日誌

2022年12月の記事一覧

第3回学年PTA、多くの参観と懇談に感謝。

12月9日、第3回PTAが開催されました。今回の授業参観は、担任以外の先生による授業でした。1年1組は技術、1年2組は英語、2年1組は社会、3年1組は音楽、若葉学級は国語でした。懇談会では、2学期の振り返りを行った後、1学年は「来年度の修学旅行の概要 等」、2学年は「修学旅行の上映会 等」、3学年は「進路 等」について懇談を行いました。また、1・2学年の懇談会に私も参加させていただき「来年度からの通知表の年2回の発行」について説明させていただきました。多くの保護者の皆様に、授業参観と学年懇談会に足をお運びいただき、本当にありがとうございました。「元気な学校」「成長できる学校」を共に創っていきましょう。

研究授業 特別支援学級(若葉学級)数学「数と計算」

12月7日、特別支援学級(若葉学級)の数学の研究授業「数と計算」を行いました。本時のめあては「かずを ただしく かぞえるほうほうを みつけよう」です。導入で動画視聴やブロック並べの操作学習を行いました。メインの学習では、4つの方法で数を数え、どの方法が正しく数えることができるかを判断しました。生徒はしっかり練習し、しっかり考え、しっかり伝えていました。成長を実感する時間となりました。

 担任の先生は、「子どもファースト」の立場で、授業に、教室環境に、そして、子どもに向き合っています。特別支援教育は、まさに「教育の原点」です。

 

生徒代表発表「高校に向けて」(挑戦→続ける→幸福感)

12月8日、第5回生徒集会が行われました。今回は次の4つの内容でした。①生徒代表発表「高校に向けて」 ②先生代表発表「2つの挑戦」 ③体育委員会の発表「持久走のポイントをクイズで紹介」 ④保健委員会の発表「換気の実験を3つのペットボトルで検証」どれも工夫があり、引き付けられる発表でした。この中から、生徒代表発表を紹介します。

 今、僕たち3年生は、将来の夢をかなえる最大の通過点である「高校」に入学するために、日々勉強を頑張っています。僕は、将来家の仕事を継ぎたいと思っているので、南稜高校へ入学したいと思っています。そのために、今毎日のように仕事を手伝っています。家が農家なので、牛を飼っていて、その牛のえさやりをしています。わらのロールを持ってきて、それをバラバラにして、牛にあげるという仕事です。これは4月からやっていることで、最初は毎日が憂鬱でした。とても大変で、毎日疲れていました。しかし、1~2か月くらい続けると、意外に体も慣れてきて、楽しさも生まれてきました。この体験は、勉強面にも生かせると思っています。勉強も最初はきついけれど、そのきつさに負けすに続けていくことで、達成感も出てきます。なので、今、目の前に迫ってきている入試に向けて頑張っていきたいです。

 まさに「体験からの学び」です。素敵です。挑戦し、やり方を知り、やり続けることにより、心に「幸福感」が出てくる。これは、脳科学の面からも明らかになってきていることです。また、今回も、発表の心構え(「原稿なし発表」+「目線」)が良かったです。委員会の発表も含めて、発表力が確実に向上しています。

人権作文熊本県大会、奨励賞受賞作品「男女差別の『かべ』」

人権作文に全校生徒が取り組みました。1学期末に1時間人権作文を書く時間を設定し、その続きを夏休みに仕上げました。そして、数点が学校代表として人吉球磨大会に進みました。そして、また数点が人吉球磨代表として県大会に進みました。その中で、本校の1年生の作品が「県大会奨励賞」を受賞しました。作品名は「男女差別の『かべ』」です。400字詰原稿用紙5枚に、自分の体験や思い、考えをしっかりと綴っていました。作品の導入部分とまとめの部分を紹介します。

 男女差別の「かべ」

(導入部分)私は、小学校6年生の時、応援団長になることにした。周囲の人からは何度も「女の子なのに」と言われた。ほめ言葉として使ったのかもしれない。普通は男の子が応援団長をするから、私を珍しい人間だと思ったのかもしれない。これが、今の日本の現状なのだ。このように、男と女を分けて考える習慣が続いてもよいのだろうか。

 (まとめの部分)未来の子ども達には、自分の個性が認められ、男女関係なく、平等に接してもらえる社会で生きていってほしい。そのために、私達がしっかり男女差別をなくすための明確な目標を立て、一人ずつでも、少しづつでも、日本のよりよい未来をつくる行動を続けていくべきなのだ。男女差別の「かべ」を壊すため、私は訴え続ける。

 

生徒会役員へ立候補者多数!まさに挑戦。そして成長。

12月5日に生徒会役員の立候補の受付が終了しました。会長・副会長・書記に、なんと16名が立候補したのです。近年まれにみる立候補者の多さです。まさに、生徒会のスローガン「挑戦」です。12月15日の立会演説会及び選挙に向けて、選挙運動(登校時、朝自習時、給食時の放送)が12月9日から12月15日まで行われます。立候補者と責任者のみならず、3年生を含め104名全員が、「相良中学校をどんな学校にしていくのか。」しっかりと考え合ってほしいと思います。16名の「挑戦」は、個人の成長は勿論ですが、学校の成長にも大きくつながっていきます。