、画像の行事等の月日、場所、その時の状況、その時の久保田先生の気持ち等が書かれており、そういったことを伝えていくと分かりやすく、興味が持てるのではないか、と確認していきました。
その後、南小国中学校の学校行事について、体育大会、南中文化の日、球技大会、スケッチ大会等の写真を生徒たちに提示しながら、その内容を英文で書いていく活動を展開していきました。
自分たちが、伝えたい行事の写真を1つ選び、班で話し合っています。
オンラインでも行われており、活動の様子がカメラで撮影されています。
生徒たちは、物怖じすることもなく、いつも通りに活動しています。
リモートでの授業の配信は、初めてのことで、廊下にはいくつものパソコンやタブレットが置かれ、数人の職員やICT支援員の方の支援が行われていました。
特に、音声を拾うのが難しく、途中で何度もマイクの切替が行われました。
授業の最後には、各班で考えた文章が発表され、限られた時間ではありましたが、生徒たちはしっかり対話をして、主体的に活動を行いました。
教室の後方には、役員の先生が手がずらりと並ばれ、授業のようすを参観されています。
授業のまとめが丁寧に行われ、「学校行事や活動の様子・状況を伝えるためには、場所、時期、感想を入れると伝わりやすい。」とまとめられました。
この活動は、今後も続いていき、久保田先生のご家族に伝わるように学習を進めていきます。
また、久保田先生からは、「もう少し詳しく書いた方が、分かりやすい」とアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
どのような紹介文になるのかが楽しみです。(教頭 高田)
コミュニケーションタイム(地域清掃)
昨日(11/19(金))午後、生徒会執行部主催で、コミュニケーションタイムが行われ、縦割り班活動で地域清掃活動が行われました。
生徒会執行部が開会行事を執り行い、その中で清掃の目的を
1 これまで続けてきた伝統を続ける。
2 地域の方に感謝をつたえる。
3 自分たちの日頃の頑張りを伝える。
と生徒会長から話をして、活動を始めました。
管理センター、ガソリンスタンド、市原保育園、学校周辺、山村広場、清流寮周辺等
学年を超えてのPC班(縦割り班)活動で指定された場所を清掃活動しました。
日頃なかなかできない場所も、時間の許す限り清掃しました。
バケツに水を入れて運び、雑巾でガードレールを磨いた班もありました。
なかなかそこまで行う学校はないと思います。
清掃活動が終わり、閉会行事では生徒会執行部からまとめがあり
「みんなが一生懸命に取り組んでいたので、とてもうれしかった。」
と思いをのべました。
会長が開会行事で確認した3つの目的は達成できたと思います。
企画した生徒会執行部のみなさん、生徒のみなさん、先生方
お疲れ様でした。 (教頭 高田)
前期中間テスト
11月18日(木)、19日(金)の2日間で前期中間テストが行われます。
2年生は、英語でリスニング中です。
一言も聞き逃さないように、集中して取り組んでいます。
1年生は、理科でした。
物質の変化や光の屈折等の問題に丁寧に取り組む姿がありました。
毎日テスト範囲の課題にも取り組みながら
テストに臨んでいます。
学習の成果が出ることを期待します。
3年生は、さらに集中した態度で試験に臨んでいました。
英語のリスニングの内容も難しくなっていきます。
生徒会執行では、前期中間テストに向けて
左のチラシのように
学年を超えた教え合い活動を行っていきました。
学力向上に向けて、生徒主体の様々な取り組みが始まっています。
今後継続していくことで、どんな化学反応が見られるのか、とてもたのしみです。
(教頭 高田)
県PTA研究大会宇城大会
11月13日(土)に、県PTA研究大会が行われました。
コロナ禍ということで、参加人数と参加分科会は制限され、4会場に分かれての開催でした。
今回は、PTA会長と教頭の二人で宇土市民会館で行われた第二分科会(特別支援教育)に参加しました。
分科会で行われた講演では、ルーテル学院大学の河田 将一 副学長 が特別支援教育の視点とPTA組織との
つながりについて丁寧に話をされました。
多様性と共生の社会の形成が求められている中で、すべての子どもたちがともに学ぶための体制の整備と
就学前からの関係機関との切れ目ない支援の重要性についての内容でした。
「子どもたちのとる行動には、その行動の理由となる背景がある。そこを知らないで、叱られてばかりいると子どもは傷つき、自尊感情は低下していく。」という言葉が印象に残りました。
来年度は、山鹿で開催されます。 (教頭 高田)
町教育委員会訪問
本日は、午前中町教育委員会による学校訪問が行われました。
教育委員会から教育長をはじめとする8名に来校いただき、授業の様子を参観していただいたり、学校経営説明をして意見の交換等が行われました。
1年2組、英語の授業の様子です。
活発に発言する様子が見られました。
電子黒板では、英語で落語をする外国の方の動画が流され、
自分たちが学習したフレーズが実際に会話で
使用されているのを見て、英会話をより身近なものに感じていました。
1年1組、音楽の授業の様子です。
うつくしい合唱をするために、どんなことに気を付けて歌えばいいのか
を自分たちの合唱と見本の合唱を比較して
考えていきました。
3年生のバレーボールの授業の様子。
さすが3年生、ラリーもさることながら
鋭いスパイクを打っていました。
そのうちのひとチームがとても強く、そのチームと対抗するためには、
チームで戦術やローテーションをどのように工夫したらいいのか、
など考えて活動する姿がありました。
2年生の国語。
平家物語の群読です。
グループごとに、練習した古典の場面を、言い方を工夫したり、
場所を超えたり、音を鳴らしてみたりと様々な工夫をして、臨場感を
だしていました。
どの授業も、生徒が主体的な学びに導かれるような授業づくりが行われていましたし
何よりも生徒たちの授業に臨む姿勢は、積極的ですばらしいものがありました。
本日、訪問していただいた教育委員会の皆様にも、生徒たちの授業に臨む姿勢を高く評価していただきました。
また教育委員会の皆様、半日の訪問ありがとうござました。 (教頭 高田)
県中体連駅伝大会
先週11月12日(金)に熊本県民総合運動公園陸上競技場周辺で、県中体連駅伝大会が行われました。
朝8時前、駅伝メンバーがこれから挑むレースへの意気込みを述べていきました。
緊張が伝わってきます。
これまで数回試走していますが、県大会出場では、どんな走りになるのか、不安と期待が
入り交じっているようです。
あさから、挨拶運動の生徒をはじめとして、たくさんの生徒たちが
見送りました。
現地での応援はできないので、南小国で応援しています。
…1時10分スタートをして、引率の職員から随時連絡が入ってきました。
その連絡からも、メンバーの頑張りが伝わってきました。
3年生中心のメンバーで、7年ぶりの県大会出場で私たちに夢と希望を与えてくれました。
サポートしてくれたメンバーやメンバーの頑張りをみていた生徒たちにも勇気を与えてくれました。
本当にありがとうございました。南小国町の誇りです。
保護者の皆さま、関係者の皆さま、郡大会での激戦を制し県大会まで、多くのサポートをありがとうござました。(教頭 髙田)