おいしい給食お届けします

給食室から

2月22日(木)の給食

献立:ゆかりごはん、牛乳、おでん、山吹和え

今日のおでんにも、鹿本町産の里いもを使用しています。地産地消で、とてもおいしいこの里いもは、鹿本にお住まいの農家さんが家族3人で作られています。土垂(どだれ)という品種で、1つの種芋から13個~16個ほどの里いもが収穫できるそうです。種芋を植えるのが、3月20日頃。収穫できるのが9月~2月終わり、長ければ3月頃までになります。残念ながら、今年度は今日で給食の使用は終わってしまいますが、また9月頃においしい里いもが食べられると思います。旬の時期しか食べられないものは、次の楽しみになりますね。

2月21日(水)の給食

献立:黒糖パン、牛乳、みそ煮込みうどん、人参サラダ

この日は人参を沢山使った「人参サラダ」を作りました。人参は、皮膚や粘膜の維持、目にとっても良い栄養が含まれています。普段捨てている皮や葉っぱにも栄養が含まれています。特に皮の方には、β-カロテンという栄養が多く含まれています。このβ-カロテンは、体の中でビタミンAに変化したり、抗酸化作用のある栄養です。油と相性が良いので、炒めたり、揚げ物にするのがオススメです。今回は和え物にしたため、ドレッシングにオリーブオイルを入れて、栄養の吸収率をアップさせるように工夫してみました。

2月20日(火)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、けんちん汁、魚のオーロラソース、キャベツのサラダ

この日の給食に使っている野菜は、全て熊本県産の野菜です。その中でも、里いもときゅうりは山鹿産のものです。山鹿中学校でも、インフルエンザが増えてきています。予防のためにも、いつもより意識して「バランスの良い食事」、「適度な運動」、「十分な睡眠」を心がけるように、給食委員会からお昼の放送で呼びかけを行いました。バランスの良い食事は、ぜひ給食を参考にしてください。

2月19日(月)の給食

献立:南関あげ丼、牛乳、節そうめん汁、おひたし

今日はふるさとくまさんデーの献立です。今月は玉名地区の献立を取り入れました。南関あげは、南関町に江戸時代から伝わる油揚げです。一般的な油揚げと比べて大きく作られ、パリパリとしています。これは、油揚げに含まれる水分が一般的な油揚げに比べて少ないためです。そのため、常温で2、3か月程度保存ができます。節そうめんは、 手延べ麺を作る際に出来る副産物です。棒で伸ばし、つるして乾燥する時に棒にかかっていた部分を、乾燥後に切り分けたものです。そのため、麺の太さが様々な特徴があります。

2月16日(金)の給食

献立:ミルクパン、牛乳、中華卵のスープ、肉団子の甘酢あえ

この日の給食に使った山鹿産の食品は、卵スープに入っている卵ときくらげです。卵はいつも新鮮なものが給食室まで届きます。今日は15kgの卵を使いました。きくらげは、乾燥させたものを水で戻して使っています。山鹿にある工場で作られています。きくらげは、きくらげの菌を管理して育てられているため、他の菌を工場内にもちこまないように、衛生管理などを厳しく管理されています。地元の食材は新鮮なものが食べられ、おいしいので嬉しいですね。

2月15日(木)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、大豆の磯煮、かつお和え

ひじきには、色素成分にフコキサンチンという栄養が含まれています。この栄養は、抗酸化作用があり、肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防に効果があると期待されています。ひじきには、カルシウムも含まれています。ビタミンCが含まれている食品と一緒に食べると、吸収率がアップします。この日はじゃがいもと一緒に煮て作っているため、吸収率もアップしています。

2月14日(水)の給食

献立:抹茶蒸しパン、牛乳、ウィンナーのスープ、ビーンズサラダ、エクレア

今日は2学期に行ったリクエスト争奪戦で1の3のリクエストだった「抹茶蒸しパン」を作りました。抹茶は鹿北町の岳間で作られたものを使用しました。今日はバレンタインデーでもあるので、中にはチョコチップを入れています。日本ではチョコレートを渡すイベントですが、他の国ではチョコレートではなく、メッセージカードやお花をプレゼントするところが多いようです。

2月13日(火)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、ワンタンスープ、鶏とれんこんの中華炒め

この日のワンタンスープに入っているニラと、中華炒めに入っているれんこん、ピーマンは、山鹿産の野菜です。全部きれいで立派な野菜でした。その中でも、今日はピーマンの栄養について紹介したいと思います。ピーマンは、なんと1個でレモンと同じくらいのビタミンCが含まれています。緑色が濃い色ほど沢山のビタミンCが含まれています。完熟して赤くなった、赤ピーマンは、β-カロテンという栄養も多くなり、甘みもアップします。油で炒めて食べる調理がオススメの食品です。ちなみに、パプリカは、ピーマンの仲間ですが、別種類のものです。

2月9日(金)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、マーボー豆腐、中華和え

今日の中華和えには、鶏ささみを使いました。鶏ささみは、他の肉のよりも、タンパク質が多く、低脂肪な食品です。タンパク質は筋肉など人の体になる栄養のため、スポーツする際にはぴったりな食品です。低脂肪のため、ダイエットにもオススメです。パサついているのが苦手な人は、加熱する前の肉に塩麹を漬け込んでおくと、柔らかくなります。下味もつくので、おいしく食べられますよ。

2月8日(木)の給食

献立:つなひきよいしょ、牛乳、かきたま汁、ちくわの磯辺揚げ、即席漬け

今日は山鹿の味再発見の献立です。「つなひきよいしょ」は、山鹿の調理員さんが考えた献立です。不動岩、権現山の綱引きのお話から考えられました。うるち米ともち米、大豆と小豆を入れたご飯です。もち米と豆が入っているので、かみ応えがあり、満腹感もでます。今日の大豆は、鹿本町産の大豆を使用しました。

2月6日(火)の給食

献立:ハヤシライス、牛乳、きゅうりのごまサラダ

今日はもやしについて紹介します。もやしは豆などの種子を水に浸し、日光に当てずに発芽させたものです。もやしは意外と栄養価が高い野菜です。豆とは違い、ビタミンCや消化酵素を合成します。もやしに含まれるビタミンCは、熱に弱いため、さっとゆでるのがオススメです。食物繊維も豊富に含まれているため、便秘や肥満予防、また、腸を掃除してくれるため、大腸がんの予防にも良い食品です。

2月5日(月)の給食

献立:セルフおにぎり、牛乳、肉じゃが、かつおと昆布の和え物

この日のセルフおにぎりの「のり」は、熊本県漁業協同組合連合会からいただきました。のりは、昔から日本人が好んで食べてきた食品です。西暦701年には、大宝律令で産地諸国の産物に指定されました。この法の施行日が2月6日だったことから、毎年2月6日は「のりの日」とされました。のりは、良質のタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。頂いたのりは香りも良く、パリパリとした食感が楽しめました。子ども達の残菜も少なかったです。

2月2日(金)の給食

献立:丸パン、牛乳、野菜スープ、チーズサラダ、サツマイモとりんごの重ね煮

この日はサツマイモとりんごの重ね煮を作りました。レーズンが入っているため、苦手な人もいたかもしれません。しかし、レーズンは、含まれているエネルギー量が多く、ビタミンB群や鉄分、カリウムなどの栄養が沢山含まれています。手軽に食べられるため、運動をする際のエネルギー補給にもオススメです。カリウムは、体の水分量や血圧、筋肉の動きなどを調整する栄養です。塩などを取り過ぎると、ナトリウムが体の中で増えますが、カリウムはこれを排出する働きがあります。レーズンにはカリウムも多く含まれているので、苦手な人もぜひチャレンジして食べてほしい食品ですね。

 

2月1日(木)の給食

献立:ひじきご飯、牛乳、麩汁、ほうれん草と大根のマヨ和え、りんかけ

今日は一足早く、節分にちなんだ給食にしました。節分とは、季節の変わり目である、立春の前日のことを指す日本の伝統的な行事です。節分では、邪気を払い、福を呼び込む「豆まき」を行います。そのため、今日は大豆のりんかけを作りました。体の中からも邪気を払い、元気に過ごしてほしいです。大豆は「畑の肉」と言われるほどタンパク質や脂質を多く含みます。他にも、成長期に必要な鉄やカルシウムなどの栄養も含まれています。

1月31日(水)の給食

献立:わかめご飯、牛乳、のっぺい汁、千草焼き、白菜のゆず和え

今日はのっぺい汁の紹介をします。のっぺい汁は、日本全国で作られている郷土料理です。根菜類をたくさん入れた料理で、地域によって汁物だったり、煮物だったりします。そのため、少しずつ違った名前で全国に広まっています。今日の給食では9種類の食材を使って汁物にしました。熊本県では、食材を全てサイコロ状に切ることが多く、とろみをつけて仕上げます。様々な食材使っているため、食べ応えも良く、それぞれの食材の栄養をとることができます。地域でもそれぞれ違いがありますが、家庭によっても使う食材や味付けが違うようです。

1月30日(火)の給食

献立:ミルクパン、牛乳、ちゃんぽん、ごぼうとナッツのサラダ、甘酒ゼリー

今日は甘酒の紹介をします。初詣などに行った人は、神社で甘酒が配られているのを見たことがあるかと思います。その甘酒は、ご飯に米麹を加えて作られます。米麹とは、お米に「麹菌」とよばれる菌を付着させ、「麹菌」の力でお米を発酵させたものです。

甘酒は、麹菌のおかげで、お米の自然な甘みを味わうことができるのです。甘酒には「ブドウ糖」や「ビタミンB群」など、私たちの体に欠かせない栄養素が含まれ、病院で使われる点滴の成分にも似ていることから「飲む点滴」といわれることもあります。

「ブドウ糖」は脳のエネルギー源になり、脳や体をしっかり働かせるのに役立ちます。運動後に取り入れれば、素早いエネルギー補給になります。「ビタミンB群」の中でもビタミンB1はご飯などの糖質からエネルギーを作るのに必要なビタミンのひとつで、疲労回復の効果が期待できます。今日は、ゼリーにしています。体に良い効果が沢山あるので、ぜひチャレンジして食べてみてください。

1月29日(月)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、トック、プルコギ

今週も給食週間の特別献立が2回あります。今日は「トック」について紹介します。トックとは、韓国で生まれた食材で、「お餅スープ」のことです。「トッ」がお餅という意味の言葉です。元旦を祝うために、日本の雑煮のような、韓国のお餅が入ったスープを食べる習慣があります。澄んだスープに真っ白いお餅を入れて煮込むトックッには、謙虚な気持ちになって新しく始めるという意味が込められているそうです。韓国のおもちは、精米所の手づくりが定番になっており、カラフルな色の餅や雑穀やゴマなど体にいい物を入れた餅もあるそうです。

1月26日(金)の給食

献立:米粉入りかぼちゃパン、牛乳、クイッティオスープ、鶏肉とじゃがいもの塩麹炒め

今日は塩麹を使った献立です。塩麹とは、麹と塩、水を混ぜて発酵させた調味料です。日本では古くから使われてきた伝統のある調味料で、昔は漬け床などに使われてきました。今では唐揚げの下味として漬け込んだり、きゅうりに揉み込んだり、スープに加えて調理したりといろいろな料理に使われます。今日は鶏肉の下味と、味付けにも塩麹を使いました。塩麹には、肌をきれいにする、塩分を抑える、疲労を回復させる、おなかの調子をよくするなどいろいろな効果があります。ぜひ一度塩麹を使った料理をしてみてください。塩麹の凄さがよく分かるオススメの料理は、鶏胸肉に漬け込んだ料理です。鶏胸肉はパサパサしていると思っている方が多いと思います。しかし、塩麹に漬け込むと、とてもジューシーなお肉になります。焦げやすいので、加熱する際にはご注意ください。

1月25日(木)の給食

献立:麦ご飯、牛乳、米粉入りだんご汁、豆腐の田楽、かつおあえ

今日の給食週間で取り上げている食品は、「米粉」です。給食には、「米粉入りだんご汁」に使いました。今、お米の消費量は年々減っていいます。2020年のお米の消費量は1962年(およそ60年前)と比べて半分にも届きません。しかし、米粉はパンやクッキー、料理のとろみ付けに使うことで、ビタミンB1や無機質、ビタミンEなどを効率よく体に取り入れることができます。団子に練り込むとやわらかくつるりとした食感となります。だんご汁の団子を手作りするのはとても大変ですが、調理員のみなさんが頑張ってくださり、おいしくできあがりました。