学校生活(ブログ)

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笑う 「親の学び」講座(次世代編)

 本日(22日)の5・6校時、2年生は「親の学び」講座(次世代編)を行いました。講師は、菊池教育事務所の水上 社会教育主事で、県教育庁社会教育課の 田原 審議員、小園 主幹及び 工木 社会教育主事もご参観されました。
 「親の学び」講座とは、県教育庁社会教育課が推奨しているプログラムで、特に次世代編は、間もなく大人になる高校生や中学生が、大人になったときや親になったときに必要な「自立」や「将来働く上で必要な力」等をメインテーマにしています。
 最初は生徒たちにも若干堅さが見られましたが、水上社会教育主事がとても気さくで愉快な方なので、いくつかのアイスブレーキングの後、だんだん雰囲気が盛り上がってきました。本日のテーマである「自分の将来設計に向けてやっていくことを考えよう! ~社会で求められる人になるために~」の活動になった頃には、各グループで活発な意見交換が行われていました。
 ちなみに、企業の社長さん方が「新卒採用の選考にあたって特に重視した点」は、1位:コミュニケーション能力、2位:主体性、3位:チャレンジ精神だそうです。実際に自分たちが大切だと話し合った資質・能力とは違っていたグループもあったかもしれませんが、大事なことはしっかり自分の将来と向き合うです。このプログラムが、そのきっかけになりそうな生徒の表情も見てとれました。
 なお、講座中に提示された「中高生が思い描く将来についての意識調査2021(ソニー生命保険株式会社)の「将来なりたい職業」調査における、「教師・教員」が男子高校生は5位(9.5%)、女子高校生は3位(10.3%)という結果は、教員不足の現状からすれば、少し意外に感じました。現在の中・高生には、ぜひその志望を持ったまま社会人になってほしいと思いました。
 この活動を通して、もうすぐ小学校も含めた義務教育9学年の最高学年となる2年生に、しっかりした考えを持つ生徒が増えるのではと期待を持ちました。また、水上 社会教育主事の多様な意見を認めるというスタンスでのプログラムの流れは、本校教職員にとっても大変参考になるものであったと思います。