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行事

いよいよ始動…ソーシャルコンポスト

11月4日(金)放課後、ファブラボのみなさんと本校の環境委員、給食委員、生徒会執行部でソーシャルコンポスト大作戦が始まりました。

 

 まずは、コンポストで育てるミミズ約1500匹と土を馴染ませるための活動を行いました。

 

 左の写真の袋の土の中にミミズが入っています。

 

 子どもたちは、恐る恐る袋の中を覗き込んでいます。

 

 なかなかミミズを見たり、触ったりという経験は少ないようです。

 

 

 

 コンポストに土が投入されました。

 

 左のコンポストは、先日ソーシャルコンポストについての講話をしていただいた三浦 紋人 様

 

 が本校に寄贈していただいたものです。

 

 ミミズは、雨風や強い日差しを嫌がるためにどこに設置するのか、検討しながら作業を進めていきました。

 

 また、給食の残菜をコンポストに投入していくわけですが

 

 

 給食委員や環境委員など、実際に活動する子どもたちが活動しやすい場所にすることも

考慮していきました。

 

 左の土地の中にミミズが入っています。

 

 ミミズは、残菜を何でも投入すればいいというわけではなく、好きなものとそうでないものを

 

 分別して入れていく必要があります。

 

 慣れるまでには、難しい作業かもしれません。

 

 

 子どもたちは、意欲的に活動していました。

 

 今後、このコンポストから作られたものが、草や野菜の肥料となり、循環していくことを目指しています。

 

 ミミズと土地とが馴染むまでには、約1週間ほどかかるとのことで、その後本格的な活動が始まります。

 

 ファブラボのみなさん、ありがとうございました。  (教頭 髙田)

 

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草原学習

11月2日(水)4校時に2年生で草原学習が行われました。

2年生は、10月3日(月)に草原学習の一環として「押戸石」に行き、校外学習を行いました。

そこで草原の役割や野焼きの意義等について講話などを行い、学習を進めてきました。そのまとめの時間でした。

 

 各班が、草原の役割や野焼きの効果について、調査した内容について発表していきました。

 

 草原学習を始めた最初のころは、「野焼き」に反対意見や賛成意見、様々ありました。

 

 反対意見としては、「野焼きによって生物が死んでしまうし危険である」ということ、賛成意見としては、地下水の涵養や害虫の駆除、産業への貢献等がありました。

 

 今回の発表では、すべての班で草原の役割の大きさや大切さに改めて気づいており、反対意見の班も「野焼きは必要である。」という意見をまとめていました。

 

 

 さらに「害虫」とされる生物にも生態系の中で役割があり、絶滅させるのではなく、数を減らし

バランスを保たせ、生態系を維持することが大切である、というけ意見もありました。

 

 自分たちが抱いた疑問に対して、予想を立てながら調査し、協議していきながら、結論を出していく…。主体的で対話的で深い学びが行われていまた。

 

 2年生のみなさん、ありがとうござました。(教頭 髙田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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町英語部会授業参観

 11月1日(火)の午後、本校で町教育研究会英語部会研修会を行い、5校時に1年生の授業参観、その後、小学校、中学校の先生方で英語の授業づくりや指導計画等についての協議を行いました。

 単元のまとめの授業で、自分が英語で書いたレポートについて、生徒一人一人が聞いている人に分かりやすく伝えることを意識していきました。

 

 最初に、レポートを発表する際に、原稿ばかりを見るのではなく相手を見る、ジェスチャーを入れる、大きな声で発表する、イントネーションに気を付ける…など発表する際のポイントについて確認していきました。

 

 生徒たちは、発表が待ち遠しいようで、積極的に挙手して発表の順番を決めていきました。

 

 現在、小学校では3、4年生で外国語活動、5、6年生で外国語で英語を学習しています。

 

  アルファベットは、小学校で習得する内容で、中学校入学後にはアルファベット等の練習等

 は、ほとんど行いません。

 

  1年生は、全員が自分のレポートについて発表していきました。なかには、比較的長い内容を発表する生徒もいて驚きましたし、全員が発表することができていたことに何より驚きました。

 

 1年生のみなさん、ありがとうございました。

 

 その後、小学校と中学校との指導計画等の内容等を確認し、小学校でどんな力をつけて、中学校でどのように伸ばしていくのか、有意義な協議をすることができました。

 

 各小学校の担当の先生方、貴重なご意見をいただきありがとうございました。(教頭 髙田)

 

 

 

 

 

 

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「くまもと教育の日」阿蘇フォーラム(大会テーマ:Quality of Life)

10/29(土)、午後に西原村総合体育館を会場に、「くまもと教育の日」阿蘇フォーラムが開催されました。

 

 昨年度は、新型コロナウィルス感染症の影響で集散形式ではなく、動画配信でしたが、本年は参加人数を制限しつつ開催されました。

 本校からも9名のPTA会員の方に参加していただきました。

 研修Ⅰでは、「GIGAスクール構想は「現在進行形」~子どもたちの将来につながる学びを~」というタイトルで、熊本県教育庁 城井 順一 様に、現在文部科学省、そして熊本県が推し進めているICT等を活用した学校での学びについてお話をいただきました。

 

 研修Ⅱでは、「親の学びブロググラム」と講演「子どもの力を伸ばす 大人の関り」が実施されました。講演では、昨年度阿蘇郡市でSSWをされていた古閑 智子様が話されました。

 そのなかでは、「人は、怒られると本音は語らない。怒っても子どもの真のニーズには届かない。話をしっかり聞くことで、解決に向かう力となる。ほめる際は、結果よりもプロセスをほめることが大切。わが子をしっかり観察し、一緒にその理由を考え、一緒に対策を考える。これを繰り返していくことで、自己理解が進み、自己コントロールする力がついていく。」と話されました。私自身の子育てや子どもたちとのかかわりを振り返る機会となりました。

 また、ご多用中にもかかわらず参加していただきました会員の皆様、ありがとうございました。  (教頭 髙田)

 

 

 

 

 

 

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みんながワクワクして楽しめる場所に…。

本日(10/28(金))、2校時に高橋町長 様をゲストティチャーとしてお招きし、3年生社会科(公民・「地方自治」)の授業を行いました。

 最初に、高橋町長は、南小国町への思いを語られました。

 

 中学生のころは、この町が好きではなかった、何もない、早くここから出たい、という思いで

高校、大学に進学をした。

 

 しかし、南小国町から出て、「外の世界」を見たことで、南小国町の良さが分かった。

 

 そして、この町をよくしたいという思いがふつふつと沸いてきた。ここに住むみなさんが笑顔で暮らせる町にしたい、という思いが強い、と話されました。

 

 

 次に、町の課題について子どもたちに問われました。

 

 人口減少、少子高齢化、交通安全への意識、木材等の資源の有効活用、交通網の整備等が出されました。

 

 現在南小国町の高齢化率は、40.6%、自動車運転免許を返納されている高齢者には、タクシーチケット等を配布している等、町の現状や取組についても町長から補足していただきました。

 

 これらの現状を踏まえて、町長から「「旧JA跡地」をどう開発していけばいいか。」という課題が出されました。

 また、この課題にあわせて、「町の中心部にいろいろな機能を集中させていきたい」「みんながワクワクして楽しめる場所に」というコンセプトを話されました。

 

 それらを受けて、子どもたちは班ごとにプランを考え、現時点でのプランを発表していきました。

 

 今後、公民の「地方自治」の学習で地方自治や行政等のしくみの学習を経て、提案プランを練り上げていきます。

 

 どんな提案になるのか、楽しみです。

 

 ご多用中にもかかわらず、町づくりへの沸き上がる、熱い思いをお話しいただきました高橋町長様、ありがとうございました。

                  (教頭 髙田)

                                

 

   

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