給食室から
魚をたくさん使った給食
今日の給食:麦ごはん 牛乳 魚と高菜の炒め物 かつおと昆布の和え物 豆腐のみそ汁
魚と高菜の炒め物は、白身魚の角切りに澱粉、小麦粉を混ぜたものをつけて、油で揚げます。その後高菜を炒め、調味料を入れて素揚げしたじゃがいもと一度茹でたにんじんと一緒にからめて作っています。少し手の込んだ料理ですが、魚が苦手な人も美味しく食べられると思います。
今日は、主食・主菜・副菜・汁物がそろった献立です。食器の位置を確認しながら食べてもらいました。
貧血予防に「レバー」
今日の給食:食パン 牛乳 元気がでるレバー ワンタンスープ マーシャルビーンズ
今日は貧血予防に元気が出るレバーにしました。レバーには鉄分が多く含まれています。鉄分は赤血球を作る成分のひとつで、全身に酸素を運ぶ働きがあります。そのため、鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血になり、身体が重い・疲れやすい・息切れするなどの症状が出るそうです。また、酸素が十分に脳に行きわたらないことで、集中力や思考力の低下にも繋がります。
鉄分は食べ物では赤身の肉、あさり、かき、ほうれん草、ひじき、豆腐などに多く含まれていますが、意識して摂らないとなかなか食べない食品でもあります。
今日は苦手な人も食べやすいように調理しています。どうだったでしょうか?
ふるさとくまさんデー「菊池市」
今日の給食:菊池丼 牛乳 にんじんサラダ すまし汁
毎月19日は食育の日です。熊本県では「ふるさとくまさんデー」として、地域の食材や郷土料理について紹介しています。
今日は少し早いですが、「ふるさとくまさんデー」として「菊池市」の味を紹介します。
菊池市は水田ごぼうが有名です。水田で栽培されるごぼうは、一般的なごぼうと比べて白く、柔らかく、曲がりが少なく、あくが少ないのが特徴です。今日は菊池市の水田ごぼうを使って菊池丼にしました。
また、菊陽町では、「にんじん」がたくさん育てられています。熊本県のみならず、西日本でもトップクラスの生産量があるそうです。菊陽町でにんじんがたくさん育てられているのには理由があり、菊陽町は阿蘇火山の近くに位置しており、「黒ボク土」という火山灰が積もってできた黒くぼこぼこした土が多く、これがにんじんの栽培に適しているそうです。今日は菊陽町の「にんじん」を使ったにんじんサラダです。菊池市の味は楽しめましたか?
疲労回復に「鶏肉の梅風味焼き」
今日の給食:麦ごはん 牛乳 鶏肉の梅風味焼き 昆布のさっぱり和え かきたま汁
鶏肉の梅風味焼きは、鶏肉に塩こしょうで下味をつけ、ねり梅、ゆかり、砂糖、みりん、澱粉を混ぜ合わせ、オーブンで焼いています。梅にはクエン酸が含まれおり、疲労回復に効果的です。ゆかりを混ぜているので、梅が苦手な人でも食べやすくしています。
また、かきたま汁のたまねぎは、朝食サポートをしてくださっている地域の方からいただいた「玉ねぎ」を使いました。
感謝していただきました。ありがとうございました。
スタミナ満点キムタクごはん
今日の給食:キムタクごはん 牛乳 厚焼卵 野菜のマヨあえ 豆腐のすまし汁
キムタクごはんは、長野県野尻市が発祥といわれています。長野県は漬物文化が盛んですが、最近は子ども達が漬物をあまり食べないようになり、それを美味しく食べてもらうために作られたのが始まりだそうです。キムタクごはんは、栄養バランスも抜群です。キムチに含まれる乳酸菌には整腸作用があり、辛味成分であるカプサイシンには脂肪を燃焼させる効果が期待できるそうです。また、豚肉にはビタミンB群も豊富に含まれており、体内でお米の炭水化物を燃焼させ、エネルギーにかえるのを手助けする働きがあります。