学校生活

進路講話 平田俊清様

 11月27日(水)に進路指導の一環として「ようこそ地域の先輩」と題して講演会を開き、講師に坂瀬川出身の平田俊清さんをお迎えしました。平田さんは昭和30年に坂瀬川中学校を卒業され、高校や大学を経て東洋通信機株式会社(現在のエプソン)に入社後、主に「航空機衝突防止システム」や「航空衛星通信システム」や「標準時刻システムの電波時計タイムコード」等の開発に携わってこられました。80歳を迎えられた現在でも、総務省や国土交通省、経済産業省の委員をお務めとのことです。平田さんが航空関係の仕事を目指されたのは、幼い頃に飛行機同士が衝突し数百人の尊い人命が奪われるという事故を知り、航空事故から人命を守りたいという思いに駆られたからだそうです。1年の田尻皐太君は「一番印象に残ったのは『研究の過程でたとえ人から様々なことを言われながらも自分の信念を曲げずに、あきらめないことが大切である』という言葉でした。」と感想を話していました。
 この講話は、生徒達がこれから進路を選択する上で大いに参考になりました。平田俊清さん、ありがとうございました。これからも苓中生を応援してください。