学校生活

2019年11月の記事一覧

進路講話 平田俊清様

 11月27日(水)に進路指導の一環として「ようこそ地域の先輩」と題して講演会を開き、講師に坂瀬川出身の平田俊清さんをお迎えしました。平田さんは昭和30年に坂瀬川中学校を卒業され、高校や大学を経て東洋通信機株式会社(現在のエプソン)に入社後、主に「航空機衝突防止システム」や「航空衛星通信システム」や「標準時刻システムの電波時計タイムコード」等の開発に携わってこられました。80歳を迎えられた現在でも、総務省や国土交通省、経済産業省の委員をお務めとのことです。平田さんが航空関係の仕事を目指されたのは、幼い頃に飛行機同士が衝突し数百人の尊い人命が奪われるという事故を知り、航空事故から人命を守りたいという思いに駆られたからだそうです。1年の田尻皐太君は「一番印象に残ったのは『研究の過程でたとえ人から様々なことを言われながらも自分の信念を曲げずに、あきらめないことが大切である』という言葉でした。」と感想を話していました。
 この講話は、生徒達がこれから進路を選択する上で大いに参考になりました。平田俊清さん、ありがとうございました。これからも苓中生を応援してください。

卒業生の先輩方からプレゼント!

 このたび古稀をお迎えになった昭和41年3月卒業の同窓生の皆様から、苓北中学校の教育活動に役立ててほしいということで記念品代が贈呈されました。
 11月11日(月)に同窓生を代表して、池﨑健介様と松本良雄様が来校され、当時の苓北中の様子やこれからの苓中生への思い等を伺いながら記念品代をいただきました。なお、11月3日に開かれた古稀の同窓会には卒業生244人中62人が集まられたそうです。これからも苓北中を応援していただくようお願いいたします。

 また、昭和46年3月卒業(218人)の同窓生有志の皆様10人が、11月16日(土)に正門の両脇の花壇にパンジーを植えてくださいました。有志の池﨑修治様は、「この取組は後輩の中学生のために55歳から始めた。これからも続けていきたい。」と話してくださいました。
 正門脇の花壇は国道からもよく見え、学校を訪れる人の心を和ませてくれます。これからもこの花壇を全校生徒及び全職員で大切にしていきたいと思います。

郡市音楽会に3年2組出場!

 11月15日(金)に、天草市民センターで第66回天草郡市小中学校音楽会が開催され、本校から3年2組が出場しました。3年2組は10月16日の校内合唱コンクールで最優秀賞を受賞し、その後も郡市音楽会に向けて毎日練習を重ねてきました。発表曲は「心の瞳」(指揮 福田朝陽君、伴奏 田中真央さん)と「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ」(指揮 山﨑陸心君、伴奏 田中暁子さん)の2曲、生徒たちは700人の観客を前に美しいハーモニーを響かせていました。講師の辻田和利先生からは「素直で丁寧な歌い方ができており、強弱などの表現の工夫もありました。」という講評を、中村理恵先生からは「1曲目は女声が特に美しく、2曲目は男声の響きやソプラノの透明感とアルトの安定感が印象的でした。」という講評をいただきました。
 郡市音楽会出場を通して得た、感動や感謝などを心の宝物として大切にしてほしいと思います。これまで支えていただいたり、当日応援に駆け付けてくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

落語鑑賞! 租税落語 笑福亭鉄瓶さん

 本校は昨年度から2年間にわたり、国税庁から「租税教育」の研究指定を受けておりますが、その一環としてプロの落語家を招いて租税落語鑑賞会を11月5日(火)に実施しました。講師として大阪の笑福亭鶴瓶さんの弟子の笑福亭鉄瓶さんをお迎えしました。生徒たちは、初めて本物の落語を見て、時折爆笑しながら、税金を納めることの重要性について、楽しみながら話を聞いていました。なお、生徒が舞台に上がって、落語でうどんを食べる場面を手と扇子で表現する体験コーナーもあり、“中学生落語家”は見よう見まねで一生懸命に体験していました。
 この租税落語をきっかけとして、これからも「税」に興味をもち、将来的に納税の義務をしっかりと果たすことのできる責任ある大人に成長してほしいと思います。