校長ブログ「秘密の部屋」

2019年10月の記事一覧

【初任校】011026

 群馬大会には発表者として参加しましたので、移動と会場、ホテルでの生活のみで、残念ながら名所旧跡などを見て回る時間はとれませんでした。機会があればゆっくり訪ねたいと思います。

 2日目の夜は、熊本県からの参加者の懇親会でしたが、東部中学校の園田研之校長先生とお話をしていると、田浦中学校が初任校とのことでした。当時中学2年生だった私の弟を覚えていただいており、写真を送ったところ弟も覚えていました。学年担当は違っていたのにありがたいことです。弟に電話をかけ、話をさせてもらいましたが、「昔、園田先生が言っていたことをいろいろ思い出した。」とのことでした。

 奥様は田浦出身、古田校長先生の奥様と同級生ということも分かり驚かれていました。偶然の出会いで縁がつながります。

 校長室で卒業アルバムを見てみると、当時の3年生担任は1組園田研之先生、2組平野英明先生、3組田中誠也先生。集合写真では園田先生は生徒におんぶされピースサイン。学級写真には田浦中の現保護者の皆さんや、教育委員会でお見かけする顔がちらほら。

 学級目標は「前進あるのみ“・協力してがんばる3-1・明るく仲良く楽しい3-1・絶対に正義が勝つ3-1”どんなに苦しくても前向きな気持ちだけは忘れずにいよう。」いよいよ今年度末でご退職だそうでが、初任校での思い出はいつまでも忘れないとのことでした。(H)

 

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【全日中群馬大会3】011025

 この3日間、くまモンのネクタイ、ピンバッジで熊本県の代表だという気合をいれて臨みました。レセプションでは、群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」と写真撮影をしてきました。くまモンのような「わるぼうず」な感じのない上品な対応でした。

「新たな時代を切り拓き、よりよい社会を創り出していく日本人を育てる中学校教育」を主題とした研究協議会が終わりました。最終日は作家の横山秀夫氏(「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」等)による「自己点検のススメ」と題した記念講演が行われました。

 大会を終え、前橋市を出た時はそんなには降っていませんでしたが、東京駅付近から本降りになってきました。千葉県の大雨のニュースも入りました。

 羽田空港に到着したところ、飛行機は1時間遅れのアナウンスが入りました。成田空港が大雨のため着陸できず、羽田空港に移動した飛行機もあると言うことでした。すべての飛行機が遅れ、空港ロビーは一杯です。繰り返しお詫びの放送が入っています。

 天候が悪く、飛行機もよく揺れました。熊本空港到着は20時前、約45分の遅れでした。熊本空港のロビーにもまだたくさんの人がいます。最終便がずいぶん遅れるようです。家に帰り着くまでが全国大会です。安全運転で帰ります。(H)

 

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【全日中群馬大会2】011024

 群馬大会初日です。午後からは第5分科会で「社会的・職業的自立に向けたキャリア教育と進路指導の充実~教育活動全体を通した組織的・計画的な進路指導の充実~」と題した実践報告を行いました。隣に司会者として湯浦中の古田校長先生が座っていただいているだけで安心でした。

 私は「のど元過ぎている途中で熱さを忘れる」タイプですので、発表が始まってしまえばさほど緊張はしないのですが、流ちょうな熊本弁が伝わったかが心配です。

 田浦中ではすべての年間計画や指導計画を学校・生徒・地域の実態に適合したものか、継続する価値のあるものか、さらに工夫できることはないかといった視点から見直し、学校総体として「潤いと輝きにあふれる学校」の具現化に取り組み、成果が見えるようになってきました。

 今回の研究では、将来ほとんどが地域を離れ生活するようになるという本校生徒の実態に鑑み、組織的・計画的にキャリア教育と進路指導の充実を図ることで、義務教育最後の学校として子どもたちが将来の夢に向かって主体的に進路の選択・計画をしていく能力と、社会の変化に適応して自分の力を発揮し自立していく能力を育成することを目指しました。その取組は学力面、進路希望の実現、高校での活躍といった面の成果となって表れました。

 文字にすると表現が固いですが、いつもの調子でプレゼンはちょっとくだけたものにしてみました。発言が起こされて冊子に載るので心配です。会場では参加された全国の校長先生方から多くのご助言をいただきました。学校に帰ったら田浦中の更なるレベルアップに頑張ります。(H)

 

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【全日中群馬大会1】011023

 朝7時35分の飛行機で熊本空港を出発しました。明日からの2日間、群馬県前橋市のベイシア文化ホールを主会場に全日本中学校長会研究協議会が開催されます。熊本県からは私が報告者、湯浦中の古田校長先生が司会者として協議会に参加します。

 私は水俣市に住んでいるのですが、隣り合う鹿児島県出水市に買い物などに行くこがよくあります。昨年は全日中の鳥取大会に参加、そして今日から群馬大会に参加と、動物の名前が付く4つの県をすべてクリアし、ちょっと嬉しく思っているところです。

 群馬は文字通り「馬が群れる」土地であったという意味だそうです。県名の由来となった群馬郡は、もとは「くるまのこおり」と言い、藤原京木簡では「車」の一字で表記されていましたが、奈良時代の初めに全国の郡や郷の名を二文字の好字で表記することとなり「群馬」と書くようになったそうです。

 熊本はもともとは「隈本」。 加藤清正公が、城ができたときに「隈」には畏(おそれる、かしこまる) が入っているので、勇ましい方が良いと「熊」に変えたというのは熊本県民には有名な話です。文字通り「熊が本当にいる」県ではありません。清正公がいなければ「くまモン」もいないかと思うと。

 群馬県のHPに「ぐんまがいちばん!」という、群馬の魅力を「ぐんまちゃん」が紹介する冊子がありました。ホテルでは予習をしっかりして大会に臨みます。(H)

 

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【即位礼正殿の儀】011022

 朝からテレビを見て過ごしています。毎朝のニュースを見ている局のアナウンサー2人の服装も色使いやチーフなどに今日の日らしさを感じます。どの局でも装束や儀式の流れについて丁寧な説明がなされています。日本の歴史と文化を学ぶ良い機会です。

 テレビ台の上には18日に交換が始まった500円記念貨幣(図柄は、表面が即位礼正殿の儀で使われる「高御座(たかみくら)」、裏面が「菊花紋章と梓とハマナス」)と、先月購入したトミカの「トヨタセンチュリー」を飾ってあるのがポイントです。

 午後になり、いよいよ即位礼正殿の儀が始まりました。殿上人ではなくとも映像を通して体験できる。平安時代の人は何と思うことでしょう。この後、歴史の教科書を開いてみましょう。(H)

【追記】 翌23日は群馬県前橋市へ出張でした。上越新幹線は台風による影響のため、本数を減らして運行していました。指定席は満杯、目視で乗車率は200%。私も東京駅から高崎駅まで約50分間を立ったままでした。いつも利用されている方でしょうか「こんなに混み合ったのは初めて。」だそうです。

 私の近くに座った妙齢の女性5人グループは、昨日の即位礼正殿の儀について話をしていました。皇族の方々の装束から始まり、イギリスやオランダ王室の参列について、出席者のドレスの評価、自分の子育てと皇室の違い、長男と次男の役割の違い、天皇陛下のお人柄等、ワイドショーのコメンテーター顔負けでした。私も解説者として参加しようかと思いましたが、さすがにやめておきました。(H)

 

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