日誌

2023年4月の記事一覧

校内研修、「主体的に学び、発表力のある生徒の育成」

4月26日、校内研修を行いました。原則、水曜日の放課後は、生徒は部活動なしで下校、職員は職員会議や校内研修等を行っています。校内研修は年間17回行います。この日は「生徒の緊急時の対応」「校内研修の方向性」「部会での方向性」の3本でした。本年度の相良中の研究主題は「主体的に学び、発表力のある生徒の育成」です。1年間の方向性を確認した後、3つの部会【授業改善部会、家庭学習部会、ICT機器活用部会】に別れて協議しました。教師の一番大事な仕事である「学力向上や授業力向上」に向けた話し合いは、盛り上がるし、とっても知的です。アイディアを出し合っている先生方のこの雰囲気、実に素敵です。

毎朝の国旗、村旗、校旗の掲揚は誰が?

 

4月27日、朝の挨拶運動を終えて、職員室に向かおうとすると、2年の生徒が、運動場にある国旗を掲揚しようとしていました。その後、村旗、校旗も掲揚しました。近づいて話をすると、「生徒会で毎月交代で行っています。」とのことでした。ありがたいです。生徒会は、年間通して学校のために様々なことを行っています。「〇〇のために」の行動は、知らず知らずのうちに「思いやる力」を高めていきます。そんなことを思った朝でした。

 

体育大会の応援リーダー決定、抽選で団の色決定

4月19日、各学級に「速報」が張り出されました。次の2つの内容が書かれていました。「① 3年生の応援リーダー決定!」「② 抽選で団の色を決定!」です。給食時の全校放送で抽選が行われ、瀬口団長が赤団、中西団長が白団と決まりました。放送で抽選の実況中継を行うとは、なかなかの面白いアイディアです。すでに、3年生の応援リーダーとパネルリーダーは、4月17日から放課後の15:15~16:30に活動しています。そして、5月1日には結団式が行われ、本格的に体育大会の練習が始まります。本番の5月14日のビッグイベントまで、元気と挑戦で、成長していってほしいと思っています。

生徒会が掲げる「発表力」、1年生もなかなかの発表力です。

4月25日、1年生の家庭科の授業を参観していると、「人はなぜ食べるのだろう?」という発問に答える場面でした。写真の生徒は「頭の働きが良くなるから」と答えました。しばらく教室にいましたが、次から次に出てくるのです。合計9個もの考えが出されました。小学校からの積み重ねも大きいですが、生徒会が掲げる「発表力」についても意識しているのでしょう。なかなかの発表力でした。自分の考えを人に伝えることは、将来の「生きて働く力」になります。授業や行事等を通して、是非「発表力」を向上させてほしいと思います。

無言掃除、「静か」+「きれいにするための考動力」

4月25日、掃除の時間に、校内巡りをしました。どの場所も静かです。挨拶も会釈でします。これが、日常生活の共通実践事項として取り組んでいる「無言掃除」です。生徒たちは、自分の担当場所を、本当にきれいにしてくれます。膝をつきながら雑巾できれいにしている生徒、角端等のゴミをホウキできれいにしている生徒。また、写真のように、教室の扉を外して扉の下部をきれいにしている生徒もいました。きれいにするために、各自考えて掃除をしています。まさに、生徒会が掲げる「考動力」です。お陰で学校がきれいです。生徒の皆さん、ありがとうございます。

 

PTA総会、4年ぶり実施。同じ方向を向いた教育を!

4月21日、対面でのPTA総会を4年ぶりに実施しました。実施できて本当にうれしかったです。用意した椅子がほとんど埋まりました。数えると55名でした。約60%の参加率です。ありがたいです。校長挨拶の中で、校長としての思いを話させていただきました。その中で、次の3つのお願いをしました。

①「同じ方向を向いた教育」生徒を中心に五者連携で推進していきましょう。それは「元気と挑戦で 成長を」です。 

②「働き方改革で先生も元気」相良中の働き方改革にご支援ご協力、応援をお願いします。

③「元気を家庭・地域に発信」HPでの校長ブログと学校通信「一本道」の両方をご愛読ください。

 

過去最高、「徒歩・自転車登校90%」

昨年度、気になることの1つに、「車での送迎の多さ」を感じていました。2月に徒歩・自転車登校調べをしました。晴れの日平均57%、雨の日平均約24%でした。年度末の3月24日、交通指導担当の先生が、徒歩・自転車登校の効果として「体力」「自立」「継続」「忍耐力」が身に付くと全校生徒へ話をしました。また、4月14日、交通安全委員長が「徒歩・自転車登校100%を目指します」と全校生徒に宣言しました。4月18日、朝の挨拶運動をしていると、過去最高の徒歩・自転車登校だと感じました。調べると、なんと90%でした。昨年度車で送迎されていた生徒が、本年度自転車で登校しています。表情が全然違います。昨年度は元気のない表情でしたが、今は笑顔です。この違いは驚きです。「徒歩・自転車登校」は、1日の「心と体の元気力」の出発点だと実感しています。

 

部活動紹介、6つの部の思考凝らした紹介

4月14日、部活動紹介を行いました。吹奏楽部、女子テニス部、野球部、剣道部、女子バレー部、男子バレー部の6つの部活動による思考を凝らした紹介が行われました。1年生は、この紹介も参考にしながら、入部届を提出することになります。限られた時間の中で、生徒の自主性や心技体を育てていく部活動になり、失敗や成功、悔しさやうれしさを通して、成長してくれたらと願っています。

歓迎遠足、相良村総合体育館までの雨天の小遠足

4月14日、歓迎遠足を行いました。あいにくの雨でしたが、「できない理由を探すより、できることを考える」のポジティブ思考で相良村総合体育館までの雨天の小遠足になりました。遠足の途中で行う予定だった「相良クイズ」は相良村総合体育館で行い、お弁当を2階のギャラリーで食べ、生徒会が企画した2つのレクレーション「縦割り班対抗バースデイチェーン」「縦割り班対抗陣取り」で楽しみました。解散式で、教務主任から今回の楽しかった理由について、次の3つを話されました。①執行部の企画力・運営力、それに至るまでの準備力 ②全校生徒の聞く力・共に楽しむ力 ③メリハリ とっても素敵な雰囲気でした。学校の雰囲気は、生徒が作ります。特に3年生が作り、生徒会が作ります。支持的な雰囲気、前向きな雰囲気、自治的な雰囲気が目指す相良中学校の雰囲気です。

 

生徒会入会式、生徒会スローガン「自立✕前進」

4月14日、生徒会入会式を行いました。内容は次の5つでした。①生徒会三役、執行部、専門委員長の紹介 ②生徒会スローガン紹介「自立✕前進 ~一人一人が無限に輝く相良中へ~」 ③生徒会長による座礼指導 ④1年生の自己紹介 ⑤新しい先生方の自己紹介。ユーモアを交えながら、メリハリのある素敵な生徒会入会式でした。新生相良中学校へ大きく前進した1日となりました。

 

 

給食「めっちゃ美味しい」「グループ会食可能」「無償化」

4月12日から令和5年度の給食がスタートしました。八代から転入してきた先生が、「めっちゃ美味しかったです。」との感想を言いながら職員室に入ってきました。私は、「相良村の給食は美味しいって評判なのよ。」と自慢しました。4月13日、給食の様子を見て回りました。3年ぶりにグループでの会食が可能になりました。学年や状況等により前を向いたり、グループで食べたりと違いはありますが、少しずつ給食も元の姿に戻ってきています。本年度から相良村は給食費無償化になりました。さすが相良村です。ありがとうございます。「食は体を作る」と言われますが、美味しい給食をモリモリ食べて、心身の元気力アップにつなげてほしいと思っています。

入学式、VとWを意識した中学校生活

4月11日、新入生22名を迎え、入学式を行いました。これで令和5年度のメンバーが全員揃いました。新入生の凛とした返事と真剣な目線に中学校生活への意気込みを感じました。式辞では、「VとW」について話しました。Vはビジョンです。つまり「目標」です。Wはワーク。つまり「積極性」です。ビジョンとワークを意識して、3年間の中学校生活を送り、心身ともに大きく成長してほしいと願っています。職員22名がしっかり応援します。入学おめでとうございます。

昼休み45分日課決定、体と心の元気力向上へ

昨年度末(3/20、3/22、3/23)に、昼休み45分日課で過ごしてみてのアンケートを年度末(3/24)に実施しました。結果は、「昼休み45分がいい」と答えた生徒は94%でした。「どこで過ごしましたか?」は、外が51%、体育館が29%でした。「何をして遊びましたか?」は、テニスが1位、バレーが2位でした。このアンケート結果をもとに、4月の職員会議で検討し、令和5年度から昼休み45分に変更することにしました。「体を動かしながら遊ぶこと」は、「体の元気力」ばかりでなく、「心の元気力」の向上にもつながります。生徒会や専門委員会とも連携しながら、昼休みの外遊び(運動場や体育館)を推進していきたいと思っています。

 

 

1学期始業式での校長挨拶「時間対効果とは?」

4月10日、1学期の始業式でした。校長挨拶の中で、「時間対効果」について話しました。「限られた時間の中で、成果を出すために大切なことって何?」と質問し、全員に考えてもらいました。その後はペア発表と全体発表です。全体発表では20人ほどの手が上がりました。5名に発表してもらい、出てきた考えが、「行動力」「考動」「積極的な行動」「集中力」「前向きさ」等でした。さすがです。理由を言ってくれる生徒もいました。その後、私の考えである「メリハリ」も伝えました。学校生活の多くは、限られた時間です。「時間対効果」という意識をしっかり持ち、すべての生徒が、自分なりの有意義な中学校生活を送ってほしいと願っています。

令和5年度、10名の先生方をお迎えし、新生相良中学校スタート。

4月10日、令和5年度の相良中学校がスタートしました。就任式では、新生徒会長が、「相良中生は、元気にあふれていて、みんなで協力することができ、全員が学校行事に全力で取り組むことができます。これから先生方とたくさんの思い出ができることを楽しみにしています。」と歓迎の挨拶をしました。10名の先生方をお迎えし、2年生が最高学年の新3年生となり、1年生が中堅学年の新2年生となり、新1年生が入ってくる。このように環境が変わることに「ワクワク」しています。新生相良中学校をみんなで創っていきたいと強く思っています。保護者の皆様、地域の皆様、村行政の皆様、令和5年度も、ご支援ご協力、そして応援を宜しくお願いいたします。